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== チボデー・クロケット(Chibode Croquette) ==
*[[登場作品]]:[[機動武闘伝Gガンダム]]
*[[声優]]:大塚芳忠(少年時代:松井摩味(現・摩味))
*種族:地球人(ネオ・アメリカ)
*性別:男
*生年月日:F.C39年6月7日
*身長:192m
*体重:87kg
*血液型:0型
*星座:双子座
*役職:第13回大会[[ガンダムファイト]] ネオ・アメリカ代表[[ガンダムファイター]]
*所属:ネオ・アメリカ
*得意技:ボクシング、拳銃の早撃ち
*キャラクターデザイン:逢坂浩司

ネオ・アメリカ代表の[[ガンダムファイター]]で、種目はボクシング。そのボクシングでコロニー大会百連勝の記録を持つ。幼少時は母と共に地球に住んでいたが、ある事件で離れ離れとなる(決勝大会でそれを敵に知られ、それを突かれた作戦で苦戦するも克服して勝利している)。その後[[ニューヨーク]]のスラム街で大人相手にストリートファイトに明け暮れて、それがネオ・アメリカの目に留まり[[スペースコロニー]]に居を構える。愛機は[[ガンダムマックスター]]。

第13回大会で[[ニューヨーク]]に凱旋。地球のボクシングチャンピオンと対峙するが、それは[[ドモン・カッシュ|ドモン]]の変装であり、不意打ちでノックダウンされた彼は激昂。ドモンにガンダムファイトを申し込むが、お互いの拳による対決はドモンに軍配が挙がり、彼は敗れて意気消沈するがニューヨーカーの熱い声援で再び戦う心を取り戻す。

性格は陽気なアメリカン気取り。表情豊かだが、内心はナイーブな一面をもつ。戦いの際は正々堂々と正面からぶつかって行く。その闘争本能は[[東方不敗マスター・アジア]]曰く「野獣」となぞらえられた。

彼のサポートクルーは[[キャス・ロナリー]]、[[バニー・ヒギンズ]]、[[ジャネット・スミス]]、[[シャリー・レーン]]の美女4人組(チボデーギャルズ)で、彼女らもチボデーと同じ境遇のニューヨーカーである。

ちなみに、苦手なものはピエロ。幼少期にピエロによって怖い思いをしており、その事がトラウマになっている。それが原因で対ジェスターガンダム戦では苦戦する事になった。

ガンダムマックスターのコックピットにバーボン(酒)を忍ばせており、ガンダムファイト優勝の暁には飲ませる(機体にかける)つもりだったが、グランドガンダムとの決戦に望む前に飲ませていた。

演者の大塚芳忠氏は「アメリカ人以上にアメリカ人っぽい演技をする人」という言われるが、海外ドラマの吹き替え(『フルハウス』のダニー、『新スタートレック』のデータなど)などとともにこのチボデーの演技も印象付けに一役買っているといえる。

=== スパロボシリーズにおいて ===
アメリカ関係のネタでは[[ジャック・キング]]などに絡んだりすることがある。
その他にも[[出雲銀河]]の傷ついた少年の心を元気づけるなどイイ兄貴的存在。
ピエロが苦手という要素は[[トロワ・バートン]]の駆る[[ガンダムヘビーアームズカスタム]]がピエロの仮面を付けているので、クロスオーバーとして用いられてもおかしくないのだが、現在の所、そのようなイベントは用意された事はない。

