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| *性別:男 | | *性別:男 |
| *[[年齢]]:[[不老不死]](肉体年齢20代) | | *[[年齢]]:[[不老不死]](肉体年齢20代) |
− | *資格:[[呪われし放浪者]] / [[スフィア・リアクター]](「知りたがる山羊」「偽りの黒羊」「尽きぬ水瓶」他ひとつ) | + | *資格:[[呪われし放浪者]] |
| *キャラクターデザイン:河野さち子 | | *キャラクターデザイン:河野さち子 |
− | <!-- 推論や今後の展開についてはメモに記載してください。 -->
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− | <!-- また、基本設定以上の事柄については自重してください。 -->
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| 『[[スーパーロボット大戦Z]]』において初登場した、人型機動兵器の[[シュロウガ]]を駆る青年。 | | 『[[スーパーロボット大戦Z]]』において初登場した、人型機動兵器の[[シュロウガ]]を駆る青年。 |
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| === 境遇 === | | === 境遇 === |
− | 彼は自身について「過去に大罪を犯し、死ねない身体となった」人間であると発言しており、この状態を「無限獄」と評している。更に彼の語る内容から、[[次元力]]を自在に行使することが可能であると考えられている。「[[太極]]」に到れば、無限獄に囚われた自身の運命を解放することが出来るとのことで、そのために必要な12の鍵「[[スフィア]]」を求めて[[平行世界]]間の転移を繰り返す中で、Zシリーズの世界にも転移する結果となったことを告白している。つまる所彼の目的は、極論すれば「死という終わりを迎える事」、もっと言えば「'''転生の可能性を消すことによる、自身の存在の完全な消滅'''」であるのだが、それに至るために「死なない存在」という自身の不滅を最大に利用しているのは皮肉としか言いようがない。もっとも、実際には「死してもなお、必ず幻世から現世へ引き戻される」というのが正しいだろう。 | + | 彼は自身について「過去に大罪を犯し、死ねない身体となった」人間であると発言しており、この状態を「無限獄」と評している。更に彼の語る内容から、[[次元力]]を自在に行使することが可能であると考えられている。「[[太極]]」に到れば、無限獄に囚われた自身の運命を解放することが出来るとのことで、そのために必要な12の鍵「[[スフィア]]」を求めて[[平行世界]]間の転移を繰り返す中で、Zシリーズの世界にも転移する結果となったことを告白している。つまる所彼の目的は、極論すれば「死という終わりを迎える事」、もっと言えば「'''自身の存在の完全な消滅'''」であるのだが、それに至るために「死なない存在」という自身の不滅を最大に利用しているのは皮肉としか言いようがない。 |
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− | その過去について今の所わかっているのは、「かつて持っていた因子が今はない」「乗機シュロウガはスフィアに関わったがために今の姿となった」「仲間がいた」「多くの世界を放浪して来た」と言った断片的な事実で、詳しい事は不明。
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| === 行動 === | | === 行動 === |
− | 彼の行動はランド編、セツコ編の間で非常に大きな相違があり、受ける印象も大分異なるものとなっているが、大筋ではこの目的を最優先としているが故に、必要に応じて紳士的にも残酷にも振る舞い分けているものと思われる(スフィアの共鳴条件が違うためと言う理由も大きい)。だが「次元力」や「太極」「スフィア」といった、彼の目的に関わるファクターの多くが謎のままとなっているために、彼自身の真意や正体についても、未だ明らかでない部分は多い。
| + | 彼の行動はランド編、セツコ編の間で非常に大きな相違があり、受ける印象も大分異なるものとなっているが、大筋ではこの目的を最優先としているが故に、必要に応じて紳士的にも残酷にも振る舞い分けているものと思われる(スフィアの共鳴条件が違うためと言う理由も大きい)。 |
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| 『スーパーロボット大戦Z』の世界では、ランドやセツコに接触しつつ目的のため暗躍していたが、[[軌道エレベーター]]での決戦で撃墜され死亡。しかし太極の呪いによって爆散した乗機共々現世に引き戻され、別の[[多元世界]]『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』に現界。その世界に存在した「偽りの黒羊のスフィア」「揺れる天秤のスフィア」を求め、時折[[ZEXIS]]と共闘しつつ暗躍。最終的には[[アイム・ライアード]]を撃破し、クロウの共鳴を待ちつつ、姿を消した。劇中ではスフィアを求める傍ら、版権作品のとある遺跡を訪れ、「自らを縛る力の根源」に関して言及している。 | | 『スーパーロボット大戦Z』の世界では、ランドやセツコに接触しつつ目的のため暗躍していたが、[[軌道エレベーター]]での決戦で撃墜され死亡。しかし太極の呪いによって爆散した乗機共々現世に引き戻され、別の[[多元世界]]『[[第2次スーパーロボット大戦Z]]』に現界。その世界に存在した「偽りの黒羊のスフィア」「揺れる天秤のスフィア」を求め、時折[[ZEXIS]]と共闘しつつ暗躍。最終的には[[アイム・ライアード]]を撃破し、クロウの共鳴を待ちつつ、姿を消した。劇中ではスフィアを求める傍ら、版権作品のとある遺跡を訪れ、「自らを縛る力の根源」に関して言及している。 |
