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| === 旧世紀版 === | | === 旧世紀版 === |
− | 原作・第弐拾四話「最後のシ者」で登場した、[[ゼーレ]]から送り込まれてきた5人目のEVAパイロット「フィフスチルドレン」。
| + | TV版・第弐拾四話「最後のシ者」で登場した、[[ゼーレ]]から送り込まれてきた5人目のEVAパイロット「フィフスチルドレン」。 |
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| [[綾波レイ|レイ]]と同じく、誕生日([[セカンドインパクト]]の日)を除いた一切の経歴は抹消されている。チルドレンの中では唯一の年長者である(学年でいえば中学三年生になる)。 | | [[綾波レイ|レイ]]と同じく、誕生日([[セカンドインパクト]]の日)を除いた一切の経歴は抹消されている。チルドレンの中では唯一の年長者である(学年でいえば中学三年生になる)。 |
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| === 旧世紀版 === | | === 旧世紀版 === |
| ;「歌はいいねぇ。歌は心を潤してくれる。リリンの生み出した文化の極みだよ…」 | | ;「歌はいいねぇ。歌は心を潤してくれる。リリンの生み出した文化の極みだよ…」 |
− | ::第弐拾四話「最後のシ者」より。[[クラシック音楽 #古典派音楽|ベートーヴェンの第九]]のハミングと共に印象に残る初登場をする。
| + | :第弐拾四話「最後のシ者」より。[[クラシック音楽 #古典派音楽|ベートーヴェンの第九]]のハミングと共に印象に残る初登場をする。 |
− | :余談だが、カヲルが初登場した場所のモデルは、2015年6月14日に放送されたバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』において、 <ref>なお、この番組の[[ナレーション]]を担当している[[声優]]の一人が、[[碇ゲンドウ]]を演じた立木文彦氏である。 </ref>アメリカ合衆国カルフォルニア州に所在する塩湖・モノ湖であることが判明した。さらに、'''番組中にてエヴァファンである出演者達によって原作の場面の再現が行われている'''。 | + | :余談だが、カヲルが初登場した場所のモデルは、2015年6月14日に放送されたバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』 <ref>なお、この番組の[[ナレーション]]を担当している[[声優]]の一人が、[[碇ゲンドウ]]を演じた立木文彦氏である。 </ref>において、アメリカ合衆国カルフォルニア州に所在する塩湖・モノ湖であることが判明した。さらに、'''番組中にてエヴァファンである出演者達によって原作の場面のパロディ…もとい再現が行われている'''。 |
| ;「好意に値するよ」<br />「好きってことさ」<br />「僕は君に会うために生まれてきたのかもしれない」 | | ;「好意に値するよ」<br />「好きってことさ」<br />「僕は君に会うために生まれてきたのかもしれない」 |
− | :カヲルの涼しげな微笑と、求められることの喜びが、傷付いた[[碇シンジ|シンジ]]の心を解きほぐしてゆく。 | + | :カヲルの涼しげな微笑と、求められることの喜びが、傷付いた[[碇シンジ|シンジ]]の心を解きほぐしてゆく。なお、上記の台詞は[[ミーナ・ローシャン|その]][[サザンカ・ビアンカ|手の]][[ウェンディ・ラスム・イクナート|趣味の]][[小牟|お姉さま方]]のネタにされやすい模様。 |
− | :なお、このカヲルの台詞は[[ミーナ・ローシャン|その]][[サザンカ・ビアンカ|手の]][[ウェンディ・ラスム・イクナート|趣味の]][[小牟|お姉さま方]]のネタにされやすい。
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| ;「ありがとう、君に逢えてうれしかったよ」 | | ;「ありがとう、君に逢えてうれしかったよ」 |
| :カヲルの最期の言葉。 | | :カヲルの最期の言葉。 |