== 登場作品 ==

=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦A]]
:[[集中]]を持たないため、[[回避]]率を上げつつ戦うことができず、使いづらい。
;[[スーパーロボット大戦A PORTABLE]]
:今回のエースボーナスは「'''初期気力+10、カウンター攻撃時のダメージ+50%'''」というもので、[[技量]]を養成し[[カウンター]]発動率を上げれば強力なエースボーナスとなる。また、本作は敵の[[回避]]率が尋常でないほど高いため、[[必中]](しかも消費[[SP]]:10と低い)をもつことが利点となる。但し[[シールド防御]]はデフォルトで修得しない。[[スーパーモード]]時は[[ガンダムマックスター]]の盾がなくなるため[[シールド防御]]の付加の優先順位は低い。
;[[スーパーロボット大戦R]]
:落ち込んだ[[出雲銀河]]を励ます。また、[[ジャック・キング|ジャック]]と[[メリー・キング|メリー]]の兄妹のおかしな言葉遣いにツッコミを入れるという、一風変わったやり取りがある。
;[[スーパーロボット大戦J]]
:[[シールド防御]]による[[援護防御]]役として使える。[[ガンダムマックスター]]が遠距離にも対応可能という仕様変更を受け、[[闘志]]を使った反撃役として使いたい所だが[[集中]]や[[鉄壁]]を持たない為難しい。また[[ガンダムマックスター]]の性能が振るわない。Gガンダム勢はどの分岐を選択しても[[主人公]]と同行するので、このゲームの「分岐時に別ルートに行ったパイロットのレベルは合流時に自軍パイロット上位16人の平均レベルになる」仕様を利用してのレベル上げができない。以上のことから倉庫入りになる可能性が高い。

=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦64]]
:初登場作品。最初は[[DG細胞]]に侵された状態で敵として登場するが、イベントで仲間になる。[[集中]]を覚え、[[努力]]もあるためレベルが上がりやすい。
;[[スーパーロボット大戦MX]]
:搭乗機である[[ガンダムマックスター]]の燃費が良く、扱いやすい。また、出撃枠の圧迫と燃費の悪さが難点だが、[[合体攻撃]]である『シャッフル同盟拳』は強力であり、火力面の不安も無い。ただし、[[気力]]を上げる[[精神コマンド]]を持たない為、[[激励]]や[[強化パーツ]]で優先的に補わないと、スーパーモードを発動させにくい点には注意が必要。

== パイロットステータスの傾向 ==

=== [[能力|能力値]] ===
Gガンダム系らしく[[格闘]]や[[防御]]が高い。[[ガンダムマックスター]]がガンマンの要素を取り入れられた機体であるため、[[射撃]]も割と高めである。

=== [[精神コマンド]] ===
[[集中]]を覚えることが少ないのが残念だが、[[必中]]・[[ひらめき]]([[不屈]])を覚える為、雑魚戦よりもボス戦に向く精神コマンドを修得する。ハングリー精神ゆえか当初は[[努力]]も覚えたが、[[応援]]登場以後は覚えない傾向にもある。
;[[スーパーロボット大戦リンクバトラー|リンクバトラー]]
:[[気合]]、[[集中]]、[[努力]]、[[熱血]]、[[挑発]]、[[ド根性]]
;[[スーパーロボット大戦64|64]]
:[[熱血]]、[[集中]]、[[努力]]、[[気合]]、[[ド根性]]、[[挑発]]
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]
:[[必中]]、[[加速]]、[[集中]]、[[熱血]]、[[不屈]]、[[直撃]]
;[[スーパーロボット大戦A|A]]、[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]]
:[[必中]]、[[努力]]、[[ド根性]]、[[気合]]、[[熱血]]、[[覚醒]]
;[[スーパーロボット大戦R|R]]
:[[必中]]、[[努力]]、[[ド根性]]、[[不屈]]、[[気合]]、[[熱血]]
;[[スーパーロボット大戦J|J]]
:[[必中]]、[[不屈]]、[[闘志]]、[[熱血]]、[[気合]]、[[友情]]

=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
Gガンダム系では珍しい[[シールド防御]]を修得する。作品によっては自力で[[シールド防御]]を修得しない場合もある。ボクサーらしく[[カウンター]]レベルが高い場合が多い。
;[[スーパーロボット大戦64|64]]
:[[シールド防御]]
;[[スーパーロボット大戦MX|MX]]
:[[スーパーモード|Sモード]]、[[底力]]、[[シールド防御]]、[[カウンター]]
;[[スーパーロボット大戦A|A]]
:[[底力]]、[[カウンター]]
;[[スーパーロボット大戦R|R]]
:[[底力]]、[[防御]]、[[援護攻撃]]、[[援護防御]]、[[カウンター]]
;[[スーパーロボット大戦J|J]]
:[[カウンター]]、[[スーパーモード|Sモード]]、[[底力]]、[[援護攻撃]]、[[援護防御]]、[[コンボ]]

