「風見博士」を編集中

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| タイトル = 風見
 
| タイトル = 風見
 
| 読み = かざみ
 
| 読み = かざみ
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Kazami]]
 
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|宇宙大帝ゴッドシグマ}}
 
| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|宇宙大帝ゴッドシグマ}}
 
| 声優 = {{声優|富田耕生|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|富田耕生|SRW=Y}}
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|新谷かおる}}(原案)<br />{{キャラクターデザイン|宇田川一彦}}(アニメ版)
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|新谷かおる}}(原案)<br />{{キャラクターデザイン|宇田川一彦}}
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
 
| SRWでの分類 = [[パイロット]]
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[トリニティシティ]]の最高責任者で、[[ゴッドシグマ]]の開発者。優秀な[[科学者・技術者|科学者]]であると共に、度量の大きい人格者でもあり、トリニティシティの大黒柱的存在。
+
[[トリニティシティ]]の最高責任者で、[[ゴッドシグマ]]の開発者。優秀な科学者であると共に、度量の大きい人格者でもあり、トリニティシティの大黒柱的存在。
  
 
しかし、第38話にてエルダー星の科学力に惚れ込んだ故に[[テラル]]に対する強引な尋問を行うという行動に出る事になり、さらにこれまでの拷問まがいの尋問で多くの[[エルダー兵]]の捕虜が死亡してその遺体をカプセルに保存していた衝撃の事実が発覚、この事で[[壇闘志也]]や[[ジュリィ野口]]達との関係も急速に冷え切っていく事になる。
 
しかし、第38話にてエルダー星の科学力に惚れ込んだ故に[[テラル]]に対する強引な尋問を行うという行動に出る事になり、さらにこれまでの拷問まがいの尋問で多くの[[エルダー兵]]の捕虜が死亡してその遺体をカプセルに保存していた衝撃の事実が発覚、この事で[[壇闘志也]]や[[ジュリィ野口]]達との関係も急速に冷え切っていく事になる。
  
そして、第46話にて[[エルダー軍]]の実力と科学力で圧倒されるトリニティシティとゴッドシグマの姿を見た事で降伏を通告し、翌第47話においては未来のエルダーで優れた科学力を身につけたいという欲望で[[地球]]を裏切ってしまう。[[ガガーン]]の命令でその手土産にトリニティエネルギーを奪おうとしたが、最期は[[エルダー兵]]の流れ弾に当たって死亡した。
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そして、第46話にて[[エルダー軍]]の実力と科学力で圧倒されるトリニティシティとゴッドシグマの姿を見た事で降伏を通告し、翌第47話において未来のエルダーで優れた科学力を身につけたいという欲望で[[地球]]を裏切ってしまい、ガガーンの命令でその手土産にトリニティエネルギーを奪おうとしたが、最期は[[エルダー兵]]の流れ弾に当たって死亡した。
  
=== キャラクターの総評===
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科学者としての傑出した知能のみならず、人々からも慕われる優れた人格者であったのだが、ストーリーにおける一人息子・ヤスジの死、出資者である[[マルチーノ]]の無理難題や味方である地球側との意見の相違等の描写等、風見博士が苦しめられる描写がいくつかあり、それらの件によって徐々に精神を病んでいき、本来は平和の為であった科学への追求も歪んだ方向に向かってしまったのは想像に難くない。
科学者としての傑出した知能のみならず、人々からも慕われる優れた人格者であったのだが、ストーリーにおける一人息子・ヤスジの死、出資者である[[マルチーノ]]の横暴・無理難題や味方である地球側との意見の相違等の描写等、風見博士が苦しめられる描写がいくつかあり、それらの件によって徐々に精神を病んでいき、本来は平和の為であった科学への追求も歪んだ方向に向かってしまったのは想像に難くない。
 
