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− デザインは過去のマジンガー系列機が意匠に含まれており、耳部から二本ずつ伸びる角は1988年にアメリカで発表された『MAZINGER』から、エンペラーオレオールは『マジン・サーガ』版マジンガーZのマントから、口部のスリットは『[[マジンカイザーSKL (OVA)|マジンカイザーSKL]]』の[[マジンカイザーSKL]]のものがモデルになっている。モチーフとなった機体はいずれも非常に禍々しいものの、上手く噛み合って雄々しさを兼ね備えたデザインとなった。+
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=== 『[[スーパーロボット大戦V]]』における設定 ===
=== 『[[スーパーロボット大戦V]]』における設定 ===
[[グレートマジンガー]]をベースに、[[早乙女研究所]]から提供された[[ゲッター線]]テクノロジーを始めとする技術の粋を注ぎ込んで開発された。元々『V』におけるグレートはマジンガーZがZEROに変貌するのを食い止める抑止力としての役目を与えられており、マジンエンペラーGはそれが果たせなかった場合に備えて作られた機体である<ref>グレートマジンカイザーではない理由は、ZEROの持つ因果律兵器対策のため。『V』のZEROはスパロボ登場キャラの基本である「IFの存在」ではなく'''原作に出てきたZERO本人'''であるため、ZEROにとって既知の存在であるグレートカイザーは、因果律兵器の性質上全く歯が立たないことになる。</ref>。
[[グレートマジンガー]]をベースに、[[早乙女研究所]]から提供された[[ゲッター線]]テクノロジーを始めとする技術の粋を注ぎ込んで開発された。元々『V』におけるグレートは[[マジンガーZ (真マジンガー)|マジンガーZ]]がZEROに変貌するのを食い止める抑止力としての役目を与えられており、マジンエンペラーGはそれが果たせなかった場合に備えて作られた機体である<ref>グレートマジンカイザーではない理由は、ZEROの持つ因果律兵器対策のため。『V』のZEROはスパロボ登場キャラの基本である「IFの存在」ではなく'''原作に出てきたZERO本人'''であるため、ZEROにとって既知の存在であるグレートカイザーは、因果律兵器の性質上全く歯が立たないことになる。</ref>。
機体自体はZEROの出現前に完成していたが、起動ができず抑止力としての役目を果たすことは叶わなかった。しかし同時に改修を行っていた[[真ドラゴン]]のゲッター線を照射することで起動に成功、グレートマジンガーを[[自爆]]させたことで乗機を失った鉄也に届けられる。
機体自体はZEROの出現前に完成していたが、起動ができず抑止力としての役目を果たすことは叶わなかった。しかし同時に改修を行っていた[[真ドラゴン]]のゲッター線を照射することで起動に成功、グレートマジンガーを[[自爆]]させたことで乗機を失った鉄也に届けられる。
[[スタッフ:寺田貴信|寺田]]P曰く、「マジンガー系のストーリーで何か新しいことをやりたい」という話を以前からしており、ダイナミック企画と相談。グレートマジンガーの後継機として新しいマジンガーを作り出す話を進めていく中で、マジンエンペラーGの具体的な企画が始動し、ダイナミック企画監修の元にデザインされた<ref>[https://www.famitsu.com/news/201612/28123949.html 『スーパーロボット大戦V』マジンエンペラーG電撃発表! 寺田貴信氏を始め、関係者に詳細を訊く!!] 2020年8月9日閲覧。</ref>。
[[スタッフ:寺田貴信|寺田]]P曰く、「マジンガー系のストーリーで何か新しいことをやりたい」という話を以前からしており、ダイナミック企画と相談。グレートマジンガーの後継機として新しいマジンガーを作り出す話を進めていく中で、マジンエンペラーGの具体的な企画が始動し、ダイナミック企画監修の元にデザインされた<ref>[https://www.famitsu.com/news/201612/28123949.html 『スーパーロボット大戦V』マジンエンペラーG電撃発表! 寺田貴信氏を始め、関係者に詳細を訊く!!] 2020年8月9日閲覧。</ref>。
