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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | 元はコスモベースで、オペレーターとして所属していた少女。父親のロウ・ルーはコスモベースの司令兼コスモダイバーで正規パイロットで、コスモダイバー(親機)に搭乗していた。普段は大人しい性格であるのだが、幼い故に周りが見えない自己中心的な面も目立つ。
| + | 元はコスモベースで、オペレーターとして所属していた少女。父親のロウ・ルーはコスモベースの司令兼正規パイロットで、コスモダイバー(親機)に搭乗していたが、彼を失ったのが切っ掛けで、擬態獣に対する並外れた復讐心に取り付かれた生き方を選ぶ事になってしまう。 |
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− | コスモベースが[[擬態獣]]の襲撃を受けた際、コスモダイバー(子機)に搭乗していたのだが、自身を守ろうとしたロウによってコスモダイバー(子機)と共に地球へ送り込まれ、[[ダンナーベース]]に回収される。その後、機能停止したコスモベースの落下を防ぐ為に、[[猿渡ゴオ]]がコスモダイバーで宇宙に上がる事になった際、自分も一緒に連れて行くのを条件に協力し、共に宇宙へ上がる。しかし、そこで大破したコスモダイバー(親機)と父親の亡骸を目の当たりにしてしまい、更にはコスモベースを襲った擬態獣も生きていたが、ゴオの手を借りる形でコスモダイバーで父を殺した擬態獣にトドメを刺す。しかし、父の仇を討っても一向に気持ちが晴れなかった為、結果的にこの経験はルウの心に並外れた復讐心を植えつける事になってしまった。
| + | === 人物 === |
| + | 普段は大人しい性格であるのだが、12歳という若さで宇宙ステーションであるコスモベースでオペレーターを任され、更には子機とは言え[[コスモダイバー]]を操縦出来る等、秘めた才能の持ち主である。 |
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− | コスモベースでの死闘後は、猿渡家に預けられる事になり、ダンナーベースで仕事を手伝う等の日々を送りつつ、度々ルウはゴオ達にロボットの操縦方法を教えるようせがむ様になるのだが、まだ幼い上に「復讐」という私怨からパイロットになろうとしていた胸中を見抜かれていた為に、ゴオは勿論、[[葵杏奈|杏奈]]や[[藤村静流|静流]]といった他のパイロット達からも、教えてもらうのを拒否されていた。そんな中、偶然にもメナージュ・ゼロとして指名手配されている[[剣]]と出会い、半ば強引にロボットの操縦方法を教わったのを機に、急激にその才能を開花させていく事になり、父を殺した擬態獣の同型が現れた際には、その怒りからコスモダイバーを無断使用する形で戦いを挑み善戦するのだが、内に秘めた復讐心を更に悪化させる事になってしまい、剣の搭乗する[[ブレイドガイナー]]が[[ゴーダンナーツインドライブモード|ゴーダンナーTDM]]を易々と倒してしまう姿に完全に魅入ってしまったルウは、遂にダンナーベースから脱走する形で、杏奈達の事を顧みないまま剣についていってしまうのだった。
| + | しかし、精神的に幼い故に周りが見えない自己中心的な面も目立っており、[[猿渡ゴオ]]の力を借りて父を殺した擬態獣を討って以降は擬態獣を殺す事自体に生き甲斐を見出してしまう様になる。以降は度々ゴオ達にロボットの操縦方法を教えるようせがむのだが、あからさまに「復讐」という私怨からパイロットになろうとしていた胸中を見抜かれていた為、ゴオは勿論、[[葵杏奈]]や[[藤村静流]]といった他のパイロット達からも、教えてもらうのを拒否されていた。 |
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− | 2ndでは、剣と同行しながら、彼の妻・ローザの仇である擬態獣を探し回っていたのだが、完全に復讐心に取り付かれていたルウは、剣以外の人間の事は全く省みなくなり、かつて一緒に生活していた杏奈達にさえ平然とコスモダイバーで攻撃する事も辞さなかった。その後、剣が捜し求めていた擬態獣を倒し、その中に取り込まれていたローザの機体・[[セレブレイダー]]を取り戻してからは、コスモダイバーを棄ててそれに搭乗する。しかし、復讐心に従うまま戦い続けた剣は、インサニアウイルスに侵された上に末期症状の[[ラビッドシンドローム]]を発症させてしまう事になり、それでもついていこうとしていたが、最終的に彼は超擬態獣に特攻して死亡。その仇を討つ為にゴオに協力を申し出、ゴーダンナーTDMとセレブレイダーの力を合わせたTDM(トリプル・ドライブ・モード)で超擬態獣を倒した。
| + | そして、擬態獣と戦う事の出来ない鬱屈が溜まる中で、[[ブレイドガイナー]]を駆り復讐鬼として生きる[[剣]]との出会ったのを機に、周りを顧みずに復讐心に取り付かれる感情はより悪化の兆しを見せる様になってしまう様になり、剣について行った2ndシーズンでは、かつて共に過ごした杏奈にさえも平然と銃を向ける様になってしまった。 |
