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暗黒軍=地底族は公式設定ではない
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:惑星Ziの大陸の一つ「中央大陸(デルポイ大陸)」では、ZAC1800年頃から他の動物たちと同じようにゾイドたちを家畜化する試みが行われた。家畜化に成功したゾイドは軍馬や軍象のごとく戦争に用いられるようになり、その巨体と戦闘能力から主戦力となっていった。
 
:惑星Ziの大陸の一つ「中央大陸(デルポイ大陸)」では、ZAC1800年頃から他の動物たちと同じようにゾイドたちを家畜化する試みが行われた。家畜化に成功したゾイドは軍馬や軍象のごとく戦争に用いられるようになり、その巨体と戦闘能力から主戦力となっていった。
 
;部族間戦争
 
;部族間戦争
:ゾイドが戦争に利用されるようになると中央大陸での部族間戦争が激化した。50あった部族はたがいに滅ぼし合い、最終的に生き残ったのが「風族」「海族」「鳥族」「虫族」「火族」「砂族」「神族」「地底族」の8部族であった。部族間の戦国時代はZAC1800年代後半から約100年続き、ZAC1957年に風族族長ヘリック・ムーロアを盟主にする「ヘリック王国」が誕生することで終結、大陸はようやく平定を迎えた。
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:ゾイドが戦争に利用されるようになると中央大陸での部族間戦争が激化した。50あった部族はたがいに滅ぼし合い、最終的に生き残ったのが「風族」「海族」「鳥族」「虫族」「火族」「砂族」「神族」「地底族」の8部族であった。部族間の戦国時代はZAC1800年代後半から約100年続き、ZAC1957年に東側安全保障連合のリーダーで風族族長ヘリック・ムーロアを王とした「ヘリック王国」が誕生することで終結、大陸はようやく平定を迎えた。
:この戦いで最後まで抵抗した地底族は最終的に暗黒大陸(ニュクス大陸)まで逃れた。
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:ヘリックのライバルで西側領国連合のリーダーだった地底族族長ガイロスはヘリックに負けを認め暗黒大陸(ニュクス大陸)に旅立った。なおガイロスの妹は民族融和のためにヘリックの第二婦人として輿入れしている。
 
;産業革命
 
;産業革命
 
:平定された中央大陸では産業革命が起こり、技術発展による急速な近代化が進んだ。それはゾイドの世界にもおよび、ZAC1960年に「ゾイドにコックピットと兵器をとりつける」技術が確立される。これ以降戦場で活躍するゾイドはゾイドコアを除いた大半の部分を人工的なパーツへと置き換えられるようになり、その外見はまさに兵器然としたものとなった。
 
:平定された中央大陸では産業革命が起こり、技術発展による急速な近代化が進んだ。それはゾイドの世界にもおよび、ZAC1960年に「ゾイドにコックピットと兵器をとりつける」技術が確立される。これ以降戦場で活躍するゾイドはゾイドコアを除いた大半の部分を人工的なパーツへと置き換えられるようになり、その外見はまさに兵器然としたものとなった。
 
;中央大陸戦争
 
;中央大陸戦争
:ZAC1978年、ヘリック王国の第2王子であったゼネバスが王国に反旗を翻す。中央大陸は「へリック共和国」と「ゼネバス帝国」に分裂し、再び戦争が起こる。
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:ヘリック王国は二代目国王ヘリック2世によってヘリック共和国となっていた。しかし軍最高司令官に就任した弟のゼネバスは外征論を唱えるも押さえつけられた事からZAC1978年に反旗を翻す。ゼネバス側には母(ガイロスの妹)の出身部族である地底族をはじめとした元西側領国連合が着いた事で「ゼネバス帝国」を建国、中央大陸戦争が勃発した。
 
:この大戦のさなかであるZAC2029年に、地球からの移民船が惑星Ziに不時着。惑星Ziに地球のテクノロジーもたらされることになった。当時の地球は通常兵器の開発技術に於いては惑星Ziのそれより大きく発達しており、それまでは地球における20世紀レベルの実弾火器しかなかった惑星Ziに、粒子エネルギー兵器などのオーバーテクノロジーがもたらされることになる。これらはゾイドにも組み込まれ、荷電粒子砲などが戦場で活躍するようになった。さらに地球の高度なバイオテクノロジーやサイバネティクス技術によりゾイドの改造はさらなる進歩を遂げ、結果ゴジュラスやウルトラサウルスのような「超巨大ゾイド」が誕生することになる。この時期からゾイドは生物というより兵器として認識されるようになり、「'''戦闘機獣'''」と呼ばれるようになった。
 
