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== 真化(しんか/Ascension)==
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'''真化'''(しんか)は『[[第3次スーパーロボット大戦Z]]』に登場する用語。
『[[第3次スーパーロボット大戦Z]]』のキーワード。生命体が進化を続けた果てに至る最高の境地とされている。[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]の時点では「シンカ」とカタカナ表記され、その詳細は明かされず、[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]で全てが説明された。ちなみにアクセントは「真『化』」。
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== 概要 ==
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生命体が進化を続けた果てに至る最高の境地とされている。『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|時獄篇]]』の時点では「シンカ」とカタカナ表記され、その詳細は明かされず、『[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]』で全てが説明された。ちなみにアクセントは「真『化』」。
    
=== 四つの時代 ===
 
=== 四つの時代 ===
 
[[Zシリーズ]]の[[宇宙]]には、「'''存在しようとする力'''」と「'''消滅しようとする力'''」の二つの相反する大きな動きが存在している。この二つの力がぶつかり合うことによって、1万2000年周期で宇宙は崩壊・再生を繰り返し(全てが消えて最初からやり直すのではなく、崩壊によるダメージからそれぞれの時代の特質によって再生していく)、その中で生物は少しずつ進化していく。これについて劇中では「'''獣の血'''」「'''水の交わり'''」「'''風の行き先'''」「'''火の文明'''」そして「'''太陽の輝き'''」と表現されている。
 
[[Zシリーズ]]の[[宇宙]]には、「'''存在しようとする力'''」と「'''消滅しようとする力'''」の二つの相反する大きな動きが存在している。この二つの力がぶつかり合うことによって、1万2000年周期で宇宙は崩壊・再生を繰り返し(全てが消えて最初からやり直すのではなく、崩壊によるダメージからそれぞれの時代の特質によって再生していく)、その中で生物は少しずつ進化していく。これについて劇中では「'''獣の血'''」「'''水の交わり'''」「'''風の行き先'''」「'''火の文明'''」そして「'''太陽の輝き'''」と表現されている。
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ただし「太陽の輝き」以外の四段階は常に滅亡のリスクと隣り合わせであり、一歩でも間違えれば最初からやり直しとなる。
    
「獣の血」とは、'''闘争による進化'''のことである。これは「生きる」という行為のもっとも原始的であり、もっとも重要な要素である。生物は生きるために戦い、生きるために勝利し、生きるために進化していく。これをマシンとして表現しているのが[[ダンクーガ]]とその系譜にある[[ダンクーガノヴァ]]である。
 
