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106 バイト追加 、 2013年5月28日 (火) 08:57
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『[[鉄のラインバレル]]』はアニメ版と原作漫画版でキャラクターやメカの設定が大なり小なり異なることで知られているが、「もはや別人」というほどに差異が顕著なキャラが二人いる。そのうちの一人がこの九条美海というキャラクターである(もう一人は[[中島宗美]])。原作漫画版では本格的な出番はアニメ版より後であったということもあり、共通しているのは、浩一に対して良くも悪くも強い恋心を抱いているという点くらいである。
 
『[[鉄のラインバレル]]』はアニメ版と原作漫画版でキャラクターやメカの設定が大なり小なり異なることで知られているが、「もはや別人」というほどに差異が顕著なキャラが二人いる。そのうちの一人がこの九条美海というキャラクターである(もう一人は[[中島宗美]])。原作漫画版では本格的な出番はアニメ版より後であったということもあり、共通しているのは、浩一に対して良くも悪くも強い恋心を抱いているという点くらいである。
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===アニメ版===
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[[ペインキラー]]のファクター。両親を車の事故で亡くし、美海自身もそれが原因でJUDAの医療施設にいたことがあり、それが縁でファクターとなった。
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所謂「世話好きな年上のお姉さん」で、初めて浩一がJUDAに来た際に出迎えたり案内したりと、何かと浩一を気にかけていた。その後の戦闘で浩一に助けてもらったことから彼に好意を抱くようになる。割と天然で、浩一の前で服を脱いでいた絵美を見て自分も服を脱ごうとしたり、浩一の良いところを特務室の面々に力説したりしている。<br/>
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隠し芸大会ではサンバ衣装でナイフ投げを披露した(ちなみに的は浩一だったりする)。
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ペインキラーの機体特性を考慮し積極的な近接戦闘は行わないが、支援役としての力量は十分に持ち合わせる。
      
PSPゲーム版ではアニメ版の人物像をベースに原作漫画版の設定を折衷した形となっている。
 
PSPゲーム版ではアニメ版の人物像をベースに原作漫画版の設定を折衷した形となっている。
    
===原作漫画版===
 
===原作漫画版===
こちらではアニメ版の浩一に近いキャラクターであり、ファクターとなったのも浩一より後。アイドルグループ「スマッシュドール」の一員だが、イジメにあって飛び降り自殺しようとした所を浩一と道明寺に説得されて思いとどまる。直後に突風でバランスを崩し、落下した所をラインバレルに助けられ、それ以来浩一に過剰なまでの依存心を抱いている。ペインキラーが彼女をファクターとしたのは、精神的に追い詰められている美海を「生命の危機にある」と意図的に曲解したためだと推測されている。
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アニメ版の浩一に近いキャラクターであり、ファクターとなったのも浩一より後。アイドルグループ「スマッシュドール」の一員だが、イジメにあって飛び降り自殺しようとした所を浩一と道明寺に説得されて思いとどまる。直後に突風でバランスを崩し、落下した所をラインバレルに助けられ、それ以来浩一に過剰なまでの依存心を抱いている。ペインキラーが彼女をファクターとしたのは、精神的に追い詰められている美海を「生命の危機にある」と意図的に曲解したためだと推測されている。
 
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JUDA所属後は浩一に対する依存心が病的な域に達しており、JUDAに対しての忠誠心も皆無と特務室のアキレス腱となりかねない存在である(早い話が'''ヤンデレ'''であり、アニメ版の彼女と比較して「'''汚いミウミウ'''」と揶揄する人も)。戦闘スタイルはアニメ版とは正反対で、苛烈にして残酷なものである。特に初戦闘時には自分の故郷の町が壊滅するほど暴れまわり、我に返った後も口元にうっすらと笑みを浮かべていた……。
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JUDA所属後は浩一に対する依存心が病的な域に達しており、JUDAに対しての忠誠心も皆無と特務室のアキレス腱となりかねない存在である(早い話が'''ヤンデレ'''であり、アニメ版の彼女と比較して「'''汚いミウミウ'''」と揶揄する人も)。戦闘スタイルはアニメ版とは正反対で、苛烈にして残酷なものである。特に初戦闘時には自分の故郷の町が壊滅するほど暴れまわり、我に返った後も口元にうっすらと笑みを浮かべていた……。<br/>
 
その後、ライブの最中に襲って来た加藤機関から人々を守るべくペインキラーを転送。そのため、現在では唯一、公に「マキナの操縦者」であることが知られている。
 
その後、ライブの最中に襲って来た加藤機関から人々を守るべくペインキラーを転送。そのため、現在では唯一、公に「マキナの操縦者」であることが知られている。
    
読者間からは「情緒不安定なキャラ」という認識がされているが(実際間違いではない)、実のところ言動の内容自体は然程おかしい訳でもなく、彼女自身が空気を読めていないのと、周囲の面々が人間的に立派すぎるという意味で浮いてしまっていると言えなくもない。
 