:この大戦のさなかであるZAC2029年に、地球からの移民船が惑星Ziに不時着。惑星Ziに地球のテクノロジーもたらされることになった。当時の地球は通常兵器の開発技術に於いては惑星Ziのそれより大きく発達しており、それまでは地球における20世紀レベルの実弾火器しかなかった惑星Ziに、粒子エネルギー兵器などのオーバーテクノロジーがもたらされることになる。これらはゾイドにも組み込まれ、荷電粒子砲などが戦場で活躍するようになった。さらに地球の高度なバイオテクノロジーやサイバネティクス技術によりゾイドの改造はさらなる進歩を遂げ、結果ゴジュラスやウルトラサウルスのような「超巨大ゾイド」が誕生することになる。この時期からゾイドは生物というより兵器として認識されるようになり、「'''戦闘機獣'''」と呼ばれるようになった。
 
:1983年から1986年の間に展開された玩具のゾイドの背景設定はこの時代を舞台とし俗に「旧ゾイド第1期」と呼ばれる。
 
:1983年から1986年の間に展開された玩具のゾイドの背景設定はこの時代を舞台とし俗に「旧ゾイド第1期」と呼ばれる。
 
;ゼネバスの逆襲
 
;ゼネバスの逆襲
:ZAC2039年、ゼネバス帝国の首都はへリック共和国により陥落。ゼネバス皇帝も消息不明となりこれにより戦争は終結したと思われていた。しかしその3年後、密かに海を渡り、暗黒大陸の勢力との支援をとりつけた皇帝が謎のゾイド軍団を引き連れて中央大陸に帰還した。帰還した皇帝のもとに各地で隠遁していたゼネバス帝国残党兵たちが再び集結し、ゼネバス帝国の逆襲が本格的に始まった。物量で劣る帝国軍は勝利のために単機で共和国首都を壊滅できる最終兵器「デスザウラー」の完成に全力を注ぎ、対する共和国はそれを阻止するための作戦を展開、戦争の様相はさらに混迷していった。結果的に共和国軍はデスザウラーのロールアウトを止めることはできずZAC2044年、その圧倒的な戦力の下に共和国の首都は壊滅する事となる。
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:ZAC2039年、ゼネバス帝国の首都は陥落。しかしゼネバス皇帝は脱出に成功、暗黒大陸へと姿を消した。ヘリック共和国側も束の間の平和と感じていた3年後、暗黒大陸の勢力からの支援をとりつけた皇帝が謎のゾイド軍団を引き連れて中央大陸に帰還した。帰還した皇帝のもとに各地で隠遁していたゼネバス帝国残党兵たちが再び集結し、ゼネバス帝国の逆襲が本格的に始まった。物量で劣る帝国軍は勝利のために単機で共和国首都を壊滅できる最終兵器「デスザウラー」の完成に全力を注ぎ、対する共和国はそれを阻止するための作戦を展開、戦争の様相はさらに混迷していった。結果的に共和国軍はデスザウラーのロールアウトを止めることはできずZAC2044年、その圧倒的な戦力の下に共和国の首都は陥落する事となる。
:首都陥落の危機に陥った共和国軍だが、4年の間に激しいゲリラ活動を続け、対デスザウラーのためのゾイド開発を急いだ。そして共和国の切り札「マッドサンダー」がロールアウトし、デスザウラーを撃退。共和国は再び帝国の首都を陥落させたのである。
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:共和国首都は陥落したものの、総攻撃を受ける前に脱出していたため共和国軍はほぼ無傷であった。4年間の激しいゲリラ活動を続けつつ、対デスザウラーのためのゾイド開発を急いだ。そして共和国の切り札「マッドサンダー」がロールアウトし、デスザウラーを撃退。共和国は再び帝国の首都を陥落させたのである。
 
:1987年から1988年の間に展開された玩具のゾイドの背景設定はこの時代を舞台とし俗に「旧ゾイドの第2期」と呼ばれる。第1期よりもゲリラ的な局地戦や特殊部隊による諜報活動がストーリーの主軸となり、特殊部隊用のゾイドが多数発売された。
 