  
'''作中当初は悪の心を持たない正義の科学者であったのに、様々な事件の影響で悪の科学者と化してしまい、悪役側に走ってしまってそのまま改心しないで死亡してしまう'''」という、ロボットアニメ史上でも非常に異色のキャラクターである<ref>過去の作品群にも「敵側サイドに寝返ってしまい仲間達と対立する味方キャラ」というシチュエーションは数多く存在していたが、飽くまで1エピソードに留まる事が大半だった上に大抵は「[[エルチ・カーゴ|敵に洗脳された影響]]」「[[ケーン・ワカバ|人質を取られてやむを得ず]]」「[[キリコ・キュービィー|敵を欺くには先ず味方から的な演技]]」といった真相が用意されており、事件解決後には味方サイドへと復帰するケースが殆どであった。それ故に、関連書籍等では風見博士の裏切り行為を'''前代未聞'''と評するものも存在している。</ref>。
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'''「作中当初は悪の心を持たない正義の科学者であったのに、様々な事件の影響で悪の科学者と化してしまい、悪役側に走ってしまってそのまま改心しないで死亡してしまう」'''という、ロボットアニメ史上でも非常に異色のキャラクターである<ref>過去の作品群にも「敵側サイドに寝返ってしまい仲間達と対立する味方キャラ」というシチュエーションは数多く存在していたが、飽くまで1エピソードに留まる事が大半だった上に大抵は「[[エルチ・カーゴ|敵に洗脳された影響]]」「[[ケーン・ワカバ|人質を取られてやむを得ず]]」「[[キリコ・キュービィー|敵を欺くには先ず味方から的な演技]]」といった真相が用意されており、事件解決後には味方サイドへと復帰するケースが殆どであった。それ故に、関連書籍などでは風見博士の裏切り行為を「'''前代未聞'''」と評するものも存在している。</ref>。
  
 
あまりにも理不尽な周囲からの迫害、そして悲劇に見舞われ、徐々に精神を病んでいくのと同時に仲間達との溝を深めてしまった事が、彼にとっての大きな悲劇であったといえる。
 
あまりにも理不尽な周囲からの迫害、そして悲劇に見舞われ、徐々に精神を病んでいくのと同時に仲間達との溝を深めてしまった事が、彼にとっての大きな悲劇であったといえる。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
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;[[スーパーロボット大戦Z]]
 
:初登場作品。中盤までは原作中盤までと同様に人格者として描写されているが、終盤にはルートによって多少経緯に違いはあるものの、原作とは異なり明確に地球を見限って[[スカルムーン連合]]側に寝返る。原作と違って息子を失うような悲劇や理不尽な周囲の迫害を受けていない事もあり、終盤は'''原作以上に悪役(それも小悪党)の要素が強くなってしまっている'''。
 
:初登場作品。中盤までは原作中盤までと同様に人格者として描写されているが、終盤にはルートによって多少経緯に違いはあるものの、原作とは異なり明確に地球を見限って[[スカルムーン連合]]側に寝返る。原作と違って息子を失うような悲劇や理不尽な周囲の迫害を受けていない事もあり、終盤は'''原作以上に悪役(それも小悪党)の要素が強くなってしまっている'''。
 
:裏切った後は自ら[[エルダー戦艦]]の指揮を執って戦闘を挑んでくる。その際、多くの他作品[[スーパーロボット]]に対して[[特殊戦闘台詞]]が用意されており、他作品に対する台詞の多さは本作のキャラの中でもトップクラス。しかし、本人よりもむしろ博士による超改造でザコとは思えぬ命中率まで強化された[[コスモザウルス]]軍団の方が脅威。
 
:裏切った後は自ら[[エルダー戦艦]]の指揮を執って戦闘を挑んでくる。その際、多くの他作品[[スーパーロボット]]に対して[[特殊戦闘台詞]]が用意されており、他作品に対する台詞の多さは本作のキャラの中でもトップクラス。しかし、本人よりもむしろ博士による超改造でザコとは思えぬ命中率まで強化された[[コスモザウルス]]軍団の方が脅威。
 
:終盤で[[ZEUTH]]と決戦した際、一度は撃墜されるも、[[次元力]]で即座に復活。しかし、その直後にゴッドシグマの最終武器である「トリニティウィング」で完全に撃破されてしまい、最後は戦艦を脱出したところを闘志也達に追い詰められるが、それでも悪あがきをして彼らを殺そうとした為、その様子を見かねた[[テラル]]に引導を渡された。
 
