差分

ナビゲーションに移動 検索に移動
3,442 バイト除去 、 2017年4月29日 (土) 19:15
編集の要約なし
1行目: 1行目: −
== MBF-02 ストライクルージュ(Strike Rouge) ==
+
{{登場メカ概要
*[[登場作品]][[ガンダムシリーズ]]
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::Strike Rouge]]
**[[機動戦士ガンダムSEED]]
+
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
**[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]
+
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムSEED}}
*分類:汎用型試作[[モビルスーツ]]
+
*{{登場作品 (メカ)|機動戦士ガンダムSEED DESTINY}}
*全高:17.72 m
+
| 分類 = 汎用型試作[[モビルスーツ]]
*重量:64.8 t
+
| 型式番号 = [[型式番号::MBF-02]]
*装甲材質:[[PS装甲|フェイズシフト装甲]]
+
| 全頂高 = 17.72 m
*開発:[[モルゲンレーテ社]]
+
| 重量 = [[重量::64.8 t]]
*所属:[[オーブ軍]]
+
| 装甲 = [[PS装甲]]
*主なパイロット:[[カガリ・ユラ・アスハ]][[キラ・ヤマト]]
+
| 開発 = [[開発::モルゲンレーテ社]]
 +
| 所属 = {{所属 (メカ)|オーブ軍}}
 +
| 主なパイロット = [[パイロット::カガリ・ユラ・アスハ]] [[パイロット::キラ・ヤマト]]
 +
}}
    +
== 概要 ==
 
[[オーブ軍]]所属の[[モビルスーツ]]。[[ストライクガンダム|GAT-X105 ストライク]]が[[イージスガンダム|イージス]]との戦闘で大破した際、修理時に製造された大量の予備パーツから組み上げられたコピー機である。
 
[[オーブ軍]]所属の[[モビルスーツ]]。[[ストライクガンダム|GAT-X105 ストライク]]が[[イージスガンダム|イージス]]との戦闘で大破した際、修理時に製造された大量の予備パーツから組み上げられたコピー機である。
    
機体性能やストライカーパックの運用など、基本的にはストライクとほぼ同等の性能を有するが、[[モルゲンレーテ社]]が独自に改良を加えている。オリジナル機との最大の相違点は強化型バッテリーユニット「パワーエクステンダー」を搭載した事で、これにより、エネルギー変換効率が向上し、稼働時間は飛躍的に向上した。また、それに伴い、[[フェイズシフト装甲]]への供給電力も増加し、さらに防御力が向上している。加えて、カラーリングも赤主体に変化しており、「ルージュ(フランス語で赤)」の名称の由来となっている。ちなみに、後にザフトが開発した[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]はこの技術を発展させた物。この他にも、制御系にオーブ独自開発の操縦支援AIシステムが追加搭載されている。
 
機体性能やストライカーパックの運用など、基本的にはストライクとほぼ同等の性能を有するが、[[モルゲンレーテ社]]が独自に改良を加えている。オリジナル機との最大の相違点は強化型バッテリーユニット「パワーエクステンダー」を搭載した事で、これにより、エネルギー変換効率が向上し、稼働時間は飛躍的に向上した。また、それに伴い、[[フェイズシフト装甲]]への供給電力も増加し、さらに防御力が向上している。加えて、カラーリングも赤主体に変化しており、「ルージュ(フランス語で赤)」の名称の由来となっている。ちなみに、後にザフトが開発した[[ヴァリアブルフェイズシフト装甲]]はこの技術を発展させた物。この他にも、制御系にオーブ独自開発の操縦支援AIシステムが追加搭載されている。
   −
元々は[[フレイ・アルスター]]が搭乗するはずで、色はその時の名残。
+
=== ストライカーパックシステム ===
 +
;[[エールストライクガンダム|エールストライカー]]
 +
:高機動戦闘用パック。
 +
;[[ソードストライクガンダム|ソードストライカー]]
 +
:近接格闘戦用パック。
 +
;[[ランチャーストライクガンダム|ランチャーストライカー]]
 +
:遠距離砲撃戦パック。
 +
;[[ストライクガンダムI.W.S.P.|I.W.S.P.]]
 +
:エール、ソード、ランチャー全ての長所を併せ持つ装備。
 +
;[[ライトニングストライクガンダム|ライトニングストライカー]]
 +
:ストライクの稼働時間の延長と友軍機へのパワー補給、超長距離狙撃任務を目的として開発されたパック。
 +
;オオトリ
 +
:I.W.S.P.の発展型。
   −
=== [[機動戦士ガンダムSEED]] ===
+
=== 劇中での様相 ===
 +
==== [[機動戦士ガンダムSEED]] ====
 