=== [[エース|固有エースボーナス]] ===
PSP版Aにて実装。ボクサーのカウンターパンチを想起させる個性的、かつ強力なボーナス。
;初期[[気力]]+10、カウンター攻撃時のダメージ+50%
:

== [[BGM|パイロットBGM]] ==
;「FLYING IN THE SKY」
:前期OPテーマ。[[64]]で採用。
;「我が心 明鏡止水~されどこの掌は烈火の如く」
:[[MX]]にて採用。
;「勝利者達の挽歌」
:第24話で流れた[[シャッフル同盟]]との共闘での選曲。[[MX]]終盤に変更される。

== 人間関係 ==
;[[ドモン・カッシュ]]
:ネオジャパンのガンダムファイター。新[[シャッフル同盟]]の一人。文字通り、『拳で語り合った』仲である。
;[[ジョルジュ・ド・サンド]]
:ネオフランスのガンダムファイター。新シャッフル同盟の一人。礼儀を重んじる彼とは正反対の性格だが、心の底では認め合っており、共闘することも多い。チボデーと同様、機体にシャンパンを忍ばせる点まで同じ。
;[[アルゴ・ガルスキー]]
:ネオロシアのガンダムファイター。新シャッフル同盟の一人。
;[[サイ・サイシー]]
:ネオチャイナのガンダムファイター。新シャッフル同盟の一人。
;[[キャス・ロナリー]]
:サポートクルー。
;[[バニー・ヒギンズ]]
:サポートクルー。
;[[ジャネット・スミス]]
:サポートクルー。
;[[シャリー・レーン]]
:サポートクルー。
;ショーン・ダグラス、ケディ・グラマン
:ネオ・アメリカ国防総省の一員。チボデーのガンダムファイト優勝を手柄にコロニー進出を狙う。そのためにドモンを始末しようとするが、真相を知ったチボデーに乗機を撃墜される

== 他作品との人間関係 ==

=== [[ガンダムシリーズ]] ===
;[[カミーユ・ビダン]]
:[[A]]では、[[ギガノス帝国|ギガノス軍]]に捕らえられた[[フォウ・ムラサメ|フォウ]]や[[ロザミア・バダム|ロザミィ]]を助け出そうとする余り焦る彼と、[[アレンビー・ビアズリー|アレンビー]]の事でナーバスになっていたドモンが揉めた時に、カミーユがドモンの減らず口から、[[ニュータイプ]]能力からアレンビーの事で悩んでいた事を見抜いた時に驚き、彼の力に舌を巻いていた。

=== スーパー系 ===
;[[ジャック・キング]]
:AではTV版、RではOVA版の彼と競演しているが、極端なインチキアメリカ人口調に辟易する。
;[[デューク・フリード]]
:[[MX]]では周囲の非難から[[秋津マサト|マサト]]を擁護する彼へ、[[剣鉄也|鉄也]]と共に辛辣な言葉をぶつける。
;[[明神タケル]]
:[[64]]では彼の監視をバニーに任せることになったのだが…。
;[[出雲銀河]]
:[[R]]では落ち込んでいる彼を諭す一幕も。

