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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *企画段階での最初のタイトル案は「フリーダムファイター」。その後「ガンボーイ」とする案も浮上したため、最終的に両方のタイトルを合わせて「ガンダム」になった。富野監督は「ンのはいった四文字のタイトルはヒットするジンクスがある」と語っている。 | + | *企画段階での最初のタイトル案は『フリーダムファイター』だったが、その後『ガンボーイ』とする案も浮上した為、最終的に両方のタイトルを合わせて『ガンダム』になった経緯がある。富野監督は'''「『ン』が入った四文字のタイトルはヒットするジンクスがある」'''と語っている。 |
− | **番組内容も、「少年少女たちが、宇宙船を漂流している所に'''宇宙人の侵略'''と戦う」と、本編とは全く異なる物語で進められていた。 | + | **番組内容も、「少年少女達が、宇宙船を漂流している所に'''[[宇宙人]]の侵略'''と戦う」と、本編とは全く異なる物語で進められていた。なお、後年に「[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|地球外生命体と戦うガンダム作品]]」が制作されている。 |
− | *当作品が'''不人気で[[打ち切り]]を食らった作品'''というのは有名な逸話である。ある地域では視聴率0%という記録を叩きだしてしまったことも。しかし打ち切られた最大の原因は視聴率よりも子供向けの関連玩具の売れ行きが壊滅的だったことが大きい。その一方で子供向け玩具を買わないような青年アニメファン層をしっかりと掴んでいた作品で、放映終了後もそんな彼らに向けて少し大人向けのホビー展開が続けられた。それがいわゆる'''ガンプラ'''である。このガンプラが小さい子供たちも巻き込む大ブームとなったことでガンダムという作品も広い世代に再評価され、各地で再放送が繰り返されたことで知名度を広げていった。 | + | *『機動戦士ガンダム』が'''放送当時は不人気で[[打ち切り]]を食らった作品'''というのは有名な逸話である。ある地域では視聴率0%という記録を叩きだしてしまった事も。しかし、当作品が打ち切られた最大の原因は、視聴率よりも子供向けの関連玩具の売れ行きが壊滅的だった事が大きい。 |
− | **打ち切りにならなければ、[[ア・バオア・クー]]の後はアムロとシャアがタッグを組み、[[ギレン・ザビ|ギレン]]を追いつめるストーリーを展開するはずだったとされ、最終話のタイトルは『'''ジオン殲滅'''』とかなり不穏なものとなっている。 | + | **その一方で子供向け玩具を買わないような青年アニメファン層をしっかりと掴んでいた作品であり、放映終了後もそんな彼らに向けて少し大人向けのホビー展開が続けられた。それがいわゆる'''[[ガンプラ]]'''である。 |
− | **ガンダムが創られ、打ち切られ、人気を得るまでの過程は当事者やネットでの情報を元にするしかなかったが、2014年になって『ガンダムを創った男たち』という大和田秀樹氏の書いた、フィクションを交えたドキュメンタリー漫画が発行された。 | + | ***このガンプラが小さい子供達も巻き込む大ブームとなった事で『機動戦士ガンダム』という作品も広い世代に再評価され、各地で再放送が繰り返された事で知名度を広げ、今日における高い人気を築きあげていく。 |
− | *富野監督と並んでリアルロボットの巨匠と呼ばれた高橋良輔監督によれば、本作が大ヒットした事によりサンライズではオリジナルのロボットものの企画が圧倒的に通りやすくなったものの、当時のサンライズにはオリジナルものを作れるのは富野氏くらいしかいない状況だったと語っている。 | + | **なお、『機動戦士ガンダム』が打ち切りにならなければ、[[ア・バオア・クー]]の後はアムロとシャアがタッグを組み、[[ギレン・ザビ|ギレン]]を追いつめるストーリーを展開するはずだったとされ、最終話のタイトルは'''「ジオン殲滅」'''とかなり不穏なものとなっている。 |
− | *後番組である『[[無敵ロボ トライダーG7]]』第27話にて[[劇中劇]]のテレビ番組として放送されている。 | + | **『機動戦士ガンダム』が創られ、打ち切られ、人気を得るまでの過程は当事者やネットでの情報を元にするしかなかったが、2014年になって『ガンダムを創った男たち』という大和田秀樹氏の書いた(フィクションを交えた)ドキュメンタリー[[漫画]]が発行された。 |
| + | *富野監督と並んでリアルロボットの巨匠と呼ばれた高橋良輔監督によれば、「『機動戦士ガンダム』が大ヒットした事によりサンライズではオリジナルのロボットものの企画が圧倒的に通りやすくなったものの、当時のサンライズにはオリジナルものを作れるのは富野氏くらいしかいない状況だった」と語っている。 |
| + | *後番組である『[[無敵ロボ トライダーG7]]』第27話にて、『機動戦士ガンダム』がテレビ番組([[劇中劇]])として放送されている。 |
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