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| *分類:[[モビルスーツ]]([[ガンダムタイプ]]) | | *分類:[[モビルスーツ]]([[ガンダムタイプ]]) |
| *型式番号:AGE-1G | | *型式番号:AGE-1G |
− | *全高:18.0m | + | *[[全長一覧|全高]]:18.0m |
| *重量:93.1t | | *重量:93.1t |
| *[[動力|主動力]]:プラズマ圧縮炉 | | *[[動力|主動力]]:プラズマ圧縮炉 |
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| *メカニックデザイン:海老川兼武 | | *メカニックデザイン:海老川兼武 |
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− | 三世代編に登場。アセム編から運用されているガンダムAGE-1 フラットを改修し、増加装甲を施した機体(いわゆるフルアーマー形態)。 | + | 三世代編に登場。アセム編から運用されているガンダムAGE-1 フラットを改修し、増加装甲を施した機体(いわゆる[[フルアーマーガンダム|フルアーマー]]形態)。 |
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| 攻撃力と防御力の強化に重点を置いており、それをカバーするだけの機動力も有する。装甲はパージも可能。 | | 攻撃力と防御力の強化に重点を置いており、それをカバーするだけの機動力も有する。装甲はパージも可能。 |
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| ルナベース奪還戦およびラ・グラミス攻防戦において投入され、フリットの高い戦闘技量と相まり、ロールアウトから既に半世紀近く経っているにも関わらず、目立った損傷もなく終戦まで戦い抜いた。 | | ルナベース奪還戦およびラ・グラミス攻防戦において投入され、フリットの高い戦闘技量と相まり、ロールアウトから既に半世紀近く経っているにも関わらず、目立った損傷もなく終戦まで戦い抜いた。 |
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− | 背部にグラストロランチャーを装備した形態は『ガンダムAGE-1 フルグランサ』と呼ばれている(小説版では最初からグラストロランチャーを装備しており、終始グランサのまま呼ばれている)。 | + | 背部にグラストロランチャーを装備した形態は『ガンダムAGE-1 フルグランサ』と呼ばれている([[小説|小説版]]では最初からグラストロランチャーを装備しており、終始グランサのまま呼ばれている)。 |
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| 終戦後に建造された「ガンダム記念館」では、AGEシステムを戻されたガンダムAGE-1 ノーマルの状態で展示保存されている。 | | 終戦後に建造された「ガンダム記念館」では、AGEシステムを戻されたガンダムAGE-1 ノーマルの状態で展示保存されている。 |
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| *分類:[[モビルスーツ]]([[ガンダムタイプ]]) | | *分類:[[モビルスーツ]]([[ガンダムタイプ]]) |
| *型式番号:AGE-1 | | *型式番号:AGE-1 |
− | *全高:18.0m | + | *[[全長一覧|全高]]:18.0m |
| *重量:43.4t | | *重量:43.4t |
| *[[動力|主動力]]:プラズマ圧縮炉 | | *[[動力|主動力]]:プラズマ圧縮炉 |
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| === 携帯機シリーズ === | | === 携帯機シリーズ === |
| ;[[スーパーロボット大戦BX]] | | ;[[スーパーロボット大戦BX]] |
− | :初登場作品。 | + | :初登場作品。参戦は終盤に差し掛かった第39話「どこにでもある『正義』」から。フラットおよびフルグランサ仕様は戦闘演出扱いとなっている。 |
− | :参戦は終盤。フラット及びフルグランサ仕様は戦闘演出扱いとなっている。 | + | :破格の攻撃力を備える一方で、[[フリット・アスノ|フリット]]が[[ディーヴァ]]の[[サブパイロット]]に居座る都合上、撃墜数0で参戦時のレベルもディーヴァ時のままである。下手をすると、レベル差20なんてこともあるので注意。 |
− | :破格の攻撃力を備える一方で、フリットがディーヴァのサブパイロットに居座る都合上撃墜数0で参戦時のレベルもディーヴァ時のままなので、下手をするとレベル差20なんてこともあるので注意。
