差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
編集の要約なし
27行目: 27行目:  
物語の序盤、カサレリアにて[[モビルスーツ]][[シャッコー]]のテストを行っていたが、[[ウッソ・エヴィン]]に自らの機体を奪われるという手痛い失態を犯し、以後彼との因縁が深まってゆく。
 
物語の序盤、カサレリアにて[[モビルスーツ]][[シャッコー]]のテストを行っていたが、[[ウッソ・エヴィン]]に自らの機体を奪われるという手痛い失態を犯し、以後彼との因縁が深まってゆく。
   −
その後[[リガ・ミリティア]]のアジトに乗り込んで[[オイ・ニュング]]伯爵の拉致に成功、女王マリアの実子であるシャクティを本国に連れ帰るなどの功績を立て、[[モトラッド]]艦隊の司令官に就任するなどの出世コースを歩み始めた。
+
その後[[リガ・ミリティア]]のアジトに乗り込んで[[オイ・ニュング]]伯爵の拉致に成功、女王マリアの実子であるシャクティを本国に連れ帰るなどの功績を立て、[[モトラッド]]艦隊の司令に就任するなどの出世コースを歩み始めた。
    
本来は他人への気遣いができる優しい人間であり、また潔癖症とも言えるほどに真面目な人物であった。しかし、出世コースに進んでから野心が彼の性格を歪めてしまったようで、モトラッド艦の地ならしによる虐殺を容認しつつも人質作戦は認めないなど、司令官としての一貫性を欠く行動を取るようになる。また、'''「女王の弟」'''という扱いづらい肩書きのせいで周囲からは陰で疎んじられ、自身もその立場に不満を抱いている。
 
本来は他人への気遣いができる優しい人間であり、また潔癖症とも言えるほどに真面目な人物であった。しかし、出世コースに進んでから野心が彼の性格を歪めてしまったようで、モトラッド艦の地ならしによる虐殺を容認しつつも人質作戦は認めないなど、司令官としての一貫性を欠く行動を取るようになる。また、'''「女王の弟」'''という扱いづらい肩書きのせいで周囲からは陰で疎んじられ、自身もその立場に不満を抱いている。
   −
最終決戦の[[エンジェル・ハイロゥ]]戦においては[[リグ・コンティオ]]を駆りウッソと戦うも敗れ、姉の名を呼びながら最期を遂げる。その死に様はウッソの[[V2ガンダム]]に乗機リグ・コンティオを破壊された後、機体のコクピットから投げ出され、空中を浮遊するエンジェル・ハイロゥのユニットに頭部から激突して死亡するという悲惨なものだった。
+
最終決戦の[[エンジェル・ハイロゥ]]戦においては[[リグ・コンティオ]]を駆りウッソと戦うも敗れ、姉の名を呼びながら最期を遂げる。その死に様はウッソの[[V2ガンダム]]に乗機リグ・コンティオを破壊された後、機体のコクピットから投げ出され、空中を浮遊するエンジェル・ハイロゥのブロックに頭部から激突して死亡するという悲惨なものだった。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
98行目: 98行目:  
;[[シャクティ・カリン]]
 
;[[シャクティ・カリン]]
 
:姪。姉と共に心配している。
 
:姪。姉と共に心配している。
:クロノクルの彼女に対する思いやりや心配は本物だが、己の野心のための駒として見ている面もあることを見透かされ、歪んだ兄と思われてしまう。
+
:クロノクルの彼女に対する思いやりや心配は本物だが、己の野心のための駒として見ている面もあることを見透かされ、歪んだ叔父と思われてしまう。
 
;[[フランダース]]
 
;[[フランダース]]
 
:ウッソの愛犬。最初は吠えられていたが、手懐けてしまい、後に出会った時も声をかけていた。
 
:ウッソの愛犬。最初は吠えられていたが、手懐けてしまい、後に出会った時も声をかけていた。
134行目: 134行目:  
:第2話より。[[シャッコー]]のコックピットの中で、[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]と初対決(?)した際に。
 
:第2話より。[[シャッコー]]のコックピットの中で、[[ウッソ・エヴィン|ウッソ]]と初対決(?)した際に。
 
;「トイレはそこじゃないぞ」
 
;「トイレはそこじゃないぞ」
:第5話より。寝ぼけた[[スージィ・リレーン|スージィ]]が通路で用を足そうとして、気遣って付き合う。[[スパイ]]として入り込んだ先でこんなことをしているあたり、人柄は良い。
+
:第5話より。寝ぼけた[[スージィ・リレーン|スージィ]]が通路で用を足そうとして、気遣って付き合う。[[スパイ]]として入り込んだ先でこんなことをしているあたり、人が良い。
 