読者間からは「情緒不安定なキャラ」という認識がされているが(実際間違いではない)、実のところ言動の内容自体は然程おかしい訳でもなく、彼女自身が空気を読めていないのと、周囲の面々が人間的に立派すぎるという意味で浮いてしまっていると言えなくもない。
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===アニメ版===
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[[ペインキラー]]のファクター。両親を車の事故で亡くし、美海自身もそれが原因でJUDAの医療施設にいたことがあり、それが縁でファクターとなった。
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こちらでは所謂「世話好きな年上のお姉さん」で、初めて浩一がJUDAに来た際に出迎えたり案内したりと、何かと浩一を気にかけていた。その後の戦闘で浩一に助けてもらったことから彼に好意を抱くようになる。割と天然で、浩一の前で服を脱いでいた絵美を見て自分も服を脱ごうとしたり、浩一の良いところを特務室の面々に力説したりしている。<br/>
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隠し芸大会ではサンバ衣装でナイフ投げを披露した(ちなみに的は浩一だったりする)。
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ペインキラーの機体特性を考慮し積極的な近接戦闘は行わないが、支援役としての力量は十分に持ち合わせる。
    
==登場作品と役柄==
 
==登場作品と役柄==
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:ラインバレルのファクター。JUDAに来た当初から気にかけていたが、その後の戦闘で助けられてからは密かに好意を抱く。原作漫画版ではそれどころではないレベルなのだが……。
 
:ラインバレルのファクター。JUDAに来た当初から気にかけていたが、その後の戦闘で助けられてからは密かに好意を抱く。原作漫画版ではそれどころではないレベルなのだが……。
 
;[[城崎絵美]]
 
;[[城崎絵美]]
:もう一人のラインバレルのファクター。浩一を巡るライバルだが、彼女の事情を考慮してか彼女に対してはやや遠慮している部分がある。
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:もう一人のラインバレルのファクター。原作漫画版では彼女に嫉妬される場面がよく描かれ、UXでは美海に嫉妬するたびに'''ファクターアイで浩一を睨みつけ'''、彼を震え上がらせる。
:原作漫画版では彼女に嫉妬される場面がよく描かれる。UXでは美海に嫉妬するたびにファクターアイで浩一を睨みつけ、彼を震え上がらせる。
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:アニメ版では浩一を巡るライバルだが、彼女の事情を考慮してか彼女に対してはやや遠慮している部分がある。
 
;[[新山理沙子]]
 
;[[新山理沙子]]
 
:浩一を巡るライバルその2。絵美とは違い真っ向から張り合うことが多い。ただし浩一を抜きにすれば仲はそれほど悪くない。
 
:浩一を巡るライバルその2。絵美とは違い真っ向から張り合うことが多い。ただし浩一を抜きにすれば仲はそれほど悪くない。
 
;[[中島宗美]]
 
;[[中島宗美]]
:加藤機関二番隊隊長。初交戦以来執拗に狙われる。彼も美海同様、原作漫画版とアニメ版で設定が大幅に異なっている。原作漫画版では同僚。
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:[[JUDA]]の同僚。<br/>アニメ版では[[加藤機関]]二番隊隊長なので敵対者の立場であり、初交戦以来執拗に狙われる。<br/>彼も美海同様、原作漫画版とアニメ版で設定が大幅に異なっている。
 
;[[山下サトル]]
 
;[[山下サトル]]
:同僚。アニメ版では付き合いが古いせいか彼とコンビを組むことが多い。
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:同僚。<br/>アニメ版では原作と異なり付き合いが古いせいか彼とコンビを組むことが多い。
 
;[[道明寺誠]]
 
;[[道明寺誠]]
 
:『[[L]]』ではアイドルコンテストの際にナース服を貰い、それを着て参加。
 
:『[[L]]』ではアイドルコンテストの際にナース服を貰い、それを着て参加。
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==名台詞==
 
