差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
1行目:
1行目:
+
− ここでいう専用とは「メカニックにおける特定個人のための機体」を指す。それには幾つかの要素がある。+
15行目:
16行目:
− +
+
− +
+
+
+
+
− +
+
+
− +
− メカニックという部類では特殊なコンピュータの認証コードや、機体のバイオメトリクス(生体認証)が必要とされる場合。これらの場合さらに「他人に操縦させない軍事機密ないし個人専用機体」である例と、「機体そのもの意思により選ばれた者」である例の二つに分かれる。前者の場合『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[ストライクガンダム]]が[[キラ・ヤマト]]の複雑なOSを組んだことで彼にしか使えなくなったこと。後者の場合、『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』の[[EVA初号機]]が[[碇ユイ]]を取り込んだことで息子の[[碇シンジ]]にしか操縦できなくなったことや、機体に選ばれたパイロットという意味では、『[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』の[[サイバスター]]に代表される[[魔装機神]]が該当するだろう。+
39行目:
47行目:
− +
47行目:
55行目:
− +
− +
− +
59行目:
67行目:
− +
→個人専用に設計・チューンされた機体
'''専用'''とは、ある特定の用途に特化した物事を指す言葉。本項目では主に「特定個人のための機体」を指すものとする。詳しくは概要を参照。
== 概要 ==
== 概要 ==
専用と定義される機体にも幾つかの分類が存在する。
#個人専用にチューニング([[改造]])された機体
#個人専用にチューニング([[改造]])された機体
自軍で使用可能な場合、専用の名が付いていても同系列の[[乗り換え]]に含まれる機体がある。特定の誰かしか乗れない機体で、且つそのパイロットが他に乗り換えできるケースは意外と珍しい。
自軍で使用可能な場合、専用の名が付いていても同系列の[[乗り換え]]に含まれる機体がある。特定の誰かしか乗れない機体で、且つそのパイロットが他に乗り換えできるケースは意外と珍しい。
== 1.個人専用にチューニング([[改造]])された機体 ==
== カテゴリ別専用機体 ==
=== 個人専用に設計・チューンされた機体 ===
パイロットの[[技量]]に合わせて、一般兵を搭乗することを前提としない。新型機が配備された時点で、機体のサーポモーターなどをパイロットの癖に合わせて調整される。また、パイロットの相性を考えて特殊な武器を内蔵させるなど様々な工夫の結果、一般訓練されたパイロットには全く扱えないピーキーな機体に仕上がったことを指す。個人専用に大幅な改造された機体だと尚更だろう。
パイロットの[[技量]]に合わせて、一般兵を搭乗することを前提としない。新型機が配備された時点で、機体のサーポモーターなどをパイロットの癖に合わせて調整される。また、パイロットの相性を考えて特殊な武器を内蔵させるなど様々な工夫の結果、一般訓練されたパイロットには全く扱えないピーキーな機体に仕上がったことを指す。個人専用に大幅な改造された機体だと尚更だろう。
;[[νガンダム]] / [[デスティニーガンダム]]
;[[νガンダム]] / [[デスティニーガンダム]]
:歴代の[[主人公]][[ガンダムタイプ]]でも、主人公専用として開発された機体([[モビルスーツ]])である。
:歴代の[[主人公]][[ガンダムタイプ]]でも珍しい、主人公専用として開発された機体([[モビルスーツ]])である。
;[[ガンダムAGE-3]] → [[ガンダムAGE-FX]]
:[[フリット・アスノ]]が孫の[[キオ・アスノ]]の搭乗を前提として作り上げたガンダム。後に高次元の[[Xラウンダー]]に対応したAGE-FXに改修され、名実共に桁外れの能力を持つキオにしか扱えない機体となった。
;[[ガンダム・バルバトス]]
:[[ガンダム・バルバトス (第4形態)|第4形態]]以降は[[三日月・オーガス]]用に特化した調整が施され、三日月のみが操縦可能な機体となった。
;[[アルトアイゼン・リーゼ]]
;[[アルトアイゼン・リーゼ]]
:改造前の[[アルトアイゼン]]は[[キョウスケ・ナンブ]]が専属パイロットとして適合したことで、彼の愛機となった。改造後のリーゼはアルトを使いこなしたキョウスケ専用にチェーニングされた彼にしか扱えない機体となった。ゲームでは誰でも使える機体。
:改造前の[[アルトアイゼン]]は[[キョウスケ・ナンブ]]が専属パイロットとして適合したことで、彼の愛機となった。改造後のリーゼはアルトを使いこなしたキョウスケ専用にチェーニングされた結果、彼にしか扱えない機体となった。ただしゲーム中では誰でも使える。
;[[大雷鳳]]
;[[大雷鳳]]
:改造前の[[雷鳳]]は偶然居合わせた[[トウマ・カノウ]]をパイロットとしたことで、彼の愛機となった。改造後の大雷鳳は文字通り彼に合わせて調整されたために彼以外では歩行すら困難なピーキーな機体に仕上がっている。但し、同時に100%の力を発揮することが不可能な(行えば機体、パイロット共々破壊される)設計ミスも併せ持ってしまった。
:改造前の[[雷鳳]]は偶然居合わせた[[トウマ・カノウ]]をパイロットとしたことで、彼の愛機となった。改造後の大雷鳳は文字通り彼に合わせて調整されたために彼以外では歩行すら困難なピーキーな機体に仕上がっている。但し、同時に100%の力を発揮することが不可能な(行えば機体、パイロット共々破壊される)設計ミスも併せ持ってしまった。
;[[メルスギア]]シリーズ
:機体ごとにソリス隊員各々の戦闘スタイルに特化した設計が施されている。
== 2.特殊な認証により他人には扱えない機体 ==
=== 特殊な認証により他人には扱えない機体 ===