デザインは過去のマジンガー系列機が意匠に含まれており、耳部から二本ずつ伸びる角は1988年にアメリカで発表された『MAZINGER』、エンペラーオレオールは『マジン・サーガ』版マジンガーZのマント、口部のスリットは『[[マジンカイザーSKL (OVA)|マジンカイザーSKL]]』の[[マジンカイザーSKL]]のものがモデルになっている。モデルとなった機体はいずれも非常に禍々しいものの、上手く噛み合って雄々しさを兼ね備えたデザインとなった。
『V』への参戦と同時に「スーパーロボット超合金」としての商品化も発表され、2017年3月17日に発売された。
『V』への参戦と同時に「スーパーロボット超合金」としての商品化も発表され、2017年3月17日に発売された。
;エンペラーソード
;エンペラーソード
:マジンエンペラーG最強の必殺大剣。柄の部分はマジンエンペラーGの頭部がモチーフになっている。マジンエンペラーGが胸の前で拳を重ね合わせて電撃を発すると頭上から飛んできて地面に突き刺さるが、本体に内蔵されているのかどこからか召喚しているのかは不明。恐らく別空間から呼び出していると思われる。
:マジンエンペラーG最強の必殺大剣。柄の部分はマジンエンペラーGの頭部がモチーフになっている。マジンエンペラーGが胸の前で拳を重ね合わせて電撃を発すると頭上から飛んできて地面に突き刺さるが、本体に内蔵されているのかどこからか召喚しているのかは不明。恐らく別空間から呼び出していると思われる。
:手に持った直後、エンペラーオレオールを翼に変え、'''[[真ゲッター1]]の如き変則機動で相手に肉薄'''。直後圧倒的質量による斬撃を繰り出し、斬り刻んだ後空中に斬り上げ、マジンエンペラーGのスピードを活かし相手をさらに斬り刻む。台詞で「'''魔刃一閃'''」と言ってる割には乱舞技じゃないか、というツッコミは野暮だ。
:手に持った直後、エンペラーオレオールを翼に変え、'''[[真ゲッター1]]の如き変則機動で相手に肉薄'''。直後圧倒的質量による斬撃を繰り出し、切り刻んだ後空中に切り上げ、マジンエンペラーGのスピードを活かし相手をさらに切り刻む。台詞で「'''魔刃一閃'''」と言ってる割には乱舞技じゃないか、というツッコミは野暮だ。
:最初の一太刀で敵断面からエンペラーのアップが覗くカットはOVA版[[マジンカイザー|ファイナルカイザーブレード]]の演出が元。
:最初の一太刀で敵断面からエンペラーのアップが覗くカットはOVA版[[マジンカイザー|ファイナルカイザーブレード]]の演出が元。
:『V』では消費ENが90と高かったが、『X』ではサイズ差補正無視、バリア貫通が外された代わりに60に下げられているため使いやすくなった。
:『V』では消費ENが90と高かったが、『X』ではサイズ差補正無視、バリア貫通が外された代わりに60に下げられているため使いやすくなった。
=== [[合体攻撃]] ===
=== [[合体攻撃]] ===
;魔神双皇撃
;魔神双皇撃
:『X』で追加されたカイザーとの合体攻撃。光子力ビームとサンダーボルトブレーカーの同時攻撃。命名はダイナミック企画<ref>Gzブレイン『スーパーロボット大戦X パーフェクトバイブル』478頁。</ref>。
:『X』で追加されたカイザーとの合体攻撃。光子力ビームとサンダーボルトブレーカーの同時攻撃。命名はダイナミック企画<ref name="v" />。
:演出は[[漫画]]『[[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍]]』の最終決戦でZEROに向けてマジンガーZとグレートが放ったダブルバーニングファイヤーの再現と思われる。通常は終盤での追加だが、シークレットシナリオを通過した場合、早期に追加される。
:演出は[[漫画]]『[[真マジンガーZERO vs 暗黒大将軍]]』の最終決戦でZEROに向けてマジンガーZとグレートが放ったダブルバーニングファイヤーの再現と思われる。通常は終盤での追加だが、シークレットシナリオを通過した場合、早期に追加される。
;ダイナミックコンビネーション
;ダイナミックコンビネーション