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770 バイト追加 、 2012年12月20日 (木) 21:33
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『[[雷鳳]]』を[[テスラ・ライヒ研究所]]の協力を得てカスタマイズした機体。
 
『[[雷鳳]]』を[[テスラ・ライヒ研究所]]の協力を得てカスタマイズした機体。
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長所を伸ばす方向で強化されており、パワーの向上を図っている。プラズマ・コンバータの出力アップ及び、増加した重量をカバーする為に全身にブースターを内蔵している。しかし、機体強度・スピード・パワーのバランスが悪く、[[トウマ・カノウ]]以外のパイロットでは歩行すら困難なピーキーな機体になってしまった。そのピーキーさは、後述の『神雷』を使用する際の危険性が物語っており、明確な設計ミスが存在するという点では『欠陥品』という言い方も成り立つ、正に『諸刃の剣』である。
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長所を伸ばす方向で強化されており、パワーの向上を図っている。プラズマ・コンバータの出力アップ及び、増加した重量をカバーする為に全身にブースターを内蔵している。しかし、機体強度・スピード・パワーのバランスが悪く、[[トウマ・カノウ]]以外のパイロットでは歩行すら困難なピーキーな機体になってしまった。そのピーキーさは、後述の『神雷』を使用する際の危険性が物語っており、明確な設計ミスが存在するという点では『欠陥品』という言い方も成り立つ。例えるなら雷鳳が一五〇キロ以上の速度で飛んでいく野球ボールとして、大雷鳳は時速200キロで飛ぶボウリングの球である。(前者は弾かれるが、後者は言うまでもなく砕け散る)正に『諸刃の剣』である。
    
なお、完成に[[テスラ・ライヒ研究所|テスラ研]]の協力があった事と、開発者の[[ミナキ・トオミネ]]の意向から、正式に[[DGG]]の3号機にナンバリングされている。長所を伸ばす方向に強化した為、攻撃力は高いが、雷鳳の短所はそのまま残っている。ちなみに、大雷鳳は当て字を用いた略称であり、正式名称は『'''ダイナミック・ライトニング・オーバー'''』。開発に携わった[[ゼンガー・ゾンボルト]]が名付け親と思われるが、詳細は不明。
 
なお、完成に[[テスラ・ライヒ研究所|テスラ研]]の協力があった事と、開発者の[[ミナキ・トオミネ]]の意向から、正式に[[DGG]]の3号機にナンバリングされている。長所を伸ばす方向に強化した為、攻撃力は高いが、雷鳳の短所はそのまま残っている。ちなみに、大雷鳳は当て字を用いた略称であり、正式名称は『'''ダイナミック・ライトニング・オーバー'''』。開発に携わった[[ゼンガー・ゾンボルト]]が名付け親と思われるが、詳細は不明。
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本機の最強必殺技「神雷」は、「[[システムLIOH]]」のサポートなしで100%の力で戦うと機体もろともトウマまで破壊されるという設計ミスに対して、高速一点集中破壊を行なう事で成功した脅威の必殺技である。
 
本機の最強必殺技「神雷」は、「[[システムLIOH]]」のサポートなしで100%の力で戦うと機体もろともトウマまで破壊されるという設計ミスに対して、高速一点集中破壊を行なう事で成功した脅威の必殺技である。
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前述の通り徹底的にトウマに合わせた改造と調整が施されており、外観としてはスマートな印象だった雷鳳に対し、腕に比して脚部が異様に大きなアンバランスな外観となっている。蹴りを主体とする戦闘スタイルなので方向性は正しいのだが、それを極限まで特化させた結果である。
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前述の通り徹底的にトウマに合わせた改造と調整が施されており、外観としてはスマートな印象だった雷鳳に対し、腕に比して脚部が異様に太いアンバランスな外観となっている。更に背部にはブースターも装着されており、蹴りを主体とする戦闘スタイルなので方向性は正しいのだが、それを極限まで特化させた結果がこれである。出力を抑えた戦闘なら展開できるが、過酷になっていく状況でそんなことは到底言っていられる状況ではなく、トウマは一〇〇%で戦えるようにある秘策を講じることになる。
    
なお、システムLIOHは雷鳳の時に封印されたが排除はされず、システムそのものは万が一のため大雷鳳にも搭載されているが、後に使用せずとも大雷鳳の力を100%以上発揮できるようになる。
 
なお、システムLIOHは雷鳳の時に封印されたが排除はされず、システムそのものは万が一のため大雷鳳にも搭載されているが、後に使用せずとも大雷鳳の力を100%以上発揮できるようになる。
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:以前のものよりも演出がかなり派手になっている。最初に殴りつけた後、相手を掴んで放り投げ、空中の相手を連続で蹴り上げ、止めの一撃で木っ端微塵に蹴り砕く。<br />なお、この技以外では大雷鳳は攻撃に腕をほとんど使わない。
 
:以前のものよりも演出がかなり派手になっている。最初に殴りつけた後、相手を掴んで放り投げ、空中の相手を連続で蹴り上げ、止めの一撃で木っ端微塵に蹴り砕く。<br />なお、この技以外では大雷鳳は攻撃に腕をほとんど使わない。
 
