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== 碇ゲンドウ(Gendoh Ikari) ==

*[[登場作品]]:[[新世紀エヴァンゲリオン]]([[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|劇場版]])
**[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]]
*[[声優]]:立木文彦
*種族:地球人(日本人)
*性別:男
*[[年齢]]:48歳
<!-- *身長:---cm -->
<!-- *体重:---kg -->
*所属:[[ゼーレ]]⇒人工進化研究所⇒[[ネルフ|NERV]]
*階級:所長(人工進化研究所)⇒司令(NERV)
*キャラクターデザイン:貞本義行

特務機関[[ネルフ|NERV]]の最高司令官。冷徹な男で、滅多に感情を表に出すことはない。目的の為なら手段を選ばない非情さも持ち合わせている。息子の[[碇シンジ|シンジ]]とは10数年別居状態だったが、[[エヴァンゲリオン|EVA]]のパイロットとするために呼び出した。[[使徒]]の殲滅と共に、謎のプロジェクト「[[人類補完計画]]」を推進している。

初期の頃はどういった理由で補完計画に参加したのか不明だが、妻・碇ユイが死亡してからの彼はユイとの再会を目的として動いていた。<br />
そのため、[[加持リョウジ]]を介して[[第1使徒アダム|アダム]]を[[ゼーレ]]から横流しさせ、その[[第1使徒アダム|アダム]]を火傷を負った左の手の平に移植させている(VHS・DVDの追加シーンや劇場版で確認可能。また漫画版では[[A.T.フィールド]]も使用している)。これは自分自身は他人と関わることや、ユイ以外の他者が自分を愛してくれることを信じられなかった事の表れであった。息子シンジや赤木親子への扱いはその一例とも言える。なお旧姓は'''六分儀'''であり、彼は婿養子である。

スピンオフ作品の『碇シンジ育成計画』を初めとした漫画作品では、ユイが生存しているためか原作の近寄りがたい雰囲気が無く(別の意味で原作以上に危ない雰囲気だが…)、少々変な人物だが家族思いの好きマイホームパパになっている事が多い。<br />『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q Quickening』でのコラボCMに出ているが、SchickとのCMでヒゲを剃りだしたり(しかもCMのシメでいい笑顔をしている)、JRAとのCMで記者会見に出席してたりする。

=== スパロボシリーズにおいて ===
原作と同じくNERVの司令として登場。シンジやミサトらをプレイヤー部隊に出向させる等、表向きは味方側の協力者でありながらも、やはり思惑有りの行動であり、その行動に疑惑を抱く他作品のキャラクターも少なくない。

物語の根幹に関わる重大事を知っている事が多く、結末も作品によって異なる。

== 登場作品と役柄 ==

=== [[旧シリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦F]]
:エヴァや[[使徒]]について説明を求める[[ブライト・ノア|ブライト]]を一度は突っぱねたが、旧知の[[シュウ・シラカワ|シュウ]]の助言でエヴァ出向を決めた。
;[[スーパーロボット大戦F完結編]]
:[[ゼーレ]]の面々を[[暗殺]]し、補完計画を進行しようとするがEDで[[加持リョウジ|加持]]の[[自爆]]に巻き込まれる。予想だにしなかった加持の行為に狼狽するという、ゲンドウらしからぬ醜態を曝した上での最期であった。

=== [[αシリーズ]] ===
;[[スーパーロボット大戦α]]
:[[F]]同様、シンジ達を[[ロンド・ベル]]隊に出向させるが、相変わらず裏で暗躍しており、[[マクロス]]まで行かせたのは[[宇宙]]におけるEVAのテストも兼ねていた。破嵐創造と知り合いという設定もあって、万丈と問答するイベントも。終盤、レイと共に行方不明になる。シンジは誰にも[[第2使徒リリス|リリス]]を利用させないために封印したと解釈していたが…。
;[[スーパーロボット大戦α for Dreamcast]]
:PS版と違い、EVAルートで戦うことに。
;[[第3次スーパーロボット大戦α]]
:前々作・[[α]]にて行方不明となっていたが、突然の復帰。シンジ達を[[イカロス基地]]へ出向させ、[[αナンバーズ]]へと配属させる。最終的には[[人類補完計画]]を発動させようとし、αナンバーズと対決する。主人公クラスと対戦前の台詞が豊富に用意されている。自らが敗れた時のためか、初号機用の追加装備を用意していた。偽の初号機の撃破で死亡した。

