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− 誕生後まもなくプラジナー博士の独断を良しとしないDN社に追われる身となったが、通常武装の類は一切実装されていないにも拘わらずこの特異な能力により度重なる捕獲作戦をことごとく逃れた。<ref>第一次捕獲作戦の一幕を描いたCDドラマ「CyberNet Rhapsody」によると、変身中はバーチャロイド側の機能に制限がかかる仕組みになっているらしく、解除して元に戻るためのパスワードを実体化した際のショックで忘れてしまったため、一方的に追い詰められている。</ref>+
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→オリジナル・フェイ・イェン
特筆すべきは「エモーショナル・アタック」と呼ばれるハート形状のビームで、物理的破壊力自体は皆無な代わりにパイロットの精神に強烈な多幸感をもたらして行動不能に陥らせ、バーチャロイドの機能すらも停止寸前にまで追いやってしまう。くらったパイロット曰く'''「人間も、VRも…メロメロになっちまう!」。'''
特筆すべきは「エモーショナル・アタック」と呼ばれるハート形状のビームで、物理的破壊力自体は皆無な代わりにパイロットの精神に強烈な多幸感をもたらして行動不能に陥らせ、バーチャロイドの機能すらも停止寸前にまで追いやってしまう。くらったパイロット曰く'''「人間も、VRも…メロメロになっちまう!」。'''
誕生後まもなく最高機密に等しい彼女の存在を確保せんとするDN社に追われる身となったが、火器の類は一切実装されていないにも拘わらず、この特異な能力により度重なる捕獲作戦をことごとく逃れた。<ref>第一次捕獲作戦の一幕を描いたCDドラマ「CyberNet Rhapsody」によると、変身中はバーチャロイド側の機能に制限がかかる仕組みになっているらしく、解除して元に戻るためのパスワードを実体化した際のショックで忘れてしまったため、一方的に追い詰められている。</ref>
その自由奔放に過ぎる性格と行動はアンヘルIVと最高幹部会の怒りを招き、0プラントは危険分子として完全閉鎖、携わったスタッフは勤務にまつわる全ての記憶を完全に抹消されるという大粛清に繋がった。
その自由奔放に過ぎる性格と行動はアンヘルIVと最高幹部会の怒りを招き、0プラントは危険分子として完全閉鎖、携わったスタッフは勤務にまつわる全ての記憶を完全に抹消されるという大粛清に繋がった。
また、この「エモーショナル・アタック」はかねてより指摘され、しかしVRの実用化を急ぐがために黙殺されていた「[[シャドウ (バーチャロン)|シャドウ]]発生現象」への対策、および無力化を目的としてプラジナー博士が考案し、装備されたのではないか、という推察があり、実際ファイユーヴは普段は電脳虚数空間を彷徨いながら[[シャドウ (バーチャロン)|シャドウ]]の発生を監視する役割が与えられているため、「対シャドウ用の切り札」として開発されたのではないか、という説もある。
また、この「エモーショナル・アタック」はかねてより指摘され、しかしVRの実用化を急ぐがために黙殺されていた「[[シャドウ (バーチャロン)|シャドウ]]発生現象」への対策、および無力化を目的としてプラジナー博士が考案し、装備されたとされている。実際、ファイユーヴは普段は電脳虚数空間を彷徨いながら[[シャドウ (バーチャロン)|シャドウ]]の発生を監視する役割が与えられているため、「対シャドウ用の切り札」として開発されたと見られている。
[[スーパーロボット大戦シリーズ]]にユニットとして登場する[[フェイ・イェン・ザ・ナイト]]と[[フェイ・イェン with VH 「ビビッドハート」]]は、バーチャロンではプレイヤー機体=レプリカである。しかし、上述のようにファイユーヴは姿形を自由に変えられるということから、スパロボにキャラクターとして登場しているこの「フェイ・イェン」は実は「ファイユーヴ」なのではないかという疑惑が一部のファンの間でまことしやかにささやかれている。根拠としては、スパロボのフェイ・イェンの声優がバーチャロンのドラマCDでファイユーヴを演じた樋口智恵子氏であり、描かれている性格もその時のファイユーヴを彷彿とさせるものであること。さらに採用BGMも一貫して「The wind is blowing」である点(この曲には樋口氏が「ファイユーヴ」として歌ったボーカルアレンジ版が存在する)<ref>初出はドラマCD「電脳戦記バーチャロン Cybernet ehapsodyで、データベース上はフェイ・イェン名義。</ref>等である。また、『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]』で[[パレッス粒子]]の影響を受けなかったことから、少なくとも「普通の人間が[[フェイ・イェン・ザ・ナイト]]に乗っていた」わけではないことは確定していると言えるだろう。
