15行目: |
15行目: |
| *メカニックデザイン:海老川兼武 | | *メカニックデザイン:海老川兼武 |
| | | |
− | [[リボンズ・アルマーク]]が自身専用に開発した[[モビルスーツ]]。砲撃戦形態の「'''リボーンズキャノン'''」に[[変形]]可能(なお、立体化後に明らかになったがキャノン時に後ろから見ると'''ガンダムの頭が見えてしまっている''')。 | + | [[リボンズ・アルマーク]]が自身専用に開発した[[モビルスーツ]]。砲撃戦形態の「'''リボーンズキャノン'''」に[[変形]]可能。 |
| | | |
| === 開発経緯 === | | === 開発経緯 === |
26行目: |
26行目: |
| === 機体概要 === | | === 機体概要 === |
| 両肘に疑似GNドライヴ ([[GNドライヴ[Τ]]])を搭載しており、[[ツインドライヴシステム]]と[[トランザム]]も実装されている。 | | 両肘に疑似GNドライヴ ([[GNドライヴ[Τ]]])を搭載しており、[[ツインドライヴシステム]]と[[トランザム]]も実装されている。 |
| + | [[ダブルオーガンダム]]([[ダブルオーライザー]])の[[ツインドライヴシステム]]の問題点となった太陽炉同士の同調率から引き起こされるシステムの不安定な稼働を解決している。 |
| + | ダブルオーガンダムは[[オーライザー]]と[[合体]]しないとシステムを安定稼動できないのに対し、本機は擬似太陽炉を搭載しているので常に安定している。 |
| + | |
| + | 1ガンダムをベースにした汎用性の高い「ガンダムモード」を基本形態とし、GNキャノンをベースとした砲撃戦用の「キャノンモード」に変形可能。二機の機体を一つにまとめた弊害か、各モードの一部性能は1ガンダムやGNキャノンに劣っているものの、状況に合わせた変形により高い戦闘能力を発揮する。 |
| | | |
| 独自の操縦サポートシステムが組み込まれており、[[ヴェーダ]]のバックアップ無しでも問題なく戦闘が可能。このような仕様になったのは、リボンズが他のイノベイドを全く信用していなかったためである。 | | 独自の操縦サポートシステムが組み込まれており、[[ヴェーダ]]のバックアップ無しでも問題なく戦闘が可能。このような仕様になったのは、リボンズが他のイノベイドを全く信用していなかったためである。 |
− |
| |
− | 機体スペックは大変優秀であり、[[ダブルオーガンダム]]([[ダブルオーライザー]])の[[ツインドライヴシステム]]の問題点となった太陽炉同士の同調率から引き起こされるシステムの不安定な稼働を解決している。
| |
− | ダブルオーガンダムは[[オーライザー]]と[[合体]]しないとシステムを安定稼動できないのに対し、本機は擬似太陽炉を搭載しているので常に安定している。
| |
| | | |
| また、各ガンダムや[[イノベイター]]独自のデータをフィードバックして、機動力と火力の双方を両立させた高性能機である。 | | また、各ガンダムや[[イノベイター]]独自のデータをフィードバックして、機動力と火力の双方を両立させた高性能機である。 |
37行目: |
38行目: |
| | | |
| 搭乗者であるリボンズの名前がついており、視聴者からはその点をネタにされることが多いが、実際の意味は'''「再生」'''あるいは'''「再誕」'''。普通に自身の名から引っ張った可能性もないではないが、真相はリボンズ本人しか知らない。 | | 搭乗者であるリボンズの名前がついており、視聴者からはその点をネタにされることが多いが、実際の意味は'''「再生」'''あるいは'''「再誕」'''。普通に自身の名から引っ張った可能性もないではないが、真相はリボンズ本人しか知らない。 |
| + | |
| + | ==== リボーンズキャノン ==== |
| + | 前後反転して変形する砲撃戦形態。武装の配置が変わることにより射撃武器の性能が向上する。 |
| + | |
| + | なお、キャノン時に後ろから見ると'''ガンダムの頭が見えてしまっている'''。 |
| | | |
| == 登場作品と操縦者 == | | == 登場作品と操縦者 == |
45行目: |
51行目: |
| == 装備・機能 == | | == 装備・機能 == |
| === 武装・[[必殺武器]] === | | === 武装・[[必殺武器]] === |
| + | ==== 武装 ==== |
| ;GNバルカン | | ;GNバルカン |
| :キャノンモード時のマニピュレータにそれぞれ3基、左右で計6基搭載。 | | :キャノンモード時のマニピュレータにそれぞれ3基、左右で計6基搭載。 |
− | ;GNバスターライフル | + | ;エグナーウィップ |