「獣の血」とは、'''闘争による進化'''のことである。これは「生きる」という行為のもっとも原始的であり、もっとも重要な要素である。生物は生きるために戦い、生きるために勝利し、生きるために進化していく。これをマシンとして表現しているのが[[ダンクーガ]]とその系譜にある[[ダンクーガノヴァ]]である。
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しかし、失敗すれば闘争そのものが目的と化し、意味のない殺し合いと食らい合いの末に全てが滅ぶことになる。
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「水の交わり」とは、'''融和による進化'''のことである。男と女、人と天翅、異なる存在が繋がり、融和し、そうすることによって新たな境地を見る。これをマシンとして表現しているのが、「水」の名を持つ[[アクエリオン]]である。
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「水の交わり」とは、'''融和による進化'''のことである。男と女、人と天翅、異なる存在が繋がり、融和し、そうすることによって新たな境地を見る。これをマシンとして表現しているのが、「水」の名を持つ[[アクエリオン]]である。この段階で「融和」の意味を取り違えると物理的な融合に走ってしまうケースが多く、しかもそれによって確かに強大な力を行使できるようになるため、この状態に陥ると過ちに気づくことは非常に難しい。必要なのは個が個としての他者を認め、その存在を自然に受け入れることであり、これは「太陽の輝き」に至るために不可欠の境地でもある。<ref>事実、後述の歪んだ真化を行って高次元生命体に至った者は、これを誤った意味で捉えた者が多い。</ref>
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「風の行き先」とは、'''開拓による進化'''のことである。一つの場所に留まり逼塞するのではなく、心のままに新たな場所、新たな何かを求めて進み続け、決して立ち止まらずに進化し続けていく。これをもっとも強く表しているのが、進化の力であり、壁を貫くドリルに象徴される[[螺旋力]]であり、[[シモン]]と[[グレンラガン]]はこれを最大の威力で発揮している。
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「風の行き先」とは、'''開拓による進化'''のことである。一つの場所に留まり逼塞するのではなく、心のままに新たな場所、新たな何かを求めて進み続け、決して立ち止まらずに進化し続けていく。これをもっとも強く表しているのが、進化の力であり、壁を貫くドリルに象徴される[[螺旋力]]であり、[[シモン]]と[[グレンラガン]]はこれを最大の威力で発揮している。だが行き先を見失い迷走すれば、貫く壁と辿り着く先を失った螺旋は空回りを続け、最終的に[[スパイラルネメシス]]へと繋がり全てを無に帰してしまう。
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「火の文明」とは、'''文明による進化'''のことである。人が生み出したものは人に新たな力を与え、与えられた力を用いて人は更なる何かを生み出し、生み出した何かが人に力を与えていく。その中で起きる争いをマシンと共に乗り越え、その先にある希望を信じて進化していく。天獄篇の時期のZ世界がこの段階の終端にある。[[アンチスパイラル]]曰くの『Zの終局』も恐らくこの意味。これを体現するマシンは、人類が生み出した文明の象徴、新たな火である「銃=ガン」の名を持っている。時代の先駆けたる[[ガンダム]]、文明の極致である[[ガンバスター]]、そして[[アン・アーレス|ガン・アーレス]]もこの一つである([[ガンレオン]]もそうなのかは不明。また、Zシリーズには登場しないが、バンプレストオリジナルでガンの付くマシンと言うと[[ガンエデン|あの人造神]]がいたりする)。
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「火の文明」とは、'''文明による進化'''のことである。人が生み出したものは人に新たな力を与え、与えられた力を用いて人は更なる何かを生み出し、生み出した何かが人に力を与えていく。その中で起きる争いをマシンと共に乗り越え、その先にある希望を信じて進化していく。『天獄篇』の時期のZ世界がこの段階の終端にある。[[アンチスパイラル]]曰くの「Zの終局」も恐らくこの意味。これを体現するマシンは、人類が生み出した文明の象徴、新たな火である「銃=ガン」の名を持っている。時代の先駆けたる[[ガンダム]]、文明の極致である[[ガンバスター]]、そして[[アン・アーレス|ガン・アーレス]]もこの一つであり、[[ガンレオン]]は文明を創造するために必要な「工具」そのものである。どのように文明を生み出してもやがて争いとなり、多元世界は多種多様な文明・生命体・価値観が衝突し、互いに享受して乗り越えれば進歩し、悪ければ崩壊して忌まわしい文明「[[黒歴史]]」として伝わる<ref>また、Zシリーズには登場しないが、バンプレストオリジナルでガンの付くマシンと言うと[[ガンエデン|あの人造神]]の他、「ガン」の付く位置が他と異なるものの[[アストラナガン|堕天使]]、そして[[ディス・アストラナガン|銃神]]の異名を取る因果律の番人がいる</ref>。
    
「太陽の輝き」とは、それら全てを経ての'''高次元生命体へのアセンション'''のことを指す。この段階に至った生命体は永遠の存在となり、オリジン・ロー即ち[[次元力]]を自在に行使することが出来る。この段階に至るための、進化の最後の一段階を「真化」と呼称するのである。
 
「太陽の輝き」とは、それら全てを経ての'''高次元生命体へのアセンション'''のことを指す。この段階に至った生命体は永遠の存在となり、オリジン・ロー即ち[[次元力]]を自在に行使することが出来る。この段階に至るための、進化の最後の一段階を「真化」と呼称するのである。
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ただし、高次元生命体に至れば真化を果たしたことになるわけではない。この過程で「消滅しようとする力」(無に向かおうとする意思)に呑まれると、[[インベーダー]]や[[ハーデス神]]、[[宇宙魔王]]のような怪物じみた姿となってしまう。本当の意味での真化に必要なのは、「'''他者を理解し、受け入れ、共に歩む'''」という実に単純な真理を理解することである。それができない存在は力に溺れ、「消滅しようとする力」に心を蝕まれ、他者を受け入れない傲慢な性格となる。ただし、ここからでも真理を理解し、感得すれば正しい道に戻ることは可能。
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ただし、高次元生命体に至れば真化を果たしたことになるわけではない。この過程で「消滅しようとする力」(無に向かおうとする意思)に呑まれると、[[インベーダー]]や[[ハーデス神]]、[[宇宙魔王]]のような怪物じみた姿となってしまう。本当の意味での真化に必要なのは、「'''他者を理解し、受け入れ、共に歩む'''」という実に単純な真理を真理として理解することである。それができない存在は力に溺れ、「消滅しようとする力」に心を蝕まれ、他者を受け入れない傲慢な性格となる。ただし、ここからでも真理を理解し、感得すれば正しい道に戻ることは可能。
    