[[スーパーロボット大戦シリーズ]]にユニットとして登場する[[フェイ・イェン・ザ・ナイト]]と[[フェイ・イェン with VH 「ビビッドハート」]]は、バーチャロンではプレイヤー機体=レプリカである。しかし、上述のようにファイユーヴは姿形を自由に変えられるということから、スパロボにキャラクターとして登場しているこの「フェイ・イェン」は実は「ファイユーヴ」なのではないかという疑惑が一部のファンの間でまことしやかにささやかれている。根拠としては、スパロボのフェイ・イェンの声優がバーチャロンのドラマCDでファイユーヴを演じた樋口智恵子氏であり、描かれている性格もその時のファイユーヴを彷彿とさせるものであること。さらに採用BGMも一貫して「The wind is blowing」である点<ref>この曲には樋口氏が「ファイユーヴ」として歌ったボーカルアレンジ版が存在する。初出はドラマCD「電脳戦記バーチャロン Cybernet ehapsodyで、データベース上はフェイ・イェン名義。</ref>等である。また、『[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]』で[[パレッス粒子]]の影響を受けなかったことから、少なくとも「普通の人間が[[フェイ・イェン・ザ・ナイト]]に乗っていた」わけではないことは確定していると言えるだろう。
また、『第3次スーパーロボット大戦α』と『[[スーパーロボット大戦K]]』ではフェイ・イェンのシナリオ上の扱いや言動が微妙に違うことや、『K』のユニットである[[フェイ・イェン with VH 「ビビッドハート」]]をファイユーヴ本人は気に入ってないという公式設定があることから、『第3次α』に出てるフェイ・イェンはオリジナルかも知れないが、『K』についてはレプリカモデル(プレイヤー機)と考えた方が自然だと考えるファンもいる。しかし『K』のVHは機体性能が明らかに商用型の粋を超えていたり(採算度外視のカスタムを受けた747J、ザ・ハッターに匹敵する性能の上ハイパー化するとこの2機すらぶっちぎる)、ファイユーヴ自身もなんだかんだ言って実空間に実体化、等身大姿になった際にVHのモチーフ基のアンナミラーズ風の服を着ていたこともあるのでのでやっぱり真相は闇の中である。…と思われていたが、2019年に公開された『電脳戦機バーチャロン masterpiece』公式サイト内の「InsideTheGate」にて、「星紀暦(『K』世界)にファイユーヴが救援に来た」と記されたため、少なくとも『K』の方の中身はファイユーヴだと確定した。<ref>[https://virtual-on.sega.jp/masterpiece/insideTheGate/chronicle.html#32 電脳戦機バーチャロン masterpiece 公式サイト / CYBER TROOPERS VIRTUAL-ON masterpiece 1995 - 2001 OFFICIAL SITE] 2020年6月20日閲覧。</ref>
また、『第3次スーパーロボット大戦α』と『[[スーパーロボット大戦K]]』ではフェイ・イェンのシナリオ上の扱いや言動が微妙に違うことや、『K』のユニットである[[フェイ・イェン with VH 「ビビッドハート」]]をファイユーヴ本人は気に入ってないという公式設定があることから、『第3次α』に出てるフェイ・イェンはオリジナルかも知れないが、『K』についてはレプリカモデル(プレイヤー機)と考えた方が自然だと考えるファンもいる。しかし『K』のVHは機体性能が明らかに商用型の粋を超えていたり(採算度外視のカスタムを受けた747J、ザ・ハッターに匹敵する性能の上ハイパー化するとこの2機すらぶっちぎる)、ファイユーヴ自身もなんだかんだ言って実空間に実体化、等身大姿になった際にVHのモチーフ基のアンナミラーズ風の服を着ていたこともあるのでのでやっぱり真相は闇の中である。…と思われていたが、2019年に公開された『電脳戦機バーチャロン masterpiece』公式サイト内の「InsideTheGate」にて、「星紀暦(『K』世界)にファイユーヴが救援に来た」と記されたため、少なくとも『K』の方の中身はファイユーヴだと確定した。<ref>[https://virtual-on.sega.jp/masterpiece/insideTheGate/chronicle.html#32 電脳戦機バーチャロン masterpiece 公式サイト / CYBER TROOPERS VIRTUAL-ON masterpiece 1995 - 2001 OFFICIAL SITE] 2020年6月20日閲覧。</ref>