メカニックという部類では特殊なコンピュータの認証コードや、機体のバイオメトリクス(生体認証)が必要とされる場合。これらの場合さらに「他人に操縦させない軍事機密ないし個人専用機体」である例と、「機体そのものの意思により選ばれた者」である例の2つに分かれる。前者のケースとしては『[[機動戦士ガンダムSEED]]』の[[ストライクガンダム]]が[[キラ・ヤマト]]の複雑なOSを組んだことで彼にしか使えなくなったことが該当。後者のケースとしては『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』の[[EVA初号機]]が[[碇ユイ]]を取り込んだことで息子の[[碇シンジ]]にしか操縦できなくなったことや、機体に選ばれたパイロットという意味では、『[[魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL]]』の[[サイバスター]]に代表される[[魔装機神]]が該当するだろう。
;[[ニュータイプ]]&[[強化人間]]専用[[モビルスーツ]](モビルアーマー)
;[[ニュータイプ]]&[[強化人間]]専用[[モビルスーツ]](モビルアーマー)
:起動時にパイロット認証をロックしたため、[[ケーン・ワカバ|ケーン]]達以外には操縦不能となった。
:起動時にパイロット認証をロックしたため、[[ケーン・ワカバ|ケーン]]達以外には操縦不能となった。
;[[レイズナー]]
;[[レイズナー]]
:[[レイ]]によって[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ]]以外は使用できないようになっている。
:[[レイ (レイズナー)|レイ]]によって[[アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ]]以外は操縦できないようになっている。
;[[ライディーン]]
;[[ライディーン]]
:古代ムー帝国の血を引く[[ひびき洸]]にしか使用できない。
:古代ムー帝国の血を引く[[ひびき洸]]にしか使用できない。
:機体に実装されたレイハントン・コードにより、レイハントン家の人間である[[ベルリ・ゼナム|ベルリ]]と[[アイーダ・スルガン|アイーダ]]、テストパイロットとして初期登録された[[ラライヤ・マンディ|ラライヤ]]以外の人間には、操縦することはおろかコクピットハッチを開けることすら不可能となっている。
:機体に実装されたレイハントン・コードにより、レイハントン家の人間である[[ベルリ・ゼナム|ベルリ]]と[[アイーダ・スルガン|アイーダ]]、テストパイロットとして初期登録された[[ラライヤ・マンディ|ラライヤ]]以外の人間には、操縦することはおろかコクピットハッチを開けることすら不可能となっている。
;[[リュー]]
;[[リュー]]
:それぞれが意思を持っており、リューが認めた者が乗り手となれる。
:それぞれが意思を有しており、リューが認めた者が乗り手となれる。
;[[ユニコーンガンダム]]
;[[ユニコーンガンダム]]
:「La+(ラプラス)システム」に[[バナージ・リンクス|バナージ]]のバイオメトリクスが登録されたため、バナージにしか操縦できなくなった。
:「La+(ラプラス)システム」に[[バナージ・リンクス|バナージ]]のバイオメトリクスが登録されたため、バナージにしか操縦できなくなった。
;[[魔装機神]] / [[超機人]]
;[[魔装機神]] / [[超機人]]
:機体そのものに意思を持ち、選ばれた者(パイロット)にしか使えない機体である。[[サイバスター]]や[[龍虎王]]([[虎龍王]])が該当。
:機体そのものが意思を有し、選ばれた者(パイロット)にしか使えない機体である。[[サイバスター]]や[[龍虎王]]([[虎龍王]])が該当。
== 3.個人専用に色付けされた機体 ==
=== 個人専用に色分けされた機体 ===
個人に色付けされた機体は先述のシャア専用が有名で「パイロットに恐怖を与える」「自分のアピール」という理由で色付けされる。色付けされることでパイロット自身が絶対の自信の表れとも表現できる。1の「個人的にチューニングされた機体」としばしば重複することも。
個人に色付けされた機体は先述のシャア専用が有名で「パイロットに恐怖を与える」「自分のアピール」という理由で色付けされる。色付けされることでパイロット自身が絶対の自信の表れとも表現できる。1の「個人的にチューニングされた機体」としばしば重複することも。
:[[シャア専用ザク]]、[[シャア専用ズゴック]]、[[シャア専用ゲルググ]]、[[リック・ディアス (クワトロ専用)]]、[[サザビー]]が該当(但し、ザクとズゴックは指揮官用のチューニング機、サザビーはシャア個人のために開発されたものである)。他のパイロットからは恐怖の畏怖として知られる。
:[[シャア専用ザク]]、[[シャア専用ズゴック]]、[[シャア専用ゲルググ]]、[[リック・ディアス (クワトロ専用)]]、[[サザビー]]が該当(但し、ザクとズゴックは指揮官用のチューニング機、サザビーはシャア個人のために開発されたものである)。他のパイロットからは恐怖の畏怖として知られる。
== 4.パレードや王族の式典用に使用される機体 ==
=== 式典用機体 ===
パレードや王族の式典用に使用される機体はスパロボではイベント専用であり、有名なところでは『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の[[ミーア・キャンベル]][[ザクウォーリア|専用ザクウォーリア]]や、[[バンプレストオリジナル]]の[[シャイン・ハウゼン]]王女専用の[[フェアリオン]]が該当する。
パレードや王族の式典用に使用される機体はスパロボではイベント専用であり、有名なところでは『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の[[ミーア・キャンベル]][[ザクウォーリア|専用ザクウォーリア]]や、[[バンプレストオリジナル]]の[[シャイン・ハウゼン]]王女専用の[[フェアリオン]]が該当する。