正しく真化した面々は[[ゼウス神]]、[[不動ZEN]]、[[渚カヲル]]など少ない。また、[[早乙女博士 (OVA)|早乙女博士]]はこの真理にかなり早くから気づいており、それを表現するためにゲッターロボを建造している。他の世界に存在するゲッター艦隊も、一瞬とはいえ真化を遂げた真ゲッターを「'''とりあえず褒めてやる。お前は扉の一つを開けた'''」と言っていたので恐らく真化融合(後述)の段階を通り越し、高次元生命体となっていると思われる。
 
正しく真化した面々は[[ゼウス神]]、[[不動ZEN]]、[[渚カヲル]]など少ない。また、[[早乙女博士 (OVA)|早乙女博士]]はこの真理にかなり早くから気づいており、それを表現するためにゲッターロボを建造している。他の世界に存在するゲッター艦隊も、一瞬とはいえ真化を遂げた真ゲッターを「'''とりあえず褒めてやる。お前は扉の一つを開けた'''」と言っていたので恐らく真化融合(後述)の段階を通り越し、高次元生命体となっていると思われる。
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その極限と言えるのがマジンガーZの動力であり、ゼウスの命の源である「光子力エネルギー」である。これは「存在しようとする力」をそのままエネルギーに変えたような物質であり、使う者の希望を信じる意志の強さに応じてその力を発揮、最大まで高まれば無から有を生み出すことすらも可能とする。
 
その極限と言えるのがマジンガーZの動力であり、ゼウスの命の源である「光子力エネルギー」である。これは「存在しようとする力」をそのままエネルギーに変えたような物質であり、使う者の希望を信じる意志の強さに応じてその力を発揮、最大まで高まれば無から有を生み出すことすらも可能とする。
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「消滅しようとする力」は、宇宙を滅ぼす力そのものであり、言い換えれば「死する力」である。「太虚」とも呼ばれるこれは、やはり万物全てが持つ滅びへの志向性そのものであり、始まるために終わろうとする意志である。
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「消滅しようとする力」は、宇宙を滅ぼす力そのものであり、言い換えれば「死する力」である。「太虚」とも呼ばれるこれは、やはり万物全てが持つ滅びへの志向性そのものであり、始まるために終わろうとする意志である。この使徒であり、その力を体現するものこそが[[バアル]]=[[宇宙怪獣]]である。
この使徒であり、その力を体現するものこそが[[バアル]]=[[宇宙怪獣]]である。
      
基本的に「存在しようとする力」は「消滅しようとする力」を上回っている。「存在しようとする力」=霊子=万象の意志が理の改変を良しとしない場合、オリジン・ローだろうと何だろうと事象制御は出来ない。これは「宇宙の大崩壊」もメカニズムは同じで、「消滅しようとする力」が宇宙を消し去るという事象制御を行うには「存在しようとする力」が邪魔になるため、バアルを使って「存在しようとする力」を生む生命や物質を消し去ろうとする。
 
基本的に「存在しようとする力」は「消滅しようとする力」を上回っている。「存在しようとする力」=霊子=万象の意志が理の改変を良しとしない場合、オリジン・ローだろうと何だろうと事象制御は出来ない。これは「宇宙の大崩壊」もメカニズムは同じで、「消滅しようとする力」が宇宙を消し去るという事象制御を行うには「存在しようとする力」が邪魔になるため、バアルを使って「存在しようとする力」を生む生命や物質を消し去ろうとする。
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天獄戦争を経て二つの力のぶつかり合いが回避されたことにより、大崩壊のメカニズムもまた違ったものに変化したことが推察されている。
 
