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− | 「ある特定の行動を起こしたキャラは、今後死ぬ可能性が極めて高い」というストーリー作品のジンクスを示す俗語。その人物の説得力や悲劇性を持たせるために、伏線や前フリとして描写される事が多い。有名な所では「俺、この戦いが終わったら…(後に「結婚するんだ」、「国に帰るんだ」等が続く)」発言がある。
| + | 「ある特定の行動を起こしたキャラは、今後死ぬ可能性が極めて高い」というストーリー作品のジンクスを示す[[俗語・俗称|俗語]]。その人物の説得力や悲劇性を持たせるために、[[伏線]]や前フリとして描写される事が多い。有名な所では「俺、この戦いが終わったら…(後に「結婚するんだ」、「国に帰るんだ」等が続く)」発言がある。 |
| | | |
| 近年では話の展開で自然とそうなる以外に、視聴者に対してミスリードを誘う手段として用いられることや、それ自体をネタにすることもある。 | | 近年では話の展開で自然とそうなる以外に、視聴者に対してミスリードを誘う手段として用いられることや、それ自体をネタにすることもある。 |
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| ただしあくまでもジンクスでしかないので、フラグを立たせるような行動を起こしたからと言って'''必ずしも死亡するとは限らない'''。また、逆に一度に大量のフラグを立てると、大変な目にあうが生き残ることも多い。 | | ただしあくまでもジンクスでしかないので、フラグを立たせるような行動を起こしたからと言って'''必ずしも死亡するとは限らない'''。また、逆に一度に大量のフラグを立てると、大変な目にあうが生き残ることも多い。 |
| | | |
− | またメタ的な要素を含む作品でそのことを他人から指摘される(例:「その台詞はまずいって!」etc)と、生き残ることが多い。視聴者だけでなく劇中の人物にもわかるように指摘しているのに、そのまま死んでしまうのはあほらしいからだと思われる。
| + | またメタ的な要素を含む作品でそのことを他人から指摘される(例:「その台詞はまずいって!」etc)と、生き残ることが多い。視聴者だけでなく劇中の人物にもわかるように指摘しているのに、そのまま死んでしまうのは阿呆らしいからだと思われる。 |
| | | |
− | そのようなフラグの立ってしまったキャラを救う(=『フラグを折る』などと言われる)、あるいは自力で何とかするキャラを「フラグブレイカー」などと呼称する。アニメにも散見されるが、スパロボでは「いかにも死にそうな人物」がそれを担当する。
| + | そのようなフラグの立ってしまったキャラを救う(=「フラグを折る」等と言われる)、あるいは自力で何とかするキャラを「フラグブレイカー」等と呼称する。アニメにも散見されるが、SRWでは「いかにも死にそうな人物」がそれを担当する。 |
| | | |
− | なお[[主人公]]に関しては基本的に'''『主人公であること』自体がフラグブレイカーとして機能'''する。しかし、死亡した後に幽霊となって物語が進行したり、一度死亡するが蘇生したり、物語のラストで死亡したり、下手をすれば死亡と同時に主人公の座から降ろされたりといったケースもあるので、主人公だからといって必ずしも死亡フラグを免れられるわけではない。 | + | なお[[主人公]]に関しては基本的に'''「主人公であること」自体がフラグブレイカーとして機能'''する。しかし、死亡した後に幽霊となって物語が進行したり、一度死亡するが蘇生したり、物語のラストで死亡したり、下手をすれば死亡と同時に主人公の座から降ろされたりといったケースもあるので、主人公だからといって必ずしも死亡フラグを免れられるわけではない。 |
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− | スパロボ参戦時のキャラとスパロボのオリジナルキャラでも、あからさまな死亡フラグを立てて本当に死亡してしまう味方キャラが稀にいる。[[スパロボ補正]]、[[隠し要素]]など死亡が回避される場合では珍しくない。
| + | SRW参戦時のキャラとスパロボのオリジナルキャラでも、あからさまな死亡フラグを立てて本当に死亡してしまう味方キャラが稀にいる。[[スパロボ補正]]、[[隠し要素]]など死亡が回避される場合では珍しくない。 |
