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その後、連邦軍に収容され、MSの無断搭乗による軍規違反はアクシズ・ショック真実の隠蔽工作にブライトが同意したことにより訴追は免れている。チェーンを殺害した件に関しては、乗っていたジェガンが元々電装系のトラブルを抱えた機体でありフライトレコーダーも機能していなかったため、真相は闇の中であった。
その後、連邦軍に収容され、MSの無断搭乗による軍規違反はアクシズ・ショック真実の隠蔽工作にブライトが同意したことにより訴追は免れている。チェーンを殺害した件に関しては、乗っていたジェガンが元々電装系のトラブルを抱えた機体でありフライトレコーダーも機能していなかったため、真相は闇の中であった。
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小説版『ベルトーチカ・チルドレン』では、本人がやろうと思ってたやった訳ではないのだがクェスの乗ったα・アジールを撃墜して戦果を上げており、MSに無断搭乗した罪はそれもあって無罪になっている。
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小説版『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン]]』では、本人がやろうと思ってたやった訳ではないのだがクェスの乗ったα・アジールを撃墜して戦果を上げており、MSに無断搭乗した罪はそれもあって無罪になっている。
村上としや氏による漫画版『逆襲のシャア』では扱いが大きく違い、物語ではハサウェイを視点に展開する。最初から[[地球連邦軍]]のパイロット候補生であり、チェーンを殺す事も無くクェスを自身の手で殺める事もなく、地球滅亡を企む[[シャア・アズナブル]]を阻止するため、一人の戦士として戦いに挑んでいった。
村上としや氏による漫画版『逆襲のシャア』では扱いが大きく違い、物語ではハサウェイを視点に展開する。最初から[[地球連邦軍]]のパイロット候補生であり、チェーンを殺す事も無くクェスを自身の手で殺める事もなく、地球滅亡を企む[[シャア・アズナブル]]を阻止するため、一人の戦士として戦いに挑んでいった。
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[[Zシリーズ]]では『閃光のハサウェイ』の設定を示唆するかの様なメッセージが度々出されている。『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では[[ジ・エーデル・ベルナル|ラスボス]]が父親であるブライトに対し、別世界の彼の末路を示唆するような発言をしている(このラスボスが同じく語っていた「[[流竜馬 (OVA)|もう一人の流竜馬]]」については『第2次Z』で実現)。そして『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』では、ハサウェイを対象とする[[AG]]のエーストークによって、AGが彼に待ち受ける未来について示唆するが、クェスが正式参戦した際の会話やエーストークでAGが「最悪の未来は回避された」「一歩間違えればある家族に悲劇をもたらすところだった」と事実上フラグが折れた事を語り、実際に『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]』でもその展開には至らなかった。余談だが、Zシリーズでは年齢の矛盾がまた無視されている。
[[Zシリーズ]]では『閃光のハサウェイ』の設定を示唆するかの様なメッセージが度々出されている。『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では[[ジ・エーデル・ベルナル|ラスボス]]が父親であるブライトに対し、別世界の彼の末路を示唆するような発言をしている(このラスボスが同じく語っていた「[[流竜馬 (OVA)|もう一人の流竜馬]]」については『第2次Z』で実現)。そして『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』では、ハサウェイを対象とする[[AG]]のエーストークによって、AGが彼に待ち受ける未来について示唆するが、クェスが正式参戦した際の会話やエーストークでAGが「最悪の未来は回避された」「一歩間違えればある家族に悲劇をもたらすところだった」と事実上フラグが折れた事を語り、実際に『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]』でもその展開には至らなかった。余談だが、Zシリーズでは年齢の矛盾がまた無視されている。
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そして、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では「キャラとしては逆襲のシャア直後(14~15歳)だが、機体はΞガンダム」という変則的な設定で「閃光のハサウェイ」を部分的に取り入れて参戦することになった。
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そして、『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では「キャラとしては『逆襲のシャア』直後(14~15歳)だが、機体はΞガンダム」という変則的な設定で『閃光のハサウェイ』を部分的に取り入れて参戦することになった。
=== [[旧シリーズ]] ===
=== [[旧シリーズ]] ===
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=== [[Zシリーズ]] ===
