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− | == 夏喃潤(かなんじゅん/Kanan Jun) == | + | {{登場人物概要 |
− | *[[登場作品]]:[[バンプレストオリジナル]]
| + | | 読み = かなんじゅん |
− | **[[第2次スーパーロボット大戦OG]]
| + | | 外国語表記 = [[外国語表記::Kanan Jun]] |
− | *[[声優]]:永田亮子 | + | | 登場作品 = [[バンプレストオリジナル]]([[OGシリーズ]]) |
− | *種族:仙人
| + | *{{登場作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}} |
− | *性別:女
| + | | 声優 = {{声優|永田亮子|SRW=Y}} |
− | *[[年齢]]:半[[不老不死]]
| + | | キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|八房龍之助}} |
− | *髪色:銀とオレンジのメッシュ
| + | | 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦OG}} |
− | *髪型:ロングヘアー
| + | | SRWでの分類 = [[パイロット]] |
− | *所属:[[バラル]]
| + | }} |
− | *キャラクターデザイン:八房龍之助
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− | 『[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]]』にて初登場。[[バラル]]の仙人で、南仙。北仙の[[泰北三太遊]]とは対を成す。[[雀王機]]と[[雀武王]]のメインパイロット。一見美形の男性に見えるが実は女性で、尸解する以前も男装の麗人であった。ただし仙人になった時点で性別を超越しているので、現在の外見は本人の嗜好によるものである。
| + | {{登場人物概要 |
| + | | タイトル = プロフィール |
| + | | 種族 = 仙人 |
| + | | 性別 = 女 |
| + | | 年齢 = 半[[不老不死]] |
| + | | 髪色 = 銀とオレンジのメッシュ |
| + | | 髪型 = ロングヘアー |
| + | | 所属 = [[バラル]] |
| + | }} |
| + | '''夏喃潤'''は『[[第2次スーパーロボット大戦OG]]』の登場人物。 |
| + | == 概要 == |
| + | [[バラル]]の仙人で、南仙。北仙の[[泰北三太遊]]とは対を成す。[[雀王機]]と[[雀武王]]のメインパイロット。 |
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− | [[虎王機]]と[[龍王機]]を奪取する為に雀王機]]で[[テスラ・ライヒ研究所]]を襲撃する。この時は雀王機に搭乗せずに遠隔操作で龍王機を大破させ、虎王機を奪い取っていった。 | + | 一見美形の男性に見えるが実は女性で、尸解する以前も[[男装]]の麗人であった。ただし仙人になった時点で性別を超越しているので、現在の外見は本人の嗜好によるものである。 |
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| + | === 人物 === |
| + | [[性格]]的には気取った貴公子然としているが、その実結構な激情家。長命であるがゆえに幼き人間達を諭し導いてやらねばならないと言う義務感に基づき行動している。「命にはそれぞれもっとも輝くべき時がある」という思想を持っている。そのため、他者の命を奪うことには何のためらいも持っておらず、結果に結びつけることで正当化するなど常人とは全く違う感性を持っている。 |
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| + | ……と、一見すれば「目的のためなら手段を選ばないクスハのライバルキャラ」のように思えるが、実は'''巨乳の女性が大好き'''という性癖を持ち、色慾自体も常人のそれ以上という始末<ref>なお、[[アイビス・ダグラス|アイビス]]のような「スレンダーな女性」は範疇外と公言している。</ref>。クスハら[[鋼龍戦隊]]の女性陣に目を付けていたのも、[[ゼオラ・シュバイツァー|巨]][[クリアーナ・リムスカヤ|乳]][[エクセレン・ブロウニング|女性]]や[[アヤ・コバヤシ|念]][[マイ・コバヤシ|動]][[リオ・メイロン|力]][[レオナ・ガーシュタイン|者]][[リルカーラ・ボーグナイン|達]]がいたためであり、その当人に接触するや否や見境いなくアプローチした為、彼女達から総スカンにされた。特に'''巨乳で念動力者'''であるクスハへの執着心は尋常ではなく、身も蓋もなく言えば'''ほとんどストーカーに近い'''。当然、男性陣からも自分達の恋人を狙われたので非常に嫌われており、事あるごとに'''「焼き鳥にしてやる」'''と言われている。 |
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| + | === 来歴 === |
| + | [[虎王機]]と[[龍王機]]を奪取する為に[[雀王機]]で[[テスラ・ライヒ研究所]]を襲撃する。この時は雀王機に搭乗せずに遠隔操作で龍王機を大破させ、虎王機を奪い取っていった。 |
