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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[帝国華撃団]]の隠密行動部隊・月組の隊長。加山の家系は[[江戸時代|江戸幕府]]において将軍の身辺警護や情報収集を任されていた「お庭番」を務めており、加山も忍びの術に優れている。霊的素質はなく[[スパイ|諜報活動]]が主な任務だが、いざという時は愛刀・妖刀苦肉で魔と対峙する。
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[[帝国華撃団]]の隠密行動部隊・月組の隊長。
 
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[[大神一郎]]とは江田島の海軍士官学校からの付き合いであり、主席を争った仲。そして彼の無二の親友である。月組の隊長である事は当初秘密にしており、大神の部屋に屋根や窓から突然現れては、ことわざを引用して様々な助言を与えてきた。なお、正体を明かした後も大神の部屋に突然現れる行いは変わっていない。
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世界中の華撃団のバックアップも担当しており、大神が[[巴里華撃団]]・花組隊長として活躍していた頃にはスイス旅行と称して彼の元を訪れ、極秘に巴里華撃団の運営データの回収と帝都花組のメンバーを[[パリ|巴里]]に送る手はずを整えていた。
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大神と同じ様に正義に燃える熱血漢なのだが、任務の為に変人を装う事が多く、表向きの性格は飄々としており捕らえどころが無い。白いスーツに白いギター、真っ赤なYシャツに牛柄のネクタイと、およそ諜報機関の隊長に似つかわしくない珍妙な格好が彼のトレードマークである。
      
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[大神一郎]]
 
;[[大神一郎]]
:海軍時代からの友人。士官学校では共に主席を争った仲。時には親友として大神に厳しい指摘をする事も。部隊の性質上、任務の内容は大神にも秘密にしているものが多い。
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;[[真宮寺さくら]]
 
;[[真宮寺さくら]]
:加山と最初に面識を得た花組隊員。出先で偶然出会ってしまい、正体を明かす事も出来ず珍しく素で慌てふためいてしまった。
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;[[米田一基]]
 
;[[米田一基]]
:上司。劇場の支配人室で極秘の任務を受け、その報告を行っている。TV版では屋台の職人や靴磨きに変装して、劇場外でも米田に会っている。
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;[[藤枝かえで]]
 
;[[藤枝かえで]]
:上司。米田から任務を受けるのが基本的だが、副司令のかえでから直接任務を頼まれる場合もある。
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== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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== 名(迷)台詞 ==
 
== 名(迷)台詞 ==
;「海はいいなぁ……書き割りだけど」
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:『2』にて、初登場時の台詞。
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:全く脈絡のない場面でギターを奏でながら舞台の書き割りを背にしていきなり登場し、プレイヤーを唖然とさせた。
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:加山にとっては挨拶がわりみたいなもので、様々な変化パターンが存在する。
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:ちなみに、DSソフト『君あるがため』では隠しキャラとして仲間にでき、必殺技では「海はいいなぁー!」の一言でダンジョンの敵と床に落ちたアイテムを洗い流す。
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;「しあわせだなぁ……」
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:加山の口癖。『2』での初登場時はこの台詞と共に大神との久しぶりの再会を喜び、部外者立ち入り禁止であるはずの帝劇の舞台裏にいる理由と自身の正体をはぐらかしている。
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:やはりこの台詞も挨拶がわりみたいなもので、事ある毎に'''「俺は〇〇するのが一番しあわせなんだ……」'''と発言する為、その全てを真に受けていいのかは怪しい所。
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:加山にとって本当の一番のしあわせが何なのかは、『2』の第11話で彼の口から直接聞く事になる。
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;「それより、大神。まさに『好事魔多し』だな。」<br/>「女の子とチャラチャラしてるといつか痛い目に遭うぞ。」
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:同じく『2』での初登場時、大神に対する忠告。
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:初回にしてかなり手厳しい台詞だが、それも友人を思うが故。これ以降、'''「古人曰く……」'''の一言に続いて格言を引用し、様々な局面で大神に的確な助言をしてくれる。
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:「沈黙は金」という格言を「沈黙はフラン」と言い換えたり、彼なりのアレンジを加えて用いる場合もある。また、格言を引用しつつ「自分はそうは思わない」という使い方をした事も。
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;「ボンジュール!ミーの名前はユーイチ・加山。日本で貿易商をやってるザンス!」<br/>「大神とは学生時代からの古いつきあいザンス!どうぞ、よろしくザンス!」
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:『3』にて、巴里華撃団隊員との初対面において。任務上、自身の正体を隠す必要があった為に使った挨拶。
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:この頃には加山の立ち振る舞いに慣れてきた大神だが、これには流石に「そのしゃべり方はないだろう……」とドン引きせざるを得なかった。
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;「なんなんなんなんなんだ、あのエリカって子は?なんともつかみどころがないな。」
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:[[エリカ・フォンティーヌ]]と[[コクリコ]]に上記の挨拶をした後、話の掴みとして2人の容姿を褒めたにも関わらず、エリカに取り付く島もない対応をされた末、そそくさとその場を後にされた際の台詞。
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:加山のつかみどころがない性格はあくまで演技なのに対しエリカの場合は素がそれであり、エリカより幼いコクリコが大人な対応だった事もあって、本気でビックリしている。
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:なお、加山のこの台詞に大神は'''「……エリカくんは、ああいう子なんだよ。」'''と返している。
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== 余談 ==
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*加山の愛刀の妖刀苦肉についてだが、当初は名前が決められておらず、元々はさくらの霊剣・荒鷹(霊験あらたか)や米田の神刀滅却(心頭滅却)の例に倣い、羊頭狗肉の四字熟語から'''ファンが独自に考えたものだった。'''その後、『サクラ大戦V EPISODE 0』でこの設定が正式に採用され、妖刀苦肉が隠し武器の1つとして登場している。
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*白いギターを奏でる陽気な人物として描かれる加山。外伝ゲームではかくし芸として大神とデュエットを組んだ事もあるのだが、実は『[[サクラ大戦#余談|歌謡ショウ]]』及びライブへの出演は1度も無く、数百はある『サクラ』の歌曲でも彼の持ち歌はただの1つも存在しない。
      
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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