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| ミフネの死を切っ掛けに、彼の遺言に従い愛馬のラリーと共に紐育を目指す。道中でアメリカ全土の命運を賭けた戦いに巻き込まれるも、旅で出会った仲間と故郷の友人達と共に戦いに勝利し、何とか紐育の地にたどり着く。そこで紐育華撃団と出会い、ジェミニ自身にも類まれない素質があったのだが、ある事情から隊員とは認められず下働きとして過ごす。 | | ミフネの死を切っ掛けに、彼の遺言に従い愛馬のラリーと共に紐育を目指す。道中でアメリカ全土の命運を賭けた戦いに巻き込まれるも、旅で出会った仲間と故郷の友人達と共に戦いに勝利し、何とか紐育の地にたどり着く。そこで紐育華撃団と出会い、ジェミニ自身にも類まれない素質があったのだが、ある事情から隊員とは認められず下働きとして過ごす。 |
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− | ミュージカルスターを夢見て努力するジェミニだったが、後に合流した[[大河新次郎]]がめきめきとその頭角を現すのに対し、彼女を取り巻く状況は依然として変わらぬまま。田舎のテキサスとは正反対の紐育の生活に馴染めなかった事もあり、徐々に自信を亡くしていったジェミニはやがてホームシックに陥り、更に双子の姉である「ジェミニン」の存在を知り完全に自分を見失ってしまう。だが、大河との対立やジェミニンとの対話を経て自分の全てを受け入れたジェミニは真の力に目覚め、仲間と共に紐育の危機を救う。紐育華撃団の一員として正式に認められ彼女は、同時にミュージカルスターとしての夢もついに叶えるのだった。 | + | ミュージカルスターを夢見て努力するジェミニだったが、後に合流した[[大河新次郎]]がめきめきとその頭角を現すのに対し、彼女を取り巻く状況は依然として変わらぬまま。田舎のテキサスとは正反対の紐育の生活に馴染めなかった事もあり、徐々に自信を亡くしていったジェミニはやがてホームシックに陥り、更に双子の姉である「ジェミニン」の存在を知り完全に自分を見失ってしまう。だが、大河やジェミニンとの対話を経て自分の全てを受け入れたジェミニは真の力に目覚め、仲間と共に紐育の危機を救う。紐育華撃団の一員として正式に認められ彼女は、同時にミュージカルスターとしての夢もついに叶えるのだった。 |
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| 師匠の影響から日本文化に憧れているが、その知識はどこか誤解をしている。また、何かにつけてダジャレを言ったりはたまた妄想にふけったりと砕けた印象を抱かせるが、根は至って真面目で疑うことを知らない純粋な心の持ち主。前述の通り、周囲の環境の違いやある事情から『V』本編とそれ以前を描いた『V-0』では性格が大きく異なる部分があり、前者では礼儀正しくどちらかというと控え目、後者ではかなり勝ち気な部分が目立っている。 | | 師匠の影響から日本文化に憧れているが、その知識はどこか誤解をしている。また、何かにつけてダジャレを言ったりはたまた妄想にふけったりと砕けた印象を抱かせるが、根は至って真面目で疑うことを知らない純粋な心の持ち主。前述の通り、周囲の環境の違いやある事情から『V』本編とそれ以前を描いた『V-0』では性格が大きく異なる部分があり、前者では礼儀正しくどちらかというと控え目、後者ではかなり勝ち気な部分が目立っている。 |
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| ;[[大河新次郎]] | | ;[[大河新次郎]] |
| :上司。互いに紐育華撃団で裏方として苦楽を共にした仲であり、名前だけで気さくに呼び合う。 | | :上司。互いに紐育華撃団で裏方として苦楽を共にした仲であり、名前だけで気さくに呼び合う。 |
− | ;サジータ・ワインバーグ | + | ;サジータ・ワインバーグ、リカリッタ・アリエス、ダイアナ・カプリス、九条昴 |
− | :同僚。 | + | :同僚。まだジェミニは紐育星組として認められていなかった時期に、彼女のお使いに同伴したりアパートにお見舞いに行ったりした。 |
− | ;リカリッタ・アリエス
| + | :ジェミニを含めた紐育星組は俗に「スターファイブ」と呼ばれており、特に『[[サクラ大戦#余談|歌謡ショウ]]』ではスターファイブの強い絆が描かれている。 |
− | :同僚。
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− | ;ダイアナ・カプリス
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− | :同僚。
