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| | シナリオ = {{脚本|阪田雅彦}}<br />森田康楠 | | | シナリオ = {{脚本|阪田雅彦}}<br />森田康楠 |
| | キャラクターデザイン = | | | キャラクターデザイン = |
− | | メカニックデザイン = 大河原邦男 | + | | メカニックデザイン = [[スタッフ:大河原邦男|大河原邦男]] |
| | 音楽 = 田中伸一<br />山根昇 | | | 音楽 = 田中伸一<br />山根昇 |
| | 発売日 = [[発売日::1992年11月20日]] | | | 発売日 = [[発売日::1992年11月20日]] |
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| | 初クレジットSRW = | | | 初クレジットSRW = |
| }} | | }} |
− | | + | 『'''ヒーロー戦記 プロジェクトオリュンポス'''』はバンプレストが発売した[[コンピュータゲーム]]。 |
| ==概要== | | ==概要== |
− | 『[[スーパーロボット大戦シリーズ]]』とは姉妹作にあたる作品。[[ギリアム・イェーガー]]と[[ゲシュペンスト]]が初めて登場した作品である。形式はRPG。
| + | 「[[スーパーロボット大戦シリーズ]]」とは姉妹作にあたる作品。[[ギリアム・イェーガー]]と[[ゲシュペンスト]]が初めて登場した作品である。形式はRPG。 |
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− | [[コンパチヒーローシリーズ]]の系譜を受け継ぐ、所謂キャラクターものの作品であるが、その割に純粋なRPG作品としても高い完成度を誇る。また、OPで流れる主題歌や、作中において「'''実験室のフラスコ'''」と呼称される今日のスパロボに通ずる世界観も人気が高く、全体としてもかなり評判の良い作品である。 | + | 「[[コンパチヒーローシリーズ]]」の系譜を受け継ぐ、所謂キャラクターものの作品であるが、その割に純粋なRPG作品としても高い完成度を誇る。また、OPで流れる主題歌や、作中において「'''実験室のフラスコ'''」と呼称される今日のスパロボに通ずる世界観も人気が高く、全体としてもかなり評判の良い作品である。 |
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− | 2015年2月5日発売の3DSソフト『ロストヒーローズ2PREMIUM EDITION』に3DS移植版が収録された。現在の表現基準や版権事情に合わせて、一部の台詞やグラフィックが修正されている。
| + | 2015年2月5日発売の[[ニンテンドー3DS]]用ソフト『ロストヒーローズ2PREMIUM EDITION』に3DS移植版が収録された。現在の表現基準や版権事情に合わせて、一部の台詞やグラフィックが修正されている。 |
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| == 戦闘システムと難易度 == | | == 戦闘システムと難易度 == |
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| *[[バンプレストオリジナル]] | | *[[バンプレストオリジナル]] |
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− | コンパチシリーズの系譜を受け継ぐ作品であるため、『[[ガンダムシリーズ]]』、『ウルトラシリーズ』、『仮面ライダーシリーズ』の3シリーズから参戦(上記参戦作品は、敵メカ・怪獣・怪人がエンカウント敵として出現するだけの作品も含む)。
| + | コンパチシリーズの系譜を受け継ぐ作品であるため、「[[ガンダムシリーズ]]」、「ウルトラシリーズ」、「仮面ライダーシリーズ」の3シリーズから参戦(上記参戦作品は、敵メカ・怪獣・怪人がエンカウント敵として出現するだけの作品も含む)。 |
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− | 他に[[バンプレストオリジナル]]のキャラクターとして前述のギリアムが、及び[[魔装機神]]から[[マサキ・アンドー|マサキ]]と[[シュウ・シラカワ|シュウ]]がゲスト参戦。
| + | 他に「バンプレストオリジナル」のキャラクターとして前述のギリアムが、及び「魔装機神シリーズ」から[[マサキ・アンドー]]と[[シュウ・シラカワ]]がゲスト参戦。 |
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| == 世界観 == | | == 世界観 == |
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| *『[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]』にて追加されたギリアムの専用BGM“英雄戦記”はこのゲームのタイトルBGMのアレンジである。寺田プロデューサーは本当はGBA版『OG2』で入れるつもりだったそうだが、容量の都合で断念したらしい。 | | *『[[スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS]]』にて追加されたギリアムの専用BGM“英雄戦記”はこのゲームのタイトルBGMのアレンジである。寺田プロデューサーは本当はGBA版『OG2』で入れるつもりだったそうだが、容量の都合で断念したらしい。 |
