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『'''ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス'''』はバンプレストが発売した[[コンピュータゲーム]]。
 
『'''ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス'''』はバンプレストが発売した[[コンピュータゲーム]]。
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==概要==
 
==概要==
「[[スーパーロボット大戦シリーズ]]」とは姉妹作にあたる作品。[[ギリアム・イェーガー]]と[[ゲシュペンスト]]が初めて登場した作品である。形式はRPG。
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「[[スーパーロボット大戦シリーズ]]」とは姉妹作にあたる作品。本作で登場した[[ギリアム・イェーガー]]と[[ゲシュペンスト]]は後にスパロボにも登場している。形式はRPG。
    
「[[コンパチヒーローシリーズ]]」の系譜を受け継ぐ、所謂キャラクターものの作品であるが、その割に純粋なRPG作品としても高い完成度を誇る。また、OPで流れる主題歌や、作中において「'''実験室のフラスコ'''」と呼称される今日のスパロボに通ずる世界観も人気が高く、全体としてもかなり評判の良い作品である。
 
「[[コンパチヒーローシリーズ]]」の系譜を受け継ぐ、所謂キャラクターものの作品であるが、その割に純粋なRPG作品としても高い完成度を誇る。また、OPで流れる主題歌や、作中において「'''実験室のフラスコ'''」と呼称される今日のスパロボに通ずる世界観も人気が高く、全体としてもかなり評判の良い作品である。
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:原作ではウルトラマンレオと懇意な伝説のウルトラマン。今作ではその師であるセブン(ダン)がパワーアップに彼の元で修業したいと追い求めることになる。
 
:原作ではウルトラマンレオと懇意な伝説のウルトラマン。今作ではその師であるセブン(ダン)がパワーアップに彼の元で修業したいと追い求めることになる。
 
;[[クロ]]、[[シロ (魔装機神)|シロ]]
 
;[[クロ]]、[[シロ (魔装機神)|シロ]]
:共に本作が初出展作。
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:共に本作で初登場。
    
== 用語 ==
 
== 用語 ==
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:ギリアムの言葉。曰く、この世界に怪獣やらモビルスーツ、異星人が混在している世界はどう考えてもおかしいらしく、作為的なものさえ感じるという。意図は不明だが何者かが行った実験に自覚なしに巻き込まれてしまい、その結果が失敗ならばこの世界は消滅してしまうのではないのかという結論から彼は実験室のフラスコと喩えた。これはOG世界でも言及し、その証拠に異世界からの勢力が混在し始めている過程にある。
 
:ギリアムの言葉。曰く、この世界に怪獣やらモビルスーツ、異星人が混在している世界はどう考えてもおかしいらしく、作為的なものさえ感じるという。意図は不明だが何者かが行った実験に自覚なしに巻き込まれてしまい、その結果が失敗ならばこの世界は消滅してしまうのではないのかという結論から彼は実験室のフラスコと喩えた。これはOG世界でも言及し、その証拠に異世界からの勢力が混在し始めている過程にある。
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== 話題 ==
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== スパロボとの関連 ==
 
*本作の発売日からほぼ丁度10年後の2002年11月22日に『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]』が発売。同作においてギリアムが『[[スーパーロボット大戦F完結編]]』以来久方ぶりに登場し、約9年ぶりに初代[[ゲシュペンスト]]に搭乗した(10年ぶりではないのは『バトルドッジボールII』で登場したから)。
 
*本作の発売日からほぼ丁度10年後の2002年11月22日に『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]』が発売。同作においてギリアムが『[[スーパーロボット大戦F完結編]]』以来久方ぶりに登場し、約9年ぶりに初代[[ゲシュペンスト]]に搭乗した(10年ぶりではないのは『バトルドッジボールII』で登場したから)。
 
*『[[第4次スーパーロボット大戦]]』でギリアムの名を聞いたアムロが反応する。
 
*『[[第4次スーパーロボット大戦]]』でギリアムの名を聞いたアムロが反応する。
 
*『[[スーパーロボット大戦F]]』終盤でギリアムが登場した時、アムロが反応する(マサキはしない)。
 
*『[[スーパーロボット大戦F]]』終盤でギリアムが登場した時、アムロが反応する(マサキはしない)。
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*『スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION』ではギリアムとマサキが対面した際、ギリアムが酷く動揺する場面がある。本作ではギリアムとマサキが対面するのはマサキを最終パーティに加えた状態のラスボス戦でしかありえないため、本作での最終パーティは「アムロ・ダン・光太郎・マサキ」というのが正史になると思われる。
 
*『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]』は本作の後日談と言っても過言ではなく、「'''ギリアムの贖罪'''」が描かれ、本作のファンを狂喜させた。
 
*『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2]]』は本作の後日談と言っても過言ではなく、「'''ギリアムの贖罪'''」が描かれ、本作のファンを狂喜させた。
*『[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]』にて追加されたギリアムの専用BGM“英雄戦記”はこのゲームのタイトルBGMのアレンジである。寺田プロデューサーは本当はGBA版『OG2』で入れるつもりだったそうだが、容量の都合で断念したらしい。
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*『[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]』にて追加されたギリアムの専用BGM“英雄戦記”はこのゲームのタイトルBGMのアレンジである。本来はGBA版『OG2』で入る予定だったが、容量の都合で断念された<ref>[https://blog.spalog.jp/?p=4726 OGsの発売日が過ぎて…] 2019年5月11日閲覧。</ref>。
*[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]』ではギリアムとマサキが対面した際、ギリアムが酷く動揺する場面がある。本作ではギリアムとマサキが対面するのはマサキを最終パーティに加えた状態のラスボス戦でしかありえないため、本作での最終パーティは「アムロ・ダン・光太郎・マサキ」というのが正史になると思われる。
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*漫画『[[スーパーロボット大戦OGクロニクル]]』のある回に、ギリアムの部下の「'''壇'''」「'''光次郎'''」「'''怜次'''」というキャラが登場する。本作のパロディキャラであり、容姿も彼らに似ている。彼らは同作者の『[[スーパーロボット大戦OG Record of ATX]]』にも引き続き登場している。
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== 話題 ==
 
