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→名台詞
;「私の為……? 何の役にも立てなかった上に、<ruby><rb>戯言</rb><rt>たわごと</rt></ruby>を言うのはこの口か!?」<br/>「役に立たぬ魔操士よ、何処へなりと立ち去れ」
;「私の為……? 何の役にも立てなかった上に、<ruby><rb>戯言</rb><rt>たわごと</rt></ruby>を言うのはこの口か!?」<br/>「役に立たぬ魔操士よ、何処へなりと立ち去れ」
:上記の発言の後、ザガートの言葉を聞き入れず『自分の為でなくザガートの為に尽くした』と縋るように主張し続けるアルシオーネをつかみ上げ(片手でのネックハンギングツリー)、怒りを込めて突き放す。
:上記の発言の後、ザガートの言葉を聞き入れず『自分の為でなくザガートの為に尽くした』と縋るように主張し続けるアルシオーネをつかみ上げ(片手でのネックハンギングツリー)、怒りを込めて突き放す。
:アルシオーネからすると「愛するザガートの為に主君(エメロード姫)も師も裏切り、身も心も捧げ尽くしてきたのに…」という気持ちだろうが、逆にザガートからしたら「'''主君も師も裏切った(=忠誠心の低い)信頼の置けない女'''」と、アルシオーネ本人の考える自己評価と真逆になる。「愛する貴方様の為に裏切った」と言う主張も本人は真面目(本気)かもしれないが、使う側からみると「別に愛する者が出来たら、そちら側に'''また'''裏切る」と考えるのが普通であり、信用出来るものではない。故にザガートからしたら本来の立場や役割を裏切りと言う最悪の形で放棄したアルシオーネの「忠誠心」も「恋愛感情」も全く信用できないものであり、正に「自己正当化のための方便=戯言」以外の何物でもないのである。<br>果たすべき役割を放棄したという点ではザガートとて同じであるが、彼は愛する人を救うという強い信念と覚悟の上で事を起こし、それが許されざることも自覚し苦悩している。そんな彼からすれば、主体性も何もなく、ただ盲目的な恋愛感情に縋っているだけのアルシオーネの行動は許しがたく映ったのだろう。
:アルシオーネからすると「愛するザガートの為に主君(エメロード姫)も師も裏切り、身も心も捧げ尽くしてきたのに…」という気持ちだろうが、逆にザガートからしたら「'''主君も師も裏切った(=忠誠心の低い)信頼の置けない女'''」と、アルシオーネ本人の考える自己評価と真逆になる。「愛する貴方様の為に裏切った」と言う主張も本人は真面目(本気)かもしれないが、使う側からみると「別に愛する者が出来たら、そちら側に'''また'''裏切る」と考えるのが普通であり、信用出来るものではない。故にザガートからしたら本来の立場や役割を裏切りと言う最悪の形で放棄したアルシオーネの「忠誠心」も「恋愛感情」も全く信用できないものであり、正に「自己正当化のための方便=戯言」以外の何物でもないのである。<br>果たすべき役割を放棄したという点ではザガートとて同じであるが、彼は愛する人を救うという強い信念と覚悟の上で事を起こし、それが許されざることも自覚し苦悩している。そんな彼からすれば、主体性も何もなく、ただ盲目的な恋愛感情だけを寄る辺にしているアルシオーネの行動理念が許しがたく映ったのだろう。彼の立場からすれば「自分を出汁にして身勝手な恋愛感情に酔っている」と感じても仕方なしと言える。
:ちなみに脚本を手がけた大川七瀬氏によれば、第一稿ではト書きに「アルシオーネの口に指を入れる」と書かれていたが、没になったとのこと。
:ちなみに脚本を手がけた大川七瀬氏によれば、第一稿ではト書きに「アルシオーネの口に指を入れる」と書かれていたが、没になったとのこと。
;「エメロード……どうか……自由に……」
;「エメロード……どうか……自由に……」