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==神々==
 
==神々==
 
;インドラ(Indra)
 
;インドラ(Indra)
:仏教では「'''帝釈天'''」。雷を操る[[神|雷霆神・武神]]であり、ヴァジュラを用いてヴリドラ等の[[天使・悪魔|悪魔]]を退治している。一方で、羅刹族の王・メーガナーダをはじめとして'''武神なのに敗北した話も多い'''。<ref>ちなみに、このメーガナーダに至っては「インドラジット(インドラに勝つ者)」などと名乗られている。</ref>
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:仏教では「'''帝釈天'''」。雷を操る[[神|雷霆神・武神]]であり、ヴァジュラを用いてヴリドラ等の悪魔を退治している。その一方で、羅刹族の王・メーガナーダをはじめとして'''武神なのに敗北した話も多い'''。<ref>ちなみに、このメーガナーダに至っては「インドラジット(インドラに勝つ者)」などと名乗られている。</ref>
 
:また、インドラにはアスラ王(阿修羅王)の娘・シャチー(舎脂)を強奪して自分の妻にしたり、ガウタマ聖仙の妻・アハリヤーと密通する等、'''[[ギリシア神話]]の主神・ゼウスを彷彿とさせる好色ぶりを伝える挿話も存在している'''。
 
:また、インドラにはアスラ王(阿修羅王)の娘・シャチー(舎脂)を強奪して自分の妻にしたり、ガウタマ聖仙の妻・アハリヤーと密通する等、'''[[ギリシア神話]]の主神・ゼウスを彷彿とさせる好色ぶりを伝える挿話も存在している'''。
 
:*『[[バンプレストオリジナル]]』では[[ドラウパ]]の武器、インドラ・ブラスターの名の由来となっている。
 
:*『[[バンプレストオリジナル]]』では[[ドラウパ]]の武器、インドラ・ブラスターの名の由来となっている。
 
;アグニ(Agni)
 
;アグニ(Agni)
:火の神。仏教ではストレートに「火天」。赤い体に炎の衣をまとった姿で描かれている。また、名前は[[英語|英単語]]の「[[グフイグナイテッド|ignite]]」の語源にもなっている。
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:火の神。仏教では「火天」。赤い体に炎の衣をまとった姿で描かれている。
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:ちなみに、名前は[[英語|英単語]]の「[[グフイグナイテッド|ignite]]」の語源にもなっている。
 
:*『[[機動戦士ガンダムSEED]]』では[[ランチャーストライクガンダム]]の武器、320mm超高インパルス砲「アグニ」の名前元となっている。
 
:*『[[機動戦士ガンダムSEED]]』では[[ランチャーストライクガンダム]]の武器、320mm超高インパルス砲「アグニ」の名前元となっている。
 
;シヴァ(Siva)
 
;シヴァ(Siva)
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;ヴィシュヌ(Vishnu)
 
;ヴィシュヌ(Vishnu)
 
:仏教では「毘紐天」。最高神の一柱にして、調停を司る神。ヒンドゥーの神でも特に歴史の古い神であるが、当初は名前があるだけで決まった役割を持っていなかった。
 
:仏教では「毘紐天」。最高神の一柱にして、調停を司る神。ヒンドゥーの神でも特に歴史の古い神であるが、当初は名前があるだけで決まった役割を持っていなかった。
:後に様々な英雄や土着神をアヴァターラ(化身)として習合したことで民衆の支持を集めて最高神にまでなった。
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:しかし、後に様々な英雄や土着神をアヴァターラ(化身)として習合したことで民衆の支持を集めて最高神にまでなった。
 
:*シヴァに倣えば、『[[魔装機神シリーズ]]』では[[ルザムノ・ラスフィトート|調停神ラスフィトート]]のモチーフとなっていると思われる。
 
:*シヴァに倣えば、『[[魔装機神シリーズ]]』では[[ルザムノ・ラスフィトート|調停神ラスフィトート]]のモチーフとなっていると思われる。
 
:;アヴァターラ(Avatara)
 
:;アヴァターラ(Avatara)
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::*『[[バンプレストオリジナル]]』では、[[アヴァターラ]]の由来となっている。
 
::*『[[バンプレストオリジナル]]』では、[[アヴァターラ]]の由来となっている。
 
;;;クリシュナ(Krishna)
 
;;;クリシュナ(Krishna)
:::ヴィシュヌ神の第8の化身である英雄。その名は「黒い肌をした者」を意味する。
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:::ヴィシュヌの第8の化身である英雄。その名は「黒い肌をした者」を意味する。
 
:::ヒンドゥー教の聖典にして叙事詩『マハーバーラタ』では[[主人公]]であるアルジュナ<ref>ちなみに、アルジュナの別名の一つに「クリシュナ」がある。</ref>と友情を結び、何度も彼を助ける。
 
:::ヒンドゥー教の聖典にして叙事詩『マハーバーラタ』では[[主人公]]であるアルジュナ<ref>ちなみに、アルジュナの別名の一つに「クリシュナ」がある。</ref>と友情を結び、何度も彼を助ける。
:::実はクリシュナは'''足の裏が弱点であり、そこを猟師ジャラに誤射されて死ぬ'''という呆気無い最期を迎えた。<ref> このアルジュナの最期は、踵を射られて死んだ[[ギリシア神話]]の英雄アキレウスを彷彿とさせるものである。</ref>
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:::実はクリシュナは'''足の裏が弱点であり、そこを猟師ジャラに誤射されて死ぬ'''という呆気無い最期を迎えた。<ref> このクリシュナの最期は、踵を射られて死んだ[[ギリシア神話]]の英雄アキレウスの最期を彷彿とさせるものである。</ref>
 