天獄戦争を経て二つの力のぶつかり合いが回避されたことにより、大崩壊のメカニズムもまた違ったものに変化したことが推察されている。
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==== 太虚とインベーダー ====
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Zシリーズの世界観におけるインベーダーは、異なる理で構成された世界から流入する「太虚」=消滅しようとする力を取り込んだことで歪んだ真化を遂げた存在である。
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この太虚は「宇宙が誕生する前の原初の状態」、つまりは虚無そのものだとされ、[[尸空]]をはじめ鬼宿の人間が操る力と同じものであるとされる。
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ゲッター艦隊の存在や號の意味深な反応から「虚無戦記」と結びつけるユーザーも多いが、劇中では何も明言されておらず、そもそも「艦隊が太虚と戦っている」とすら言われていない。
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「閃光! 次元の果て!」のマップ背景に存在する次元の裂け目は太虚の源流となる世界に通じているとされるが、その先がどのような世界かは不明。そもそも「虚無戦記」の舞台も、色々とインフレが起きているとはいえ基本的な法則は現実と同じ(ただし能力によって当然のように改変が行われている)ため、等号で結ぶのは早計である。
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クリア時に「向こう側」から太虚の因子が流れ込んできて宇宙空間を破壊しようとしたことからして、むしろ[[ペルフェクティオ]]の本体である「破滅の王」=死や滅びの概念そのものに近い何かと繋がっていた可能性が高い。
      
=== 真化融合 ===
 
=== 真化融合 ===
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また、[[ボン太くん]]を着込んだ宗介がある意味先駆けていたと言えなくもないこともなくはない(ガラダブラやハーデスは「人間のたどり着いたシンカの形」と本気で驚愕していたが、「マシンと人の一体化」という点ではある意味間違っていない)。
 
また、[[ボン太くん]]を着込んだ宗介がある意味先駆けていたと言えなくもないこともなくはない(ガラダブラやハーデスは「人間のたどり着いたシンカの形」と本気で驚愕していたが、「マシンと人の一体化」という点ではある意味間違っていない)。
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この境地の本質は、真化とはどういうものかを実感として理解するための、いわば「'''体験版の真化'''」。本来は他の生命体との相互理解の極致である真化の原理を、苦楽を共にした愛機に対して適用することで、真理を理解する取っ掛かりとするものである。前述のように条件がかなり限定されているが、それをクリアすれば行使できる力は高次元生命体と同等のものになる。
    
== 特殊システム「真化融合」==
 
== 特殊システム「真化融合」==
天獄篇終盤で解禁されるシステム。第56話「覚醒」でイベントが発生した後に適用される(第57話「終焉の宇宙」のみマップ開始からしばらくの間無効化される)。
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『天獄篇』終盤で解禁されるシステム。第56話「覚醒」でイベントが発生した後に適用される(第57話「終焉の宇宙」のみマップ開始からしばらくの間無効化される)。その効果は、'''気力上限・SP最大値+50、ユニットの武器・歌の攻撃力+2000'''という凄まじいもので、気力上限が通常なら200、限界突破があれば220、強化パーツ「カイメラ隊員証」も入れれば250、「連獄の紋章」で260、「[[熱血]]」+[[VF-19改 ファイアーバルキリー|POWER TO THE DREAM]]+[[オズマ・リー|オズマ]]の[[エースボーナス]]で'''300'''という高さに発展する。ただし、これが解禁される以降の敵はほぼこれありきのバランス設定になっている為、設定的にもこれが解禁されてようやくまともに戦えるといったところ。
その効果は、'''気力上限・SP最大値+50、ユニットの武器・歌の攻撃力+2000'''という凄まじいもので、気力上限が通常なら200、限界突破があれば220、強化パーツ「カイメラ隊員証」も入れれば250、「連獄の紋章」で260、「熱血」+POWER TO THE DREAM+オズマのエースボーナスで'''300'''という高さに発展する。
      
4周目をクリアしたデータを引き継いで始めた時にもらえる強化パーツ「天獄の紋章」もこれと同じ効果を持つが、システムの真化融合と'''効果が重複する'''。なので、'''気力上限・SP最大値+100、ユニットの武器・歌の攻撃力+4000'''になる(気力は上限300で打ち止めとなる)。
 
4周目をクリアしたデータを引き継いで始めた時にもらえる強化パーツ「天獄の紋章」もこれと同じ効果を持つが、システムの真化融合と'''効果が重複する'''。なので、'''気力上限・SP最大値+100、ユニットの武器・歌の攻撃力+4000'''になる(気力は上限300で打ち止めとなる)。
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真化の真理たる「相互理解」と「共存共栄」を理解した者達。
 
真化の真理たる「相互理解」と「共存共栄」を理解した者達。
 
;[[ゼウス神]]
 