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− | == スパロボ参戦作品における主要な死亡フラグ == | + | == SRW参戦作品における主要な死亡フラグ == |
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| === 人間関係関連の死亡フラグ === | | === 人間関係関連の死亡フラグ === |
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| :[[ジェリド・メサ|ジェリド]]と「今度会ったら、ゆっくり酒を飲む約束」を交わしている。ちなみに、ライラが死ぬ前の回の[[次回予告]]において、彼女が戦死することが事前に明示されていた。 | | :[[ジェリド・メサ|ジェリド]]と「今度会ったら、ゆっくり酒を飲む約束」を交わしている。ちなみに、ライラが死ぬ前の回の[[次回予告]]において、彼女が戦死することが事前に明示されていた。 |
| ;[[エルピー・プル]]([[機動戦士ガンダムΖΖ]]) | | ;[[エルピー・プル]]([[機動戦士ガンダムΖΖ]]) |
− | :小説版では、[[プルツー]]の襲撃前、[[エルピー・プル]]が[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]のためにサラダを作って食べさせる場面がある。さらに、[[強化人間]]でもあるという点も死亡フラグと言える(後述)。 | + | :[[小説|小説版]]では、[[プルツー]]の襲撃前、[[エルピー・プル]]が[[ジュドー・アーシタ|ジュドー]]のためにサラダを作って食べさせる場面がある。さらに、[[強化人間]]でもあるという点も死亡フラグと言える(後述)。 |
| ;[[ロイ・フォッカー]]([[超時空要塞マクロス]])<br />[[ケーラ・スゥ]]([[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]])<br />[[アストナージ・メドッソ]]([[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]) | | ;[[ロイ・フォッカー]]([[超時空要塞マクロス]])<br />[[ケーラ・スゥ]]([[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]])<br />[[アストナージ・メドッソ]]([[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]) |
| :「サラダを食べる約束を交わす」という共通点がある。マクロスシリーズの場合、「'''パイン(サラダ)を食べる'''」事はシリーズお馴染みの死亡フラグとなっている。 | | :「サラダを食べる約束を交わす」という共通点がある。マクロスシリーズの場合、「'''パイン(サラダ)を食べる'''」事はシリーズお馴染みの死亡フラグとなっている。 |
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| ;[[鈴原トウジ]](漫画版[[新世紀エヴァンゲリオン]]) | | ;[[鈴原トウジ]](漫画版[[新世紀エヴァンゲリオン]]) |
| :3号機起動実験に向かう際にヒカリに「帰ってきたらもう少し仲良くしよう」と約束を交わすが、実験中に起こった悲劇により帰らぬ人となる。 | | :3号機起動実験に向かう際にヒカリに「帰ってきたらもう少し仲良くしよう」と約束を交わすが、実験中に起こった悲劇により帰らぬ人となる。 |
− | :ちなみにゲーム作品『新世紀エヴァンゲリオン2』ではフラグ回避可能である為、3号機起動実験イベント前にあるシンジ達の会話イベントでのヒカリのセリフが明らかに死亡フラグ臭い言い回しになっており半ばネタ扱いになっている。 | + | :ちなみに[[コンピュータゲーム|ゲーム]]作品『新世紀エヴァンゲリオン2』ではフラグ回避可能である為、3号機起動実験イベント前にあるシンジ達の会話イベントでのヒカリのセリフが明らかに死亡フラグ臭い言い回しになっており、半ばネタ扱いになっている。 |
| ;[[功刀仁]]([[ラーゼフォン (TV)|ラーゼフォン]]) | | ;[[功刀仁]]([[ラーゼフォン (TV)|ラーゼフォン]]) |
