差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
40 バイト追加 、 2019年9月7日 (土) 13:23
編集の要約なし
1行目: 1行目: −
'''NINTENDO64'''は、1996年6月23日に任天堂が発売した家庭用ゲーム機。一般的な略称は「'''64(ロクヨン)'''」、「'''N64'''」など。本稿では「N64」で表記する。
+
'''NINTENDO64'''(ニンテンドウロクヨン)は、1996年6月23日に任天堂が発売した家庭用ゲーム機。一般的な略称は「'''64(ロクヨン)'''」、「'''N64'''」など。本稿では「N64」で表記する。
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
8行目: 8行目:  
CPUのアーキテクチャにおいて正真正銘の64ビットゲーム機で、3DのCGを本格的に扱う為の描画処理機を持たされていた為、発売当時としては最高峰の3D描画性能を持っていた。なお、内部では32ビットモードと64ビットモードが存在し、ソフトによってCPUの処理をどちらか選択する仕様となっている。
 
CPUのアーキテクチャにおいて正真正銘の64ビットゲーム機で、3DのCGを本格的に扱う為の描画処理機を持たされていた為、発売当時としては最高峰の3D描画性能を持っていた。なお、内部では32ビットモードと64ビットモードが存在し、ソフトによってCPUの処理をどちらか選択する仕様となっている。
   −
大きな特徴として、家庭用ゲーム機では初めてアナログ操作デバイスを標準実装した点がある(「3D(サンディ)スティック」として採用)。3Dスティックを中央に配置した特異な形状のコントローラも特徴で、公式に複数の持ち方が存在している。ファミリー層を意識している事で標準でコントローラが4基接続可能ため、マルチタップを利用した多人数プレイが不要となった。アナログスティックの標準実装とこれらの要素は次世代機の[[ニンテンドーゲームキューブ]]や[[Wii]]はもちろんのこと、[ドリームキャスト]]やXboxといった他社ハードに留まらず、コントローラがワイヤレス化した2019年現在のゲーム機であっても、「コントローラ接続数は最大4つ」というデファクトスタンダードを確立させた。
+
大きな特徴として、家庭用ゲーム機では初めてアナログ操作デバイスを標準実装した点がある(「3D(サンディ)スティック」として採用)。3Dスティックを中央に配置した特異な形状のコントローラも特徴で、公式に複数の持ち方が存在している。ファミリー層を意識している事で標準でコントローラが4基接続可能ため、マルチタップを利用した多人数プレイが不要となった。アナログスティックの標準実装とこれらの要素は次世代機の[[ニンテンドーゲームキューブ]]や[[Wii]]はもちろんのこと、[[ドリームキャスト]]やXboxといった他社ハードに留まらず、コントローラがワイヤレス化した2019年現在のゲーム機であっても、「コントローラ接続数は最大4つ」というデファクトスタンダードを確立させた。
    
一方でたび重なる発売延期による出遅れ、ソフト開発の難易度の高さ、SFC時代からの質の悪いソフト乱発を避けるために少数精鋭を謳う任天堂の姿勢といった面から、大手ソフトメーカーの多くがSFC時代のソフトの続編といった主力ソフトを他のハードで展開するようになり、結果国内での販売は振るわずソニーの[[プレイステーション]]やセガの[[セガサターン]]に比べて慢性的なソフト不足に悩まされ続け、任天堂は長年確保していた据え置きゲーム機のトップシェアをソニーに明け渡すこととなった。
 
一方でたび重なる発売延期による出遅れ、ソフト開発の難易度の高さ、SFC時代からの質の悪いソフト乱発を避けるために少数精鋭を謳う任天堂の姿勢といった面から、大手ソフトメーカーの多くがSFC時代のソフトの続編といった主力ソフトを他のハードで展開するようになり、結果国内での販売は振るわずソニーの[[プレイステーション]]やセガの[[セガサターン]]に比べて慢性的なソフト不足に悩まされ続け、任天堂は長年確保していた据え置きゲーム機のトップシェアをソニーに明け渡すこととなった。
16行目: 16行目:  
== 周辺機器 ==
 
== 周辺機器 ==
 
;64GBパック
 
;64GBパック
:コントローラーに接続することで、64のソフトと携帯機の[[ゲームボーイ]]のソフト間でデータのやり取りができるようになる。ソフトの組み合わせは決まっており、スパロボでは『[[スーパーロボット大戦64]]』と、GBソフトの『[[スーパーロボット大戦リンクバトラー]]』が連動対象。
+
:コントローラーに接続することで、N64のソフトと携帯機の[[ゲームボーイ]]のソフト間でデータのやり取りができるようになる。ソフトの組み合わせは決まっており、スパロボでは『[[スーパーロボット大戦64]]』と、GBソフトの『[[スーパーロボット大戦リンクバトラー]]』が連動対象。
    
== 次世代機 ==
 
== 次世代機 ==
 
;[[ニンテンドーゲームキューブ]]
 
;[[ニンテンドーゲームキューブ]]
:64での反省から、設計思想は大きく変更された。64との互換性はない。
+
:N64での反省から、設計思想は大きく変更された。N64との互換性はない。
    
== 商品情報 ==
 
== 商品情報 ==
10,902

回編集

案内メニュー