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| [[サイボーグ]]となった[[司馬宙]]が頭部に[[変形]]し、専用の支援戦闘機[[ビッグシューター]]から射出されたパーツと磁力で[[合体]]する(この合体は'''ビルドアップ'''と呼称する)。ビッグシューターとの連携を前提としており、同機から様々なパーツや武装の供給を受けることで、戦闘中でもあらゆる状況に対応できる柔軟性を持つ。 | | [[サイボーグ]]となった[[司馬宙]]が頭部に[[変形]]し、専用の支援戦闘機[[ビッグシューター]]から射出されたパーツと磁力で[[合体]]する(この合体は'''ビルドアップ'''と呼称する)。ビッグシューターとの連携を前提としており、同機から様々なパーツや武装の供給を受けることで、戦闘中でもあらゆる状況に対応できる柔軟性を持つ。 |
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− | なお、『[[鋼鉄神ジーグ]]』に登場した際は頭が宙である事を表現する為か、[[真・ゲッター1|真ゲッター]]よろしく瞳が付いている他に頭部にコブ状の盛り上がりがある。団龍彦の小説『スーパーロボット大戦』の後書きで石川賢が描いた'''真・ジーグ'''と似ている部分もあり(こちらもやはり瞳が付いている。なお、頭しか描かれていない)、元ネタだという意見もあるが、真偽は不明。
| + | 先述の通り身長10mと設定されているが、実際の作画では明らかに数十m以上はあるだろう巨体として([[ハニワ幻人]]共々)描かれる事も多かった。 |
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− | 先述の通り身長10mと設定されているが、実際の作画では明らかに数十m以上はあるだろう巨体として([[ハニワ幻人]]共々)描かれる事も多かった。
| + | 『[[鋼鉄神ジーグ]]』ではデザインが変更され、頭が宙である事を表現する為か、[[真・ゲッター1|真ゲッター]]よろしく瞳が付いている他、頭部にコブ状の盛り上がりがある。 |
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| + | 同作では本編の50年前、最終決戦で銅鐸の力を発揮し、発生した結界(ゾーン)の中に行方不明になっていた。この関係上、活躍するシーンは回想内と最終決戦のみとなっている。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
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| :「マグネットパワー・オン!」の掛け声と共に磁力を発して敵と自身を引き付け、ベアハッグ(鯖折り)の要領で両腕と磁力の引き合う力で敵を締め付け粉砕する。マグネットロープ(SRW未採用)で拘束してから使うバリエーションもある。 | | :「マグネットパワー・オン!」の掛け声と共に磁力を発して敵と自身を引き付け、ベアハッグ(鯖折り)の要領で両腕と磁力の引き合う力で敵を締め付け粉砕する。マグネットロープ(SRW未採用)で拘束してから使うバリエーションもある。 |
| :10mでありながらもはるかに巨体な宇宙怪獣や戦艦であろうとも絞め殺すのはSDサイズのスパロボならではである。Scramble CommanderシリーズやACEシリーズでは無理だろう。戦闘アニメ中に「'''この野郎っ!ジーグブリーカー!死ねぇっ!!'''」と叫ぶ事があり、強烈なインパクトを残す。 | | :10mでありながらもはるかに巨体な宇宙怪獣や戦艦であろうとも絞め殺すのはSDサイズのスパロボならではである。Scramble CommanderシリーズやACEシリーズでは無理だろう。戦闘アニメ中に「'''この野郎っ!ジーグブリーカー!死ねぇっ!!'''」と叫ぶ事があり、強烈なインパクトを残す。 |
