差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
99行目:
99行目:
− これが何を意味するのかは今のところ全く以って謎だが、語感、さらに平行世界に無数の同位体が存在し、それを渡り歩くイングラムの特性を鑑みるに「因果律の連鎖」とみるべきだろう。+
107行目:
107行目:
− それぞれの要素を加味して考えると、イングラム達を縛る、あるいは関わる因果は概ねこのようになる。+
→「因果の鎖」とイングラム
イングラムを苦労人足らしめている要素はいくつかあるが、その中でもっとも大きいのが「因果の鎖」である。ユーゼスやイングラム自身が言及したほか、SHOではユーゼスと「α」のラオデキヤ、αシリーズではイングラムとユーゼス、さらにクォヴレーが繋がれている他、シヴァーが拘わっていた節がある。
イングラムを苦労人足らしめている要素はいくつかあるが、その中でもっとも大きいのが「因果の鎖」である。ユーゼスやイングラム自身が言及したほか、SHOではユーゼスと「α」のラオデキヤ、αシリーズではイングラムとユーゼス、さらにクォヴレーが繋がれている他、シヴァーが拘わっていた節がある。
これが何を意味するのかは今のところ全く以って謎だが、語感、さらに平行世界に無数の同位体が存在し、それを渡り歩くイングラムの特性を鑑みるに「因果律の連鎖」とみるべきだろう。この因果律とは、別の作品でも散見される単語だが、これはおおざっぱに言うと、「'''あらかじめ確定された結果が存在し、すべてはそれに向かって流れていくという運命'''」である(αシリーズの[[アカシック・レコード]]が顕著な例)。
ユーゼスはこれに気付いていた様子があり、CPSによって神になろうとしたのは偏にこの鎖から抜け出すためであったらしい。彼はこれから抜け出すために、経緯や方法、結末の受け止め方は違えどCPSを開発し、利用しているがその都度阻まれている。この一連の真相に気付いていた貴重な人物であるシヴァーは、クォヴレーと対峙した際に彼もまた因果の鎖に繋がれていると言及していたが、多くを語ることなく死んでしまったため真相は分からずじまいとなった。
ユーゼスはこれに気付いていた様子があり、CPSによって神になろうとしたのは偏にこの鎖から抜け出すためであったらしい。彼はこれから抜け出すために、経緯や方法、結末の受け止め方は違えどCPSを開発し、利用しているがその都度阻まれている。この一連の真相に気付いていた貴重な人物であるシヴァーは、クォヴレーと対峙した際に彼もまた因果の鎖に繋がれていると言及していたが、多くを語ることなく死んでしまったため真相は分からずじまいとなった。
この「因果の鎖」については、第2次OGにユーゼスが登場し、不可解な要素であった過去シリーズの記憶について語ったことで推測が進展している。
この「因果の鎖」については、第2次OGにユーゼスが登場し、不可解な要素であった過去シリーズの記憶について語ったことで推測が進展している。
それぞれの要素を加味して考えると、イングラム達を縛る、あるいは関わる因果=それぞれに決定されている結果は概ねこのようになる。
*イングラム⇒「数多の世界を渡り歩くが、その先々でユーゼスの傀儡として操られる」+「いずれの世界でもリュウセイ達と出会うことになる」
*イングラム⇒「数多の世界を渡り歩くが、その先々でユーゼスの傀儡として操られる」+「いずれの世界でもリュウセイ達と出会うことになる」
*ユーゼス⇒「CPSを造り出して破滅の運命を逃れようとするが、あと一歩で失敗する」+「いずれの世界でもイングラムが自分の前に現れる」
*ユーゼス⇒「CPSを造り出して破滅の運命を逃れようとするが、あと一歩で失敗する」+「いずれの世界でもイングラムが自分の前に現れる」