;「ここから……早く逃げなさい」
 
;「ここから……早く逃げなさい」
 
:基地が攻撃され、瓦礫から[[シャクティ・カリン|シャクティ]]とスージィを庇った際の台詞。子供相手でも丁寧に言うところが、やはりクロノクルの人間性を感じさせる。
 
:基地が攻撃され、瓦礫から[[シャクティ・カリン|シャクティ]]とスージィを庇った際の台詞。子供相手でも丁寧に言うところが、やはりクロノクルの人間性を感じさせる。
149行目: 149行目:  
;「胸糞の悪い……! もうあの男を先輩などと思わん!」
 
;「胸糞の悪い……! もうあの男を先輩などと思わん!」
 
;「お前のような少年に何がわかる! [[女王]]の弟にされてしまって、カガチなどとも戦わなければならなくなったこの私の苦しみが!」
 
;「お前のような少年に何がわかる! [[女王]]の弟にされてしまって、カガチなどとも戦わなければならなくなったこの私の苦しみが!」
:第51話より。「あなたの弱さが[[カテジナ・ルース|カテジナ]]さんを迷わせた」とウッソに指摘された時の反論。
+
:第51話より。「あなたの弱さが[[カテジナ・ルース|カテジナ]]さんを迷わせた」とウッソに責められた時の反論。
 
:カテジナをはじめとする周囲に翻弄され続け、生来の優しさゆえにそれらを捨てることもできずに追い詰められたクロノクルの心情が伺える。
 
:カテジナをはじめとする周囲に翻弄され続け、生来の優しさゆえにそれらを捨てることもできずに追い詰められたクロノクルの心情が伺える。
 
;「全てが分かった、ウッソ・エヴィン……キールームのシャクティと共に、我らを排除しようという魂胆! だから私にも見える!」
 
;「全てが分かった、ウッソ・エヴィン……キールームのシャクティと共に、我らを排除しようという魂胆! だから私にも見える!」
155行目: 155行目:  
;「姉さん、[[マリア・ピァ・アーモニア|マリア姉さん]]……。助けてよ……マリア姉さん……」
 
;「姉さん、[[マリア・ピァ・アーモニア|マリア姉さん]]……。助けてよ……マリア姉さん……」
 
:[[リグ・コンティオ]]が撃墜され、コクピットから投げ出された時の台詞。そして、[[エンジェル・ハイロゥ]]のブロックに叩きつけられてしまうのであった。
 
:[[リグ・コンティオ]]が撃墜され、コクピットから投げ出された時の台詞。そして、[[エンジェル・ハイロゥ]]のブロックに叩きつけられてしまうのであった。
:今際に助けを求めたのは愛したはずのカテジナではなく、実の姉であった。この事実は、クロノクルの死を感じ取ったカテジナの精神を更に不安定にさせていく。
+
:今際に助けを求めたのは愛しあったはずのカテジナではなく、実の姉であった。この事実は、クロノクルの死を感じ取ったカテジナの精神を更に不安定にさせていく。
 
:また、マリア当人は生前、「生者が死者に助けを求めてはならない」と口にしていたにも関わらず、その弟がこんな発言と共に死んでいったのは、皮肉としか言い様がない…。
 
:また、マリア当人は生前、「生者が死者に助けを求めてはならない」と口にしていたにも関わらず、その弟がこんな発言と共に死んでいったのは、皮肉としか言い様がない…。
   208行目: 208行目:  
:最終搭乗機。コンティオの後継機で、作中最強クラスのMS。
 
:最終搭乗機。コンティオの後継機で、作中最強クラスのMS。
 
;[[アドラステア]]
 
;[[アドラステア]]
:姉から与えられた最新鋭艦。[[俗語・俗称|通称]]「バイク戦艦」。
+
:モトラッド艦隊司令になったとき与えられた最新鋭艦。[[俗語・俗称|通称]]「バイク戦艦」。
 
;[[Vガンダム]]
 
;[[Vガンダム]]
 
:奪取した際に搭乗。
 
:奪取した際に搭乗。

案内メニュー