;[[ゼウス神]]
:[[ミケーネ帝国|ミケーネ]]三大神の一柱で、黄金の鎧を装着した巨神。ミケーネの神々の中では、彼のみが真化の真理を理解しており、地球人との共存共栄を目指した。
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:[[ミケーネ帝国|ミケーネ]]三大神の一柱で、黄金の鎧を装着した巨神。
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:ミケーネの神々の中では、彼のみが真化の真理を理解しており、地球人との共存共栄を目指した。
 
;[[不動ZEN]]
 
;[[不動ZEN]]
 
:[[エレメント]]達の教官を務める[[ネオ・ディーバ]]の司令官。その正体は、2万4000年前に[[堕天翅族]]を離反した「太陽の翼」こと[[アポロニアス]]の転生者。
 
:[[エレメント]]達の教官を務める[[ネオ・ディーバ]]の司令官。その正体は、2万4000年前に[[堕天翅族]]を離反した「太陽の翼」こと[[アポロニアス]]の転生者。
 
:アポロニアスは、人間と堕天翅族の調和を望んで[[アクエリオン]]を創造した事から、既に真化の真理を理解していたらしい。
 
:アポロニアスは、人間と堕天翅族の調和を望んで[[アクエリオン]]を創造した事から、既に真化の真理を理解していたらしい。
 
;[[渚カヲル]]
 
;[[渚カヲル]]
:正しい真化を果たした存在ではあるが、相変わらず謎めいた存在。原作設定が生きているなら第一の[[使徒]]。使徒という未知の生物でありながら、何者よりも人の本質を理解している。
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:正しい真化を果たした存在ではあるが、相変わらず謎めいた存在。原作設定が生きているなら第一の[[使徒]]
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:使徒という未知の生物でありながら、何者よりも人の本質を理解している。
 
;[[至高神ソル]]
 
;[[至高神ソル]]
 
:人造神だったが、自らの霊子と真化融合したことで自我を獲得した。
 
:人造神だったが、自らの霊子と真化融合したことで自我を獲得した。
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:自身を創造した御使いこそが、全ての並行世界を滅ぼす「根源的な災厄」であると理解していた。
    
=== 歪んだ真化を遂げた者 ===
 
=== 歪んだ真化を遂げた者 ===
 
真化の真理を理解せず、自らを「'''[[神]]'''」と名乗る者達。
 
真化の真理を理解せず、自らを「'''[[神]]'''」と名乗る者達。
 
;[[ハーデス神]]
 
;[[ハーデス神]]
:[[ミケーネ帝国|ミケーネ]]三大神の一柱で、死者の国を治める冥府の王。彼や配下の[[ミケーネ神|ミケーネ]][[勇者ガラダブラ|神達]]は、上述のゼウス神と異なり、真化の真理を理解できなかった存在。
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:[[ミケーネ帝国|ミケーネ]]三大神の一柱で、死者の国を治める冥府の王。
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:彼や配下の[[ミケーネ神|ミケーネ]][[勇者ガラダブラ|神達]]は、上述のゼウス神と異なり、真化の真理を理解できなかった存在。
 
;[[宇宙魔王]]
 
;[[宇宙魔王]]
:1万2000年前の宇宙崩壊の際、マイナスの[[次元力|オリジン・ロー]]の塊である[[ブラックホール]]と一体化。真化の真理にこそ至らなかったが、他と違い最期に人の心を取り戻した。
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:1万2000年前の宇宙崩壊の際、マイナスの[[次元力|オリジン・ロー]]の塊である[[ブラックホール]]と一体化した。
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:真化の真理にこそ至らなかったが、他と違い最期に人の心を取り戻した。
 
;[[ズール皇帝]]
 
;[[ズール皇帝]]
 
:ギシン星の皇帝。星々の悪意の集合体であり、目的の為には手段を選ばない冷酷で極悪な人物で、真化の真理には程遠い存在。
 
:ギシン星の皇帝。星々の悪意の集合体であり、目的の為には手段を選ばない冷酷で極悪な人物で、真化の真理には程遠い存在。
 
;[[トワノ・ミカゲ]]
 
;[[トワノ・ミカゲ]]
:[[頭翅]]の闇の部分が転生した存在。愛憎と絶望と己の快楽のため行動しており、正論や[[説得]]にも応じない。最終的にはアポロニアスと和解し、頭翅と再び一つになる。
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:[[頭翅]]の闇の部分が転生した存在。愛憎と絶望と己の快楽のため行動しており、正論や[[説得]]にも応じない。
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:最終的にはアポロニアスと和解し、頭翅と再び一つになる。
 
;[[インベーダー]]
 