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| その後、再び龍王機の奪取を目論み、今度は閉鎖空間に引きずり込んで2度目の襲撃を行うが、この時にクスハを初めとする鋼龍戦隊の女性陣を見初めて、彼女達を自分の物にしようと企む。当初は強引に攫って行くつもりだったらしいが、正規の仙人に仕立て上げるべく準備を行う。 | | その後、再び龍王機の奪取を目論み、今度は閉鎖空間に引きずり込んで2度目の襲撃を行うが、この時にクスハを初めとする鋼龍戦隊の女性陣を見初めて、彼女達を自分の物にしようと企む。当初は強引に攫って行くつもりだったらしいが、正規の仙人に仕立て上げるべく準備を行う。 |
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| 彼女の、というよりバラルの最終目的は、[[地球]]の人間すべてを強引に仙人へと昇華させる「総人尸解計画」にあり、理由はガンエデンが地球を封印したあとに、地球内部での争いが起こることを防ぐためであると同時に、「[[ペルフェクティオ|破滅の王]]」への対策の一つ。ただ、これは素質のない人間はそのまま死んでしまうため、当然ながら戦隊には受け入れられず、明確に敵対することになる。 | | 彼女の、というよりバラルの最終目的は、[[地球]]の人間すべてを強引に仙人へと昇華させる「総人尸解計画」にあり、理由はガンエデンが地球を封印したあとに、地球内部での争いが起こることを防ぐためであると同時に、「[[ペルフェクティオ|破滅の王]]」への対策の一つ。ただ、これは素質のない人間はそのまま死んでしまうため、当然ながら戦隊には受け入れられず、明確に敵対することになる。 |
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− | [[性格]]的には気取った貴公子然としているが、その実結構な激情家。長命であるがゆえに幼き人間達を諭し導いてやらねばならないと言う義務感に基づき行動している。「命にはそれぞれもっとも輝くべき時がある」という思想を持っている。そのため、他者の命を奪うことには何のためらいも持っておらず、結果に結びつけることで正当化するなど常人とは全く違う感性を持っている。
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− | ……と、一見すれば「目的のためなら手段を選ばないクスハのライバルキャラ」のように思えるが、実は'''巨乳の女性が大好き'''という性癖を持ち、色慾自体も常人のそれ以上という始末(いうなれば、彼女が'''OGシリーズ初の百合キャラ'''というべきか。ただし、[[アイビス・ダグラス|アイビス]]のような「スレンダーな女性」は範疇外と公言している)。クスハら[[鋼龍戦隊]]の女性陣に目を付けていたのも、[[ゼオラ・シュバイツァー|巨]][[クリアーナ・リムスカヤ|乳]][[ラミア・ラヴレス|の]][[エクセレン・ブロウニング|女]][[アリエイル・オーグ|性]]や[[アヤ・コバヤシ|念]][[マイ・コバヤシ|動]][[リオ・メイロン|力]][[レオナ・ガーシュタイン|者]][[リルカーラ・ボーグナイン|達]]がいたためであり、その当人に接触するや否や見境いなくアプローチした為、彼女達から総スカンにされた。特に'''巨乳で念動力者'''であるクスハへの執着心は尋常ではなく、身も蓋もなく言えば'''ほとんどストーカーに近い'''。当然、男性陣からも自分達の恋人を狙われたので非常に嫌われており、事あるごとに'''「焼き鳥にしてやる」'''と言われている。
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| 最終的には限仙境で総力戦を挑んだものの敗北、結末を受け入れ無いまま散っていった。 | | 最終的には限仙境で総力戦を挑んだものの敗北、結末を受け入れ無いまま散っていった。 |
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| ;[[第2次スーパーロボット大戦OG]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG]] |
| :今作で初登場。概ねプロフィール通り。最終局面での対決では、事前に泰北の気力を「脱力」で下げておくと変形時に夏喃の気力も下がっているため、戦いやすくなる。 | | :今作で初登場。概ねプロフィール通り。最終局面での対決では、事前に泰北の気力を「脱力」で下げておくと変形時に夏喃の気力も下がっているため、戦いやすくなる。 |
| + | ;[[超機人 龍虎王伝奇]] |
| + | :第2部にて眠りについていることが語られているが、起こされることなく物語が終わったため登場しない。 |
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− | == パイロットステータス設定の傾向 == | + | == パイロットステータス == |
| === [[能力|能力値]] === | | === [[能力|能力値]] === |
| ボス格だけあって確かに強いのだが、耐久力に乏しいためそこまで強敵という印象ではない。泰北が頑丈過ぎるということもあるが。ついでに性格の問題で、攻撃をかわされると気力が下がる。 | | ボス格だけあって確かに強いのだが、耐久力に乏しいためそこまで強敵という印象ではない。泰北が頑丈過ぎるということもあるが。ついでに性格の問題で、攻撃をかわされると気力が下がる。 |
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| === [[精神コマンド]] === | | === [[精神コマンド]] === |