− | :『[[第2次α]]』ではマッハドリル追加までの最強武器ではあるのだが、スピンストームに次いで燃費が悪く、[[ジーグ・パーンサロイド]]では本武装と同威力の無消費武器・ジーグランサーが加わるため、後半では使用機会が無くなってしまうだろう。『[[スーパーロボット大戦K|K]]』『[[スーパーロボット大戦L|L]]』ではダイナマイトキックから膝蹴り、拳の連打と繋いだ後使用し、トドメ演出で「次の相手はどいつだ」と文字が出る。ちなみにこの連携は、[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]の[[バイカンフー]]のゴッドハンドスマッシュと同じ組み合わせである。 | + | :『[[第2次α]]』ではマッハドリル追加までの最強武器ではあるのだが、スピンストームに次いで燃費が悪く、[[ジーグ・パーンサロイド]]では本武装と同威力の無消費武器・ジーグランサーが加わるため、後半では使用機会が無くなってしまうだろう。『[[スーパーロボット大戦K|K]]』『[[スーパーロボット大戦L|L]]』ではダイナマイトキックから膝蹴り、拳の連打と繋いだ後使用し、トドメ演出では後述のダブルスピンストームのラストカットの単体版が描かれる。ちなみにこの連携は、[[スーパーロボット大戦IMPACT|IMPACT]]の[[バイカンフー]]のゴッドハンドスマッシュと同じ組み合わせである。 |
| :『DD』では打撃属性のSSR必殺技として採用。メインアビリティは「磁流波エネルギー」で、攻撃力と照準値が増加する。サブアビリティは「攻撃力・照準値アップIII」。長所である攻撃力と照準値を伸ばすことが出来るが、射程1なのが欠点。防御面が弱いため、遠距離ユニットとして扱うのであれば相性は悪い。 | | :『DD』では打撃属性のSSR必殺技として採用。メインアビリティは「磁流波エネルギー」で、攻撃力と照準値が増加する。サブアビリティは「攻撃力・照準値アップIII」。長所である攻撃力と照準値を伸ばすことが出来るが、射程1なのが欠点。防御面が弱いため、遠距離ユニットとして扱うのであれば相性は悪い。 |
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| ;ジーグバズーカ | | ;ジーグバズーカ |
| :片腕を切り離し、ビッグシューターから射出されたバズーカを装着して射撃する。あまり知られていないが、バズーカを主役ロボットの武器としたのは鋼鉄ジーグが最初である。 | | :片腕を切り離し、ビッグシューターから射出されたバズーカを装着して射撃する。あまり知られていないが、バズーカを主役ロボットの武器としたのは鋼鉄ジーグが最初である。 |
− | :主に反撃で手数を出す時に使用する。鋼鉄神では使用シーンが無いためか、そちらで参戦した場合は未採用。 | + | :主に反撃で手数を出す時に使用する。『鋼鉄神』では使用シーンが無いためか、そちらで参戦した場合は未採用。 |
| ;マッハドリル | | ;マッハドリル |
| :二の腕から先<ref>『K』、『L』では肩まで外している。</ref>をビッグシューターから射出された2つのドリルに換装し、敵めがけて突進・貫通する。パーンサロイドモードでは使用できない。 | | :二の腕から先<ref>『K』、『L』では肩まで外している。</ref>をビッグシューターから射出された2つのドリルに換装し、敵めがけて突進・貫通する。パーンサロイドモードでは使用できない。 |
| :本機の最強武装であり、対ボス戦の切り札でもある。『第2次α』では数値上の攻撃力自体は上位[[ガンダムタイプ]]の必殺技にも匹敵するのだが、小[[サイズ]]によるマイナス修正が大きく対ボス要員には向かなかった。『第3次α』では小隊長能力による補正と[[魂]]の追加で火力が大きく向上し、更にバリア貫通能力も追加された。『K』と『L』では特殊合体攻撃扱いで相棒を必要とし、しかもジーグ単体で使える「ジーグ・パーンサロイド」に威力が劣る。ただしこちらは弾数制でENを消費しないと言う特徴がある。また、パートナーユニットシステムが採用されており雑魚にも援護防御で粘られる事が多いこの2作では「合体攻撃に対しては援護防御が発動しない」と言う仕様により合体攻撃である事がメリットになる事もあり、単純に攻撃力を見てパーンサロイドを使うよりも有効な場面は多い。 | | :本機の最強武装であり、対ボス戦の切り札でもある。『第2次α』では数値上の攻撃力自体は上位[[ガンダムタイプ]]の必殺技にも匹敵するのだが、小[[サイズ]]によるマイナス修正が大きく対ボス要員には向かなかった。『第3次α』では小隊長能力による補正と[[魂]]の追加で火力が大きく向上し、更にバリア貫通能力も追加された。『K』と『L』では特殊合体攻撃扱いで相棒を必要とし、しかもジーグ単体で使える「ジーグ・パーンサロイド」に威力が劣る。ただしこちらは弾数制でENを消費しないと言う特徴がある。また、パートナーユニットシステムが採用されており雑魚にも援護防御で粘られる事が多いこの2作では「合体攻撃に対しては援護防御が発動しない」と言う仕様により合体攻撃である事がメリットになる事もあり、単純に攻撃力を見てパーンサロイドを使うよりも有効な場面は多い。 |
− | :本武装で倒すと『[[第2次α]]』以外の作品ではトドメ演出が挿入される。『鋼鉄神ジーグ』版での参戦である『K』『L』のトドメ演出では宙と美和の[[カットイン]]が挿入され、若かったころの美和が見れる。 | + | :本武装で倒すと『[[第2次α]]』以外の作品ではトドメ演出が挿入される。『鋼鉄神』版での参戦である『K』『L』のトドメ演出では宙と美和の[[カットイン]]が挿入され、若かったころの美和が見れる。 |
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| ==== 換装攻撃 ==== | | ==== 換装攻撃 ==== |
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| === [[合体攻撃]] === | | === [[合体攻撃]] === |
| ;ダブルスピンストーム | | ;ダブルスピンストーム |
− | :[[鋼鉄ジーグ (新)|新ジーグ]]とのスピンストーム同時攻撃。『K』で採用されたが『L』ではオミット。 | + | :『鋼鉄神』第12話「最終決戦! 大銅鐸、立つ!」の終盤で披露した、[[鋼鉄ジーグ (新)|新ジーグ]]とのスピンストーム同時攻撃。新ジーグのみが発動できる特殊合体技「鋼鉄神ジーグ」とは異なり、こちらは新旧ジーグ両方が使うコトができる。 |
| + | :宇宙でのトドメ演出は同話のラストカットを再現し、地球を背に並ぶダブルジーグの姿が描かれる(地球の場合は背景が異なる)。ただ、このカットに最後の台詞が文字で追加されるのだが、『K』『L』共に原作から改変され「次'''の相手'''はどいつだ!!」となってしまっている。これはジーグブリーカーの単体演出においても同様。 |
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| === [[特殊能力]] === | | === [[特殊能力]] === |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
| *放送当時にリリースされた玩具は、関節部に実際の磁石を採用することにより高い可動性と分離合体を再現していたが、基本的に家屋の中で遊ぶ事が内々で推奨されていた。その理由は「砂(正確には砂鉄)とくっついてしまうから」である。迂闊に砂場に持ち込んだ子供達はエラい目に遭っていた。 | | *放送当時にリリースされた玩具は、関節部に実際の磁石を採用することにより高い可動性と分離合体を再現していたが、基本的に家屋の中で遊ぶ事が内々で推奨されていた。その理由は「砂(正確には砂鉄)とくっついてしまうから」である。迂闊に砂場に持ち込んだ子供達はエラい目に遭っていた。 |
| + | *『鋼鉄神』版のデザインは、団龍彦の小説『スーパーロボット大戦』の後書きで石川賢が描いた'''真・ジーグ'''と似ている部分もあり(こちらもやはり瞳が付いている。なお、頭しか描かれていない)、元ネタだという意見もあるが、真偽は不明。 |
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| == 商品情報 == | | == 商品情報 == |