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− | 超擬態獣の撃破後は、これまでの責任からか、杏奈達の元へは戻らなかったようで、再び一人旅に出る。数年後にも、戦う者の末路を見出すべくひとり擬態獣と戦っていた。
| + | === 劇中の様相 === |
| + | コスモベースが[[擬態獣]]の襲撃を受けた際、コスモダイバー(子機)に搭乗していたのだが、自身を守ろうとしたロウによってコスモダイバー(子機)と共に地球へ送り込まれ、[[ダンナーベース]]に回収される。その後、機能停止したコスモベースの落下を防ぐ為に、ゴオがコスモダイバーで宇宙に上がる事になった際、自分も一緒に連れて行くのを条件に協力し、共に宇宙へ上がる。しかし、そこで大破したコスモダイバー(親機)と父親の亡骸を目の当たりにしてしまい、更にはコスモベースを襲った擬態獣も生きていたが、ゴオの手を借りる形でコスモダイバーで父を殺した擬態獣にトドメを刺す。しかし、父の仇を討っても一向に気持ちが晴れなかった為、結果的にこの経験はルウの心に並外れた復讐心を植えつける事になってしまった。 |
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| + | コスモベースでの死闘後は、猿渡家に預けられる事になり、ダンナーベースで仕事を手伝う等の日々を送っていたが、復讐の為にロボットの操縦方法を教えて欲しいとせがむ様になり、度々拒否されていた。そんな中、偶然にもメナージュ・ゼロとして指名手配されている[[剣]]と出会い、半ば強引にロボットの操縦方法を教わったのを機に、急激にその才能を開花させていく事になり、父を殺した擬態獣の同型が現れた際には、その怒りからコスモダイバーを無断使用する形で戦いを挑み善戦するのだが、内に秘めた復讐心を更に悪化させてしまい、剣の搭乗する[[ブレイドガイナー]]が[[ゴーダンナーツインドライブモード|ゴーダンナーTDM]]を易々と倒してしまう姿に完全に魅入ってしまったルウは、遂にダンナーベースから脱走する形で、杏奈達の事を顧みないまま剣についていってしまうのだった。 |
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| + | 2ndシーズンでは、剣と同行しながら、彼の妻・ローザの仇である擬態獣を探し回っていたのだが、完全に復讐心に取り付かれていたルウは、剣以外の人間の事は全く省みなくなってしまっている。その後、剣が捜し求めていた擬態獣を倒し、その中に取り込まれていたローザの機体・[[セレブレイダー]]を取り戻してからは、コスモダイバーを棄ててそれに搭乗する事になる。 |
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| + | しかし、復讐心に従うまま戦い続けた剣は、インサニアウイルスに侵された上に末期症状の[[ラビッドシンドローム]]を発症させてしまう事になり、それでもついていこうとしていたが、最終的に彼は超擬態獣に特攻して死亡。その仇を討つ為にゴオに協力を申し出、ゴーダンナーTDMとセレブレイダーの力を合わせたTDM(トリプル・ドライブ・モード)で超擬態獣を倒した。 |
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| + | 超擬態獣の撃破後は、これまでの責任からか、杏奈達の元へは戻らなず、再び一人旅に出る。数年後にも、戦う者の末路を見出すべくひとり擬態獣と戦っていた。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}} | | ;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}} |
| :初登場作品。担当声優の清水氏は『[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS|OGS]]』の[[ラミア・ラヴレス]]役を経て、初の版権キャラクターとしての参加となる。 | | :初登場作品。担当声優の清水氏は『[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS|OGS]]』の[[ラミア・ラヴレス]]役を経て、初の版権キャラクターとしての参加となる。 |
− | :ほぼ原作通りの展開になっている。同年代のパイロットがいる為か、ゴオにはロボットの操縦を反対されつつも、他のパイロット達からは肯定的に見られていた。 | + | :ほぼ原作通りの展開になっている。同年代のパイロットがいる為か、ゴオにはロボットの操縦を反対されつつも、他のパイロット達からは肯定的に見られていた。ただし、肯定するパイロット達の殆どは、ルウが擬態獣を殺す為だけにパイロットになる事を望んでいる彼女の危うい心境を真剣に理解していなかった部分もある。 |
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| == パイロットステータス == | | == パイロットステータス == |