:::また、クリシュナは美形としても知られており、恋人ラーダーとの恋愛物語が存在する等、インド神話において高い人気を誇っている。
 
:::また、クリシュナは美形としても知られており、恋人ラーダーとの恋愛物語が存在する等、インド神話において高い人気を誇っている。
 
:::*『[[バンプレストオリジナル]]』では[[アルケウス]]の動力、[[クリシュナ・ハート]]の名前元となっている。
 
:::*『[[バンプレストオリジナル]]』では[[アルケウス]]の動力、[[クリシュナ・ハート]]の名前元となっている。
 
;ブラフマー(Brahma)
 
;ブラフマー(Brahma)
 
:仏教では「梵天」。最高神の一柱にして、創造を司る神。宇宙の根源原理「ブラフマン」を神格化した存在だが、立場的にはシヴァ・ヴィシュヌと同格である。
 
:仏教では「梵天」。最高神の一柱にして、創造を司る神。宇宙の根源原理「ブラフマン」を神格化した存在だが、立場的にはシヴァ・ヴィシュヌと同格である。
:近年ではシヴァにその立場を奪われつつあるらしい。
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:なお、近年ではシヴァにその立場を奪われつつあるらしい。
 
:*シヴァに倣えば、『[[魔装機神シリーズ]]』では[[ギゾース・グラギオス|創造神グラギオス]]のモチーフとなっていると思われる。
 
:*シヴァに倣えば、『[[魔装機神シリーズ]]』では[[ギゾース・グラギオス|創造神グラギオス]]のモチーフとなっていると思われる。
 
;ドゥルガー
 
;ドゥルガー
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;四天王(Caturmahārāja)
 
;四天王(Caturmahārāja)
 
:仏教の世界観を示す際に記述される四方を守る神々。東西南北の四方に住み、東を持国天、南を増長天、西を広目天、北を多聞天が守護しているとされる。
 
:仏教の世界観を示す際に記述される四方を守る神々。東西南北の四方に住み、東を持国天、南を増長天、西を広目天、北を多聞天が守護しているとされる。
::*『[[新ゲッターロボ]]』では、ゲッターロボを敵視する存在「四天王」のモチーフとなっている。
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::*『[[新ゲッターロボ]]』では、[[ゲッターロボ (新)|ゲッターロボ]]を敵視する存在「四天王」のモチーフとなっている。
 
::*『[[Zシリーズ]]』では、[[次元将]]のモチーフとなっている。
 
::*『[[Zシリーズ]]』では、[[次元将]]のモチーフとなっている。
 
:;ヴァイシュラヴァナ(Vaizravana)
 
:;ヴァイシュラヴァナ(Vaizravana)
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::*『[[Zシリーズ]]』では、次元将ドゥリタラーの由来となっている。
 
::*『[[Zシリーズ]]』では、次元将ドゥリタラーの由来となっている。
 
;アプサラス(Apsalus)
 
;アプサラス(Apsalus)
:インド神話における水の精で、その名は「水の中で動くもの、雲の海に生きるもの」を意味し、天女とも称され、一説では乳海攪拌(ヒンドゥー教における天地創造神話)の時に生まれた存在という。
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:インド神話における水の精で、その名は「水の中で動くもの、雲の海に生きるもの」を意味する。天女とも称され、一説では乳海攪拌(ヒンドゥー教における天地創造神話)の時に生まれた存在であるという。
:神々の接待役として踊りを見せることを仕事とし、一般には美しい女性の姿で現されることが多い。天界の指示により、その妖艶な美貌を使って修行中の人間を誘惑して堕落させることもある。
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:神々の接待役として踊りを見せることを仕事とし、一般には美しい女性の姿で現されることが多い。なお、天界の指示により、その妖艶な美貌を使って修行中の人間を誘惑して堕落させることもある。
 
::*『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]』では、[[アプサラスII]]、[[アプサラスIII]]の名の由来となっている。
 
::*『[[機動戦士ガンダム 第08MS小隊]]』では、[[アプサラスII]]、[[アプサラスIII]]の名の由来となっている。
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::*『[[バンプレストオリジナル]]』では機動兵器、[[ヴィジャーヤ]]の名の由来となっている。
 
::*『[[バンプレストオリジナル]]』では機動兵器、[[ヴィジャーヤ]]の名の由来となっている。
 
;ドラウパディー(Draupadi)
 
;ドラウパディー(Draupadi)
:『マハーバーラタ』のヒロイン。アルジュナをはじめとするパーンダヴァ五兄弟の共通の妻になっている(もっとも、これには彼女の前世の因縁が関係しているのだが)。
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:ヒンドゥー教の聖典にして叙事詩『マハーバーラタ』のヒロインの一人。アルジュナをはじめとするパーンダヴァ五兄弟の共通の妻になっている(もっとも、これには彼女の前世の因縁が関係しているのだが)。
 
:*『[[バンプレストオリジナル]]』では[[ドラウパ]]の名の由来となっている。
 
:*『[[バンプレストオリジナル]]』では[[ドラウパ]]の名の由来となっている。
  
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