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− | 本作は3つの並行世界が舞台となるが、世界が融合された『[[Zシリーズ]]』に対し、それぞれの世界を行き来しながら戦いの旅が繰り広げられる。
| + | 『[[スーパーロボット大戦V]]』の[[世界観]]。 |
− | 各世界の区別が、海洋の状態によりなされているという特徴がある。
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− | 作中において主人公達一行は地球を救うために旅をするが事件によって別世界の地球に飛ばされ、そこの地球は自分達の地球とは違った文化、風土、世界情勢であり、それを見聞きした一行は様々な感想を抱く…といった描写がある。
| + | 本作は3つの並行世界が舞台となるが、世界が融合された『[[Zシリーズ]]』に対し、それぞれの世界を行き来しながら戦いの旅が繰り広げられる。各世界の区別が、海洋の状態によりなされているという特徴がある。 |
− | この構図は世界を救うために勇者が立ち上がり、広い世界の中で異大陸(あるいは異世界)へ旅する。その中で異大陸で自分達とは異なる民族、種族と出会い、文化の違いに驚く…といった'''ポピュラーな勇者の冒険譚、RPGと同じといえる。'''
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− | 言うなれば三つの地球というのは'''RPGで言う飛空艇や船で向かうような別の大陸'''に置き換えられる。 | + | 作中において主人公達一行は地球を救うために旅をするが事件によって別世界の地球に飛ばされ、そこの地球は自分達の地球とは違った文化、風土、世界情勢であり、それを見聞きした一行は様々な感想を抱く…といった描写がある。この構図は世界を救うために勇者が立ち上がり、広い世界の中で異大陸(あるいは異世界)へ旅する。その中で異大陸で自分達とは異なる民族、種族と出会い、文化の違いに驚く…といった'''ポピュラーな勇者の冒険譚、RPGと同じといえる。'''言うなれば三つの地球というのは'''RPGで言う飛空艇や船で向かうような別の大陸'''に置き換えられる。 |
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| 今作のタイトル英数字である「V」は航海や旅の「ボヤージ」を意味しており、今作の象徴的存在である[[ヤマト|宇宙戦艦ヤマト]]を中心に三つの世界を旅する物語である。 | | 今作のタイトル英数字である「V」は航海や旅の「ボヤージ」を意味しており、今作の象徴的存在である[[ヤマト|宇宙戦艦ヤマト]]を中心に三つの世界を旅する物語である。 |
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| == 新正暦世界 == | | == 新正暦世界 == |
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| **[[宇宙戦艦ヤマト2199]] | | **[[宇宙戦艦ヤマト2199]] |
| **[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]シリーズ | | **[[機動戦士クロスボーン・ガンダム]]シリーズ |
− | **[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-]]([[ELS]]の出身世界) | + | **[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-]]([[ELS]]の出身世界) |
| **[[バンプレストオリジナル]] | | **[[バンプレストオリジナル]] |
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| *舞台となるシナリオ | | *舞台となるシナリオ |
− | 第1話~8話、第41話以降
| + | **第1話~第8話 |
| + | **第41話以降 |
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| [[大ガミラス帝星|ガミラス]]の侵攻により'''海が干上がった'''世界。年号は新正暦2199年。 | | [[大ガミラス帝星|ガミラス]]の侵攻により'''海が干上がった'''世界。年号は新正暦2199年。 |