| :打ち解けつつあった綾人に「今度一緒に飯でも食おうか」と約束するが、直後の作戦にて戦死してしまう。 | | :打ち解けつつあった綾人に「今度一緒に飯でも食おうか」と約束するが、直後の作戦にて戦死してしまう。 |
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| ;[[ティエリア・アーデ]]([[機動戦士ガンダム00]]) | | ;[[ティエリア・アーデ]]([[機動戦士ガンダム00]]) |
| :小説版では最終決戦の出撃時に「この戦いが終わったらガンダムの整備に尽力したミレイナに彼女が好きな俳優が出ている映画のビデオチップを贈ろう」と考えていた。 | | :小説版では最終決戦の出撃時に「この戦いが終わったらガンダムの整備に尽力したミレイナに彼女が好きな俳優が出ている映画のビデオチップを贈ろう」と考えていた。 |
− | :もっとも、肉体的に死亡したもののヴェーダとの一体化によって生き残ったとは言える。 | + | :もっとも、「肉体的に死亡したものの[[ヴェーダ]]との一体化によって生き残った」とは言える。 |
| ;[[オブライト・ローレイン]]([[機動戦士ガンダムAGE]]) | | ;[[オブライト・ローレイン]]([[機動戦士ガンダムAGE]]) |
− | :[[キャプテン・アッシュ|アセム]]編終盤において、整備班のレミ・ルース(SRW未登場)にプロポーズし了承されるが、直後の戦闘で'''レミの方が戦死'''。このパターンの中でも少々変則的なパターンである。その後オブライトは[[キオ・アスノ|キオ]]編に至るまでこの際のことを悔いており、小説版ではこれが更に顕著。 | + | :[[キャプテン・アッシュ|アセム]]編終盤において、整備班のレミ・ルース(SRW未登場)に[[告白シーン|プロポーズ]]して了承されるが、直後の戦闘で'''レミの方が戦死'''。 |
| + | :このパターンの中でも少々変則的なパターンである。その後、オブライトは[[キオ・アスノ|キオ]]編に至るまで彼女の死の事を悔いており、小説版ではこれが更に顕著。 |
| ;[[白鳥九十九]]([[機動戦艦ナデシコ]]) | | ;[[白鳥九十九]]([[機動戦艦ナデシコ]]) |
| :[[テンカワ・アキト|アキト]]に「[[ハルカ・ミナト|ある人]]に求婚するつもりでいる」と打ち明けるが、叶うことのないまま[[月臣元一朗|元一朗]]に[[暗殺]]されてしまった。 | | :[[テンカワ・アキト|アキト]]に「[[ハルカ・ミナト|ある人]]に求婚するつもりでいる」と打ち明けるが、叶うことのないまま[[月臣元一朗|元一朗]]に[[暗殺]]されてしまった。 |
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| :登場と同時に「死んだ女房の口癖だ」とのたまう。しかしその壮絶な最期、そして後の話の展開において[[ガロード・ラン|ガロード]]の行動理念に多大な影響を与えた事もあり、あまりネタ臭がしないのは立派。 | | :登場と同時に「死んだ女房の口癖だ」とのたまう。しかしその壮絶な最期、そして後の話の展開において[[ガロード・ラン|ガロード]]の行動理念に多大な影響を与えた事もあり、あまりネタ臭がしないのは立派。 |
| ;[[クリスティナ・シエラ]]、[[リヒテンダール・ツエーリ]]([[機動戦士ガンダム00]]) | | ;[[クリスティナ・シエラ]]、[[リヒテンダール・ツエーリ]]([[機動戦士ガンダム00]]) |
− | :死亡した回で家族の話をしているが、この時一緒に話していた[[フェルト・グレイス|フェルト]]と[[ラッセ・アイオン|ラッセ]]は家族の話をしておらず、2人とも生存している(フェルトは「死んだ両親への手紙を書く」とは言っているが)。 | + | :死亡した回で家族の話をしているが、この時一緒に話していた[[フェルト・グレイス|フェルト]]および[[ラッセ・アイオン|ラッセ]]は家族の話をしておらず、二人とも生存している(フェルトは「死んだ両親への手紙を書く」とは言っているが)。 |
| ;[[バラック・ジニン]]([[機動戦士ガンダム00]]) | | ;[[バラック・ジニン]]([[機動戦士ガンダム00]]) |
− | :ルイスに死んだ妻の話をしている。 | + | :ルイスに対して死んだ妻の話をしている。 |