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| :キャンペーンマップ「Brand new X」では、その火力が並み居るボス戦の鍵となるまさに「救世主」である。 | | :キャンペーンマップ「Brand new X」では、その火力が並み居るボス戦の鍵となるまさに「救世主」である。 |
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| ;シールドライフル | | ;シールドライフル |
| :両腕に装備された攻防一体の武器。射撃用のドッズライフルとビームサーベル発生器、シールドの機能を纏めている。 | | :両腕に装備された攻防一体の武器。射撃用のドッズライフルとビームサーベル発生器、シールドの機能を纏めている。 |
− | ;ビームダガー / ビームサーベル | + | ;ビームダガー / [[ビームサーベル]] |
| :両腰部に1基ずつマウントされている接近武装。刃を調節する事で出力・長さを変えられる。 | | :両腰部に1基ずつマウントされている接近武装。刃を調節する事で出力・長さを変えられる。 |
| ;ミサイルランチャー | | ;ミサイルランチャー |
| :両肩と両脚部に6門が搭載されたミサイル。 | | :両肩と両脚部に6門が搭載されたミサイル。 |
| ;グラストロランチャー | | ;グラストロランチャー |
− | :大型ビームキャノンとスラスターが一体化した追加武装。アセム編にてガンダムAGE-1フラットに装備されたゼフルドランチャーの発展型。なお、小説版ではゼフルドランチャーに搭載されていた前線指揮統制能力も使用可能。 | + | :大型ビームキャノンとスラスターが一体化した追加武装。アセム編にてガンダムAGE-1フラットに装備されたゼフルドランチャーの発展型。 |
| + | :なお、[[小説|小説版]]ではゼフルドランチャーに搭載されていた前線指揮統制能力も使用可能。 |
| ;プラズマダイバーミサイル | | ;プラズマダイバーミサイル |
− | :連邦軍の大量破壊兵器の試作型。本編での威力は未知数だが、小説版の設定だとプラズマフィールドを形成し特定の細胞組織(人体など)をマイクロ波で焼き尽くす、言わば携帯用ジェネシスとなっている。本編では攻撃目的での使用は未遂に終わっている。その為BXでは、使用できるのも原作再現終了後…だが、シナリオの都合上'''[[東京]]等の人口密集地でも使用可能'''となっている。 | + | :地球連邦軍の大量破壊兵器の試作型。本編では攻撃目的での使用は未遂に終わっているため、威力は未知数である。しかし、'''小説版の設定だと「プラズマフィールドを形成し特定の細胞組織(人体など)をマイクロ波で焼き尽くす」'''いわば「携帯型[[ジェネシス]]」となっている。 |
− | :グランサをパージしてフラットになり、画面外から専用のランチャーを運んできてミサイルを射出する。攻撃力はどちらも驚異の'''表示上カンストの10000越え'''(BXは攻撃力が9999までしか表記されない為、実数値は不明で)。MAP兵器と通常武器の両方が存在するが、弾数共用である点に注意。「圧倒的な火力を持つ禁断の破壊兵器」と言う立ち位置は、[[第4次スーパーロボット大戦]]時代の[[ガンダム試作2号機|アトミックバズーカ]]を思い出させる所。 | + | :その為『[[スーパーロボット大戦BX|BX]]』では、使用できるのも原作再現終了後…だが、シナリオの都合上'''[[東京]]等の人口密集地でも使用可能'''となっている。 |
− | :またMAP兵器版は'''敵味方の識別は無い'''為、何も考えずにぶち込んで味方に大損害を与えないように注意。とはいえ、着弾指定型なので非常に使いやすいことに変わりはない。 | + | :グランサをパージしてフラットになり、画面外から専用のランチャーを運んできてミサイルを射出する。攻撃力はどちらも驚異の'''表示上カンストの10000越え'''(『BX』は攻撃力が9999までしか表記されない為、実数値は不明で)。 |
− | :BXでのMAP兵器版はイデオンガンの威力を持つ相転移砲といったところだが、雑魚を纏めて撃墜する程度なら相転移砲の威力(こちらもかなり高い部類)でも十分なのでEN式かつ自力で複数回撃てるナデシコに殲滅力という点では一歩譲る。仕様により初期値の低いフリットの撃墜数を稼ぐのには良いが、やはり真価は圧倒的な対ボス攻撃力だろう。覚醒・再動・補給と言ったサポートを優先的に回していきたい所。 | + | :プラズマダイバーミサイルにはMAP兵器と通常武器の両方が存在するが、弾数共用である点に注意。「圧倒的な火力を持つ禁断の破壊兵器」と言う立ち位置は、[[第4次スーパーロボット大戦]]時代の[[ガンダム試作2号機|アトミックバズーカ]]を思い出させる所。 |