=== 携帯機シリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦L]]
:新劇場版設定で登場。新劇場版がまだ未完ということもあり最後まで生存している。

=== Scramble Commanderシリーズ ===
;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander]]
:

=== 単独作品 ===
;[[スーパーロボット大戦MX]]
:[[マグネイト・テン]]に協力的な行動を見せる場面も少なくなく、最期はゼーレと共に自分の仕掛けた爆弾で死亡する。数少ない、最後まで味方側だった作品。

== 人間関係 ==
;[[碇シンジ]]
:息子。他人と関わるのが苦手なのは親子共々似ている。シンジが悪い意味で成長してしまったのがゲンドウと言えない事もない。
;[[綾波レイ]]
:ファーストチルドレン。ユイの[[クローン]]である彼女に対しては、実の息子に対する以上に優しさを見せる。レイもゲンドウにはしきりに笑顔を見せたり、彼の命令で死んでも良いと思うほど慕っている。
;[[赤木リツコ]]
:親のナオコ共々愛人関係。内心はユイへの愛情があることを知りつつ、ゲンドウのために全て捧げたつもりだったが、後に裏切られる。
;[[冬月コウゾウ]]
:ゲンドウ唯一の友人であり、目的を共にする。彼もユイを愛していたようだ。なお、[[1999年]]に冬月が京都大学の理学部で、形而上生物学の教鞭を執っていた頃に、酒の勢いで喧嘩をした時に彼を身元引受人に指定する。面識はないが、何者か(恐らくはユイの可能性が高い)から冬月の事を聞いていたようである。しかし、その時の冬月のゲンドウに対する第一印象は「嫌な男」だった。
;[[碇ユイ]]
:妻。自分を愛してくれた女性であり、心の拠り所。彼女を失ってからゲンドウの心情は一変した。『碇シンジ育成計画』などのパラレル外伝などでは生きていることが多く、その場合は彼女の尻に敷かれていることが多い。SRWではシンジが初号機に取り込まれるイベントで登場。
;[[キール・ローレンツ]]
:補完計画を推し進める同志。どのような感情を抱いていたのか、詳細な描写はない。
;[[第1使徒アダム]]
:彼の左手に移植されている。漫画版ではゲンドウの体で[[A.T.フィールド]]も発動している。

== 他作品との人間関係 ==
ストーリーの根幹に関わる事が多い為、他作品との関連が多く、[[第3次α]]で最後に[[αナンバーズ]]と対決する際は各作品の[[主人公]]との[[戦闘前会話]]が用意されている。<br />またシンジ絡みでの関係も多いのが特徴。

=== スーパー系 ===
;[[シャピロ・キーツ]]
:彼とトレーズと共謀し、[[ゼーレ]]を壊滅させる。
;[[タシロタツミ]]
:[[F]]・[[F完結編]]では彼とシュウと共に[[南極事件|南極会談]]に出席していたという設定。
;[[草間大作]]
:[[α]]ではゲンドウを信じきれないシンジに対して、父親であるゲンドウを信じる事を促していたが、DC版[[α]]にてシンジを裏切ったゲンドウに対して怒りを露にした。
;[[衝撃のアルベルト]]
:DC版[[α]]ではゲンドウの補完計画を阻止する為に、[[セントラルドグマ]]に姿を現す。ゲンドウは彼を「'''傍観者'''」と嘲笑するが、彼にとってはゲンドウも[[諸葛亮孔明|孔明]]や[[ゼーレ]]の老人達と同じく、最も忌むべきタイプの人間だった。
;[[木原マサキ]]
:[[MX]]では彼の事も色々知っていた。
;[[一色真]]
:[[MX]]では[[ネルフ]]に保護された綾人の返還要求を突っぱねた。
;[[亘理士郎]]
:[[MX]]では彼から色々と根回しを受けていた。
;[[三輪防人]]
:[[MX]]では終盤に[[ネルフ]]を攻撃してきた彼の降伏勧告を突っぱねた。どうせ降伏しても相手が三輪だから問答無用で死刑にされるのはゲンドウもわかりきっているのだろう。
;[[竜崎一矢]]
:[[第3次α]]にて彼に対して暗に「君と私は同類だ」といった主旨の発言をする。「愛する者の為になら何でもする覚悟がある」という点は確かに共通しているが、その手段はゲンドウと一矢では大きく異なっていた。
;[[獅子王凱]]
:[[第3次α]]にて彼の唱える勇気を「楽観論」となじるが、彼に真っ向からその考えを否定される。
;[[流竜馬]]、[[神隼人]]、[[車弁慶]]
:彼らとの対話で[[バルマー戦役]]より更に以前――彼らが[[ゲッターロボ(ロボット)|ゲッターロボ]]のパイロットとなる前から補完計画を発動させる機会を窺っていた事を明かし、不敵に笑う。
;[[兜甲児]]、[[剣鉄也]]、[[司馬宙]]、[[葵豹馬]]、[[藤原忍]]
:[[第3次α]]にて、あまりにも「'''父親'''」として許されない行動をとったゲンドウに対して怒りを爆発させる。忍を除けば「父親」に関して複雑な事情を持っていたのも一因であろう。
;[[石神邦生]]
:[[L]]では彼が残した報告書から[[加納渚|リリスを祖としない人類]]の存在を知った。