;神雷
 
;神雷
:第44話で追加されるド派手な必殺技。放出された青いプラズマが鳥のような姿となって機体を包み込み、ゆっくりと上昇した後に渾身の飛び蹴りを放って相手を蹴り飛ばした後、青かったプラズマの色が赤に変化して炎を纏ったようになり、蹴り飛ばした相手を超スピードで追い越した後に上空に舞い上り、そこからもう一発渾身の飛び蹴りを放ってそのまま相手に蹴りを決めた状態で地上に突っ込む。<br />技の使用時には、オペレーターを担当するミナキのセリフ付きカットイン挿入、フェイスガードが開き鼻梁と口が露わになった上、右目を覆うパーツが上がり瞳のある眼球が出現するという演出が入る。この状態では[[ダイゼンガー]]や[[アウセンザイター]]と同じ顔つきとなる。<br />トドメ演出時には更に派手になり、着地した瞬間に巨大な火柱が上がり、その中からリアル描写の大雷鳳が飛び出してきて爆炎をバックにポーズを決めるという演出が最後にくる。<br />余談だが、この神雷のアニメーションを作るためだけに2ヶ月を費やしたという逸話がある。なお、本機のBGMのタイトルからも分かるように、読み方は『じんらい』である。  
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:第44話で追加されるド派手な必殺技で大雷鳳の力を限界以上に引き出すための秘策。放出された青いプラズマが鳥のような姿となって機体を包み込み、ゆっくりと上昇した後に渾身の飛び蹴りを放って相手を蹴り飛ばした後、青かったプラズマの色が赤に変化して炎を纏ったようになり、蹴り飛ばした相手を超スピードで追い越した後に上空に舞い上り、そこからもう一発渾身の飛び蹴りを放ってそのまま相手に蹴りを決めた状態で地上に突っ込む。<br />技の使用時には、オペレーターを担当するミナキのセリフ付きカットイン挿入、フェイスガードが開き鼻梁と口が露わになった上、右目を覆うパーツが上がり瞳のある眼球が出現するという演出が入る。この状態では[[ダイゼンガー]]や[[アウセンザイター]]と同じ顔つきとなる。<br />トドメ演出時には更に派手になり、着地した瞬間に巨大な火柱が上がり、その中からリアル描写の大雷鳳が飛び出してきて爆炎をバックにポーズを決めるという演出が最後にくる。<br />余談だが、この神雷のアニメーションを作るためだけに2ヶ月を費やしたという逸話がある。なお、本機のBGMのタイトルからも分かるように、読み方は『じんらい』である。  
    
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
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== 対決・名場面など ==
 
== 対決・名場面など ==
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;ダブルG再誕
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;疾・風・神・雷
 
:バラン・ドバンに敗北を喫した後、雷鳳を降ろされたトウマ。しかし、[[ボス]]の叱責、そして街を襲ったゴラー・ゴレムの部隊に面した時、彼は自分が本来何のために戦っていたのかをようやく悟る。決意を新たにしたトウマに、ミナキは新たな力を託す。その名を呼ぶ大音声に応えて飛来したのは、大改修を経て生まれ変わった雷鳳だった。主と「大雷鳳」の名を得たダブルG3号機は、街を破壊する100機のエスリムを鎧袖一触に粉砕。駆け付けたαナンバーズ、そしてダイゼンガー・アウセンザイターと共に、新たな剣はゴラー・ゴレムを迎撃する。
 
:バラン・ドバンに敗北を喫した後、雷鳳を降ろされたトウマ。しかし、[[ボス]]の叱責、そして街を襲ったゴラー・ゴレムの部隊に面した時、彼は自分が本来何のために戦っていたのかをようやく悟る。決意を新たにしたトウマに、ミナキは新たな力を託す。その名を呼ぶ大音声に応えて飛来したのは、大改修を経て生まれ変わった雷鳳だった。主と「大雷鳳」の名を得たダブルG3号機は、街を破壊する100機のエスリムを鎧袖一触に粉砕。駆け付けたαナンバーズ、そしてダイゼンガー・アウセンザイターと共に、新たな剣はゴラー・ゴレムを迎撃する。
 
;再戦、ベミドバン
 
;再戦、ベミドバン
 
:閉鎖空間で襲来するゴラー・ゴレム。ハザルに嵌められたバランは、そうとは気付かぬままアルマナのいる艦を叩き潰さんと迫る。以前の邂逅でアルマナとバランの関係を知っていたトウマは、その行いに激昂。一対一の勝負を挑む。誤解から始まった不毛な戦いは、またも大雷鳳の敗北で終わる。重傷を負って医務室に担ぎ込まれたトウマは、ただバランを超えようとしていた以前の理由ではなく「このままでは力が足りない、それでは何も護れない」と、かつて封印した禁断のシステム解除を依頼する……。
 