==名台詞==
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===原作漫画版===
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;「これがペインキラーの…私の本当の姿」
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:原作でわざと増加装甲を破損させ、本来の凶悪な姿を現したペインキラー。頭部の増加装甲を脱ぎ、演技じみた動きと口調で言い放った。ファクターになったばかりで攻撃的になっていたとはいえ、数々の苦境に傷ついた彼女の中には何か凶悪なものが眠っていたのだと思わざるを得ないような台詞である。
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;「うふふ……騙したなんて人聞きが悪いわ」<br/>「私を甘く見て、油断して引っかかった……」<br/>「これは演出なのよ」
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:蛇腹剣でアルマの首を絞め切った時のセリフ。随伴機、本来の姿と2度も加藤機関を欺いたことへの二番隊隊長・真田の毒づきへの反論。あまりに凄惨な戦いを「演出」と言い切る美海の姿に真田や浩一、さらには普段感情を表に出さないマサキでさえもただ戦慄するしかなかった。
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;「皆さんは……私が守ります!」
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:ライブの最中に襲撃してきた加藤機関に対処すべく、ペインキラーを転送した際の台詞。これがきっかけで、世間にファクターとして認知されることに。
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<!--UXの台詞を基にしてます。原作漫画版を知っている方は修正お願いします-->
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;「やっぱりおかしいよ。 こんなコト…」<br/>「みんな無理に明るく振る舞ったり、敵だった人と、普通に話したり…」<br/>イズナ「それは…皆さん前向きになろうと頑張っているんだと…」<br/>「私は…不自然なコトを前向きとは言えないよ…」
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:ヒトマキナとの決戦の前に[[加藤機関]]が[[JUDA]]と共闘するという事実に美海は割り切れず、不満と苛立ちをあらわにした後その場を立ち去った。
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:UX第46話のIMでもその台詞があるが、この時点では[[加藤機関]]に加え、過去への妄執を振り切った[[シンジロウ・サコミズ|ホウジョウの王]]や[[呂布トールギス|呂布]]・[[貂蝉キュベレイ|貂蝉]]も加入している。そもそも、彼女の言う「敵だった人」を挙げれば、[[ドクター・ウェスト|ウェスト]]や[[エルザ]]、[[日野道生|道生]]に[[カノン・メンフィス|カノン]]等と結構いたりする。
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===アニメ版===
 
===アニメ版===
 
;「浩一君がそういう御褒美がいいなら…」
 
;「浩一君がそういう御褒美がいいなら…」
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;「'''私の全て、浩一君にあげる…!!'''」
 
;「'''私の全て、浩一君にあげる…!!'''」
 
:ファイナルフェイズ時の台詞。自らの命を削ってまで、愛する浩一が正義の味方であることを望んだ。
 
:ファイナルフェイズ時の台詞。自らの命を削ってまで、愛する浩一が正義の味方であることを望んだ。
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===原作漫画版===
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;「これがペインキラーの…私の本当の姿」
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:原作でわざと増加装甲を破損させ、本来の凶悪な姿を現したペインキラー。頭部の増加装甲を脱ぎ、演技じみた動きと口調で言い放った。ファクターになったばかりで攻撃的になっていたとはいえ、数々の苦境に傷ついた彼女の中には何か凶悪なものが眠っていたのだと思わざるを得ないような台詞である。
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;「うふふ……騙したなんて人聞きが悪いわ」<br/>「私を甘く見て、油断して引っかかった……」<br/>「これは演出なのよ」
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:蛇腹剣でアルマの首を絞め切った時のセリフ。随伴機、本来の姿と2度も加藤機関を欺いたことへの二番隊隊長・真田の毒づきへの反論。あまりに凄惨な戦いを「演出」と言い切る美海の姿に真田や浩一、さらには普段感情を表に出さないマサキでさえもただ戦慄するしかなかった。
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;「皆さんは……私が守ります!」
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:ライブの最中に襲撃してきた加藤機関に対処すべく、ペインキラーを転送した際の台詞。これがきっかけで、世間にファクターとして認知されることに。
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<!--UXの台詞を基にしてます。原作漫画版を知っている方は修正お願いします-->
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;「やっぱりおかしいよ。 こんなコト…」<br/>「みんな無理に明るく振る舞ったり、敵だった人と、普通に話したり…」<br/>イズナ「それは…皆さん前向きになろうと頑張っているんだと…」<br/>「私は…不自然なコトを前向きとは言えないよ…」
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:ヒトマキナとの決戦の前に[[加藤機関]]が[[JUDA]]と共闘するという事実に美海は割り切れず、不満と苛立ちをあらわにした後その場を立ち去った。
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:UX第46話のIMでもその台詞があるが、この時点では[[加藤機関]]に加え、過去への妄執を振り切った[[シンジロウ・サコミズ|ホウジョウの王]]や[[呂布トールギス|呂布]]・[[貂蝉キュベレイ|貂蝉]]も加入している。そもそも、彼女の言う「敵だった人」を挙げれば、[[ドクター・ウェスト|ウェスト]]や[[エルザ]]、[[日野道生|道生]]に[[カノン・メンフィス|カノン]]等と結構いたりする。
      
==スパロボシリーズの名台詞==
 
==スパロボシリーズの名台詞==
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