:1987年から1988年の間に展開された玩具のゾイドの背景設定はこの時代を舞台とし俗に「旧ゾイドの第2期」と呼ばれる。第1期よりもゲリラ的な局地戦や特殊部隊による諜報活動がストーリーの主軸となり、特殊部隊用のゾイドが多数発売された。
 
;第一次大陸間戦争
 
;第一次大陸間戦争
:ZAC2051年、二度目の帝都陥落によりゼネバス皇帝は再び暗黒大陸に対し協力を要請するが、彼らはゼネバスには手を貸さず逆に生き残りの帝国将校たちを強引に取り込んで帝国そのものを自らのものとした。結果的にゼネバス帝国を滅ぼした暗黒大陸勢力は「'''ガイロス暗黒軍'''」を名乗り、中央大陸を支配すべく侵攻を開始した。
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:ZAC2051年、二度目の帝都首都陥落によりゼネバス皇帝は再び暗黒大陸に対し協力を要請するが、彼らはゼネバス見切りをつけ、ゼネバスを人質にすることで生き残りの帝国将校たちを強引に配下に取り込んだ。結果的にゼネバス帝国を滅ぼした暗黒大陸勢力は「'''ガイロス暗黒軍'''」を名乗り、中央大陸を支配すべく侵攻を開始した。
:暗黒軍はかつての地底族の子孫たちで、中央大陸よりも高度なゾイド技術を有しながらもその凶暴性により他部族と相容る事のない「悪意の集団」であり、惑星Ziにさらなる戦乱が巻き起こる事となった。
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:暗黒軍は中央大陸よりも高度なゾイド技術を有しながらもその凶暴性により他部族と相容る事のない「悪意の集団」であり、惑星Ziにさらなる戦乱が巻き起こる事となった<ref>なおゼネバスの伯父は前述の地底族族長ガイロスであり、ガイロス帝国建国にも係ったとされてはいるものの、ガイロス帝国皇帝ガイロス・ツェッペリンとは別人とされている(コトブキヤ設定では同一人物扱い)。</ref>。
 
:1989年から1990年の間に展開された玩具のゾイドの背景設定はこの時代を舞台とし、俗に「旧ゾイドの第3期」と呼ばれる。玩具の方はストーリーが語りきれないまま中断したが、末期に発売されたムック本や関連コミックなどではオリジナル展開で一応の決着をつけたものもある。
 
:1989年から1990年の間に展開された玩具のゾイドの背景設定はこの時代を舞台とし、俗に「旧ゾイドの第3期」と呼ばれる。玩具の方はストーリーが語りきれないまま中断したが、末期に発売されたムック本や関連コミックなどではオリジナル展開で一応の決着をつけたものもある。
 
;惑星Zi大異変(グランドカタストロフ)
 
;惑星Zi大異変(グランドカタストロフ)
 
:ZAC2056年、共和国と暗黒軍の最終決戦が迫る中、惑星Ziの3つの衛星の1つであるDeに巨大彗星が直撃。衛星Deは砕け散り、降り注いだ衛星の破片は惑星Ziに大破壊をもたらした。大陸が割れ猛烈な磁気嵐が吹き荒れる大災厄の前に多くの人々やゾイドが犠牲になり、戦争続行も不可能になった。
 
:ZAC2056年、共和国と暗黒軍の最終決戦が迫る中、惑星Ziの3つの衛星の1つであるDeに巨大彗星が直撃。衛星Deは砕け散り、降り注いだ衛星の破片は惑星Ziに大破壊をもたらした。大陸が割れ猛烈な磁気嵐が吹き荒れる大災厄の前に多くの人々やゾイドが犠牲になり、戦争続行も不可能になった。
 
:以降、40年にわたり共和国と帝国は水面下の争いを続けつつ、国力の回復に全力を注ぐこととなる。
 
:以降、40年にわたり共和国と帝国は水面下の争いを続けつつ、国力の回復に全力を注ぐこととなる。
:この設定は1999年のゾイド玩具シリーズの新展開に併せて追加されたもので、旧シリーズが未完状態であった事に対する理由づけでもある。
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:この設定は1999年のゾイド玩具シリーズの新展開に併せて追加されたもので、旧シリーズが未完状態で打ち切りになった事に対する理由づけでもある(ただし彗星の接近自体はキングゴジュラスのパッケージに書かれてはいた(月に衝突とまでは書かれていない))。
 