* 現在では考えられないほど、'''中の人の同一性'''に拘ったネタがあり、「仮面ライダーシリーズ」の立花藤兵衛と『ウルトラマン』のムラマツキャップが'''双子の兄弟'''だったり、「仮面ライダーシリーズ」の本郷猛及び城茂と瓜二つの刑事が出てきて南光太郎を困惑させたり、仮面ライダーV3/風見志郎が'''V3と風見志郎の名前だけを借りた快傑ズバット'''だったりする。ある意味、スパロボの[[声優ネタ]]の走りと言える。
 
* 現在では考えられないほど、'''中の人の同一性'''に拘ったネタがあり、「仮面ライダーシリーズ」の立花藤兵衛と『ウルトラマン』のムラマツキャップが'''双子の兄弟'''だったり、「仮面ライダーシリーズ」の本郷猛及び城茂と瓜二つの刑事が出てきて南光太郎を困惑させたり、仮面ライダーV3/風見志郎が'''V3と風見志郎の名前だけを借りた快傑ズバット'''だったりする。ある意味、スパロボの[[声優ネタ]]の走りと言える。
*寺田P曰く、後に発表された『[[スーパーヒーロー作戦]]』は、本作と『[[ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦]]』を現代(2000年当時)でもう一度やったら面白かろう、という発想で生まれた作品とのこと。因みに『ガイアセイバー』は本作に2年遅れて発売されたコンパチシリーズのSFCソフトで、同じくRPG。ただ、極めてシビアな難易度である等の点から本作ほど評判は良くない。
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*[[スタッフ:寺田貴信|寺田貴信]]P曰く、後に発表された『[[スーパーヒーロー作戦]]』は、本作と『[[ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦]]』を現代(2000年当時)でもう一度やったら面白かろう、という発想で生まれた作品とのこと。因みに『ガイアセイバー』は本作に2年遅れて発売されたコンパチシリーズのSFCソフトで、同じくRPG。ただ、極めてシビアな難易度である等の点から本作ほど評判は良くない。
 
*上記の通り、『スーパーヒーロー作戦』は本作のオマージュ的な面があるため、主人公[[イングラム・プリスケン]]([[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ・プリスケン]])は記憶喪失という設定や性格面でギリアムに酷似しており、ラスボスである[[ユーゼス・ゴッツォ]]は仮面を付けたという点でアポロンに酷似している。後の『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]』にてギリアムとイングラムが共演した際には意味深な会話を繰り広げている。アニメ版『[[DW]]』では会話は少ないが2人を対比する描写がなされた。
 
*上記の通り、『スーパーヒーロー作戦』は本作のオマージュ的な面があるため、主人公[[イングラム・プリスケン]]([[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ・プリスケン]])は記憶喪失という設定や性格面でギリアムに酷似しており、ラスボスである[[ユーゼス・ゴッツォ]]は仮面を付けたという点でアポロンに酷似している。後の『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]』にてギリアムとイングラムが共演した際には意味深な会話を繰り広げている。アニメ版『[[DW]]』では会話は少ないが2人を対比する描写がなされた。
*漫画『[[スーパーロボット大戦OGクロニクル]]』のある回に、ギリアムの部下の「'''壇'''」「'''光次郎'''」「'''怜次'''」というキャラが登場する。当然ながらこのゲームのパロディキャラであり、容姿も彼らに似ている。
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**彼らは同作者の『[[スーパーロボット大戦OG Record of ATX]]』にも引き続き登場している。
   
*2015年8月8日~9月27日まで上野の森美術館で開催された「メカニックデザイナー 大河原邦男展」において、ゲシュペンストが大河原氏デザインの代表ロボットの一つとして紹介されている関係上、'''『ヒーロー戦記』も[[ガンダムシリーズ]]や[[ボトムズシリーズ]]、『[[無敵鋼人ダイターン3|ダイターン3]]』、『[[無敵ロボ トライダーG7|トライダーG7]]』、『[[合身戦隊メカンダーロボ|メカンダーロボ]]』、『[[蒼き流星SPTレイズナー|レイズナー]]』、『[[勇者王ガオガイガー|ガオガイガー]]』と並ぶ大河原氏がメカデザインした代表作の一つとして取り上げられた'''。
 
*2015年8月8日~9月27日まで上野の森美術館で開催された「メカニックデザイナー 大河原邦男展」において、ゲシュペンストが大河原氏デザインの代表ロボットの一つとして紹介されている関係上、'''『ヒーロー戦記』も[[ガンダムシリーズ]]や[[ボトムズシリーズ]]、『[[無敵鋼人ダイターン3|ダイターン3]]』、『[[無敵ロボ トライダーG7|トライダーG7]]』、『[[合身戦隊メカンダーロボ|メカンダーロボ]]』、『[[蒼き流星SPTレイズナー|レイズナー]]』、『[[勇者王ガオガイガー|ガオガイガー]]』と並ぶ大河原氏がメカデザインした代表作の一つとして取り上げられた'''。
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=== 攻略本 ===
 
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== 脚注 ==
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<references />
    
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