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| *本体重量:57.2 t | | *本体重量:57.2 t |
| *[[動力]]:[[GNドライヴ]] | | *[[動力]]:[[GNドライヴ]] |
− | *[[出力]]:不明(推定:腕部モーターがフラッグの6倍以上) | + | *[[出力]]:不明(推定:腕部モーターが[[ユニオンフラッグ]]の6倍以上) |
| *装甲材質:Eカーボン | | *装甲材質:Eカーボン |
| *バックアップシステム:独自のバックアップシステム | | *バックアップシステム:独自のバックアップシステム |
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| == 概要 == | | == 概要 == |
− | 1stシーズン最終回で中破した[[ガンダムエクシア]]の修復機。
| + | 1stシーズン最終話「刹那」における[[グラハム専用ユニオンフラッグカスタムII|GNフラッグ]]との激闘で中破した[[ガンダムエクシア]]の修復機。 |
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| === 機体概要 === | | === 機体概要 === |
− | [[刹那・F・セイエイ]]が[[ソレスタルビーイング]]との接触を断っていたために[[補給]]を受けられず、物資不足により欠けた装甲はほぼそのままにされている。喪失した左腕はマントでカバーしたのみ、顔面部はティエレンのカメラで代用、各部GNコンデンサーは全て破損、粒子制御用クラビカルアンテナも折れている、と生半の形容もし難い満身創痍の状態。 | + | [[刹那・F・セイエイ]]が4年間[[ソレスタルビーイング]]との接触を断っていたために[[補給]]を受けられず、物資不足により欠けた装甲はほぼそのままにされている。 |
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− | 武装もGNソードを除く格闘兵装とGNシールドが失われている上、ソードは刃こぼれして切っ先が折れている。
| + | 「GNフラッグとの激闘によって喪失した左腕はマントでカバーしたのみで、同じく喪失した右カメラアイは[[ティエレン宇宙型|ティエレン]]のカメラで代用、各部GNコンデンサーは全て破損、[[GN粒子]]制御用クラビカルアンテナも折れている」という満身創痍の状態である。 |
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− | なお、満身創痍のこの状態で[[トランザム]]が可能かどうかは不明。「トランザムを発動できても、内部機構が耐えられない」というのが大方の予想ではあるが、アーケードゲーム『機動戦士ガンダム EXTREME VS』ではトランザムを使う本機を目にすることができる。
| + | 肝心の武装もGNソードを除く格闘兵装およびGNシールドが失われている上、頼みのGNソードは刃こぼれして切っ先が折れた状態になっている。 |
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− | また、「ガンダムエクシア改」という別名が記載された資料もあるが、この場合は「改修」の意味合いが強い。
| + | この満身創痍のこの状態で[[トランザム]]が可能かどうかは不明。<ref>「仮に[[トランザム]]を発動できても、内部機構が耐えられない」というのが大方の予想ではあるが、アーケードゲーム『機動戦士ガンダム EXTREME VS』ではトランザムを使う本機を目にすることができる。</ref>なお、「'''ガンダムエクシア改'''」という別名が記載された[[資料]]もあるが、この場合は「改修」の意味合いが強い。 |
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| === 劇中での様相 === | | === 劇中での様相 === |
− | 『2nd』第1話にて[[コロニー]]・プラウドに現れて[[アロウズ]]と交戦するが、新型機[[アヘッド]]との性能差から敗北してしまう。しかし、アヘッドにあわや討たれるところを救援に来た[[ティエリア・アーデ]]の[[セラヴィーガンダム]]に助けられた。
| + | 2ndシーズン第1話「天使再臨」にて[[コロニー]]・プラウドに現れて[[アロウズ]]と交戦するが、新型機[[アヘッド]]との性能差から敗北してしまう。しかし、アヘッドにあわや討たれるところを救援に来た[[ティエリア・アーデ]]の[[セラヴィーガンダム]]に助けられた。 |
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− | [[刹那・F・セイエイ]]が[[ソレスタルビーイング]]に合流した後、本格的な修復のためソレスタルビーイングのラボへと送られ、太陽炉は[[ダブルオーガンダム]]へと受け継がれた。 | + | [[刹那・F・セイエイ]]が[[ソレスタルビーイング]]に合流した後、本格的な修復のためソレスタルビーイングのラボへと送られ、エクシアリペアの[[GNドライヴ]]は[[ダブルオーガンダム]]へと受け継がれた。<ref name="GN Drive">ちなみにガンダムエクシアリペアの[[GNドライヴ]]は、[[ダブルオーガンダム]]の右肩部分に移植されている。</ref> |