− | :また、通常武器版は'''この威力で援護攻撃を撃てる、受けられる'''という合体攻撃には無いメリットがある。 | + | :また、MAP兵器版は'''敵味方の識別は無い'''為、何も考えずにぶち込んで味方に大損害を与えないように注意。とはいえ、着弾指定型なので非常に使いやすいことに変わりはない。 |
| + | :『BX』でのプラズマダイバーミサイルMAP兵器版は「[[イデオンガン]]の威力を持つ相転移砲」といったところだが、雑魚を纏めて撃墜する程度なら相転移砲の威力(こちらもかなり高い部類)でも十分なので、[[EN]]式かつ自力で複数回撃てる[[ナデシコ]]に殲滅力という点では一歩譲る。 |
| + | :仕様により初期値の低いフリットの撃墜数を稼ぐのには良いが、やはり真価は圧倒的な対ボス攻撃力だろう。覚醒・再動・補給と言ったサポートを優先的に回していきたい所。 |
| + | :また、通常武器版は'''この威力で援護攻撃を撃てる、受けられる'''という[[合体攻撃]]には無いメリットがある。 |
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| ==== 必殺技 ==== | | ==== 必殺技 ==== |
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| == 対決・名場面 == | | == 対決・名場面 == |
| ;救世主ガンダム | | ;救世主ガンダム |
− | :『AGE』1話より。ノーラを襲撃したUEに対してフリットはAGE-1で出撃し、UEのMSを撃破する。かくしてフリットとガンダムの長きにわたる「救世主」となるための戦いが始まった。 | + | :『[[機動戦士ガンダムAGE]]』第1話より。ノーラを襲撃したUEに対してフリットはAGE-1で出撃し、UEのMSを撃破する。かくしてフリットとガンダムの長きにわたる「救世主」となるための戦いが始まった。 |
| ;壮絶トリプルガンダム | | ;壮絶トリプルガンダム |
| : | | : |
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| : | | : |
| ;過去との対峙 | | ;過去との対峙 |
− | :小説版より。セカンドムーンのヴェイガンを殲滅せんとするフリットのAGE-1グランサの前に、それを否定し止めようとするキオのAGE-FXが飛び込んでくる。発動したFXバーストモードの光の中、精神世界へ誘われたフリットは、ユリンやウルフ、グルーデック、ドン・ボヤージら失った者達の意志と邂逅する。しかし、彼らの言葉を受けてなお、フリットはヴェイガン殲滅の意志を頑なに貫こうとする。全てが終われば、大量虐殺者の自分を若者が討って平和を取り戻せばいいと、なろうとしたはずの「救世主」すらかなぐり捨てて。 | + | :[[小説|小説版]]より。セカンドムーンのヴェイガンを殲滅せんとするフリットのAGE-1グランサの前に、それを否定し止めようとするキオのAGE-FXが飛び込んでくる。発動したFXバーストモードの光の中、精神世界へ誘われたフリットは、ユリンやウルフ、グルーデック、ドン・ボヤージら失った者達の意志と邂逅する。しかし、彼らの言葉を受けてなお、フリットはヴェイガン殲滅の意志を頑なに貫こうとする。全てが終われば、大量虐殺者の自分を若者が討って平和を取り戻せばいいと、なろうとしたはずの「救世主」すらかなぐり捨てて。 |
| :その時、AGE-1グランサの前に、フリットを否定する叫びと共に一機の白いモビルスーツが現れる。今や懐かしいその名は、ガンダムAGE-1。それを操るのは、他でもない、記憶の彼方に消えたはずの少年時代のフリット自身だった。 | | :その時、AGE-1グランサの前に、フリットを否定する叫びと共に一機の白いモビルスーツが現れる。今や懐かしいその名は、ガンダムAGE-1。それを操るのは、他でもない、記憶の彼方に消えたはずの少年時代のフリット自身だった。 |
| :憎むべき敵のやって来たことと、今自分がやろうとしていることは、何も違わない。AGE-1同士の激突の中でその事実を突きつけ、救世主になることすら諦めようとしている未来の自分を断罪する少年のフリットは、怒りを込めた一撃で虐殺の装備に身を固めたグランサを撃墜する。そして、現実へと立ち返ったフリット・アスノは、あの日、自分がどうして助かったのか、なぜ今まで生き延びてこられたのかを知った。それは、フリットの中の英雄が、真に目覚めようとする証だった。 | | :憎むべき敵のやって来たことと、今自分がやろうとしていることは、何も違わない。AGE-1同士の激突の中でその事実を突きつけ、救世主になることすら諦めようとしている未来の自分を断罪する少年のフリットは、怒りを込めた一撃で虐殺の装備に身を固めたグランサを撃墜する。そして、現実へと立ち返ったフリット・アスノは、あの日、自分がどうして助かったのか、なぜ今まで生き延びてこられたのかを知った。それは、フリットの中の英雄が、真に目覚めようとする証だった。 |