− | ;[[ひらめき]]、[[必中]]、[[加速]]、[[強襲]]、[[熱血]]、[[連撃]](ツイン) | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦OG|第2次OG]] |
| + | :'''[[ひらめき]]、[[必中]]、[[加速]]、[[強襲]]、[[熱血]]、[[連撃]]'''(ツイン) |
| :速度特化の構成。雀武王のイメージを考えればありだが、「加速」「強襲」「連撃」でどうしてもストーカー行為が浮かぶのは気のせいだろうか……。 | | :速度特化の構成。雀武王のイメージを考えればありだが、「加速」「強襲」「連撃」でどうしてもストーカー行為が浮かぶのは気のせいだろうか……。 |
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| === インターミッション === | | === インターミッション === |
| ;「僕は、彼女のような女性……凛とした気、ふくよかな身体を持った女の子が好きなのさ」 | | ;「僕は、彼女のような女性……凛とした気、ふくよかな身体を持った女の子が好きなのさ」 |
− | :鋼龍戦隊との初対面でいきなり百合と巨乳趣味をカミングアウト(?)した(この時は自分が女である事は説明していなかったが)。 | + | :鋼龍戦隊との初対面でいきなり百合と巨乳趣味をカミングアウト(?)した(この時は自分が女である事は説明していなかったが)。[[スタッフ:河野さち子|主にこの方]]の影響だが… |
| ;「ああ、スレンダーな子は範疇外なんだ、悪いね」 | | ;「ああ、スレンダーな子は範疇外なんだ、悪いね」 |
| :で、アイビスに上述のカミングアウトを詰問された彼女の答えはまさかのこれ。これを根に持ったのかアイビスは戦闘時に「'''胸が無くて悪かったな!'''」と言っている。 | | :で、アイビスに上述のカミングアウトを詰問された彼女の答えはまさかのこれ。これを根に持ったのかアイビスは戦闘時に「'''胸が無くて悪かったな!'''」と言っている。 |
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| ;「クスハにとって本当に必要なのは、君や虎龍王じゃなく、この僕さ」<br/>「思い込みじゃない、愛だよ。クスハは僕の愛を得て、より美しく咲く。そう、険谷のスミレのように」 | | ;「クスハにとって本当に必要なのは、君や虎龍王じゃなく、この僕さ」<br/>「思い込みじゃない、愛だよ。クスハは僕の愛を得て、より美しく咲く。そう、険谷のスミレのように」 |
| :対ブリット。クスハへの執着は相変わらず……というか悪化の一途をたどっており、こうなると'''ナルシストなストーカー'''である。自信満々に言い切るものの、ブリットからは「'''その谷には白虎がいる!'''」と見事に切り返されることに。 | | :対ブリット。クスハへの執着は相変わらず……というか悪化の一途をたどっており、こうなると'''ナルシストなストーカー'''である。自信満々に言い切るものの、ブリットからは「'''その谷には白虎がいる!'''」と見事に切り返されることに。 |
− | ;「馬鹿な! こんな結果が天命であるはずがない!」<br/>「彼らが僕らの強執術に……いや、ガンエデンに逆らうというのか!」「何を言う、僕らこそが地球の守護者! 俗界桃源郷の主! 尸解による導きを……!」<br/>「わかるものか! 僕らの悲願、総人尸解計画を無に帰す気か!?」<br/>「賢者が愚者を導かずに何とする! 忘れたか、僕らがガンエデンに恭順したのは……!!」<br/>「泰北!!」<br/>「止めろ、泰北! 泰北三太遊!!」 | + | ;「馬鹿な! こんな結果が天命であるはずがない!」<br/>「彼らが僕らの強執術に……いや、ガンエデンに逆らうというのか!」<br/>「何を言う、僕らこそが地球の守護者! 俗界桃源郷の主! 尸解による導きを……!」<br/>「わかるものか! 僕らの悲願、総人尸解計画を無に帰す気か!?」<br/>「賢者が愚者を導かずに何とする! 忘れたか、僕らがガンエデンに恭順したのは……!!」<br/>「泰北!!」<br/>「止めろ、泰北! 泰北三太遊!!」 |
| :「機人大戦」にて。撃墜後。泰北に継戦を指示するが「天命には抗えない」と泰北に諭され、逆上。さらにここに来て自らの見識の狭さをさらけ出すこととなった夏喃。目的と手段が徐々に入れ替わって来ていたのにも気づかず、雀王機と武王機に屈従を強いた挙句、現実を認め無いまま世界から消えることになった。 | | :「機人大戦」にて。撃墜後。泰北に継戦を指示するが「天命には抗えない」と泰北に諭され、逆上。さらにここに来て自らの見識の狭さをさらけ出すこととなった夏喃。目的と手段が徐々に入れ替わって来ていたのにも気づかず、雀王機と武王機に屈従を強いた挙句、現実を認め無いまま世界から消えることになった。 |
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| ;[[窮奇王]]、[[饕餮王]] | | ;[[窮奇王]]、[[饕餮王]] |
| :四凶の超機人。この2機に枷を嵌めて制御しているが、なかなかいう事を聞かない。 | | :四凶の超機人。この2機に枷を嵌めて制御しているが、なかなかいう事を聞かない。 |
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| + | == 脚注 == |
| + | <references /> |
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