:終盤で[[ZEUTH]]と決戦した際、一度は撃墜されるも、[[次元力]]で即座に復活。しかし、その直後にゴッドシグマの最終武器である「トリニティウィング」で完全に撃破されてしまい、最後は戦艦を脱出したところを闘志也達に追い詰められるが、それでも悪あがきをして彼らを殺そうとした為、その様子を見かねた[[テラル]]に引導を渡された。
:担当声優の富田耕生氏は2020年9月に逝去しており、スパロボでは本作が生前最後の収録となった。
 
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z]]
 
:名前のみの登場。その行く末はゴッドシグマチームに深い影を落としている事が彼らの台詞から伺える。
 
:名前のみの登場。その行く末はゴッドシグマチームに深い影を落としている事が彼らの台詞から伺える。
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; [[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
; [[スーパーロボット大戦Z|Z]]
 
: '''[[闘争心]]、[[戦意高揚]]、[[気力+系技能|気力+(ダメージ)]]、[[気力限界突破]]、[[集束攻撃]]'''
 
: '''[[闘争心]]、[[戦意高揚]]、[[気力+系技能|気力+(ダメージ)]]、[[気力限界突破]]、[[集束攻撃]]'''
:隊長効果も含め博士キャラとしては異例のアグレッシブな能力だが、'''自称に反して[[天才]]技能は習得していない'''。裏切りの末に地球の科学者としての誇りを失ったという事か、はたまた命中率が高い専用のエルダー戦艦との兼ね合いだろうか。何にせよ攻撃力は高くなり小隊員が危険に晒されるので[[ひらめき]]、[[不屈]]等は必要になるだろう。[[底力]]、[[ガード]]がないのでそこまで硬くならないのは幸い。
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:隊長効果も含め博士キャラとしては異例のアグレッシブな能力だが、'''自称に反して[[天才]]技能は習得していない'''
:ただし、原作ルートでは捕虜救出イベントにより、撃破せずにHPを2000以下にしなければならない。同時出現の[[キング・オブ・ベガ]]のHP一定以下でも救出に成功するが、風見艦で成功させる事でENDポイントが加算されるので、技量値の高い[[てかげん]]持ちを出撃させよう。ちなみに風見博士の技量値は163。
 
  
 
=== [[小隊長能力|隊長効果]] ===
 
=== [[小隊長能力|隊長効果]] ===
 
; 反撃時の攻撃力+30%
 
; 反撃時の攻撃力+30%
: 『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。周囲の強化コスモザウルスに気を取られがちだが、風見博士のエルダー戦艦も命中率が大幅に強化されており、集束攻撃と気力関連の技能を多く持つので、反撃で大打撃を受けかねず意外に侮れない。
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: 『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』で採用。
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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:風見博士自身は仕事の邪魔をされたくないという理由で、彼に会う事を拒否していたが、彼の寝姿を見て涙を浮かべ、その死を悲しむ等強く愛していた。
 
:風見博士自身は仕事の邪魔をされたくないという理由で、彼に会う事を拒否していたが、彼の寝姿を見て涙を浮かべ、その死を悲しむ等強く愛していた。
 
;[[テラル]]
 
;[[テラル]]
:当初は敵対する敵の司令官で、後にエルダー軍から追われた彼がトリニティシティへ来た事により記憶を強引に映し出してエルダーの未来科学を知ろうとした。その後、自分の元から逃げたテラルを裏切者と断じて殺そうとした。
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:当初は敵対する敵の司令官で、後にエルダー軍から追われた彼がトリニティシティへ来た事により記憶を強引に映し出してエルダーの未来科学を知ろうとした。
:[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では風見博士に引導を渡す。
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:その後、自分の元から逃げたテラルを裏切者と断じて殺そうとした。なお、『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では風見博士に引導を渡す。
 
;[[ガガーン]]
 
;[[ガガーン]]
 
:最後は彼に降伏し、寝返る事になる。しかし、当然信用されておらず、捨て駒同然に使い捨てられる羽目に。
 
:最後は彼に降伏し、寝返る事になる。しかし、当然信用されておらず、捨て駒同然に使い捨てられる羽目に。
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:中の人が同じ。『Z』では直接絡む場面は無いが、[[第2次スーパーロボット大戦Z|並行世界]]の[[早乙女博士 (OVA)|彼]]の凶行に対し、ジュリィは亡き風見博士の狂気に堕ちた姿を想起していた。
 