| ;[[バルザック・アシモフ]]([[宇宙の騎士テッカマンブレード]]) | | ;[[バルザック・アシモフ]]([[宇宙の騎士テッカマンブレード]]) |
| :恋人が妊娠中と下のフラグも立てている。 | | :恋人が妊娠中と下のフラグも立てている。 |
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| 代表格の最たるもの。例を挙げるときりがないが、特に父・兄・祖父など男系の血族は危険。また、フラグ以前の話として'''物語開始以前に死亡している設定'''も、この手の作品では珍しくない。 | | 代表格の最たるもの。例を挙げるときりがないが、特に父・兄・祖父など男系の血族は危険。また、フラグ以前の話として'''物語開始以前に死亡している設定'''も、この手の作品では珍しくない。 |
| ;テム・レイ([[機動戦士ガンダム]]) | | ;テム・レイ([[機動戦士ガンダム]]) |
− | :スパロボ未登場([[テム=レイの回路]]という強化パーツは登場している)。[[アムロ・レイ|アムロ]]の父親で地球連邦軍の技術士官として[[V作戦]]に携わっていたが、サイド7での戦闘の際に宇宙に投げ出される。後に再登場するが酸素欠乏症になっており、最後は階段から転落死してしまう。彼に限らず富野作品に出てくる主人公の両親は作中に死亡する例が多い。 | + | :SRW未登場([[テム=レイの回路]]という強化パーツは登場している)。[[アムロ・レイ|アムロ]]の父親で地球連邦軍の技術士官として[[V作戦]]に携わっていたが、[[サイド7]]での戦闘の際に宇宙に投げ出される。 |
| + | :後に再登場するが酸素欠乏症になっており、最後は階段から転落死してしまう。テム・レイに限らず富野作品に出てくる主人公の両親は作中に死亡する例が多い。 |
| ;[[ミューラ・ミゲル]]([[機動戦士Vガンダム]]) | | ;[[ミューラ・ミゲル]]([[機動戦士Vガンダム]]) |
− | :[[アドラステア]]の巨大タイヤに直接潰される。しかもただ死んだのみならず、生首の入ったヘルメットが吹き飛んだ。Vガンダムに限らず、[[富野作品]]でも有名な[[トラウマイベント]]の1つである。 | + | :[[アドラステア]]の巨大タイヤに直接潰される。しかもただ死んだのみならず、生首の入ったヘルメットが吹き飛んだ。『Vガンダム』に限らず、[[富野作品]]でも有名な[[トラウマイベント]]の一つである。 |
| ;[[キョウジ・カッシュ]]([[機動武闘伝Gガンダム]]) | | ;[[キョウジ・カッシュ]]([[機動武闘伝Gガンダム]]) |
| :[[デビルガンダム]]に肉体と精神を完全に奪われたが、頻死時に自らの分身として[[シュバルツ・ブルーダー]]を生み出し、彼の遺志はシュバルツに受け継がれた。なお、母はキョウジを庇い[[ウルベ・イシカワ|ウルベ]]に射殺されている。 | | :[[デビルガンダム]]に肉体と精神を完全に奪われたが、頻死時に自らの分身として[[シュバルツ・ブルーダー]]を生み出し、彼の遺志はシュバルツに受け継がれた。なお、母はキョウジを庇い[[ウルベ・イシカワ|ウルベ]]に射殺されている。 |
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| そもそも'''[[強化人間]]であること自体が死亡フラグ'''とも言えるが、主人公と心を通わせると死亡確率が更に跳ね上がる。ただし、[[機動新世紀ガンダムX]]の[[カリス・ノーティラス]]など、原作終了まで生き残ったケースもないことはない。 | | そもそも'''[[強化人間]]であること自体が死亡フラグ'''とも言えるが、主人公と心を通わせると死亡確率が更に跳ね上がる。ただし、[[機動新世紀ガンダムX]]の[[カリス・ノーティラス]]など、原作終了まで生き残ったケースもないことはない。 |
| ;[[フィアナ]]、[[イプシロン]]([[装甲騎兵ボトムズ]]) | | ;[[フィアナ]]、[[イプシロン]]([[装甲騎兵ボトムズ]]) |