;第二次大陸間戦争
 
;第二次大陸間戦争
:ZAC2099年、ガイロス暗黒軍は「'''ガイロス帝国'''」と名を変えて戦争を再開した。彼等の目下の目的は古代ゾイド文明の遺産の軍事利用。それを求めて古代文明の秘密が眠る西方大陸(エウロペ大陸)への侵攻が開始され各地を支配していった。それに対抗すべくへリック共和国も西方大陸へ出陣し帝国から各地を解放していく。さらには両軍が疲弊した隙をついて中央大陸にネオゼネバス帝国が勃興し、三つ巴の戦争が行われた。
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:ZAC2099年、ガイロス暗黒軍は「'''ガイロス帝国'''」と名を変えて戦争を再開した。彼等の目下の目的は古代ゾイド文明の遺産の軍事利用。それを求めて古代文明の秘密が眠る西方大陸(エウロペ大陸)への侵攻が開始され各地を支配していった。それに対抗すべくへリック共和国も西方大陸へ出陣し帝国から各地を解放していく。
 
:俗に「新ゾイド」と呼ばれる1999年から2003年に展開された玩具のゾイドの背景設定で、TVアニメ1作目『[[ゾイド -ZOIDS-]]』もこの時代を舞台とする。
 
:俗に「新ゾイド」と呼ばれる1999年から2003年に展開された玩具のゾイドの背景設定で、TVアニメ1作目『[[ゾイド -ZOIDS-]]』もこの時代を舞台とする。
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;第二次中央大陸戦争
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:ZAC2101年、共和国軍はガイロス帝国の本拠である暗黒大陸に侵攻。首都ヴァルハラに到達する直前に、[[ギュンター・プロイツェン|ギュンター・プロイツェン・ムーロア]]がゼネバス帝国残党と共にネオゼネバス帝国建国を宣言、プロイツェン自身による自爆攻撃で両軍を巻き添えにヴァルハラを破壊すると同時に防御の手薄になった中央大陸に、息子で二代目皇帝のヴォルフ・ムーロアが侵攻を開始する。
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:今までの戦いはすべてプロイツェンとゼネバス残党による陰謀だったとして、ガイロス帝国は共和国との和解に合意。共和国vsネオゼネバス帝国による第二次中央大陸戦争が勃発した。
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:ネオゼネバス帝国が存在しないアニメ版では描かれなかった内容。所謂「きれいなプー様(きれいなプロイツェン)」はこのエピソードが由来。
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ここからはアニメオリジナル展開
 
;ゾイドバトル
 
;ゾイドバトル
 
:戦争の時代が終わり平和になったあと、ゾイドたちは兵器ではなく競技用のメカとして使われるようになった。ゾイドにより行われる様々な競技のことをゾイドバトルと呼ぶ。しかしゾイドバトルはただの興業ではなく、時に政治的・軍事的な陰謀も絡むことも多かった。
 
:戦争の時代が終わり平和になったあと、ゾイドたちは兵器ではなく競技用のメカとして使われるようになった。ゾイドにより行われる様々な競技のことをゾイドバトルと呼ぶ。しかしゾイドバトルはただの興業ではなく、時に政治的・軍事的な陰謀も絡むことも多かった。
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== 主な国家 ==
 
== 主な国家 ==
 
;ヘリック共和国
 
;ヘリック共和国
:惑星Zi中央に位置するデルポイ大陸東部を領土とする大国。もとは王制の国家だったが国王自らこれを廃し、大統領による共和制を敷いた。
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:惑星Ziの中央大陸(デルポイ大陸)東部を領土とする大国。もとは王制の国家だったが、二代目国王自らこれを廃し、大統領による共和制を敷いた。
 
:;ニューヘリックシティ
 
:;ニューヘリックシティ
::ヘリック共和国の首都。
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::西方大陸(エウロペ大陸)に存在するアニメ版ヘリック共和国の首都。原作では中央大陸のヘリックシティが首都。
 
:;マウントオッサ
 
:;マウントオッサ
 
::ニューヘリックシティ近隣の火山。首都防衛の要であり、共和国軍の要塞が存在する。
 
::ニューヘリックシティ近隣の火山。首都防衛の要であり、共和国軍の要塞が存在する。
 
:
 
:
 