=== [[富野作品]] ===
;[[ひびき洸]]
:「補完もライディーンも滅亡からの回避という点では同じ存在」というゲンドウの主張を意外にも認めるが、その上で彼から根幹は同じでも、災厄から「逃げる」補完計画と、「立ち向かう」[[ライディーン]]との決定的な性質の違いを指摘される。
;[[破嵐万丈]]
:[[α]]では万丈の父である創造と面識があるという設定で、万丈自身ゲンドウの行動に疑問を持つが故にゲンドウとの会話が多い。逆にゲンドウがシンジ絡みの件で礼を言った時には驚いていた。また、[[第3次α]]では彼に父親の義務を果たしていないと責められる。
;破嵐創造
:[[αシリーズ]]においては彼と親しい仲だったらしく、彼の息子である万丈とも縁がある。SRWには名前のみ登場。
;[[ファンネリア・アム]]
:[[F完結編]]では、直接ではないが彼女から何を考えているのかよく分からない印象があるため、苦手だと敬遠されていた。

=== [[ガンダムシリーズ]] ===

==== 宇宙世紀ガンダムシリーズ ====
;[[アムロ・レイ]]
:[[第3次α]]にて彼と[[シャア・アズナブル|シャア]]の関係を引き合いに出し、彼に補完計画に対する理解を求めるが、彼からは真っ向から補完を否定される。一方で[[α]]ではシンジの事についてアムロに礼を言ったことがある。
;[[シャア・アズナブル]]([[クワトロ・バジーナ]])
:[[α]]ではやはり彼の正体を知っており、彼を「大佐」と呼ぶ。
;[[カミーユ・ビダン]]
:[[第3次α]]では、他の人間と手を取り合って協力しながら、脅威に立ち向って滅びを回避する道を見つけようとすらせず、勝手に自分一人で人類の行く末を決め付けて、人類を巻き添えにして[[人類補完計画]]に走ろうとした行いの愚劣さを彼に痛烈に批判された。
;[[パプテマス・シロッコ]]
:[[F完結編]]では彼と裏で協力し合っていた。
;[[ジュドー・アーシタ]]
:[[第3次α]]にて、あまりにも「'''父親'''」として許されない行動をとったゲンドウに対して怒りを爆発させる。

==== アナザーガンダムシリーズ ====
;[[トレーズ・クシュリナーダ]]
:[[F]]・[[F完結編]]では旧知の仲。彼とシャピロと共謀し、[[ゼーレ]]を壊滅させる。

==== ガンダムSEEDシリーズ ====
;[[キラ・ヤマト]]
:[[第3次α]]にて彼に対して暗に『SEED DESTINY』時代の彼を皮肉るような発言をする。

=== [[バンプレストオリジナル]] ===
;[[シュウ・シラカワ]]
:[[F]]・[[F完結編]]では彼と[[タシロタツミ|タシロ]]と共に[[南極事件|南極会談]]に出席していたという設定。彼とは旧知の仲であり、浅からぬ因縁がある。
;[[テイニクェット・ゼゼーナン]]
:[[F]]・[[F完結編]]では[[南極事件|南極会談]]にて会見。お互い利用し合った。
;[[イングラム・プリスケン]]
:[[α]]では彼から[[裏死海文書]]の解読を教わる。
;[[ユーゼス・ゴッツォ]]
:[[α]]でイングラムを介してゲンドウに[[裏死海文書]]の解読方法を教えた張本人。
;[[トウマ・カノウ]]
:[[第3次α]]にて、あまりにも「'''父親'''」として許されない行動をとったゲンドウに対して怒りを爆発させる。