− | :[[パーフェクトソルジャー]]。強化人間の元ネタ的存在で、原作では寿命が2年しかない。バララント製PSの[[ラダァ・ニーバ|ニーバ]](「[[装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル|ビッグバトル]]」)や、「ネクスタント」と呼ばれる生体兵器である[[テイタニア・ダ・モンテ=ウェルズ|テイタニア]](「[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端|赫奕たる異端]]」)も彼らとは違った爆弾を抱えている。 | + | :[[パーフェクトソルジャー]]。強化人間の元ネタ的存在で、原作では寿命が2年しかない。 |
| + | :バララント製PSの[[ラダァ・ニーバ|ニーバ]](「[[装甲騎兵ボトムズ ビッグバトル|ビッグバトル]]」)や、「ネクスタント」と呼ばれる生体兵器である[[テイタニア・ダ・モンテ=ウェルズ|テイタニア]](「[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端|赫奕たる異端]]」)も彼らとは違った爆弾を抱えている。 |
| ;[[ララァ・スン]]([[機動戦士ガンダム]]) | | ;[[ララァ・スン]]([[機動戦士ガンダム]]) |
| :[[強化人間]]ではないが、「[[主人公]]と心を通わせた特別な存在」という点ではこちらに分類されると思われる。 | | :[[強化人間]]ではないが、「[[主人公]]と心を通わせた特別な存在」という点ではこちらに分類されると思われる。 |
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| :通常の人間や成人が動かすには「アクティビオン」という薬物を投与してフェストゥムの因子を加速する必要がある。無論これは同化現象を悪化させる副作用に直結する危険な行為である。 | | :通常の人間や成人が動かすには「アクティビオン」という薬物を投与してフェストゥムの因子を加速する必要がある。無論これは同化現象を悪化させる副作用に直結する危険な行為である。 |
| ;[[アネモネ]]([[交響詩篇エウレカセブン]]) | | ;[[アネモネ]]([[交響詩篇エウレカセブン]]) |
− | :薬漬けかつデューイの計画により危険な状態になるが、最終的に生存した。しかし、実質的な原作者である京田監督によれば「薬を打たなくなったことで1年後に発狂して死亡してしまう」という衝撃の結末を迎えるらしい…(公式化しているかは不明)。 | + | :薬漬けかつデューイの計画により危険な状態になるが、最終的に生存した。 |
| + | :しかし、実質的な原作者である京田監督によれば「薬を打たなくなったことで1年後に発狂して死亡してしまう」という衝撃の結末を迎えるらしい…(ただし、この発言が公式化しているか否かについては不明)。 |
| ;[[グラキエース]]、[[ウェントス]]([[スーパーロボット大戦D]]、[[第2次スーパーロボット大戦OG]]) | | ;[[グラキエース]]、[[ウェントス]]([[スーパーロボット大戦D]]、[[第2次スーパーロボット大戦OG]]) |
| :ゲーム中では味方になると死亡しないが先が長くない。第2次OGではウェントスが破滅の王をクロスゲートから退けるとはいえ[[ファートゥム]]に特攻して行方不明となった。 | | :ゲーム中では味方になると死亡しないが先が長くない。第2次OGではウェントスが破滅の王をクロスゲートから退けるとはいえ[[ファートゥム]]に特攻して行方不明となった。 |
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| :たまたま秘密を知っただけで… | | :たまたま秘密を知っただけで… |
| ;[[加持リョウジ]]([[新世紀エヴァンゲリオン]]) | | ;[[加持リョウジ]]([[新世紀エヴァンゲリオン]]) |
− | :セカンドインパクトの真実を知るために[[ネルフ]]、日本政府、そして両者を裏で操る[[ゼーレ]]の三重スパイという極めて危険な道を歩む。そして…(死の直接のきっかけとなったのは全ての黒幕であるゼーレへの造反行為) | + | :セカンドインパクトの真実を知るために[[ネルフ]]、日本政府、そして両者を裏で操る[[ゼーレ]]の三重[[スパイ]]という極めて危険な道を歩む。そして…(死の直接のきっかけとなったのは全ての黒幕であるゼーレへの造反行為) |
| ;[[レイフ・エイフマン]]([[機動戦士ガンダム00]]) | | ;[[レイフ・エイフマン]]([[機動戦士ガンダム00]]) |