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
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:'''『R』からゆうに12年ぶり'''の参戦となり、ボイスも佐々木氏によって新緑された。行動等も原作に近いものとなっており、シャアの元へ向かってしまったクェスを説得し自軍加入させるフラグにも関わっている等、これまでの登場作品と比べてもかなり優遇されている。また、[[クェス・パラヤ|クェス]]と共に[[中断メッセージ]]にも登場している。
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:'''『R』からゆうに12年ぶり'''の参戦となり、音声も新規収録された。行動等も原作に近いものとなっており、シャアの元へ向かってしまったクェスを説得し自軍加入させるフラグにも関わっている等、これまでの登場作品と比べてもかなり優遇されている。また、[[クェス・パラヤ|クェス]]と共に[[中断メッセージ]]にも登場している。
:今作では『閃光のハサウェイ』時代の愛称である「ハサ」と呼ばれるシーンが多く、エーストークでは[[AG]]から同小説を示唆する発言を受け取っている(ただし、クェスは仲間にならなくても死亡はしない)。
:今作では『閃光のハサウェイ』時代の愛称である「ハサ」と呼ばれるシーンが多く、エーストークでは[[AG]]から同小説を示唆する発言を受け取っている(ただし、クェスは仲間にならなくても死亡はしない)。
:初期能力は防御と命中以外最低レベルだが、最終的にLv8まで伸びるNTに加え[[援護攻撃]]に優秀な精神コマンドとサブとしてなら十分。ABを取ればメインも張れるが、問題は初期撃墜数が0であること。初陣なので仕方がないが。
:初期能力は防御と命中以外最低レベルだが、最終的にLv8まで伸びるNTに加え[[援護攻撃]]に優秀な精神コマンドとサブとしてなら十分。ABを取ればメインも張れるが、問題は初期撃墜数が0であること。初陣なので仕方がないが。
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:現代世界の逆シャアルートで登場。乗るのは原作と同様[[ジェガン]]。'''[[主人公]]が過去に[[タイムスリップ]]する前に[[デュミナス]]によって死亡する'''。
:現代世界の逆シャアルートで登場。乗るのは原作と同様[[ジェガン]]。'''[[主人公]]が過去に[[タイムスリップ]]する前に[[デュミナス]]によって死亡する'''。
:[[チェーン・アギ|チェーン]]でクェスを撃墜すると、原作同様のチェーン殺害イベントが発生し、過去世界で[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が乗るジェガンが[[ガンダムMk-III]]になる。過去編でもエンディングでも登場しないため、歴史が変わった世界での彼はどうなったかは不明。能力は低いので、間違っても前線には出さないように。
:[[チェーン・アギ|チェーン]]でクェスを撃墜すると、原作同様のチェーン殺害イベントが発生し、過去世界で[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]が乗るジェガンが[[ガンダムMk-III]]になる。過去編でもエンディングでも登場しないため、歴史が変わった世界での彼はどうなったかは不明。能力は低いので、間違っても前線には出さないように。
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:なお、講談社の攻略本に書いてある彼のプロフィールに『閃ハサ』の出来事が記載されている。
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:なお、講談社の攻略本に書いてある彼のプロフィールには『閃ハサ』の出来事が記載されている。
=== 単独作品 ===
=== 単独作品 ===
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::フリーバトルに登場。
::フリーバトルに登場。
;[[スーパーロボット大戦V]]
;[[スーパーロボット大戦V]]
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:『閃光のハサウェイ』名義での参戦。このためスパロボでは初めてとなるカットインも作られた。ボイスも佐々木氏によって完全新規収録されており過去作品から流用した台詞はほぼない。自軍に加入するハサウェイは[[Ξガンダム]]のテストパイロットとしてミスリルに協力している設定。
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:『閃光のハサウェイ』名義での参戦。このためスパロボでは初めてとなるカットインも作られた。音声も新規収録されており過去作品から流用した台詞はほぼない。自軍に加入するハサウェイは[[Ξガンダム]]のテストパイロットとしてミスリルに協力している設定。
:『閃ハサ』名義での参戦ではあるが、シナリオ上は『逆シャア』終了後の14~5歳になっており、外見は『閃ハサ』時代と言う複雑な設定になっている。その為[[ナイン]]とのエーストークで「年齢より大人に見える」とネタにされている。
:『閃ハサ』名義での参戦ではあるが、シナリオ上は『逆シャア』終了後の14~5歳になっており、外見は『閃ハサ』時代と言う複雑な設定になっている。その為[[ナイン]]とのエーストークで「年齢より大人に見える」とネタにされている。