=== [[バンプレストオリジナル]] ===
;[[エルデ・ミッテ]]
:MXにて彼女の行動に強い不信感を抱いていた。

== 名台詞 ==
;「シャラップ! このネオアメリカの、恥さらしがぁ!」
:第2話より。ガンダムファイト前にドモンを始末しようとした、国防省のダグラスに対しての台詞。猪突猛進ながらも、フェアファイトが身上のチボデーの姿勢が伺える。
;「奴は俺のように悩んでいるだけじゃない。前へ前へ、進んで進んで!真正面から戦う事だけを考えているんだ!わかったぜ、俺もあのデビルガンダムの恐怖を叩きのめしてやる!このファイター魂でな!」
:ギアナ高地で修行するドモンを見て感嘆した際の台詞。デビルガンダムの恐怖に取り付かれていたチボデーだが、彼の修行とこの後行うファイトを経て立ち直る。
;「やめろぉ! その笑いはやめろぉぉっ! やめてくれぇぇぇ!!」
:31話。ロマリオが化けた偽のチボデーと対峙し、錯乱して。嘲笑うような笑いと共に「ママはどうした?」と過去のトラウマを刺激されてしまう。
;「そう、なんたって俺が五つの頃の話だからな。俺がママと一緒に暮らしていた頃の事さ。あん時のニューヨークは、今よりもっとひどい混乱期だった…」<br />「数少ないコロニーへのチケットを争い、よく暴動になったもんだ。俺もママもやっとの事で、コロニー行きのチケットを手にする事ができたんだ」<br />「その日ママは、地球での最後の思い出に、サーカスに連れて行ってくれた。その時だった…シャトルを条件に、観客を人質に取ろうとした襲撃だった…」
:31話。レインに自分の過去を打ち明けるチボデー。
;チボデー「そのパニックの中で、俺は人質になっちまった…その怖さがわかるか?」<br />レイン「お母様は?」<br />チボデー「銃声はずっと鳴り続いていた。生きているとは思えない…それにママの事を思い出すたびに…くっ。…一人ぼっちで取り残された子供によ…!あいつは笑いかけるんだっ!」
:前述の回想の後半部分。幼少のチボデーはピエロに扮したテロリストに人質にされてしまい、その事がずっと彼の心にトラウマとして深く刻み込まれていた。
;「どうした・・・もう一度笑ってみなよ!」
:第31話にてロマリオ・モニーニの乗るジェスターガンダムにバーニングパンチを打ち込んだ時の台詞。
;「おもしれぇ!あんたとはいっぺん、ガンでやり合って見たかったのよ!」
:第43話より。[[ジェントル・チャップマン]]の乗る[[グランドガンダム]]と対峙した際の台詞。単純に銃を使う者同士の闘いと見れば結構だが、拳銃とライフルでは距離が大違いである。
;「グッバイ、チャンプ。」
:第43話にて[[グランドガンダム]]へラストショットを撃ちながら。

== 迷台詞 ==
;「けっ、どっかの監督みたいな事言ってるぜ」
:ドラマCD「世界高達骨牌拳」内で、アルゴの「一番前で映画を見る」主義に対してのぼやき。今川監督のことを言っていると思われる、メタ的な台詞。
;「異次元不敗?」
:量産された不敗その4。大塚芳忠氏の独特な言い回しが印象的。

== スパロボシリーズの名台詞 ==
;「勘弁してくれ! 全宇宙のアメリカ人が誤解されるじゃねえか!」
:『[[A]]』より。[[ジャック・キング]]のスパロボオリジナルのインチキアメリカ人口調への反応。お前が言うな。というか'''「全宇宙のアメリカ人」'''という表現も何かおかしい。
;「お前の力はお前の一人の力じゃねえ。それに気づけば、お前はもっと強くなる」
:『[[R]]』より。[[アルテア]]に敗れて落ち込んだ銀河に自身の経験をふまえてアドバイスした。
;「あの言い回し何とかならねえのか。アメリカが誤解されちまう!」
:『[[R]]』より。こちらのジャック兄妹はOVA版設定のため、ジャックのみならず妹の[[メリー・キング|メリー]]までがインチキアメリカ人口調になってしまっている。
;「ありゃあ血筋だな。きっと、先祖か身内に凄腕がいるんだろうぜ」
:[[MX]]中盤での[[ダイモス]]VS[[GEAR戦士電童|電童]]の模擬戦で、呑み込みの早い[[草薙北斗|北斗]]にも格闘家としての資質が備わっている事を見抜いての一言。大正解である。
;「それに何よりもあの女…! エルデ・ミッテが信用できんぜ!」
:MX終盤にて、[[アルベロ・エスト|アルベロ]]が[[EVA量産機]]戦で[[マグネイト・テン]]に対して共闘を申し出た際、アルベロと同乗していた[[エルデ・ミッテ|エルデ]]に対して、嫌悪感を露わにしていた。後のエルデの行動を考えると、至極正論とも言える。
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[[category:ガンダムシリーズ]]
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