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686 バイト追加 、 2017年12月29日 (金) 00:41
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また、ニュータイプの力を発現させる者がごく限られた人間のみである上に、その殆どがスペースノイドであったことも、特に[[アースノイド]]からは否定的見解を示される要因となっており、同時にスペースノイド側のプロパガンダに利用される理由にもなった。第二次ネオ・ジオン戦争の後日談として扱われる外伝作品『虹に乗れなかった男』では、アクシズ・ショックがニュータイプ神話に結び付けられることで、ニュータイプやジオニズムが反連邦主義の宗教戦争に利用されていく可能性を連邦の上層部から危惧されており、目撃者の一人である[[ブライト・ノア]]は、[[核ミサイル|核弾頭]]の提供を行った[[カムラン・ブルーム]]やモビルスーツを無断使用した民間人の息子である[[ハサウェイ・ノア]]を人質に取られるも同然の形で、アクシズ・ショックをニュータイプとは関係のないものとして証言するよう要求されている。
 
また、ニュータイプの力を発現させる者がごく限られた人間のみである上に、その殆どがスペースノイドであったことも、特に[[アースノイド]]からは否定的見解を示される要因となっており、同時にスペースノイド側のプロパガンダに利用される理由にもなった。第二次ネオ・ジオン戦争の後日談として扱われる外伝作品『虹に乗れなかった男』では、アクシズ・ショックがニュータイプ神話に結び付けられることで、ニュータイプやジオニズムが反連邦主義の宗教戦争に利用されていく可能性を連邦の上層部から危惧されており、目撃者の一人である[[ブライト・ノア]]は、[[核ミサイル|核弾頭]]の提供を行った[[カムラン・ブルーム]]やモビルスーツを無断使用した民間人の息子である[[ハサウェイ・ノア]]を人質に取られるも同然の形で、アクシズ・ショックをニュータイプとは関係のないものとして証言するよう要求されている。
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元々ジオニズムの根幹に関わる要素の一つとなっていたためか、その後の歴史においても[[リディ・マーセナス]]のように自分自身がニュータイプであるという現実さえ全力で否定しようとした者、[[トビア・アロナクス]]のようにニュータイプでありながらニュータイプの優位性を自ら否定する者、「ニュータイプという言葉は、もはや[[エース|撃墜王]]と同じ意味にまで堕している」と嘆く者、「地球連邦政府への[[テロリスト|反乱分子]]を生み出す危険思想」であると結論付ける者、単なる軍のプロパガンダと見做して冷笑する者……と、後期の作品になるほどニュータイプ(思想を含めて)の扱われ方はむしろ否定的なニュアンスになっている。『[[機動戦士Vガンダム]]』の時代の前後ではニュータイプ既に伝説上の存在と化し、同様の能力を持つ人物は「スペシャル」や「サイキッカー」と呼ばれ、区分されている。
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元々ジオニズムの根幹に関わる要素の一つとなっていたためか、その後の歴史においても[[リディ・マーセナス]]のように自分自身がニュータイプであるという現実さえ全力で否定しようとした者、[[トビア・アロナクス]]のようにニュータイプでありながらニュータイプの優位性を自ら否定する者、「ニュータイプという言葉は、もはや[[エース|撃墜王]]と同じ意味にまで堕している」と嘆く者、「地球連邦政府への[[テロリスト|反乱分子]]を生み出す危険思想」であると結論付ける者、単なる軍のプロパガンダと見做して冷笑する者……と、後期の作品になるほどニュータイプ(思想を含めて)の扱われ方はむしろ否定的なニュアンスになっている。『[[機動戦士Vガンダム]]』の時代の前後ではニュータイプは既に伝説上の存在と化し、同様の能力を持つ人物は「スペシャル」や「サイキッカー」と呼ばれ、区分されている。宇宙世紀の次の時代とされるリギルド・センチュリーの時代においてはもはやニュータイプという言葉自体が出てこず、「サイキッカー」などの特殊能力の持ち主についても言及されない。一応、サイコミュらしき技術を用いているのではないかと思わせるMSやニュータイプの様な勘の良い描写をされているキャラ自体はいる。
    
公式ではないが、松浦まさふみ氏の[[漫画]]『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』(SRW未登場)では宇宙での[[モビルスーツ]]による哨戒任務中、ニュータイプ的な「勘」を発現しだした主人公に対し、先輩兵士が「宇宙では下手なレーダーよりもアテになる」と主人公を感じた方向へ向かわせる描写がある(そのお陰で、[[ミネバ・ラオ・ザビ|ある重要人物]]が命拾いしている)。
 
公式ではないが、松浦まさふみ氏の[[漫画]]『機動戦士ガンダム ムーンクライシス』(SRW未登場)では宇宙での[[モビルスーツ]]による哨戒任務中、ニュータイプ的な「勘」を発現しだした主人公に対し、先輩兵士が「宇宙では下手なレーダーよりもアテになる」と主人公を感じた方向へ向かわせる描写がある(そのお陰で、[[ミネバ・ラオ・ザビ|ある重要人物]]が命拾いしている)。
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== 主なパイロット ==
 
== 主なパイロット ==
 
;[[アムロ・レイ]]
 
;[[アムロ・レイ]]
:『[[機動戦士ガンダム]]』の[[主人公]]。元来は「ちょっと勘が鋭いだけの、内向的で機械いじりが好きな普通の少年」だったが、[[一年戦争]]を通じてニュータイプとしての才能を開花させる。
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:『[[機動戦士ガンダム]]』の[[主人公]]。元来は「ちょっと勘が鋭いだけの、内向的で機械いじりが好きな普通の少年」だったが、[[一年戦争]]を通じてニュータイプとしての才能を開花させる。ただし、ニュータイプ能力自体は一年戦争時がピークでそれ以降は弱まっているらしい。
 
:スパロボではパイロット能力・ニュータイプ能力共にバランス良く高くなる。
 
:スパロボではパイロット能力・ニュータイプ能力共にバランス良く高くなる。
 
;[[シャア・アズナブル]](キャスバル・レム・ダイクン、[[クワトロ・バジーナ]])
 
;[[シャア・アズナブル]](キャスバル・レム・ダイクン、[[クワトロ・バジーナ]])
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:元祖[[木星]]帰りにして、初めて物語中で明確にニュータイプと定義されたキャラ。
 
:元祖[[木星]]帰りにして、初めて物語中で明確にニュータイプと定義されたキャラ。
 
;[[カミーユ・ビダン]]
 
;[[カミーユ・ビダン]]
:設定上は全登場人物中最高のニュータイプ能力を有するとされる。スパロボでも最も早く(または唯一)最高レベルに達する場合が多い。ただし、その鋭敏すぎる能力は徐々に彼の精神を蝕んでゆくことになる。
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:設定上は全登場人物中最高のニュータイプ能力を有するとされる。スパロボでも最も早く(または唯一)最高レベルに達する場合が多い。ただし、その鋭敏すぎる能力は徐々に彼の精神を蝕んでゆくことになる。劇場版設定では精神的な成長もあって(冨野監督の考える)真のニュータイプを体現した。
 
;[[フォウ・ムラサメ]]
 
;[[フォウ・ムラサメ]]
 
:本来は[[強化人間]]だが、『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』では'''[[エースボーナス]]で特殊技能の「強化人間」が「ニュータイプ」に変更される。'''
 
:本来は[[強化人間]]だが、『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』では'''[[エースボーナス]]で特殊技能の「強化人間」が「ニュータイプ」に変更される。'''
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