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| === [[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|新劇場版]] === | | === [[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|新劇場版]] === |
− | ==== L ==== | + | ==== [[スーパーロボット大戦L|L]] ==== |
| ;「次に期待するしかないんじゃないかな。少なくとも、この世界には別の結末が訪れるんだ」<br />(そう、「彼ら」の働き次第では今度こそ彼が幸せになれる結末がね……) | | ;「次に期待するしかないんじゃないかな。少なくとも、この世界には別の結末が訪れるんだ」<br />(そう、「彼ら」の働き次第では今度こそ彼が幸せになれる結末がね……) |
− | :[[人類補完計画]]頓挫を受けての言葉。「彼ら」とはシンジが所属している[[LOTUS]]のことであり、実際使徒がこれ以降現れる事はないので、本作のシンジ達は…… | + | :[[人類補完計画]]頓挫を受けての言葉。「彼ら」とはシンジが所属している[[LOTUS]]のことであり、実際[[使徒]]がこれ以降現れる事はないので、本作のシンジ達は…… |
| ==== [[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z]] ==== | | ==== [[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z]] ==== |
| ;「…来たんだね、君たちも。そうやって集まっていくのか…」<br/>「死と新生の輪廻…。ふふ、彼もそれに翻弄されているんだろうね」 | | ;「…来たんだね、君たちも。そうやって集まっていくのか…」<br/>「死と新生の輪廻…。ふふ、彼もそれに翻弄されているんだろうね」 |
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| :第3次Z時獄篇第26話のインターミッションにて。 | | :第3次Z時獄篇第26話のインターミッションにて。 |
| ;(少しだけ運命が動いた……これで[[第14使徒ゼルエル|第10の使徒]]の出現は、当分無いだろうね)<br/>「ちょっと残念だよ。彼に会いに行くのも遅れることになりそうだ」 | | ;(少しだけ運命が動いた……これで[[第14使徒ゼルエル|第10の使徒]]の出現は、当分無いだろうね)<br/>「ちょっと残念だよ。彼に会いに行くのも遅れることになりそうだ」 |
− | :|第3次Z時獄篇[[式波・アスカ・ラングレー|アスカ]]離脱ルート第48話「禁断の領域」にて。カヲルが言った通り、[[第14使徒ゼルエル|第10の使徒]]が[[時獄戦役]]で出現する事は無かったが… | + | :第3次Z時獄篇[[式波・アスカ・ラングレー|アスカ]]離脱ルート第48話「禁断の領域」にて。カヲルが言った通り、第10の使徒が[[時獄戦役]]で出現する事は無かったのだが… |
| ;「君の意志を確かめたから、僕は行くよ」<BR/>「だけど、僕は……君が好きになれそうにない」 | | ;「君の意志を確かめたから、僕は行くよ」<BR/>「だけど、僕は……君が好きになれそうにない」 |
| :第3次Z時獄篇第50話「開かれる扉」における[[トワノ・ミカゲ|ミカゲ]]との会話にて。基本的に笑みと穏やかな物腰を崩さないカヲルが珍しく、嫌悪感を表に現した珍しい場面である。 | | :第3次Z時獄篇第50話「開かれる扉」における[[トワノ・ミカゲ|ミカゲ]]との会話にて。基本的に笑みと穏やかな物腰を崩さないカヲルが珍しく、嫌悪感を表に現した珍しい場面である。 |
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| == 余談 == | | == 余談 == |