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− | その後、本機体はソレスタルビーイングの最新技術が施されたガンダムエクシアリペアII(SRW未登場)へと生まれ変わる。そして、それは[[リボンズ・アルマーク]]との最終決戦時に刹那の手によって起動され、リボンズを討つ力となったのであった。
| + | その後、本機体はソレスタルビーイングのラボで改修されて、最新技術が施されたガンダムエクシアリペアII(SRW未登場)へと生まれ変わる。そして、それは[[リボンズ・アルマーク]]との最終決戦時に刹那の手によって起動され、リボンズを討つ力となったのであった。 |
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| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
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| ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] | | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]] |
| :初登場作品。序盤各ルートで[[スポット参戦]]。攻撃力はそこそこだが、運動性が低く攻撃を喰らいやすいのが問題である。あまり強くないので、無理は禁物。 | | :初登場作品。序盤各ルートで[[スポット参戦]]。攻撃力はそこそこだが、運動性が低く攻撃を喰らいやすいのが問題である。あまり強くないので、無理は禁物。 |
− | :なお、残念ながらガンダムエクシアリペアIIは未登場(これは[[漫画]]ケロケロエース版においても同じ)。登場させると[[ダブルオーライザー]]が離脱してしまうので、仕方がないといえば仕方がない。 | + | :なお、残念ながらガンダムエクシアリペアIIは未登場<ref>ちなみに、大森倖三氏による[[漫画|漫画版]]においても、ガンダムエクシアリペアIIは未登場。</ref>である。登場させると[[ダブルオーライザー]]が離脱してしまうので、仕方がないといえば仕方がない。 |
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| ===単独作品=== | | ===単独作品=== |
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| === 武装・[[必殺武器]] === | | === 武装・[[必殺武器]] === |
| ;GNバルカン | | ;GNバルカン |
− | :右腕に内蔵している小型ビームバルカン。やや非力であるが、戦闘機や旧世代MSであれば十分に破壊できる。 | + | :右腕に内蔵している小型ビームバルカン。やや非力であるが、戦闘機や旧世代[[モビルスーツ|MS]]であれば十分に破壊できる。 |
| :劇中未使用のためか、SRWでも未登場。 | | :劇中未使用のためか、SRWでも未登場。 |
| ;GNソード | | ;GNソード |
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| ::[[刹那・F・セイエイ|刹那]]と機体の[[カットイン]]があるが、刹那は黒い[[パイロットスーツ]]を着用している。 | | ::[[刹那・F・セイエイ|刹那]]と機体の[[カットイン]]があるが、刹那は黒い[[パイロットスーツ]]を着用している。 |
| :;GNソード(ライフルモード) | | :;GNソード(ライフルモード) |
− | ::実体剣を後方に設置させ、ショートレンジ用ライフルを使用可能にした状態。 | + | ::実体剣をバックラー内部に収納させ、ショートレンジ用ライフルを使用可能にした状態。 |
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| === [[特殊能力]] === | | === [[特殊能力]] === |
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| :[[切り払い]]を発動。 | | :[[切り払い]]を発動。 |
| ;[[EN回復]](小) | | ;[[EN回復]](小) |
− | :GNドライヴの特性を再現している。 | + | :[[GNドライヴ]]の特性を再現している。 |
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| === 移動タイプ === | | === 移動タイプ === |
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| === カスタムボーナス === | | === カスタムボーナス === |