| *『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]』ではギリアムとマサキが対面した際、ギリアムが酷く動揺する場面がある。本作ではギリアムとマサキが対面するのはマサキを最終パーティに加えた状態のラスボス戦でしかありえないため、本作での最終パーティは「アムロ・ダン・光太郎・マサキ」というのが正史になると思われる。 | | *『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]』ではギリアムとマサキが対面した際、ギリアムが酷く動揺する場面がある。本作ではギリアムとマサキが対面するのはマサキを最終パーティに加えた状態のラスボス戦でしかありえないため、本作での最終パーティは「アムロ・ダン・光太郎・マサキ」というのが正史になると思われる。 |
− | * 現在では考えられないほど、'''中の人の同一性'''に拘ったネタがあり、『仮面ライダーシリーズ』の立花藤兵衛と『ウルトラマン』のムラマツキャップが'''双子の兄弟'''だったり、『仮面ライダーシリーズ』の本郷猛及び城茂と瓜二つの刑事が出てきて南光太郎を困惑させたり、仮面ライダーV3/風見志郎が'''V3と風見志郎の名前だけを借りた快傑ズバット'''だったりする。ある意味、スパロボの[[声優ネタ]]の走りと言える。 | + | * 現在では考えられないほど、'''中の人の同一性'''に拘ったネタがあり、「仮面ライダーシリーズ」の立花藤兵衛と『ウルトラマン』のムラマツキャップが'''双子の兄弟'''だったり、「仮面ライダーシリーズ」の本郷猛及び城茂と瓜二つの刑事が出てきて南光太郎を困惑させたり、仮面ライダーV3/風見志郎が'''V3と風見志郎の名前だけを借りた快傑ズバット'''だったりする。ある意味、スパロボの[[声優ネタ]]の走りと言える。 |
| *寺田P曰く、後に発表された『[[スーパーヒーロー作戦]]』は、本作と『[[ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦]]』を現代(2000年当時)でもう一度やったら面白かろう、という発想で生まれた作品とのこと。因みに『ガイアセイバー』は本作に2年遅れて発売されたコンパチシリーズのSFCソフトで、同じくRPG。ただ、極めてシビアな難易度である等の点から本作ほど評判は良くない。 | | *寺田P曰く、後に発表された『[[スーパーヒーロー作戦]]』は、本作と『[[ガイアセイバー ヒーロー最大の作戦]]』を現代(2000年当時)でもう一度やったら面白かろう、という発想で生まれた作品とのこと。因みに『ガイアセイバー』は本作に2年遅れて発売されたコンパチシリーズのSFCソフトで、同じくRPG。ただ、極めてシビアな難易度である等の点から本作ほど評判は良くない。 |
− | *上記の通り、『[[スーパーヒーロー作戦]]』は本作のオマージュ的な面があるため、主人公[[イングラム・プリスケン]]([[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ・プリスケン]])は記憶喪失という設定や性格面でギリアムに酷似しており、ラスボスである[[ユーゼス・ゴッツォ]]は仮面を付けたという点でアポロンに酷似している。後の『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]』にてギリアムとイングラムが共演した際には意味深な会話を繰り広げている。アニメ版『[[DW]]』では会話は少ないが2人を対比する描写がなされた。 | + | *上記の通り、『スーパーヒーロー作戦』は本作のオマージュ的な面があるため、主人公[[イングラム・プリスケン]]([[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ・プリスケン]])は記憶喪失という設定や性格面でギリアムに酷似しており、ラスボスである[[ユーゼス・ゴッツォ]]は仮面を付けたという点でアポロンに酷似している。後の『[[スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION]]』にてギリアムとイングラムが共演した際には意味深な会話を繰り広げている。アニメ版『[[DW]]』では会話は少ないが2人を対比する描写がなされた。 |
| *漫画『[[スーパーロボット大戦OGクロニクル]]』のある回に、ギリアムの部下の「'''壇'''」「'''光次郎'''」「'''怜次'''」というキャラが登場する。当然ながらこのゲームのパロディキャラであり、容姿も彼らに似ている。 | | *漫画『[[スーパーロボット大戦OGクロニクル]]』のある回に、ギリアムの部下の「'''壇'''」「'''光次郎'''」「'''怜次'''」というキャラが登場する。当然ながらこのゲームのパロディキャラであり、容姿も彼らに似ている。 |
| **彼らは同作者の『[[スーパーロボット大戦OG Record of ATX]]』にも引き続き登場している。 | | **彼らは同作者の『[[スーパーロボット大戦OG Record of ATX]]』にも引き続き登場している。 |