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== 概要 ==
== 概要 ==
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『[[機動戦士ガンダム]]』から40年後、『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』から30年後を舞台とし、コスモ・バビロニア建国を図る[[クロスボーン・バンガード]]とそれに巻き込まれた少年達の戦いを描いた劇場作品。『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』は本作の続編である。
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『[[機動戦士ガンダム]]』から40年後、『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』から30年後を舞台とし、コスモ・バビロニア建国を図る[[クロスボーン・バンガード]]とそれに巻き込まれた少年達の戦いを描いた劇場作品。[[漫画]]『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』は本作の続編である。
本来はTVシリーズとして企画されていたものが急遽映画という形になったもの。そのためかなり密度が濃い。
本来はTVシリーズとして企画されていたものが急遽映画という形になったもの。そのためかなり密度が濃い。
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また作中で描かれているのはコスモ・バビロニア建国戦争の一端のみに過ぎず、「'''THIS IS ONLY THE BEGINING'''」というラストが指す通り、新たなガンダムサーガの起点となっている。
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また作中で描かれているのは[[コスモ・バビロニア建国戦争]]の一端のみに過ぎず、「'''THIS IS ONLY THE BEGINING'''」というラストが指す通り、新たなガンダムサーガの起点となっている。
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本作への補完も込めてか、前述の『クロスボーン』では本作の戦争の結末が語られ、[[小説]]版や『機動戦士ガンダム Twilight AXIS(SRW未参戦)』では前日談など本作へ連なる話も語られている。
== ストーリー ==
== ストーリー ==
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:シーブックの妹。彼女のあや取りがシーブックにとあるヒントを与える。
:シーブックの妹。彼女のあや取りがシーブックにとあるヒントを与える。
;[[ドロシー・ムーア]]
;[[ドロシー・ムーア]]
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:シーブックの友人である少女。派手な見た目とは異なり優しい性格。
=== [[クロスボーン・バンガード]] ===
=== [[クロスボーン・バンガード]] ===
;[[カロッゾ・ロナ]]
;[[カロッゾ・ロナ]]
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:[[仮面キャラ|仮面の男]]。[[クロスボーン・バンガード]]の総司令官。
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:[[仮面キャラ|「鉄仮面」と呼ばれる仮面の男]]。[[クロスボーン・バンガード]]の総司令官。
;[[ザビーネ・シャル]]
;[[ザビーネ・シャル]]
:隻眼の[[エース]]パイロット。「黒の部隊」の隊長で、セシリーの教育係となる。
:隻眼の[[エース]]パイロット。「黒の部隊」の隊長で、セシリーの教育係となる。
;[[アンナマリー・ブルージュ]]
;[[アンナマリー・ブルージュ]]
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:
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:ザビーネの部下。
;[[ドレル・ロナ]]
;[[ドレル・ロナ]]
:鉄仮面の息子で、セシリーの異母兄。
:鉄仮面の息子で、セシリーの異母兄。
;[[ジレ・クリューガー]]
;[[ジレ・クリューガー]]
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:カロッゾ・ロナの腹心。
;[[クロスボーン兵]]
;[[クロスボーン兵]]
:一般兵。
:一般兵。
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;黒の戦隊
;黒の戦隊
:「'''ブラック・バンガード'''」と読む。ザビーネが率いるクロスボーン・バンガードのエリートMS部隊。
:「'''ブラック・バンガード'''」と読む。ザビーネが率いるクロスボーン・バンガードのエリートMS部隊。
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;[[サナリィ]]
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;[[サナリィ|S.N.R.I.(サナリィ)]]
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:F91を開発した研究組織。
;ヴェスバー
;ヴェスバー
:「'''V'''ariable '''S'''peed '''B'''eam '''R'''ifle」の頭文字を取ってこう呼ぶ。[[ガンダムF91|F91]]に装備された武器で、高速で速射性の高いビームから、低速で破壊力のあるビームまで撃ち分けることが可能である。数十年後の時代でも[[V2アサルトガンダム]]にも同様の武装がされていることから、非常に高性能な武装なのが分かる。
:「'''V'''ariable '''S'''peed '''B'''eam '''R'''ifle」の頭文字を取ってこう呼ぶ。[[ガンダムF91|F91]]に装備された武器で、高速で速射性の高いビームから、低速で破壊力のあるビームまで撃ち分けることが可能である。数十年後の時代でも[[V2アサルトガンダム]]にも同様の武装がされていることから、非常に高性能な武装なのが分かる。