| ;全ての格闘武器の攻撃力+400 | | ;全ての格闘武器の攻撃力+400 |
− | :改造する機会はないので実質無意味。 | + | :[[改造]]する機会は無いので実質無意味。 |
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| == 機体BGM == | | == 機体BGM == |
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| == 対決・名場面 == | | == 対決・名場面 == |
| ;対[[アロウズ]] | | ;対[[アロウズ]] |
− | :『2nd』第1話でアロウズの小隊を奇襲し、その内の[[GN-X III]]一機の右腕を破壊したものの、直後に[[バラック・ジニン]]が搭乗する[[アヘッド]]に性能差で敗北、GNソード、右腕、右足を両断される。 | + | :2ndシーズン第1話「天使再臨」より。アロウズの小隊を奇襲し、その内の[[GN-X III]]一機の右腕を破壊したものの、直後に[[バラック・ジニン]]が搭乗する[[アヘッド]]に性能差で敗北。アヘッドによってGNソード、右腕、右足を両断される。 |
| :あわや撃墜寸前まで行ったが、直後に[[セラヴィーガンダム|新たなガンダム]]の登場により難を逃れる。そして、この出来事により[[刹那・F・セイエイ|刹那]]は[[ソレスタルビーイング]]に帰還する事となった。 | | :あわや撃墜寸前まで行ったが、直後に[[セラヴィーガンダム|新たなガンダム]]の登場により難を逃れる。そして、この出来事により[[刹那・F・セイエイ|刹那]]は[[ソレスタルビーイング]]に帰還する事となった。 |
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| == 関連機体 == | | == 関連機体 == |
| ;ガンダムエクシアリペアII | | ;ガンダムエクシアリペアII |
− | :改修機。『2nd』最終話に登場。SRW未登場。 | + | :改修機。2ndシーズン最終話「再生」に登場。SRW未登場。 |
| ;[[ティエレン宇宙型]] | | ;[[ティエレン宇宙型]] |
− | :破損した頭部右のカメラの[[修理]]にパーツを流用。 | + | :喪失した[[ガンダムエクシア]]の右カメラアイの[[修理]]にパーツを流用。 |
| ;[[ダブルオーガンダム]] | | ;[[ダブルオーガンダム]] |
− | :エクシアの[[GNドライヴ]]を受け継いだ後継機。 | + | :ガンダムエクシアリペアの[[GNドライヴ]]を受け継いだ後継機。<ref name="GN Drive">ちなみにガンダムエクシアリペアの[[GNドライヴ]]は、[[ダブルオーガンダム]]の右肩部分に移植されている。</ref> |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *ゲーム『SDガンダム Gジェネレーションワールド』では、本機から[[ティエレン宇宙型]]を開発できる。移植したカメラアイがティエレン宇宙型のものだからなのか……? | + | *ガンダムエクシアリペアは半壊した姿ながらも、ある意味悲壮感も感じさせる外見からか、ファンからは「'''ボロシア'''」の[[俗語・俗称|俗称]](というか愛称)で呼ばれることもあり、地味ながら人気が高い。 |
− | *半壊した姿ながらも、ある意味悲壮感も感じさせる外見からか、ファンからは'''ボロシア'''の[[俗語・俗称|俗称]](というか愛称)で呼ばれることもあり、地味ながら人気が高い。
| + | **実際、視聴者からの人気を反映してか『[[機動戦士ガンダム00]]』スペシャルエディションII「エンド・オブ・ワールド」の映像ソフトの表紙にガンダムエクシアリペアが採用されている。 |
| *マントをまとったその姿から[[クロスボーン・ガンダムX1]]を連想した視聴者も多かった。 | | *マントをまとったその姿から[[クロスボーン・ガンダムX1]]を連想した視聴者も多かった。 |
| + | **なお、これに関して水島精二監督は「'''実際の[[宇宙|宇宙空間]]ではマントははためいたりしないのだが、やはり『マントがはためいた方が格好良い』と思った'''ので、敢えて劇中でエクシアリペアのマントをはためかせる事にした」と述懐している。 |
| + | *[[プレイステーション・ポータブル|PSP]]用ソフト『SDガンダム GGENERATION WORLD』では、本機から[[ティエレン宇宙型]]を開発できる。移植した右カメラアイがティエレン宇宙型のものだからなのか…? |
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| + | == 脚注 == |
| + | <references /> |
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| == 資料リンク == | | == 資料リンク == |