== 名台詞 ==
;「乗るなら早くしろ。でなければ帰れ!」
:エヴァに乗れと言われてとまどっている、息子・シンジに言い放った台詞。
;「レイ!大丈夫か、レイ!」
:第5話の回想シーンにて。貴重な感情的になっている台詞。他にも19話や23話で「レイ!」と叫んでいる。
;「話は聞いた。よくやったな、シンジ」
:シンジの心に大きな影響を与えた一言。よくやったなシンジ、の部分はシンジの精神世界で何度も流れる。
;「全ては心の中だ。今はそれでいい」
:ユイの墓参りで、シンジに「(ユイの写真などを)全部捨てちゃったんだね」と言われて。「今は」というのがどういう意味かは劇場版で明らかになった。
;「お前には失望した。もう会うこともあるまい。」
:第13使徒バルディエルの一件でパイロットを辞めると言ったシンジに対して。冷たく言い放っているように見えるが、「失望」という単語の裏を読めば「口には出さなかったが、これまでゲンドウはシンジに対して期待を寄せていた」という事がわかる。とはいえ、この時点のシンジにそんなことがわかるはずもないし、わかったとしても身勝手極まりない発言に過ぎないが。
;「セカンドインパクトの後に生きていくのか、この子は。この地獄に…」
:20話、シンジの精神世界にて。ゲンドウもシンジの事を考えてはいたのである。ちなみにこの時のシンジは「お母さん…」と、母の事ばかり考えていた。
;「男だったらシンジ、女だったらレイと名付ける」
:同じく20話より。
;「俺がそばにいるとシンジを傷付けるだけだ… だから何もしない方がいい」<br />「自分が人から愛されるとは信じられない。私にそんな資格は無い…」<br />「その報いがこの有様か。すまなかったな、シンジ…」
:劇場版の補完世界でのユイ、[[綾波レイ|レイ]]、[[渚カヲル|カヲル]]との会話の中の台詞。これの前の話である『Air』でシンジが致命傷を負ってしまった[[葛城ミサト|ミサト]]との会話の中にあった言葉にそっくりである。つまり、あのゲンドウの不遜で傲慢な態度は心の強さからくるものではなく、'''心の弱さ'''からくるものであった。すなわちシンジが成長しないまま大人になり、大人としての狡さを身につけるとゲンドウになってしまうとも考えられる。この後、初号機に…

== 迷台詞 ==
;「シンジ、私は髭を剃ろうと思う。その方が、皆も喜ぶ。言う事はないのか、後戻りはできないぞ。良いな?私は剃るぞ?」
:先述のSchickのCMでの発言。新劇場版の本編映像をそのまま使っているためか、'''髭を剃る意思を伝えるだけなのに拘束してまでシンジを連れてきた'''というシンジから見たら傍迷惑だろうシュールな光景になっている。

== スパロボシリーズでの名台詞 ==

=== 旧世紀版 ===

==== [[旧シリーズ]] ====
;「?! 貴様、何をするつもりだ!?」<br />「'''ま、まさか…やめろ!'''」
:[[F完結編]]での最期の台詞。前述の通り加持の予想外の行動に狼狽して彼の自爆に巻き込まれるというゲンドウらしからぬ最期であった。