− | :[[GN粒子]]から[[イオリア・シュヘンベルグ]]の[[イノベイター|真の目的]]に気付くが… | + | :[[GN粒子]]から[[イオリア・シュヘンベルグ]]の[[イノベイター|真の目的]]に気付くが…。 |
| ;[[絹江・クロスロード]]([[機動戦士ガンダム00]]) | | ;[[絹江・クロスロード]]([[機動戦士ガンダム00]]) |
− | :周囲に「危険だ」と止められながらも、真実を知りたいという己の探究心を貫いたばっかりに…。 | + | :周囲に「危険だ」と止められながらも、真実を知りたいという己の探究心を貫いたばかりに…。 |
| ;[[シャーリー・フェネット]]([[コードギアス 反逆のルルーシュR2]]) | | ;[[シャーリー・フェネット]]([[コードギアス 反逆のルルーシュR2]]) |
| :ゼロの正体を知り(思い出し)、協力しようとするが話した相手が[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]だったばかりに… | | :ゼロの正体を知り(思い出し)、協力しようとするが話した相手が[[ロロ・ランペルージ|ロロ]]だったばかりに… |
| ;[[石神邦生]](原作漫画版[[鉄のラインバレル]]) | | ;[[石神邦生]](原作漫画版[[鉄のラインバレル]]) |
− | :[[ジュダ]]のファクターになった際に文字通り「全ての」真実を知らされている。なお、提示された「世界を救うための事象」の中には他ならぬ石神の死が含まれていたため、この時点で命運は決まっていたと言える。 | + | :[[ジュダ]]のファクターになった際に文字通り「全ての」真実を知らされている。 |
| + | :なお、提示された「世界を救うための事象」の中には他ならぬ石神の死が含まれていたため、この時点で命運は決まっていたと言える。 |
| ;[[ソ=デス・ズォー]]([[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]]) | | ;[[ソ=デス・ズォー]]([[スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ]]) |
− | :[[ラースエイレム]]による勝利を確信した時点でアシュアリー・クロイツェル本社の破壊の真相を[[カルヴィナ・クーランジュ|カルヴィナ]]に暴露した。ただし直後にエイテルムが限界を迎えておりラースエイレムが使用出来ず。ラースエイレムへの焦りでパニックを起こしたカルヴィナの怒りを買って、本来の捕獲命令を無視し引導を渡される。 | + | :[[ラースエイレム]]による勝利を確信した時点でアシュアリー・クロイツェル本社の破壊の真相を[[カルヴィナ・クーランジュ|カルヴィナ]]に暴露した。 |
| + | :ただし直後にエイテルムが限界を迎えておりラースエイレムが使用出来ず。ラースエイレムへの焦りでパニックを起こしたカルヴィナの怒りを買って、本来の捕獲命令を無視し引導を渡される。 |
| | | |
| ==== [[クローン]]であること、または自身はクローン元である ==== | | ==== [[クローン]]であること、または自身はクローン元である ==== |
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| ;[[ルルーシュ・ランペルージ]] | | ;[[ルルーシュ・ランペルージ]] |
| :『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2]]』最終盤において、'''本編の主人公でありながら世界([[地球]])征服を成し遂げている'''。しかし後日、彼は[[仮面キャラ|仮面の英雄]]「[[枢木スザク|ゼロ]]」によって討ち取られてしまった。 | | :『[[コードギアス 反逆のルルーシュR2]]』最終盤において、'''本編の主人公でありながら世界([[地球]])征服を成し遂げている'''。しかし後日、彼は[[仮面キャラ|仮面の英雄]]「[[枢木スザク|ゼロ]]」によって討ち取られてしまった。 |
− | :もっとも、ルルーシュによる世界征服は「敢えて自分が大悪人となり、(事前に示し合わせておいた)ゼロに討ち取られる事によって世界を平和にする」事を目的とした[[ゼロレクイエム]]の一環として行った壮大な茶番劇である。 | + | :もっとも、ルルーシュによる世界征服は「敢えて自分が大悪人となり、(計画を事前に示し合わせておいた)ゼロに討ち取られる事によって世界を平和にする」事を目的とした[[ゼロレクイエム]]の一環として行った壮大な茶番劇である。 |