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:能力値は準エース級で他の主人公格と比べると見劣りし、機体に追い付いて無い感はあるものの精神コマンドがなかなかに優秀なため使えないというほどでもない(むしろ今までの作品に比べればかなり強い方と言える)。
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:能力値は準エース級で他の主人公格と比べると見劣りし、機体に追い付いて無い感はあるものの精神コマンドがなかなかに優秀なため使えないというほどでもない(むしろ今までの作品に比べればかなり強い方と言える)。
:本作に登場する[[キンケドゥ・ナウ|能力は高いが機体が扱いづらい人]]に[[Ξガンダム]]をとられがちだが、[[突撃]]を覚えるので長射程のファンネル・ミサイルを搭載し高い移動力を持つΞガンダムとの相性が良い。被弾しやすいならあえて[[底力]]を取得しておかせるのも手。また、リアル系では珍しく[[熱血]]([[勇気]])と[[魂]]を憶える。一応[[ニュータイプ]]もL9まで上がるが、'''レベル71になって漸く上がる'''。
:本作に登場する[[キンケドゥ・ナウ|能力は高いが機体が扱いづらい人]]に[[Ξガンダム]]をとられがちだが、[[突撃]]を覚えるので長射程のファンネル・ミサイルを搭載し高い移動力を持つΞガンダムとの相性が良い。被弾しやすいならあえて[[底力]]を取得しておかせるのも手。また、リアル系では珍しく[[熱血]]([[勇気]])と[[魂]]を憶える。一応[[ニュータイプ]]もL9まで上がるが、'''レベル71になって漸く上がる'''。
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:本作に登場しているハサウェイは宇宙世紀世界のハサウェイだが、新正暦世界にも別途ハサウェイが存在していた過去があり、こちらは[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ|原作]]通りマフティー・ナビーユ・エリンとしてテロ活動に参加していた歴史となっている。この事を知っていた[[トビア・アロナクス|トビア]]等は誤魔化したりしていたが、その事に勘ぐったハサウェイは[[ヤマト]]のデータベースから調べていた事が通常ルートEDで判明する(このため別の世界の自らの顛末もしっかり承知の上で戦っていた)。
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:本作に登場しているハサウェイは宇宙世紀世界のハサウェイだが、新正暦世界にも別途ハサウェイが存在していた過去があり、こちらは[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ|原作]]通りマフティー・ナビーユ・エリンとしてテロ活動に参加していた歴史となっている。この事を知っていた[[トビア・アロナクス|トビア]]等は誤魔化したりしていたが、その事に勘ぐったハサウェイは[[ヤマト]]のデータベースから調べていた事が通常ルートEDで判明する(このため別の世界の自らの顛末もしっかり承知の上で戦っていた)。
:しかし、三つの世界での戦いを経て成長したハサウェイは、その事実を知っても絶望することはなく、テロ以外のやり方で世界を変えていくと誓っている。
:しかし、三つの世界での戦いを経て成長したハサウェイは、その事実を知っても絶望することはなく、テロ以外のやり方で世界を変えていくと誓っている。
:また困難ルートEDでは、カミーユやジュドー共々[[Gハウンド]]の面々に勧誘されているが、植物監察官になる為の勉学のために断っている。
:また困難ルートEDでは、カミーユやジュドー共々[[Gハウンド]]の面々に勧誘されているが、植物監察官になる為の勉学のために断っている。
108行目:
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:元々は『SDガンダム GジェネレーションF』でマフティー軍の戦闘BGMとして製作された曲で、曲名は『機動戦士ガンダム EXTERME VS.』シリーズへの収録時に付けられたもの。
:元々は『SDガンダム GジェネレーションF』でマフティー軍の戦闘BGMとして製作された曲で、曲名は『機動戦士ガンダム EXTERME VS.』シリーズへの収録時に付けられたもの。
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== パイロットステータス設定の傾向 ==
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== パイロットステータス ==
=== [[能力|能力値]] ===
=== [[能力|能力値]] ===
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「逆襲のシャア」の設定では元々が非戦闘員であった為に全体的な能力が低く、後年の姿を彷彿とさせない。ニュータイプ技能があることや覚える精神コマンドそのものはなかなかに便利なものばかりなので、養成システムがある作品などでは機体さえあれば活躍できないことはない。
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『逆襲のシャア』の設定では元々が非戦闘員であった為に全体的な能力が低く、後年の姿を彷彿とさせない。ニュータイプ技能があることや覚える精神コマンドそのものはなかなかに便利なものばかりなので、養成システムがある作品などでは機体さえあれば活躍できないことはない。
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『V』では「閃光のハサウェイ」の設定になり基本的な能力は上がったものの、やはり他のエースパイロットと比べるとやや見劣りする。[[反骨心]]を生かす上では技量が低めなのは好都合、とも言えるが。