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:[[ガンダムF91|F91]]がリミッターを解除し、高速で移動することによって起きる現象。「質量を持った残像」を発生させて敵の攻撃を回避する。性能を限界まで引き出せた場合に偶然発動したものであり、[[量産型ガンダムF91|量産型]]での使用は不可能である。
:[[ガンダムF91|F91]]がリミッターを解除し、高速で移動することによって起きる現象。「質量を持った残像」を発生させて敵の攻撃を回避する。性能を限界まで引き出せた場合に偶然発動したものであり、[[量産型ガンダムF91|量産型]]での使用は不可能である。
;フロンティアIV
;フロンティアIV
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:新サイド4(旧サイド5)に存在する[[スペースコロニー]]。
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:物語の舞台となる新サイド4(旧サイド5)に存在する[[スペースコロニー]]。
== 楽曲 ==
== 楽曲 ==
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== 登場作と扱われ方 ==
== 登場作と扱われ方 ==
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SRWシリーズ当初のガンダム最新作であり、2000年代初頭までは不動のレギュラーであった。しかし『第2次α』を最後に一切参戦しない・・・という状態が『CC』まで続いていた。
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SRWシリーズ当初のガンダム最新作であり、2000年代初頭までは不動のレギュラーであった。しかし『第2次α』を最後に一切参戦しない…という状態が『CC』まで続いていた。
本作の味方旗艦であるスペースアークは練習艦であること、劇中の活躍が殆ど無いに等しいことなどから宇宙世紀作品の旗艦の中で唯一一度もシリーズに参戦できていない。スペースアークのクルーは[[ホワイトベース]]と同じく新兵と民間人の寄せ集めであり、一年戦争を戦い抜く描写のあるWBクルーに対して建国戦争初期のそれもコロニーからの脱出描写くらいしかない本作のクルー達に出番がこないのは当然と言えば当然かもしれないが。
本作の味方旗艦であるスペースアークは練習艦であること、劇中の活躍が殆ど無いに等しいことなどから宇宙世紀作品の旗艦の中で唯一一度もシリーズに参戦できていない。スペースアークのクルーは[[ホワイトベース]]と同じく新兵と民間人の寄せ集めであり、一年戦争を戦い抜く描写のあるWBクルーに対して建国戦争初期のそれもコロニーからの脱出描写くらいしかない本作のクルー達に出番がこないのは当然と言えば当然かもしれないが。
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=== [[αシリーズ]] ===
=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
;[[スーパーロボット大戦α]]
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:ジュピトリアンと手を結ぶかたちでクロスボーン・バンガードが登場。原作序盤の、セシリーがクロスボーンにさらわれるシーンが再現されている。[[ガンダムF90V]]が隠しユニットとして用意されており、ビギナ・ギナとの二択となっている。味方にはビルギット、敵では鉄仮面、ザビーネ、ドレルらも登場する。
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:ジュピトリアンと手を結ぶ形でクロスボーン・バンガードが登場。原作序盤の、セシリーがクロスボーンにさらわれるシーンが再現されている。[[ガンダムF90V]]が隠しユニットとして用意されており、ビギナ・ギナとの二択となっている。味方にはビルギット、敵では鉄仮面、ザビーネ、ドレルらも登場する。
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
;[[第2次スーパーロボット大戦α]]
:原作終了後の後日談的な位置づけなので、ほぼいるだけ参戦。『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』にも登場するキャラはそちらに準拠しており、それ以外のキャラクターが参戦している。戦闘アニメーションの完成度が高く、派手さはないがその分凝った作りになっている。[[ヘビーガン]]が初登場。
:原作終了後の後日談的な位置づけなので、ほぼいるだけ参戦。『[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]』にも登場するキャラはそちらに準拠しており、それ以外のキャラクターが参戦している。戦闘アニメーションの完成度が高く、派手さはないがその分凝った作りになっている。[[ヘビーガン]]が初登場。
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=== 単独作品 ===
=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦]]
;[[スーパーロボット大戦]]
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:劇場公開からスパロボ参戦までわずか一ヶ月という早業。初代スパロボのシナリオがあっさりしているが故のスピードであろう。
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:劇場公開からスパロボ参戦まで'''わずか一ヶ月'''という早業。初代スパロボのシナリオがあっさりしているが故のスピードであろう(現在は期間限定とはいえ『[[スーパーロボット大戦X-Ω|X-Ω]]』に参戦した『[[ヘボット!]]』に譲っている)。
;[[スーパーロボット大戦64]]
;[[スーパーロボット大戦64]]
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