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− | 『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]』では、インサラウムの設置したZONEにて、序盤に登場し転移してきたセツコ・オハラと邂逅。ZONEの封印を促し、のちに自らの身を持って他のZONEの封印を行う。その真意はZONEで抽出される源理の力に己を浸すことによって、自身の持つ二つのスフィアの内の一つ「知りたがる山羊のスフィア」を操る能力を得るためであった。なお、山羊座は[[タロット]]の'''「悪魔」'''と関連付けられる。狙い澄ましたかのようにぴったりなので、意図的かと疑いたくなる。 | + | 『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]』では、インサラウムの設置したZONEにて、序盤に登場し転移してきたセツコ・オハラと邂逅。ZONEの封印を促し、のちに自らの身を持って他のZONEの封印を行う。その真意はZONEで抽出される源理の力に己を浸すことによって、自身の持つ二つのスフィアの内の一つ「知りたがる山羊のスフィア」を操る能力を得るためであった。 |
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| ZONEから解放された後、「知りたがる山羊」の力を用い、復活したアイム・ライアードを無力化するが、その止めと「偽りの黒羊」は「尽きぬ水瓶」のスフィア・リアクターであるユーサー・インサラウムに奪われる。 | | ZONEから解放された後、「知りたがる山羊」の力を用い、復活したアイム・ライアードを無力化するが、その止めと「偽りの黒羊」は「尽きぬ水瓶」のスフィア・リアクターであるユーサー・インサラウムに奪われる。 |
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| === 過去 === | | === 過去 === |
| 現在の所、アサキムの身に何が起きて現在のような状況になったのかは全くわかっていない。当人も何度かそれについて語ってはいるものの、噛み砕くと「かつて何らかの大罪を犯したがために太極の怒りに触れ、滅びることの出来ない存在になった」というだけであり、後は何一つ判明していない。 | | 現在の所、アサキムの身に何が起きて現在のような状況になったのかは全くわかっていない。当人も何度かそれについて語ってはいるものの、噛み砕くと「かつて何らかの大罪を犯したがために太極の怒りに触れ、滅びることの出来ない存在になった」というだけであり、後は何一つ判明していない。 |
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− | 明確な手掛かりとなりうるのはレイ・バスターの連続カットインとアイムの言動である。アイムは再世篇の終盤、「彼ら」なる、スパイラルネメシスと共に訪れるというナニモノカ(恐らくは天の獄)について言及しており、アサキムの魂がかつて「彼ら」によって囚われ、その結果彼が放浪者となったことを示唆している。
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− | もう一つの連続カットインだが、この中にはグランゾンとマサキ、ケイゴそれぞれのサイバスター(明言はされていないが、現在の所他に該当する機体がない)が登場しており、また終わり際に謎の女性二人が映されている。仮にこれらすべてが推測されている通りの存在だとすると、アサキムの正体がマサキの並行存在であるにしても、そうではない別人であるにしても、ラ・ギアスそしてア・ゼルスの関係者、あるいはどちらかの出身者である可能性が非常に高い。
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− | また、根本的な謎として「いつの人間なのか」というものがある。言動からすると並行世界を飛び回り続けて多くのスフィアを追い求めて来ていることが伺えるが、裏を返せば'''人の命に直結して存在するスフィアを、何度も転生者に出会う機会があった程に追い続けている'''ことがわかる。「悲しみの乙女」に限っても、少なくとも200年、300年は堅いと思われる。
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− | また、「知りたがる山羊」を手に入れた時期がいつかは不明だが、基本的にスフィアの奪取がセカンド・ステージ以降のリアクター間で起こることを考えると、正体不明の一つは最初に手に入れたスフィアであり、かつ反作用を受け、それを克服してサード・ステージに至った、と考えられる。
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| === [[マサキ・アンドー]]との関連 === | | === [[マサキ・アンドー]]との関連 === |
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| :破界篇でこれが実装されている。要するに常時[[アタッカー]]が発動しているのと同じこと。スポット参戦なのがあまりにも惜しいが、もし敵にまわっていたら恐ろしいことになっていただろう。 | | :破界篇でこれが実装されている。要するに常時[[アタッカー]]が発動しているのと同じこと。スポット参戦なのがあまりにも惜しいが、もし敵にまわっていたら恐ろしいことになっていただろう。 |
| ;「気力130以上で、自軍フェイズ開始時に精神コマンド『集中』が掛かる」 | | ;「気力130以上で、自軍フェイズ開始時に精神コマンド『集中』が掛かる」 |
− | :再世篇・天獄篇ではこちらに変更。極と合わせて最終命中率・回避率が60%になる恐ろしいボーナス。スポット参戦時は出撃時から必要気力に達しているため思う存分暴れることが出来る。なお、敵対時には習得していない。 | + | :再世篇・天獄篇ではこちらに変更。極と合わせて最終命中率・回避率が60%になる恐ろしいボーナス。スポット参戦時は出撃時から必要気力に達しているため思う存分暴れることが出来る。なお、敵対時には天獄篇の難易度ハードで習得。 |
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| == パイロット[[BGM]] == | | == パイロット[[BGM]] == |