;ゼネバス帝国
 
;ゼネバス帝国
:ヘリック共和国から分裂したデルポイ大陸西部を領土とする帝国。ヘリック共和国の支配民族だった風族の後継者争いの末に建国され、ヘリック共和国と中央大陸戦争を繰り広げた。
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:ヘリック共和国から分裂した中央大陸西部を領土とする帝国。元東側保障連合部族が優位な共和国に反発した元西側領国連合部族により建国され、ヘリック共和国と中央大陸戦争を繰り広げた。
:アニメシリーズはゼネバス帝国滅亡後が舞台なため一切語られないが、登場ゾイドはゼネバス時代のものが多く引き続がれている。
+
:アニメシリーズは滅亡から50年たっているうえ、存在自体も語られないが、登場ゾイドはゼネバス時代のものが多く引き続がれている。
 
;ガイロス帝国
 
;ガイロス帝国
:暗黒大陸ニクスを領土とする地底族の国家。第一次大陸間戦争の頃はゼネバスとの差別化のため「民族浄化を目的とする、対話不能な殺戮集団」とも言うべき完全な悪役だったが、第二次大陸間戦争になるとかつてのゼネバスに似た「覇権主義の軍事国家」のイメージにまで柔らげられた。『[[ゾイド -ZOIDS-]]』でもこちらのイメージが基本。第二次大陸間戦争では西方大陸エウロペを侵攻しているが、『[[ゾイド -ZOIDS-]]』では本拠地そのものが西方大陸に存在する。
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:暗黒大陸(北方大陸、ニュクス大陸)を領土とする国家。第一次大陸間戦争の頃はゼネバスとの差別化のため「民族浄化を目的とする、対話不能な殺戮集団」とも言うべき完全な悪役だったが、第二次大陸間戦争になるとかつてのゼネバスに似た「覇権主義の軍事国家」のイメージにまで柔らげられた。『[[ゾイド -ZOIDS-]]』でもこちらのイメージが基本。
 
:;ガイガロス
 
:;ガイガロス
::ガイロス帝国の首都。
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::西方大陸に存在するアニメ版におけるガイロス帝国の首都。原作では暗黒大陸のヴァルハラが首都
 
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;ネオゼネバス帝国
 
;ネオゼネバス帝国
:ゼネバス帝国の復古を標榜する新興勢力。ガイロス帝国の摂政であった[[ギュンター・プロイツェン]]の謀反によって建国された。東方大陸のZOITEC社の息がかかっている。こちらもアニメシリーズには出てこない(プロイツェンの謀反が起こるのは共通だが動機と結末は全く異なる)。
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:ゼネバス帝国の復興を標榜する新興勢力。母親がガイロス帝国摂政家の生まれだったが、父親がゼネバス皇帝だった[[ギュンター・プロイツェン]]の謀反によって建国された。中央大陸侵攻時はヘリック共和国内の元ゼネバス帝国国民も協力している<ref>ただし公式ファンブック3巻以降の主人公であるレイ・グレックは共和国派地底族である。</ref>。
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:初期は東方大陸のZOITEC社との協力関係があったが、後に決裂してヘリック共和国側に着かれている。
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:アニメ版には登場しない(アニメ版プロイツェンも謀反を起こすが、あくまでもガイロス帝国皇帝になるのが目的)。
    
=== 文明崩壊後の国家 ===
 
=== 文明崩壊後の国家 ===
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*玩具シリーズの初期は「'''ゾイド星'''」と呼称されていた。「惑星Zi」の名前が使われだしたのは第二次大陸間戦争の展開が開始されてからであり、惑星Zi大異変によってかつてのゾイド星は変わってしまったという側面の強調でもある。
 
*玩具シリーズの初期は「'''ゾイド星'''」と呼称されていた。「惑星Zi」の名前が使われだしたのは第二次大陸間戦争の展開が開始されてからであり、惑星Zi大異変によってかつてのゾイド星は変わってしまったという側面の強調でもある。
 
*学年誌等で展開されていたスピンアウト作品「装甲巨神Zナイト」の世界観では、大異変により爆発・消滅してしまっている。だが数百年後、太陽系に最強のゾイド・キングゴジュラスが漂着し、新たな災厄を引き起こす事になる。
 
*学年誌等で展開されていたスピンアウト作品「装甲巨神Zナイト」の世界観では、大異変により爆発・消滅してしまっている。だが数百年後、太陽系に最強のゾイド・キングゴジュラスが漂着し、新たな災厄を引き起こす事になる。
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==備考 ==
    
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[[Category:地名]]
 
[[Category:地名]]
 
[[Category:ゾイドシリーズ]]
 
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