| | | |
| ==== OP・EDの演出 ==== | | ==== OP・EDの演出 ==== |
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| :やはり見たがっていたらしい。 | | :やはり見たがっていたらしい。 |
| *[[フレイ・アルスター]] | | *[[フレイ・アルスター]] |
− | :角川文庫の小説版5巻「終わらない明日へ」内で。メンデルから素顔のまま帰還したクルーゼの顔を見ようとしていた(察知されて仮面をつけられたが)。 | + | :角川文庫の小説版第5巻「終わらない明日へ」内で。メンデルから素顔のまま帰還したクルーゼの顔を見ようとしていた(察知されて仮面をつけられたが)。 |
| *[[ムウ・ラ・フラガ]] | | *[[ムウ・ラ・フラガ]] |
− | :角川文庫の小説版5巻「終わらない明日へ」内においてメンデルでクルーゼの素顔を見ている([[ネオ・ロアノーク|続編で生還した]]が、当初は死亡扱いされていた)。 | + | :角川文庫の小説版第5巻「終わらない明日へ」内においてメンデルでクルーゼの素顔を見ている([[ネオ・ロアノーク|続編で生還した]]が、当初は死亡扱いされていた)。 |
| :ちなみにキラもこの時見ているが、彼のみ'''このフラグをへし折った'''。 | | :ちなみにキラもこの時見ているが、彼のみ'''このフラグをへし折った'''。 |
| *[[ギルバート・デュランダル]]、[[レイ・ザ・バレル]] | | *[[ギルバート・デュランダル]]、[[レイ・ザ・バレル]] |
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| ;[[アリー・アル・サーシェス]]の標的にされる、もしくは彼と少しでも関わりがあったり因縁がある人物([[機動戦士ガンダム00]]) | | ;[[アリー・アル・サーシェス]]の標的にされる、もしくは彼と少しでも関わりがあったり因縁がある人物([[機動戦士ガンダム00]]) |
− | サーシェス自身が歩く死亡フラグともいえるキャラクターなので、殆どの人物がサーシェス自らが手を下している(手を下していなくとも後々死んでいる者もいる)。また、刹那の両親とディランディ一家の死はサーシェスが関わっており、2ndでサーシェスが再生治療によって復帰した後にソレスタルビーイングの関係者が何人か殺されている。
| + | サーシェス自身が歩く死亡フラグともいえるキャラクターなので、殆どの人物がサーシェス自らが手を下している(手を下していなくとも後々死んでいる者もいる)。また、刹那の両親とディランディ一家の死はサーシェスが関わっており、2ndシーズンでサーシェスが再生治療によって復帰した後にソレスタルビーイングの関係者が何人か殺されている。 |
| *[[絹江・クロスロード]] | | *[[絹江・クロスロード]] |
| *[[ラグナ・ハーヴェイ]] | | *[[ラグナ・ハーヴェイ]] |
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| ;[[カーメン・カーメン]]から支援を受けている([[銀河旋風ブライガー]]) | | ;[[カーメン・カーメン]]から支援を受けている([[銀河旋風ブライガー]]) |
− | 原作においてカーメンに関わった者達は、軒並みキングコブラによって毒死または銃殺刑に処せられるシーンという末路を迎える。この点はスパロボシリーズへの参戦時にもかなり反映されており、カーメンと関わった悪役はかなりの割合で彼の差し金で暗殺される。<br />また、[[GC]]/[[XO]]ではカーメンと親交のある悪役の依頼によって、その者が目障りに思った人物が暗殺される。 | + | 原作においてカーメンに関わった者達は、軒並みキングコブラによって毒死または銃殺刑に処せられるシーンという末路を迎える。この点はスパロボシリーズへの参戦時にもかなり反映されており、カーメンと関わった悪役はかなりの割合で彼の差し金で暗殺される。<br />また、『[[スーパーロボット大戦GC|GC]]』/『[[スーパーロボット大戦XO|XO]]』ではカーメンと親交のある悪役の依頼によって、その者が目障りに思った人物が暗殺される。 |