− | :基本装備で、通常の[[ビームライフル]]より高出力かつ連射も可能。腕の[[GNドライヴ[Τ]|擬似太陽炉]]から直接[[GN粒子]]を供給する。キャノンモードでは前腕部に固定されるため、射角が制限される。 | + | :キャノンモードのみに装備。腕部アンカー部に装備された電磁ワイヤーで、[[エンプラス]]に装備されていたものの強化版。また、指先からもワイヤーを発射できる。 |
| + | |
| ;大型GNビームサーベル | | ;大型GNビームサーベル |
| :背部に装備された高出力[[ビームサーベル]]。大型の名の通り、通常のGNビームサーベルより長い刀身を誇る。キャノンモードでも使用可能で、敵の意表を突く使い方が可能。 | | :背部に装備された高出力[[ビームサーベル]]。大型の名の通り、通常のGNビームサーベルより長い刀身を誇る。キャノンモードでも使用可能で、敵の意表を突く使い方が可能。 |
| + | ;GNバスターライフル |
| + | :基本装備で、通常の[[ビームライフル]]より高出力かつ連射も可能。腕の[[GNドライヴ[Τ]|擬似太陽炉]]から直接[[GN粒子]]を供給する。キャノンモードでは前腕部に固定されるため射角が制限されるが、擬似太陽炉と直結する事により威力が増す。 |
| ;小型GNフィンファング | | ;小型GNフィンファング |
| :シールドと腰に設置された小型の[[オールレンジ攻撃|遠隔誘導端末]]。計8基装備。ビームサーベルを発生させて[[突撃]]させる事で攻撃するほか、シールドに設置されたものについてはマウントしたままだとビーム砲としても機能する。小回りが利き変則的な軌道を取ることが可能で、[[超兵]]である[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]](ハレルヤと融合した)でさえも完全に[[回避]]し切れなかった。 | | :シールドと腰に設置された小型の[[オールレンジ攻撃|遠隔誘導端末]]。計8基装備。ビームサーベルを発生させて[[突撃]]させる事で攻撃するほか、シールドに設置されたものについてはマウントしたままだとビーム砲としても機能する。小回りが利き変則的な軌道を取ることが可能で、[[超兵]]である[[アレルヤ・ハプティズム|アレルヤ]](ハレルヤと融合した)でさえも完全に[[回避]]し切れなかった。 |
59行目: |
69行目: |
| :元ネタは[[νガンダム]]の「フィン・ファンネル」。翼状に配置されていることから[[Hi-νガンダム]]のイメージに近い。また、'''蒼月氏はやはり「フィン・ファング!」を叫びたがった'''という逸話があり、実際[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]が登場する他作品では使用時にしっかり叫んでいる。 | | :元ネタは[[νガンダム]]の「フィン・ファンネル」。翼状に配置されていることから[[Hi-νガンダム]]のイメージに近い。また、'''蒼月氏はやはり「フィン・ファング!」を叫びたがった'''という逸話があり、実際[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]が登場する他作品では使用時にしっかり叫んでいる。 |
| ;;GNキャノン | | ;;GNキャノン |
− | ::キャノンモード時、大型GNフィンファングは主砲として機能する。また、ガンダムモードでもファングをマウントしたままで背後の敵に意表を突いた攻撃が可能。劇中では、今までほぼ無傷だった[[ダブルオーライザー]]の右脚を吹き飛ばしており、リボーンズガンダムの手強さを視聴者に印象付けている。 | + | ::キャノンモード時、大型GNフィンファングは主砲として機能し、収束させることで威力が向上する。また、ガンダムモードでもファングをマウントしたままで背後の敵に意表を突いた攻撃が可能。劇中では、今までほぼ無傷だった[[ダブルオーライザー]]の右脚を吹き飛ばしており、リボーンズガンダムの手強さを視聴者に印象付けている。 |
− | ;エグナーウィップ
| + | |
− | :キャノンモードのみに装備。腕部アンカー部に装備された電磁ワイヤーで、[[エンプラス]]に装備されていたものの強化版。また、指先からもワイヤーを発射できる。
| + | ==== 必殺技 ==== |
| ;トランザム発動 | | ;トランザム発動 |
| :擬似太陽炉のツインドライヴもあり、[[トランザム]]の維持可能時間は長い。ただし、[[ダブルオーライザー]]の様な[[分身|未知現象]]は起きない。 | | :擬似太陽炉のツインドライヴもあり、[[トランザム]]の維持可能時間は長い。ただし、[[ダブルオーライザー]]の様な[[分身|未知現象]]は起きない。 |