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『V』では『閃光のハサウェイ』の設定になり基本的な能力は上がったものの、やはり他のエースパイロットと比べるとやや見劣りする。[[反骨心]]を生かす上では技量が低めなのは好都合、とも言えるが。
=== [[精神コマンド]] ===
=== [[精神コマンド]] ===
158行目:
158行目:
:母。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では彼女の影響からか、納豆を食べたことがあるらしく、日本帰還ルート第15話でシャングリラチルドレンの面々に納豆の説明をしている。
:母。『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では彼女の影響からか、納豆を食べたことがあるらしく、日本帰還ルート第15話でシャングリラチルドレンの面々に納豆の説明をしている。
;チェーミン・ノア
;チェーミン・ノア
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:妹。ハサウェイ含めた他の家族と違い軍と関わりが無いため、ゲームでは未だに未登場。
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:妹。ハサウェイ含めた他の家族と違い軍と関わりが無いため、スパロボでは未登場。
=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===
=== [[機動戦士Ζガンダム]] ===
215行目:
215行目:
:『V』では同年代の友人。
:『V』では同年代の友人。
;[[ジュドー・アーシタ]]
;[[ジュドー・アーシタ]]
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:『V』での良き先輩。なお、『逆シャア』及び『閃ハサ』でのハサウェイ役の佐々木氏は『ΖΖ』本編の40と41話のゲストキャラであるルナンも担当しており、[[声優ネタ|それを意識した面]]もないとは言い切れない。
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:『V』での良き先輩。なお、『逆シャア』及び『閃ハサ』でのハサウェイ役の佐々木氏は『ΖΖ』本編の第40話と第41話のゲストキャラであるルナンも担当しており、[[声優ネタ|それを意識した面]]もないとは言い切れない。
;[[ロニ・ガーベイ]]
;[[ロニ・ガーベイ]]
:『V』ではガランシェール隊に捕まった時に彼女と知り合い、ダカールでの戦いで彼女が暴走した際はバナージと共に彼女を止めようとする。
:『V』ではガランシェール隊に捕まった時に彼女と知り合い、ダカールでの戦いで彼女が暴走した際はバナージと共に彼女を止めようとする。
;[[トビア・アロナクス]]
;[[トビア・アロナクス]]
−
:『V』では同年代の友人だが、彼らの世界での自分の顛末を知っている彼に複雑な表情をされることもあったが、通常ルートのEDでは彼に「僕はマフティーにはならない」と言って安心させている。
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:『V』では同年代の友人。彼らの世界での自分の顛末を知っている彼に複雑な表情をされることもあったが、通常ルートのEDでは彼に「僕はマフティーにはならない」と言って安心させている。
=== リアル系 ===
=== リアル系 ===
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=== バンプレストオリジナル ===
=== バンプレストオリジナル ===
;[[AG]]
;[[AG]]
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:『第3次Z』ではブライト共々『[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ|閃光のハサウェイ]]』ネタを度々振られる。
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:『第3次Z』では彼にブライト共々『[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ|閃光のハサウェイ]]』ネタを度々振られる。
== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
315行目:
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:『閃光のハサウェイ』の主役機。青年となり「マフティー」のリーダーに上り詰めたハサウェイの愛機。
:『閃光のハサウェイ』の主役機。青年となり「マフティー」のリーダーに上り詰めたハサウェイの愛機。
:『第4次』では没データとして存在している(ただし名前のみでグラフィックは無し)。
:『第4次』では没データとして存在している(ただし名前のみでグラフィックは無し)。
−
:PS2『SUNRISE WORLD WAR Fromサンライズ英雄譚』では「逆シャア」時代のハサウェイが乗り込む事になる。
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:PS2『SUNRISE WORLD WAR Fromサンライズ英雄譚』では『逆シャア』時代のハサウェイが乗り込む事になる。
=== スパロボでの搭乗機体 ===
=== スパロボでの搭乗機体 ===