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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *企画段階での最初のタイトル案は『フリーダムファイター』だったが、その後『ガンボーイ』とする案も浮上した為、最終的に両方のタイトルを合わせて『ガンダム』になった経緯がある。富野監督は'''「『ン』が入った四文字のタイトルはヒットするジンクスがある」'''と語っている。 | + | *本番組の企画案は'''「宇宙時代の『十五少年漂流記』」'''というもので、企画段階での最初のタイトル案は『フリーダムファイター』だったが、その後『ガンボーイ』とする案も浮上した為、最終的に両方のタイトルを合わせて『ガンダム』に決定した経緯がある。 |
− | **番組内容も、「少年少女達が、宇宙船を漂流している所に'''[[宇宙人]]の侵略'''と戦う」と、本編とは全く異なる物語で進められていた。なお、後年に「[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|地球外生命体と戦うガンダム作品]]」が制作されている。 | + | **番組内容も、「宇宙船[[ホワイトベース #余談|フリーダム・フォートレス]]に搭乗して漂流する少年少女達が、'''[[宇宙人]]の侵略'''と戦う」と、[[伝説巨神イデオン|本編とは全く異なる物語]]で企画が進められていた。なお、後年に「[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|地球外生命体と戦うガンダム作品]]」が制作されている。 |
− | **氏は同時に'''「名前に濁点がある方が力強い響きになり、売れる」'''とも語っており<ref>実際富野監督作品にはガンダムをはじめ『[[無敵超人ザンボット3|ザンボット3]]』『[[聖戦士ダンバイン|ダンバイン]]』『[[オーバーマン キングゲイナー|キングゲイナー]]』等ほぼ全てに濁点が含まれている。</ref>、最新作『[[ガンダム Gのレコンギスタ|Gのレコンギスタ]]』でも原語の「レコンキスタ(Reconquista)」から濁点を加えて「レコンギスタ」とした。 | + | **富野由悠季監督は'''「『ン』が入った四文字のタイトルはヒットするジンクスがある」「名前に濁点がある方が力強い響きになり、売れる」'''と語っており<ref>実際富野監督作品には『ガンダム』をはじめ『[[無敵超人ザンボット3|ザンボット3]]』『[[聖戦士ダンバイン|ダンバイン]]』『[[オーバーマン キングゲイナー|キングゲイナー]]』等ほぼ全てに濁点が含まれている。</ref>、最新作『[[ガンダム Gのレコンギスタ|Gのレコンギスタ]]』でも原語の「レコンキスタ(Reconquista)」から濁点を加えて「レコンギスタ」とした。 |
| *『機動戦士ガンダム』が'''放送当時は不人気で[[打ち切り]]を食らった作品'''というのは有名な逸話である。ある地域では視聴率0%という記録を叩きだしてしまった事も。しかし、当作品が打ち切られた最大の原因は、視聴率よりも子供向けの関連玩具の売れ行きが壊滅的だった事が大きい。 | | *『機動戦士ガンダム』が'''放送当時は不人気で[[打ち切り]]を食らった作品'''というのは有名な逸話である。ある地域では視聴率0%という記録を叩きだしてしまった事も。しかし、当作品が打ち切られた最大の原因は、視聴率よりも子供向けの関連玩具の売れ行きが壊滅的だった事が大きい。 |
| **その一方で子供向け玩具を買わないような青年アニメファン層をしっかりと掴んでいた作品であり、放映終了後もそんな彼らに向けて少し大人向けのホビー展開が続けられた。それがいわゆる'''[[ガンプラ]]'''である。 | | **その一方で子供向け玩具を買わないような青年アニメファン層をしっかりと掴んでいた作品であり、放映終了後もそんな彼らに向けて少し大人向けのホビー展開が続けられた。それがいわゆる'''[[ガンプラ]]'''である。 |
| ***このガンプラが小さい子供達も巻き込む大ブームとなった事で『機動戦士ガンダム』という作品も広い世代に再評価され、各地で再放送が繰り返された事で知名度を広げ、今日における高い人気を築きあげていく。 | | ***このガンプラが小さい子供達も巻き込む大ブームとなった事で『機動戦士ガンダム』という作品も広い世代に再評価され、各地で再放送が繰り返された事で知名度を広げ、今日における高い人気を築きあげていく。 |
− | **なお、『機動戦士ガンダム』が打ち切りにならなければ、[[ア・バオア・クー]]の後はアムロとシャアがタッグを組み、[[ギレン・ザビ|ギレン]]を追いつめるストーリーを展開するはずだったとされ、最終話のタイトルは'''「ジオン殲滅」'''とかなり不穏なものとなっている。 | + | **なお、『機動戦士ガンダム記録全集』に掲載された打ち切りにならなかった場合のプロット([[俗語・俗称|通称]]「トミノメモ」)によると、『機動戦士ガンダム』が打ち切りにならなければ、ア・バオア・クー戦後はアムロとシャアがタッグを組み、ギレンを追いつめるストーリーを展開するはずだったとされ、最終話のタイトルは'''「ジオン殲滅」'''とかなり不穏なものとなっている。 |
| **『機動戦士ガンダム』が創られ、打ち切られ、人気を得るまでの過程は当事者やネットでの情報を元にするしかなかったが、2014年になって『ガンダムを創った男たち』という大和田秀樹氏の書いた(フィクションを交えた)ドキュメンタリー[[漫画]]が発行された。 | | **『機動戦士ガンダム』が創られ、打ち切られ、人気を得るまでの過程は当事者やネットでの情報を元にするしかなかったが、2014年になって『ガンダムを創った男たち』という大和田秀樹氏の書いた(フィクションを交えた)ドキュメンタリー[[漫画]]が発行された。 |
− | *富野監督と並んでリアルロボットの巨匠と呼ばれた高橋良輔監督によれば、「『機動戦士ガンダム』が大ヒットした事によりサンライズではオリジナルのロボットものの企画が圧倒的に通りやすくなったものの、当時のサンライズにはオリジナルものを作れるのは富野氏くらいしかいない状況だった」と語っている。 | + | *富野由悠季監督と並んでリアルロボットの巨匠と呼ばれた高橋良輔監督によれば、「『機動戦士ガンダム』が大ヒットした事によりサンライズではオリジナルのロボットものの企画が圧倒的に通りやすくなったものの、当時のサンライズにはオリジナルものを作れるのは富野氏くらいしかいない状況だった」と語っている。 |
| *後番組である『[[無敵ロボ トライダーG7]]』第27話にて、『機動戦士ガンダム』がテレビ番組([[劇中劇]])として放送されている。 | | *後番組である『[[無敵ロボ トライダーG7]]』第27話にて、『機動戦士ガンダム』がテレビ番組([[劇中劇]])として放送されている。 |
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