:閉鎖空間で襲来するゴラー・ゴレム。ハザルに嵌められたバランは、そうとは気付かぬままアルマナのいる艦を叩き潰さんと迫る。以前の邂逅でアルマナとバランの関係を知っていたトウマは、その行いに激昂。一対一の勝負を挑む。誤解から始まった不毛な戦いは、またも大雷鳳の敗北で終わる。重傷を負って医務室に担ぎ込まれたトウマは、ただバランを超えようとしていた以前の理由ではなく「このままでは力が足りない、それでは何も護れない」と、かつて封印した禁断のシステム解除を依頼する……。
;疾・風・神・雷
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;その名は「神雷」
:消耗極まるαナンバーズに、容赦なくゴラー・ゴレムは攻撃を仕掛けて来る。指揮官ハザルの駆るヴァイクランを一時は追い詰めたものの、ハザルはアルマナを狙い大空魔竜に迫る。それに対してミナキが、ルリアに同乗したアルマナが出撃する。シュムエルを捨て身で援護するミナキだったが、そこにトウマの駆る大雷鳳が出撃。システムLIOHを解放しない不完全な状態では勝てない。しかし、限界を超えたトウマと大雷鳳は、見る者が目を疑う超神速の一撃でヴァイクランを撃退。真の人機一体たるその一撃は「神雷」と名付けられ、直後に現れた鋼の戦神と共に逆転劇の幕が上がる。
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:消耗極まるαナンバーズに、容赦なくゴラー・ゴレムは攻撃を仕掛けて来る。指揮官ハザルの駆るヴァイクランを一時は追い詰めたものの、ハザルはアルマナを狙い大空魔竜に迫る。それに対してミナキが、ルリアに同乗したアルマナが出撃する。シュムエルを捨て身で援護するミナキだったが、そこにトウマの駆る大雷鳳が出撃。システムLIOHを解放しない不完全な状態では勝てない。しかし、トウマは今まで培ってきたすべてをもって超えると宣言。そして限界を超えたトウマと大雷鳳は、誰もが目を疑う神速を超えた超神速の一撃でヴァイクランを撃退。真の人機一体たるその一撃は「神雷」と名付けられ、直後に現れた鋼の戦神と共に逆転劇の幕が上がる。
 
;漢達
 
;漢達
:義によって立ち上がったバランと共に一時の勝利を納めたトウマ達。しかしバランは主人に背いてしまった身であるとして空虚のまま旅に出る。そこに現れたトウマはバランに今までの自分を捨ててみろと諭し、喧嘩を売る。闘志を呼び起こされたバランはトウマの喧嘩を買い、二人は敵味方の関係を超えて心の向くまま戦いを繰り広げる。全てはどちらが強いのかを確かめるために。
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:義によって立ち上がったバランと共に一時の勝利を納めたトウマ達。しかしバランは主人に背いてしまった身であるとして空虚のまま旅に出る。そこに現れたトウマはバランに今までの自分を捨ててみろと諭し、喧嘩を売る。闘志を呼び起こされたバランはトウマの喧嘩を買い、二人は敵味方の関係を超えて心の向くまま戦いを繰り広げる。全てはどちらが強いのかを確かめるために。トウマ篇屈指の燃えシーンである。
 
;闘志、果てなく
 
;闘志、果てなく
 
:「終焉の銀河」より。事の推移を見届ける[[ヱルトリウム]]に、最後の悪あがきを図り接近する[[ケイサル・エフェス]]。その前に立ちふさがった大雷鳳は、[[ダイゼンガー]]と共にそれぞれの奥義である「雲耀の太刀」と「神雷」という最強技の連携攻撃(両方とも射程1なのでこのイベントでしか見られない)で鉄槌を下した。
 
:「終焉の銀河」より。事の推移を見届ける[[ヱルトリウム]]に、最後の悪あがきを図り接近する[[ケイサル・エフェス]]。その前に立ちふさがった大雷鳳は、[[ダイゼンガー]]と共にそれぞれの奥義である「雲耀の太刀」と「神雷」という最強技の連携攻撃(両方とも射程1なのでこのイベントでしか見られない)で鉄槌を下した。
:なお、このイベントで大雷鳳は750000ものダメージ(ケイサル・エフェスは防御状態。直撃なら1500000ダメージ)を叩き出す。ダイゼンガーも200000ダメージ(直撃なら500000ダメージ)を叩き出す為、このイベントは計1000000ダメージ(直撃なら'''2000000ダメージ''')にも及ぶオーバーキルという、現在までに発売されたスパロボの中でシリーズ史上最大のダメージを叩き出したイベントとなっている(ちなみに2位は同作の42話における[[ジェネシックガオガイガー]])。
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:なお、このイベントで大雷鳳は750000ものダメージ(ケイサル・エフェスは防御状態。直撃なら1500000ダメージ)を叩き出す。ダイゼンガーも200000ダメージ(直撃なら500000ダメージ)を叩き出す為、このイベントは計1000000ダメージ(直撃なら'''2000000ダメージ''')にも及ぶ超オーバーキルという、現在までに発売されたスパロボの中でシリーズ史上最大のダメージを叩き出したイベントとなっている(ちなみに2位は同作の42話における[[ジェネシックガオガイガー]])。
    
== 関連機体 ==
 
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