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− | ;九条昴
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− | :同僚。 | |
| ;ジェミニン | | ;ジェミニン |
− | :双子の姉。ジェミニとは単なる姉妹を越えた、一蓮托生な関係となる。 | + | :双子の姉。ミフネの仇討ちに固執し、その目的を果たすために「仮面の剣士」として活動していた。ジェミニとは2人で1人。 |
| ;[[真宮寺さくら]] | | ;[[真宮寺さくら]] |
| :[[帝国華撃団]]・花組隊員。『PXZ2』ではエリカに代わりペアを組む。ジェミニと比較すれば常識人。ただし、せがた三四郎との掛け合いでは、さくらの方がボケでジェミニがツッコミに回る場合もある。 | | :[[帝国華撃団]]・花組隊員。『PXZ2』ではエリカに代わりペアを組む。ジェミニと比較すれば常識人。ただし、せがた三四郎との掛け合いでは、さくらの方がボケでジェミニがツッコミに回る場合もある。 |
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| :ハッピーとは、ミフネがアメリカに来て初めて覚えた言葉。生前の彼に「幸せがワシの仕事だ」と教えられていたジェミニは、自分の仕事はジェミニンと2人で「ハッピーになること」だと彼女を諭す。悲しい顔をしたミフネの姿しか知らなかったジェミニンは、この時初めて彼の笑顔を見て泣き崩れる。 | | :ハッピーとは、ミフネがアメリカに来て初めて覚えた言葉。生前の彼に「幸せがワシの仕事だ」と教えられていたジェミニは、自分の仕事はジェミニンと2人で「ハッピーになること」だと彼女を諭す。悲しい顔をしたミフネの姿しか知らなかったジェミニンは、この時初めて彼の笑顔を見て泣き崩れる。 |
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− | ;「大事だっ!!みんながいるから、ボクは紐育にいるんだ!」<br/>「みんなが好きだ。みんなのことが好きな自分が好きだ!」<br/>「みんなといれば。ボクは自分を好きになれる!」<br/>「お姉ちゃんのことも……紐育のことも……すべてひっくるめてボクなんだ!!」<br/>「……お前はみんなを傷つけた。絶対に許さない……ボクたちの前に立つなーっ!!」 | + | ;「大事だっ!!みんながいるから、ボクは紐育にいるんだ!」<br/>「みんなが好きだ。みんなのことが好きな自分が好きだ!」<br/>「みんなといれば、ボクは自分を好きになれる!」<br/>「お姉ちゃんのことも……紐育のことも……すべてひっくるめてボクなんだ!!」<br/>「……お前はみんなを傷つけた。絶対に許さない……ボクたちの前に立つなーっ!!」 |
| :『V』にて、蘭丸に「お前を裏切り、否定し、嫌った紐育がそんなに大事か?」と問われた際の返答。 | | :『V』にて、蘭丸に「お前を裏切り、否定し、嫌った紐育がそんなに大事か?」と問われた際の返答。 |
| + | |
| + | ;「……明日は明日の風が吹く!!みんな、ありがとう!」 |
| + | :『V』にて、ミュージカルスターとしてデビューを果たした初主演の舞台『ロデオとジュリエット』のクライマックスを飾った台詞。 |
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| ===外部出演=== | | ===外部出演=== |
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| : | | : |
| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *概要の通り、ジェミニは紐育華撃団・星組に一番最後に入隊した隊員であり、'''『V』のメインヒロインでありながら全8話中6話までバトルパートにおける出番が存在しない。'''アドベンチャーパートでは大河を含めた星組隊員との交流がしっかり描かれているものの、「さくらと異なり田舎から都会へやってきたヒロインがハッキリとした挫折を味わう」という点を含め、その大胆な構成はファンの間で当時かなり話題になった。 | + | *概要の通り、ジェミニは紐育華撃団・星組に一番最後に入隊した隊員であり、'''『V』のメインヒロインでありながら全8話中6話までバトルパートにおける出番が存在しない。'''アドベンチャーパートでは最初から最後までちゃんと出番があるものの、「さくらと異なり田舎から都会へやってきたヒロインがハッキリとした挫折を味わう」という点を含め、その大胆な構成はファンの間で当時かなり話題になった。 |
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