==== [[αシリーズ]] ====
;「…君は破嵐博士が人工進化研究所で計画していた通りの性能を発揮しているようだ」
:[[スーパーロボット大戦α|α]]のゴラオン隊ルート第43話「制止した闇の中で」にて、破嵐万丈に対して。この台詞を読む限り、αシリーズでは万丈=メガノイドとの設定のようである。
;「そう…この宇宙は数多ある可能性の中の失敗作だったのだろう。まるで'''実験室のフラスコ'''のように」
:[[第3次α]]にて、[[αナンバーズ]]の面々に[[アポカリュプシス]]の全容を語った際に。「実験室のフラスコ」とは、言うまでもなく『[[ヒーロー戦記]]』での[[ギリアム・イェーガー]]の台詞が元ネタ。このゲンドウの言葉に、[[ヴィレッタ・バディム|ヴィレッタ]]は強く反応していた。
;「君ならわかるだろう。ヒトは互いの領域に入り込めば互いに傷ついていくことを…そう…君と赤い彗星のように…」<br />「だから、私は最初からその壁を取り払い、全てのヒトが一つになる方法を選んだ…」
:[[第3次α]]での[[アムロ・レイ|アムロ]]との戦闘前会話での台詞。彼と[[シャア・アズナブル|シャア]]の関係を引き合いに出して補完の正当性を語り、彼に補完への理解を求めるが…。
;「…君に父親の役割について説教されるとはな」
:[[第3次α]]での[[破嵐万丈|万丈]]との戦闘前会話での台詞。彼に「シンジの父親としての義務を果たしていない」と責められて、不敵な笑みと共に返した台詞。
;「君の言う勇気の力とは楽観論に過ぎないのではないか?」
:[[第3次α]]での[[獅子王凱|凱]]との戦闘前会話での台詞。彼の勇気を「楽観論」となじるが…。
;「疑問を投げ掛けるだけでは、相手を理解する事は出来んよ。君は君の出来る事をしたまえ」
:[[第3次α]]において、[[キラ・ヤマト|キラ]]に対して言った台詞。『SEED』時代のキラにはあまり当てはまらない台詞で、暗に『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY|SEED DESTINY]]』時代のキラを皮肉った台詞ともとれる。<br />確かに正論ではあるが、ゲンドウが言っても逃げ口上にしか聞こえない。
;「ダイモス…竜崎一矢か。君のような男には私の行動は理解し難いだろうな」<br />「だが、覚えておくがいい。人の感情の形は人それぞれだ。その点において君と私はそう大きな差はない…」
:[[第3次α]]での[[竜崎一矢|一矢]]との戦闘前会話での台詞。共に「愛する女性のために」何らかの行動を起こした者同士であるため、暗に「自分達はある意味同類だ」との意味が込められた台詞である。尤も、両者の間にはあまりにも決定的に大きな違いがあるのだが。ちなみにこの対話は、ゲンドウから一矢へと一方的に言葉を連ねる極めて異質なものである。
;「無謀な挑戦で最終的に絶滅するよりは、いくらかマシだろう」
:[[剛健一|健一]]との戦闘前会話で、運命に抗う事=生きる事を「無謀な挑戦」と言い切る。[[αナンバーズ]]からの補完計画に対する糾弾を、ある時は理路整然と、またある時は嘲笑でかわし続けてきたゲンドウにしては、随分と軟弱な発言のようにも思えるが、これが碇ゲンドウという男の素の部分なのかも知れない。
;「感情の発露によって運命を乗り越えられるかも知れないが…生憎、熱くなれるほど若くは無い」
:[[ガムリン木崎|ガムリン]]との戦闘前会話。「[[熱気バサラ|バサラ]]や[[リン・ミンメイ|ミンメイ]]の歌を聴いても何も感じないのか」という彼からの問い掛けに、随分と「枯れた」印象の有る上述の返答を送る。

==== 単独作品 ====
;「回線を切れ」<br />「あの男と話す事は何も無い」
:[[MX]]で三輪の降伏勧告を突っぱねて。
;「その前に…我々に用意された幕を下ろすべきです」<br />「…ユイ…今、お前の許へ行く…」<br />「そして……」<br />「すまなかったな、シンジ」
:[[MX]]におけるゲンドウの最期の台詞。この台詞と共にゲンドウは[[ゼーレ]]を道連れにし、亡き妻ユイの許へと逝ったのであった…。

=== 新劇場版 ===

==== 携帯機シリーズ ====
;「許可する」
:[[L]]13話にて、[[森次玲二|森次]]がシンジの精神状態を気遣って「[[早瀬浩一|こちらで]][[ツワブキ・ダイヤ|指定する]][[カトル・ラバーバ・ウィナー|人物]]をネルフ本部に入らせてほしい」と依頼した際の'''即答'''。ゲンドウ的には何か含むものもあったようだが、この事については好意的に見る人物も多かった。
<!-- == 余談 == -->
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== 話題まとめ ==
<!-- *[[namazu:碇ゲンドウ]] (全文検索結果) -->

== 資料リンク ==
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[[Category:登場人物あ行]]
[[Category:新世紀エヴァンゲリオン]]

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