オーブ解放作戦時にはパーツ自体は完成していて、クサナギが宇宙へ脱出する際に運び出され、組み立てに約1か月を要した。パイロットは[[カガリ・ユラ・アスハ]]。第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦で本機に搭乗して出撃し、ルーキーであるにもかかわらず、高い戦果を挙げた。なお、当初は「強そうだから」と言うカガリの希望で[[ストライクガンダムI.W.S.P.|I.W.S.P.]]が装備される予定だったが、エースパイロットですら扱うのが難しい本装備をルーキーの彼女が扱えるわけもなく、OSの補助もままならなかった為、結局は[[エールストライクガンダム|エールストライカー]]での運用が決まった。その為、エールストライカーのパーツ入手の必要が生じ、実戦投入が予定よりも遅れてしまった。
 
オーブ解放作戦時にはパーツ自体は完成していて、クサナギが宇宙へ脱出する際に運び出され、組み立てに約1か月を要した。パイロットは[[カガリ・ユラ・アスハ]]。第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦で本機に搭乗して出撃し、ルーキーであるにもかかわらず、高い戦果を挙げた。なお、当初は「強そうだから」と言うカガリの希望で[[ストライクガンダムI.W.S.P.|I.W.S.P.]]が装備される予定だったが、エースパイロットですら扱うのが難しい本装備をルーキーの彼女が扱えるわけもなく、OSの補助もままならなかった為、結局は[[エールストライクガンダム|エールストライカー]]での運用が決まった。その為、エールストライカーのパーツ入手の必要が生じ、実戦投入が予定よりも遅れてしまった。
   −
=== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ===
+
==== [[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]] ====
 
引き続き、[[カガリ・ユラ・アスハ]]専用機として登場。左肩には彼女のパーソナルマークが施されていた。しかし、[[C.E.]]73においては、装甲以外の性能はほぼ平凡な機体となっており、パワー等は[[ザクウォーリア]]に劣るものとされる。なお、オープニングではI.W.S.P.を装備した姿で登場しているが、劇中では改良され、滞空時間が向上したエールストライカーを装備していた。基本的に戦うことはなく、[[オーブ軍]]の説得やデストロイの攻撃から人々を護るために使用されていた。尚、I.W.S.P.装備は式典用とのこと。
 
引き続き、[[カガリ・ユラ・アスハ]]専用機として登場。左肩には彼女のパーソナルマークが施されていた。しかし、[[C.E.]]73においては、装甲以外の性能はほぼ平凡な機体となっており、パワー等は[[ザクウォーリア]]に劣るものとされる。なお、オープニングではI.W.S.P.を装備した姿で登場しているが、劇中では改良され、滞空時間が向上したエールストライカーを装備していた。基本的に戦うことはなく、[[オーブ軍]]の説得やデストロイの攻撃から人々を護るために使用されていた。尚、I.W.S.P.装備は式典用とのこと。
   58行目: 75行目:  
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
==== 共通 ====
+
==== 本体装備 ====
 
;75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
 
;75mm対空自動バルカン砲塔システム「イーゲルシュテルン」
 
:頭部に2門装備された近接防御機関砲。敵機への威嚇や牽制、ミサイル迎撃などに使われる。
 
:頭部に2門装備された近接防御機関砲。敵機への威嚇や牽制、ミサイル迎撃などに使われる。
65行目: 82行目:  
;57mm高エネルギービームライフル
 
;57mm高エネルギービームライフル
 
:携行式のビーム砲。ローラシア級の外装を一撃で貫通するほどの威力がある。ただし、機体のジェネレーターからエネルギーを供給する方式の為、使用した回数に応じて機体の稼働時間に制約を受ける。
 
:携行式のビーム砲。ローラシア級の外装を一撃で貫通するほどの威力がある。ただし、機体のジェネレーターからエネルギーを供給する方式の為、使用した回数に応じて機体の稼働時間に制約を受ける。
 +
 +
==== [[召喚攻撃]] ====
 