;[[インベーダー]]
 
:[[バアル]]の一種とされていたが、実は彼等も歪んだ真化を遂げた存在。御使いによって一方的にバアルの一種に認定された。
 
:[[バアル]]の一種とされていたが、実は彼等も歪んだ真化を遂げた存在。御使いによって一方的にバアルの一種に認定された。
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;[[電脳貴族]]
 
;[[電脳貴族]]
 
:ワイズマンや御使い等と同じく、「意識集合体になる事」=「受け入れて共に歩むのではなく、一つになってしまう事」が真化だと勘違いしている。
 
:ワイズマンや御使い等と同じく、「意識集合体になる事」=「受け入れて共に歩むのではなく、一つになってしまう事」が真化だと勘違いしている。
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;[[アンチスパイラル]]
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:人類が進化から真化に至ることで起こる「根源的災厄」=「御使い」の襲来を危惧していた。
 
;[[次元将]]
 
;[[次元将]]
 
:彼等の故郷でも「真化融合」の原理は提唱されていたが実現には至らず、代用品として「[[リヴァイブ・セル]]」が開発された。
 
:彼等の故郷でも「真化融合」の原理は提唱されていたが実現には至らず、代用品として「[[リヴァイブ・セル]]」が開発された。
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
*[[第2次Z再世篇]]にて次元獣化した[[エスター・エルハス|エスター]]と[[ブラスタEs]]が元の姿に戻った後、ブラスタEsの出力が上昇し操縦系統が最適化されるという出来事が発生したが、[[リヴァイブ・セル]]が開発された経緯を考えるとエスターとブラスタEsが真化融合に近い状態になっていたものと推測される。
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*[[第2次Z再世篇]]』にて次元獣化した[[エスター・エルハス|エスター]]と[[ブラスタEs]]が元の姿に戻った後、ブラスタEsの出力が上昇し操縦系統が最適化されるという出来事が発生したが、[[リヴァイブ・セル]]が開発された経緯を考えるとエスターとブラスタEsが真化融合に近い状態になっていたものと推測される。
*真化に至るまでの段階を表す「獣の血」「水の交わり」「風の行き先」「火の文明」「太陽の輝き」のモチーフとなっているのは、現実のマヤ文明が用いた『マヤのカレンダー』である。
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*真化に至るまでの段階を表す「獣の血」「水の交わり」「風の行き先」「火の文明」「太陽の輝き」のモチーフとなっているのは、現実のマヤ文明が用いた「マヤのカレンダー」である。
*天獄篇の発売以前は、シンカの正式な表記は「神化」ではないかと予想されていた。
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*『天獄篇』の発売以前は、シンカの正式な表記は「神化」ではないかと予想されていた。
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*『[[超機人 龍虎王伝奇|スーパーロボット大戦OGサーガ 龍虎王伝奇 完結編]]』において、[[泰北三太遊]]が「真化」というワードを使っている。どうやら泰北の口ぶりからすると、この発言における「真化」とは、「仙人になること」を指しているようであるが、これが『第3次Z』における「真化」と同義であり、Zシリーズの設定がOGシリーズに組み込まれることを指しているのかどうかは現時点では定かではない。
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*Zシリーズには登場しないが、『[[伝説巨神イデオン]]』に登場する無限エネルギー「[[イデ]]」も「真化」の定義で言うなれば歪んだ真化を遂げた者にカテゴリーされると思われる。イデは第6文明人が建造した生命と精神のエネルギーに関わるシステムを制御しきれず逆に取り込まれてしまった数多の意思そのものであり、電脳貴族らと同じような意識集合体である。地球人と[[バッフ・クラン]]の融和を目指し力を振るったので一見すると正しい真化をとげたように思えるが、やっていることは「事象の融合」であり、「他人を攻撃してでも我が子を守ろうとする」というような母親ならば持って当然の感情すらエゴと断定し融和を邪魔するものとして排除対象とする。「自分の望む良き生命体でなければ滅ぼす」という、「他者を理解し、受け入れ、共に歩む」という真理には到達していないイデそのものがある種のエゴの塊である。その意味では『[[第3次α]]』とは、'''イデが[[ユウキ・コスモ|コスモ]]達や[[αナンバーズ]]の影響を受け、歪んだ真化から正しい真化へと至る'''物語だったと言えなくもない。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
 
<references />
 
<references />
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{{バンプレストオリジナル}}
 
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{{DEFAULTSORT:しんか}}
 
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