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シリーズに共通して、作品に「'''[[歌]]'''」「'''[[三角関係]]'''」「'''[[バルキリー|可変戦闘機]]'''」の三大要素が盛り込まれているのが大きな特徴。また[[ガンダムシリーズ]]などとは異なり、現在まで全ての作品が同じ[[世界観]](年号は[[西暦]])を舞台にしている。
 
シリーズに共通して、作品に「'''[[歌]]'''」「'''[[三角関係]]'''」「'''[[バルキリー|可変戦闘機]]'''」の三大要素が盛り込まれているのが大きな特徴。また[[ガンダムシリーズ]]などとは異なり、現在まで全ての作品が同じ[[世界観]](年号は[[西暦]])を舞台にしている。
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本シリーズの特筆点として、アニメのストーリーはアニメ中の出来事が作品世界内における現実の出来事として描かれているのではなく、「三国志演義」や「NHK大河ドラマ」等の様に「マクロス世界の後生の人間(クリエイター)が、実際にあった出来事を元に制作した歴史ドラマ」というメタ的な設定を用いている点が挙げられる。このため実際の歴史的事件を誇張して描いていたり、携わったクリエイターにより創作された架空の登場人物も存在したりするとされている。
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本シリーズの特筆点として、アニメ中の物語を作品世界内における現実の出来事として描いているのではなく、「三国志演義」や「NHK大河ドラマ」等の様に「マクロス世界の後世のクリエイターが、実際にあった出来事を元に制作した歴史ドラマ」というメタ的な設定を用いている点が挙げられる。このため実際の歴史的事件が誇張して描かれていたり、携わったクリエイターにより創作された架空の登場人物も存在したりするとされている。
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加えて「何処までが実在の人物で、何処までが実際の歴史であるかは不明」であり、TV版と映画版で細かい内容が違っていたり、シリーズの続編でそれまでの設定とは繋がらない要素が追加されたとしても、「それはマクロス世界のクリエイターたちによる脚色が混じっているから」という解釈を可能としている。
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加えて「何処までが実在の人物で、何処までが実際の歴史であるかは不明」であり、TV版と[[映画|映画版]]で細かい内容が違っていたり、シリーズの続編でそれまでの設定とは繋がらない要素が追加されたとしても、「それはマクロス世界のクリエイターたちによる脚色が混じっているため」という解釈を可能としている。
    
このようなスタイルが採られているのは、制作サイドがガンダムシリーズの様な公式・非公式の論争を避けたかったためとされる。この手法は同じく河森氏が関わり劇場公開された『[[天空のエスカフローネ]]』や『[[創聖のアクエリオン|アクエリオン]]』シリーズにも用いられている。
 
このようなスタイルが採られているのは、制作サイドがガンダムシリーズの様な公式・非公式の論争を避けたかったためとされる。この手法は同じく河森氏が関わり劇場公開された『[[天空のエスカフローネ]]』や『[[創聖のアクエリオン|アクエリオン]]』シリーズにも用いられている。
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:『マクロス7』の後日談。バロータ戦役後の主人公・[[熱気バサラ]]の放浪の旅を描く。
 
:『マクロス7』の後日談。バロータ戦役後の主人公・[[熱気バサラ]]の放浪の旅を描く。
 
;[[マクロスゼロ]]
 
;[[マクロスゼロ]]
:西暦2008年。『超時空要塞マクロス』前日談で、地球統合軍と反統合同盟軍との「統合戦争」終結から1年後に起きた「マヤン島事変」を描いている。
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:西暦2008年。『超時空要塞マクロス』前日譚で、地球統合軍と反統合同盟軍との「統合戦争」終結から1年後に起きた「マヤン島事変」を描いている。
    
=== ゲーム作品 ===
 
=== ゲーム作品 ===
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:『マクロス7』第38話以降に位置づけられる番外編。
 
:『マクロス7』第38話以降に位置づけられる番外編。
 
;マクロスFB7 オレノウタヲキケ!
 
;マクロスFB7 オレノウタヲキケ!
:『マクロス7』のバロータ戦役が収められた映像を『マクロスF』のキャラが鑑賞するという形で描かれる、『マクロス7』の総集編。
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:[[ガビル|謎の鳥]]が運んできた『マクロス7』のバロータ戦役が収められた映像を、『マクロスF』のキャラが鑑賞するという形で描かれる、『マクロス7』の総集編。
 
;劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!
 
;劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!
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:『激情のワルキューレ』のその後を描いた劇場作品。
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;劇場短編マクロスF 時の迷宮
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:『劇場版マクロスΔ 絶対LIVE!!!!!!』と同時上映の短編。『恋離飛翼〜サヨナラノツバサ〜』のその後の[[ランカ・リー|ランカ]]と[[シェリル・ノーム|シェリル]]を描く。
    
=== OVA作品 ===
 
=== OVA作品 ===
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;超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-
 
;超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-
 
:西暦2090年(もしくは91年)。地球統合軍と、ゼントラーディを歌によって操る異星人「マルドゥーク」の戦いを描いている。
 
:西暦2090年(もしくは91年)。地球統合軍と、ゼントラーディを歌によって操る異星人「マルドゥーク」の戦いを描いている。
:発表後長きに渡り他作品とは[[パラレルワールド]]として扱われていた<ref>スタジオぬえや河森氏が直接携わっていなかったのも一因。</ref>(マクロスシリーズの創作物設定でいえば「史実をもとにした歴史ドラマではなく完全なフィクション」)が、2009年以降は扱いに変化が生じている。
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:発表後長きに渡り正規時系列外の[[パラレルワールド]]的作品として扱われていた<ref>スタジオぬえや河森氏が直接携わっていなかったのも一因。</ref>(マクロスシリーズの創作物設定に当てはめるなら「史実をもとにした歴史ドラマではなく完全なフィクション」)が、2009年以降は扱いに変化が生じている。
    
=== 漫画作品 ===
 
=== 漫画作品 ===
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:『マクロスダイナマイト7』と同時間軸をミレーヌの視点で描いた漫画作品。
 
:『マクロスダイナマイト7』と同時間軸をミレーヌの視点で描いた漫画作品。
 
;超時空要塞マクロス THE FIRST
 
;超時空要塞マクロス THE FIRST
:『超時空要塞マクロス』のリブート作品。
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:『超時空要塞マクロス』のリブート作品。掲載誌移行などのトラブルにより未完状態となっている。
 
;マクロスΔ外伝 マクロスE
 
;マクロスΔ外伝 マクロスE
 
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;マクロス7thコード
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:『マクロス7』の7年後に起こったゼントラーディ犯罪に対抗すべく結成された新生サウンドフォースの活躍を描いた漫画作品。
    
=== 小説作品 ===
 
=== 小説作品 ===
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:地球統合政府および新地球統合政府の常備軍。異星人の脅威に対抗するために組織された。第一次星間大戦終戦後は「新統合軍」に改組・改称。
 
:地球統合政府および新地球統合政府の常備軍。異星人の脅威に対抗するために組織された。第一次星間大戦終戦後は「新統合軍」に改組・改称。
 
;[[バルキリー]]
 
;[[バルキリー]]
:[[VF-1 バルキリー]]をはじめとしたマクロスシリーズにおける可変戦闘機。「ファイター」「ガウォーク」「バトロイド」の三形態に[[変形]]できるのが特徴。
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:[[VF-1 バルキリー]]をはじめとしたマクロスシリーズにおける可変戦闘機。「ファイター」「ガウォーク」「バトロイド」の3形態に[[変形]]できるのが特徴。
 
;[[マクロス級]]
 
;[[マクロス級]]
 
:SDF-1 [[マクロス]]にはじまるマクロスシリーズにおける宇宙移民船としての機能を備えた大型宇宙戦艦。超長距離移民船団の中核を担う。
 
:SDF-1 [[マクロス]]にはじまるマクロスシリーズにおける宇宙移民船としての機能を備えた大型宇宙戦艦。超長距離移民船団の中核を担う。
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;[[娘々]]
 
;[[娘々]]
 
:マクロスシリーズにおける大手中華料理店。元々は[[南アタリア島]]の個人商店だったが、後年では銀河を代表する[[企業|一大チェーン店]]へと大きく発展している。
 
:マクロスシリーズにおける大手中華料理店。元々は[[南アタリア島]]の個人商店だったが、後年では銀河を代表する[[企業|一大チェーン店]]へと大きく発展している。
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== 関連項目 ==
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*[[漫画#マクロスシリーズ]]
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*[[小説#マクロスシリーズ]]
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*[[コンピュータゲーム#マクロスシリーズ]]
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*[[ドラマCD#マクロスシリーズ]]
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== 余談 ==
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*「マクロスシリーズ」の海外版権に関しては、2000年代よりシリーズの版権元であるビックウエストと『ロボテック』の版権元であるハーモニーゴールドUSAとの間で係争状態にあり、シリーズの海外展開の妨げとなっていた<ref>版権系スパロボシリーズの本格海外展開となった「VXT三部作」におけるマクロスシリーズ不参戦もこれが遠因とされる。</ref>が2021年4月に両社による「マクロスシリーズ」『ロボテック』両コンテンツの世界的権利における合意がなされ、ビックウエストが日本国外における「マクロスシリーズ」のキャラクタービジネスに際する独占利用が可能となった<ref>[https://mantan-web.jp/article/20210409dog00m200003000c.html マクロス&ロボテック:さらなる海外展開へ ビックウエスト、ハーモニーゴールド USAが歴史的合意] まんたんウェブ 2021年4月9日閲覧。</ref>。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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