− | *その独特の雰囲気とシンジとの関係性ゆえ、[[ミーナ・ローシャン|その]][[サザンカ・ビアンカ|手の]][[ウェンディ・ラスム・イクナート|趣味の]][[小牟|お姉さま方]]……もとい、女性ファンからは圧倒的支持を得ており、ラポートやムービックの[[アンソロジーコミック]]を筆頭に二次創作でのシンジとのカップリングは鉄板レベルといってもいいほど非常に多い。漫画版『碇シンジ育成計画』でもそれを意識したシーンがしばしば描かれている。 | + | *その独特の雰囲気とシンジとの関係性ゆえ、[[ミーナ・ローシャン|その]][[サザンカ・ビアンカ|手の]][[ウェンディ・ラスム・イクナート|趣味の]][[小牟|お姉さま方]]……もとい、女性ファンからは圧倒的支持を得ており、ラポートやムービックの[[アンソロジーコミック]]を筆頭に二次創作でのシンジとのカップリングは鉄板レベルといってもいいほど非常に多い。 |
− | *[[プレイステーション2|PS2]]([[PSP]])ソフト『新世紀エヴァンゲリオン2』では、[[碇シンジ|シンジ]]と[[鈴原トウジ|トウジ]]の説得によって人類の味方になっている(条件次第ではシンジ単独でも可)。その場合、'''ヒトとして生きるために使徒としての能力を自らの意思で封印'''してヒトとまったく同じように振る舞い学校に通う姿もあれば、ヒトとしてあり続けるために使徒と戦う必要があれば'''使徒の力を行使'''して虚数空間から「EVA4号機」を召喚しパイロットとなって戦うこともできる(戦闘中に特殊行動で一時的にシンクロ技能を最大値にすることも可能)。原作では食事をする描写はなかったが一応食事は出来る(レイのように菜食主義な面があるのかは不明)。<br />PSP版の彼のシナリオではレリエルの虚数空間に捕らわれた場合、自分の影から「リリンの物真似が上手くなったね。内面の弱さまで再現しているんだから」と言われるほどで、自分の意思で使徒の力を発動できることを除けばほぼ完璧にヒト化しているものと思われる。また、「タブリスの力を解放する」ことで、ある結末が…… | + | **漫画版『碇シンジ育成計画』でも、それを意識したシーンがしばしば描かれている。 |
− | *パチンコなどでも「EVA4号機」パイロットとなっている事が多い。「EVA乙号機」のパイロットとなっているゲームもある。 | + | *[[プレイステーション2|PS2]]([[PSP]])ソフト『新世紀エヴァンゲリオン2』では、[[碇シンジ|シンジ]]と[[鈴原トウジ|トウジ]]の説得によって人類の味方になっている(条件次第ではシンジ単独でも可)。その場合、'''ヒトとして生きるために使徒としての能力を自らの意思で封印'''してヒトとまったく同じように振る舞い学校に通う姿もあれば、ヒトとしてあり続けるために使徒と戦う必要があれば'''使徒の力を行使'''して虚数空間から「EVA4号機」を召喚しパイロットとなって戦うこともできる(戦闘中に特殊行動で一時的にシンクロ技能を最大値にすることも可能)。 |
− | *『[[ケロロ軍曹]]』に登場する北城睦実(623、アニメでは「サブロー」)はカヲルをモチーフにしたキャラクターであり、演じているのも石田彰氏。彼の初登場エピソードはほぼ丸ごと『エヴァ』24話のパロディとなっており、その後も度々カヲルの台詞を引用している。 | + | **原作では[[食べ物・料理|食事]]をする描写はなかったが、一応食事は出来る([[綾波レイ|レイ]]のように菜食主義な面があるのかは不明)。 |
| + | **PSP版のカヲルのシナリオでは、レリエルの虚数空間に捕らわれた場合、自分の影から「リリンの物真似が上手くなったね。内面の弱さまで再現しているんだから」と言われるほどで、自分の意思で使徒の力を発動できることを除けばほぼ完璧にヒト化しているものと思われる。また、「タブリスの力を解放する」ことで、ある結末が…… |
| + | *[[ギャンブル|パチンコ]]等でも「EVA4号機」パイロットとなっている事が多い。「EVA乙号機」のパイロットとなっているゲームもある。 |
| + | *『[[ケロロ軍曹]]』に登場する北城睦実(623、アニメでは「サブロー」)はカヲルをモチーフにしたキャラクターであり、演じているのも石田彰氏。彼の初登場エピソードはほぼ丸ごと『エヴァ』TV版第弐拾四話「最後のシ者」のパロディとなっており、その後も度々カヲルの台詞を引用している。 |
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