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| [[一年戦争]]に始まる[[アースノイド]]と[[スペースノイド]]の戦乱を経て「空白の10年」を挟み[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ|マフティー動乱]]が勃発、それから約91年の時を経て[[機動戦士ガンダムF91|コスモバビロニア建国戦争]]が、9年後には[[木星戦役]]が勃発。宇宙海賊クロスボーン・バンガードと地球連邦軍の共闘の末に木星帝国の打倒に成功するも、地球圏は木星戦役の3年前に建造されたガミラス冥王星前線基地から放たれる遊星爆弾によりコロニーや都市群が壊滅し、海は干上がり、あらゆる生命体が死滅。人類は地下シェルターに潜って細々と生き延びねばならなくなり、現在は滅亡まであと1年というところまで追い込まれている。ガミラスの物量の前に連邦は敗戦を重ね続けている一方で、[[木星帝国]]残党が地球への報復を目論んでいる。 | | [[一年戦争]]に始まる[[アースノイド]]と[[スペースノイド]]の戦乱を経て「空白の10年」を挟み[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ|マフティー動乱]]が勃発、それから約91年の時を経て[[機動戦士ガンダムF91|コスモバビロニア建国戦争]]が、9年後には[[木星戦役]]が勃発。宇宙海賊クロスボーン・バンガードと地球連邦軍の共闘の末に木星帝国の打倒に成功するも、地球圏は木星戦役の3年前に建造されたガミラス冥王星前線基地から放たれる遊星爆弾によりコロニーや都市群が壊滅し、海は干上がり、あらゆる生命体が死滅。人類は地下シェルターに潜って細々と生き延びねばならなくなり、現在は滅亡まであと1年というところまで追い込まれている。ガミラスの物量の前に連邦は敗戦を重ね続けている一方で、[[木星帝国]]残党が地球への報復を目論んでいる。 |
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− | また平行世界の同一人物として約100年前に[[千鳥かなめ|サガラカナメ]]という科学者が存在しており、戦争で[[相良宗介|夫]]を亡くした事で世界改変の研究にのめりこんで行ったとされている。彼女の研究は、宇宙世紀世界におけるヤムスク11での実験に繋がるきっかけを作る事になった。
| + | また約100年前に[[千鳥かなめ|サガラカナメ]]という科学者が存在しており、戦争で[[相良宗介|夫]]を亡くした事で世界改変の研究にのめりこんでいったとされている。彼女の研究は、宇宙世紀世界におけるヤムスク11での実験に繋がるきっかけを作る事になった。 |
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| スーパー系の作品が組み込まれていない関係か、他世界でいうところの[[スーパーロボット]]は[[ガンダムタイプ]]がそれに相当する存在として扱われている<ref>後に[[グルンガスト]]、[[ヒュッケバイン]]が開発されており、ガンダムタイプのみがスーパーロボット扱いという世界ではない様子。</ref>。ガミラスの戦艦による密度の高い砲撃で量産機は役に立たず、対抗できる[[モビルスーツ]]はそれこそエース級のパイロットが搭乗したガンダム位しかいない為、ガミラスとの戦いは艦隊戦がメインになっている。 | | スーパー系の作品が組み込まれていない関係か、他世界でいうところの[[スーパーロボット]]は[[ガンダムタイプ]]がそれに相当する存在として扱われている<ref>後に[[グルンガスト]]、[[ヒュッケバイン]]が開発されており、ガンダムタイプのみがスーパーロボット扱いという世界ではない様子。</ref>。ガミラスの戦艦による密度の高い砲撃で量産機は役に立たず、対抗できる[[モビルスーツ]]はそれこそエース級のパイロットが搭乗したガンダム位しかいない為、ガミラスとの戦いは艦隊戦がメインになっている。 |
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| **[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]] | | **[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]] |
| **[[フルメタル・パニックシリーズ]] | | **[[フルメタル・パニックシリーズ]] |
− | **[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]]([[エンブリヲ]]、[[アウラの民]]の出身世界) | + | **[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]]([[エンブリヲ]]、[[アウラの民]]の出身世界) |
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| *舞台となるシナリオ | | *舞台となるシナリオ |
− | 第22話~27話、第28話A~32話A、第33話~36話、第37話A/B~38話A/B、第39話~40話
| + | **第22話~第27話 |
| + | **第28話A~第32話A |
| + | **第33話~第36話 |
| + | **第37話A/B~第38話A/B |
| + | **第39話~第40話 |