| | | |
| ;[[銀河烈風隊]]の隊士となる([[銀河烈風バクシンガー]]) | | ;[[銀河烈風隊]]の隊士となる([[銀河烈風バクシンガー]]) |
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| :上記のとおり、『蒼穹のファフナー』はサブタイトルに自分の名前が入ると死亡フラグなのだが、真矢は「'''真矢'''~まなざし」において、危機に陥るどころか、咲良のピンチを救う活躍をしている。ついでに「スナイパータイプの機体に乗っている」というフラグも立てているが最後まで生き残っている。 | | :上記のとおり、『蒼穹のファフナー』はサブタイトルに自分の名前が入ると死亡フラグなのだが、真矢は「'''真矢'''~まなざし」において、危機に陥るどころか、咲良のピンチを救う活躍をしている。ついでに「スナイパータイプの機体に乗っている」というフラグも立てているが最後まで生き残っている。 |
| ;[[溝口恭介]]([[蒼穹のファフナー]]) | | ;[[溝口恭介]]([[蒼穹のファフナー]]) |
− | :主人公たちの身近にいる壮年の男性で、お調子者で、子供達に助言する大人で、銃器でフェストゥムと戦おうとして…等様々な死亡フラグを立てているのだが、最後まで生き残った。この件については、脚本の冲方丁氏をして'''「こいつ、どうやっても死なねぇ」'''と言わしめるほど。劇場版で本気で殺そうと脚本を書いたようだが、本人でもどういうことなのかわからないうちに生き残っていたらしい。TVシリーズを観てみるとわかるのだが、この人が生き残るシーンは大概、他のキャラクターにとばっちりがいったりしている(常人における当然の現象といえるが)。 | + | :主人公たちの身近にいる壮年の男性で、お調子者で、子供達に助言する大人で、銃器でフェストゥムと戦おうとして…等様々な死亡フラグを立てているのだが、最後まで生き残った。 |
| + | :この件については、脚本の冲方丁氏をして'''「こいつ、どうやっても死なねぇ」'''と言わしめるほど。冲方氏は劇場版で本気で殺そうと脚本を書いたようだが、氏でもどういうことなのかわからないうちに生き残っていたらしい。TVシリーズを観てみるとわかるのだが、この人が生き残るシーンは大概、他のキャラクターにとばっちりがいったりしている(常人における当然の現象といえるが)。 |
| ;[[ホランド・ノヴァク]]([[交響詩篇エウレカセブン]]) | | ;[[ホランド・ノヴァク]]([[交響詩篇エウレカセブン]]) |
| :上記のオリファーと同じ『恋人が妊娠フラグ』を立て、さらに後半には乗り手に多大な負担を与え、ライダー殺しとまで言われる[[ターミナス type B303|ターミナス303]]に搭乗。ドーピング処置などで身体を蝕まれていく描写など死亡フラグを連立させるも、原作終了まで生き残った珍しいタイプ。なお、捉えようによってはこれらの死亡フラグの乱立こそが死亡フラグがブラフであると匂わせるもので、逆説的に生存フラグとなっているという見方も可能。 | | :上記のオリファーと同じ『恋人が妊娠フラグ』を立て、さらに後半には乗り手に多大な負担を与え、ライダー殺しとまで言われる[[ターミナス type B303|ターミナス303]]に搭乗。ドーピング処置などで身体を蝕まれていく描写など死亡フラグを連立させるも、原作終了まで生き残った珍しいタイプ。なお、捉えようによってはこれらの死亡フラグの乱立こそが死亡フラグがブラフであると匂わせるもので、逆説的に生存フラグとなっているという見方も可能。 |
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| ;[[スパロボ補正]] | | ;[[スパロボ補正]] |
| :ここでは原作において死亡する結末を迎えたキャラクターが、スパロボシリーズでは死亡フラグを回避して生き残る展開になることを指して言う。 | | :ここでは原作において死亡する結末を迎えたキャラクターが、スパロボシリーズでは死亡フラグを回避して生き残る展開になることを指して言う。 |
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| + | == 脚注 == |
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