;アストレイ・フォーメーション
 
;アストレイ・フォーメーション
 
:Jではカガリ、Wではカガリかムウのどちらかが搭乗時のみのパターンアタック。どの形態でも使用可能。
 
:Jではカガリ、Wではカガリかムウのどちらかが搭乗時のみのパターンアタック。どの形態でも使用可能。
  −
==== エールストライカー ====
  −
;[[ビームサーベル]]
  −
:エールストライカーにマウントされた追加装備。2本搭載されている。[[ジン]]等が装備する重斬刀をはるかに上回る破壊力を有し、取り回しや携帯性にも優れている。
  −
;対ビームシールド
  −
:[[対ビームコーティング]]処理が施された実体型シールド。[[デュエルガンダム|デュエル]]等と同規格の大型タイプで、有効防御面が広い。
  −
;ビームライフル(連射)
  −
:[[第3次α]]のみ使える[[ビームライフル]]を連射する[[全体攻撃]]。
  −
  −
==== ソードストライカー ====
  −
;15.78m対艦刀「シュベルトゲベール」
  −
:その名の通り、戦艦等の装甲を切り裂く事を目的に開発された装備。MS程度なら一太刀で両断できるほか、対ビームシールドでも威力を殺しきる事はできない。実体剣としても使用できる。
  −
;ビームブーメラン「マイダスメッサー」
  −
:左肩に装備されるアーマーにマウントされている武装。敵機に投げつけて使う。大容量のパワーコンデンサーを内蔵しており、飛行中もビーム刃を保持しつつ飛翔し、独特の軌道で標的を切り裂き、手元に戻る。
  −
;ロケットアンカー「パンツァーアイゼン」
  −
:左腕に装着されるアンカー。使いこなすにはそれなりの技量がパイロットに要求される。先端部のクローで目標を捕捉、もしくは破壊する。小型の対ビームシールドとしての機能も兼ね備えている。
  −
  −
==== ランチャーストライカー ====
  −
;320mm超高インパルス砲「アグニ」
  −
:インド神話の「火の神」の名を冠する、全長約20mの大型ビーム砲。一撃でコロニーの外壁に大穴を開ける程の威力がある。が、それに比例してエネルギー消費率も高い為、長時間の戦闘には不向きな武装。
  −
;120mm対艦バルカン砲
  −
:右肩に装着される複合兵装「コンボウェポンポッド」に付いているバルカン砲。イーゲルシュテルンより威力が高い。「対艦」用の武装なのだが、専ら対MS用の迎撃武装として使われる。構造上、前方にしか撃てないのが難点。射線を取る為には機体そのものの向きを変える必要がある。
  −
;350mmガンランチャー
  −
:「コンボウェポンポッド」に付いている2連装ミサイルランチャー。劇中で使用した弾種は不明だが、誘導弾、無誘導弾双方を発射可能。こちらも、基本的には対MS用の迎撃武装として使われる。
  −
  −
==== I.W.S.P. ====
  −
;115mmレールガン
  −
:遠距離攻撃用の武装。バックパックに装備され、肩越しに発射する。高精度照準センサーのおかげで、命中精度も向上している。
  −
;105mm単装砲
  −
:レールガンと並行するように肩部にマウントされた武器。中近距離の射撃用と思われる。
  −
;試製9.1m対艦刀
  −
:2本装備された実体型の対艦刀。シュベルトゲベール等と違い、ビーム刃を発生させる事はできない。不使用時は両腰部に日本刀のようにマウントする。
  −
;30mm6銃身ガトリング
  −
:シールド内蔵のガトリング砲。発射する弾種…というか、そもそもビーム兵器なのか実弾兵器なのかすら不明だが、スパロボではビーム兵器となっている。
  −
;ビームブーメラン
  −
:シールドに突き刺すような形でマウントされている武器。形状はソードストライカーのマイダスメッサーと同じ。対ビームコーティング処理が施されていると思われるが、それを示す資料は存在していないため、不明。
  −
  −
==== ライトニングストライカー ====
  −
;70-31式電磁加農砲
  −
:主兵装となる長射程型電磁レール砲。「加農砲」はカノン砲の漢字表記である。大型測距システムとの連動で極めて精密な射撃が可能。有効射程距離は大気圏内では120km、宇宙では最大1万kmにもなる。不使用時は砲身を分割し、両腕部に装着される。
  −
;71式強化徹甲尖頭弾
  −
:右腕に装着された分離状態の電磁加農砲から発射される弾頭。中近距離での戦闘で使用されると思われる。
      
==== オオトリ ====
 
==== オオトリ ====
162行目: 139行目:  
*ストライクルージュI.W.S.P.
 
*ストライクルージュI.W.S.P.
 
<amazon>B00062JD8M</amazon>
 
<amazon>B00062JD8M</amazon>
 +
 +
== 余談 ==
 +
*元々は[[フレイ・アルスター]]が搭乗するはずで、色はその時の名残。
    
== 資料リンク ==
 
== 資料リンク ==

案内メニュー