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| [[セカンドインパクト]]により、'''海が赤くなった'''世界。正確な年号は不明だが、宇宙世紀0097~0098であると思われる<ref>15年の時間をジャンプした[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]が「今は0082か0083のはず」と発言しているため。</ref>。 | | [[セカンドインパクト]]により、'''海が赤くなった'''世界。正確な年号は不明だが、宇宙世紀0097~0098であると思われる<ref>15年の時間をジャンプした[[流竜馬 (OVA)|竜馬]]が「今は0082か0083のはず」と発言しているため。</ref>。 |
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| 約100年前、地球連邦誕生の記念式典中に発生したラプラス事件により地球とコロニーの間で対立が発生。それから約80年後にヤムスク11での実験事故が発生し、[[ウィスパード]]が誕生。その翌年に襲来してきた[[インベーダー]]を迎え撃つ月面戦争が勃発し、人類側の勝利に終わる。しかしそのわずか2年後に[[一年戦争]]、[[ゲッター線]]の暴走および[[早乙女博士 (OVA)|早乙女博士]]の反乱、[[セカンドインパクト]]が同時期に発生し、後者2つの影響で地球はゲッター線に汚染され、海が赤く染まり[[地球連邦軍]]は壊滅的打撃を受け、戦力を残したジオンと停戦している。この時期から海には生物が存在しなくなり、戦略的価値が喪失した。 | | 約100年前、地球連邦誕生の記念式典中に発生したラプラス事件により地球とコロニーの間で対立が発生。それから約80年後にヤムスク11での実験事故が発生し、[[ウィスパード]]が誕生。その翌年に襲来してきた[[インベーダー]]を迎え撃つ月面戦争が勃発し、人類側の勝利に終わる。しかしそのわずか2年後に[[一年戦争]]、[[ゲッター線]]の暴走および[[早乙女博士 (OVA)|早乙女博士]]の反乱、[[セカンドインパクト]]が同時期に発生し、後者2つの影響で地球はゲッター線に汚染され、海が赤く染まり[[地球連邦軍]]は壊滅的打撃を受け、戦力を残したジオンと停戦している。この時期から海には生物が存在しなくなり、戦略的価値が喪失した。 |
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− | このような惨状にもかかわらず人類間の争いは終わることがなくさらに13年後には[[グリプス戦役]]が、翌年には第一次・第二次ネオ・ジオン抗争と[[Dr.ヘル一派]]による地上侵攻が発生。ネオ・ジオンとの二度の抗争はガンダム・チームが当時の主導者を破った事で終結したが、主導者のみを狙い撃ちにした形であったためネオ・ジオンは戦力の多くを保ったままとなっていた。 | + | このような惨状にもかかわらず人類間の争いは終わることがなくさらに13年後には[[グリプス戦役]]が、翌年には第一次・第二次ネオ・ジオン抗争と[[Dr.ヘル一派]]による地上侵攻が発生。ネオ・ジオンとの二度の抗争はガンダム・チームが当時の主導者を破った事で終結したが、主導者のみを狙い撃ちにした形であったためネオ・ジオンは戦力の多くを保ったままとなっていた。現在は[[ネオ・ジオン]]、ヘル一派、[[アマルガム]]等の各組織が暗躍し、地球連邦軍特殊部隊[[Gハウンド]]がネオ・ジオンとの全面戦争中にある。 |
− | 現在は[[ネオ・ジオン]]、ヘル一派、[[アマルガム]]等の各組織が暗躍し、地球連邦軍特殊部隊[[Gハウンド]]がネオ・ジオンとの全面戦争中にある。
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| == [[西暦]]世界 == | | == [[西暦]]世界 == |
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| **[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-]] | | **[[劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness-]] |
| **[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]] | | **[[クロスアンジュ 天使と竜の輪舞]] |
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| *舞台となるシナリオ | | *舞台となるシナリオ |
− | 第9話~21話、第28話B~32話B、第37話C~38話C
| + | **第9話~第21話 |
| + | **第28話B~第32話B |
| + | **第37話C~第38話C |
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| 現実の地球同様に'''青い海'''が広がっており、最も環境が安定した世界。 | | 現実の地球同様に'''青い海'''が広がっており、最も環境が安定した世界。 |