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576 バイト追加 、 2020年11月12日 (木) 04:21
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**原作小説ではロニが[[バナージ・リンクス|バナージ]](と[[スベロア・ジンネマン|ジンネマン]])対して、[[地球連邦政府]]首都・[[ダカール]]を観光気味に案内しながら、そこに所在する'''「宇宙世紀憲章の碑文のレプリカ」'''を見に行くというシーンが存在するのだが、OVA版では(尺の都合で)ダカール観光ごとカットされている。
 
**原作小説ではロニが[[バナージ・リンクス|バナージ]](と[[スベロア・ジンネマン|ジンネマン]])対して、[[地球連邦政府]]首都・[[ダカール]]を観光気味に案内しながら、そこに所在する'''「宇宙世紀憲章の碑文のレプリカ」'''を見に行くというシーンが存在するのだが、OVA版では(尺の都合で)ダカール観光ごとカットされている。
 
***実は、カットされた一見何てことないシーンは、物語の核心に迫る重要な物体「[[ラプラスの箱]]」の中身に対する重大な[[伏線]]であり、バナージ達作品内の人間にとって「宇宙世紀憲章の碑文のレプリカ」とは何てことない誰でも内容を知っている代物であるが、当然ながら'''視聴者は知らない'''。従って、本来ならばこの場面で内容を見せておく必要があった。
 
***実は、カットされた一見何てことないシーンは、物語の核心に迫る重要な物体「[[ラプラスの箱]]」の中身に対する重大な[[伏線]]であり、バナージ達作品内の人間にとって「宇宙世紀憲章の碑文のレプリカ」とは何てことない誰でも内容を知っている代物であるが、当然ながら'''視聴者は知らない'''。従って、本来ならばこの場面で内容を見せておく必要があった。
***当たり前だが、上記のシーンがカットされたことの影響は大きかった。実際、OVA版第7巻で「ラプラスの箱」の中身が判明した際に、[[オードリー・バーン|オードリー]]がいきなり出てきた謎の碑文(実際は、OVA版第1巻にちらりと映っているが)に対して「私達の知っているものと違う」と驚愕されても、OVA版だけしか知らない視聴者にとっては「私達(視聴者)はそれ自体知らないよ」と話の内容に付いて行きにくかったという声もある。
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***当たり前だが、上記のシーンがカットされたことの影響は大きかった。実際、OVA版第7巻で「ラプラスの箱」の中身が判明した際に、[[オードリー・バーン|オードリー]]がいきなり出てきた謎の碑文(実際は、OVA版第1巻にちらりと映っているが、内容を読み上げられたりもしなければ、自力で確認できるほど長く画面に写ったりもしない)に対して「私達の知っているものと違う」と驚愕されても、OVA版だけしか知らない視聴者にとっては「私達(視聴者)はそれ自体知らないよ」と話の内容に付いて行きにくかったという声もある。
 
*スタッフの対談によると「(小説版の)父親の怨念と本心ではそれを拒否したいロニのキャラクターを統合した結果」がOVA版のロニだとのこと。シナリオで彼女の死亡は確定していたが、バナージにはこれ以上人殺しをさせたくない…という話し合いの結果、[[リディ・マーセナス|リディ]]が闇堕ちの前振りとして殺害役に選ばれることになった。
 
*スタッフの対談によると「(小説版の)父親の怨念と本心ではそれを拒否したいロニのキャラクターを統合した結果」がOVA版のロニだとのこと。シナリオで彼女の死亡は確定していたが、バナージにはこれ以上人殺しをさせたくない…という話し合いの結果、[[リディ・マーセナス|リディ]]が闇堕ちの前振りとして殺害役に選ばれることになった。
**監督の古橋はロニの生存を提案したそうだが、原作者の福井は「どんな理由があろうと彼女が虐殺行為を働いたのは事実だから、生存するのはおかしい」と反論される一幕もあったそうな
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**監督の古橋はロニの生存を提案したそうだが、原作者の福井は「どんな理由があろうと彼女が虐殺行為を働いたのは事実だから、生存するのはおかしい」と反論される一幕もあったそうな<ref>ちなみにガンダムシリーズでは富野監督が、やらかしまくった[[カテジナ・ルース|カテジナ]]をあえて生かすことで『死よりも重い罰』としたと「やらかしたから生かしておけない」という福井氏の発言とは対局に位置する発言をしていたりする。(殺さずにおいて救済するにはああいう扱いにするしかなかったとも言っている)</ref>
    
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