:中の人が同じ。『Z』では直接絡む場面は無いが、[[第2次スーパーロボット大戦Z|並行世界]]の[[早乙女博士 (OVA)|彼]]の凶行に対し、ジュリィは亡き風見博士の狂気に堕ちた姿を想起していた。
 
;[[兜甲児]]
 
;[[兜甲児]]
:ジュリィと並んでその研究熱心な姿勢を尊敬していた。そして彼の裏切りに特に強い衝撃を受けていた。また、[[声優ネタ]]なのか風見博士も特殊台詞で彼に対して'''[[Dr.ヘル|「光子力エネルギーをワシに渡せいっ!」]]'''と発言する。
+
:ジュリィと並んでその研究熱心な姿勢を尊敬していた。そして彼の裏切りに特に強い衝撃を受けていた。
  
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
 
=== [[ガンダムシリーズ]] ===
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:裏切った後、[[スフィア]]の解析の為に彼女を拉致しようとした。
 
:裏切った後、[[スフィア]]の解析の為に彼女を拉致しようとした。
 
;[[ジエー・ベイベル]]
 
;[[ジエー・ベイベル]]
:初対面時に彼に'''「カザミン」'''とニックネームを付けられて面食らってしまう。
+
:初対面時に彼に'''「カザミン」'''とニックネームを付けられて面食らってしまう。しかし…。
 
;[[黒のカリスマ]]([[ジ・エーデル・ベルナル]])
 
;[[黒のカリスマ]]([[ジ・エーデル・ベルナル]])
 
:ジエーの正体であり、'''『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』おいて風見博士を悪の道へと走らせた張本人'''。
 
:ジエーの正体であり、'''『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』おいて風見博士を悪の道へと走らせた張本人'''。
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== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
;「了解だ。君の協力に心の底から感謝しておる」
 
;「了解だ。君の協力に心の底から感謝しておる」
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』第13話「立ち上がれ、宇宙の戦士!」 より。
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:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』第13話「立ち上がれ、宇宙の戦士!」 より。[[マルチーノ]]の代わりに出資し[[クライン・サンドマン|サンドマン]]への礼を述べている。
:[[マルチーノ]]の代わりに出資し[[クライン・サンドマン|サンドマン]]への礼を述べている。
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:風見博士にとって、サンドマンの厚意は非常に大きな助けとなり、それに対し心から感謝していた。しかし、後に彼に恩を仇で返す事になろうとは、風見博士自身も、この時は夢にも思っていなかった。
:風見博士にとって、サンドマンの厚意は非常に大きな助けとなり、それに対し心から感謝していた。
 
:しかし……後に彼に恩を仇で返すことになろうとは、風見博士自身も、この時は夢にも思っていなかった。
 
 
;「気をしっかり持て! 爆弾を埋め込まれた人達は 我々以上の恐怖と戦っているのだぞ!」
 
;「気をしっかり持て! 爆弾を埋め込まれた人達は 我々以上の恐怖と戦っているのだぞ!」
:『Z』セツコ編第周辺警戒ルート第33話「星が輝く時」より。
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:『Z』セツコ編第33話周辺警戒ルート「星が輝く時」より。[[ガイゾック]]に[[人間爆弾]]にされた人達を必死に救助しようとする場面での一幕。この頃は頼りがいのある人格者だったのだが…。
:[[ガイゾック]]に[[人間爆弾]]にされた人達を必死に救助しようとする場面での一幕。
 
:この頃は頼りがいのある人格者だったのだが…。
 
 
;「くそっ…! なぜだ…なぜ、どいつもこいつもワシの科学を理解しようとせんのだ!?」  
 
;「くそっ…! なぜだ…なぜ、どいつもこいつもワシの科学を理解しようとせんのだ!?」  
:『Z』第46話「混迷の中の正義」より。
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:『Z』第46話「混迷の中の正義」より。[[テラル]]や[[ローザ・アフロディア|アフロディア]]、[[双翅]]への非道を闘志也達に咎められて、苛立って。直後、[[黒のカリスマ]]から、魔の誘惑が…。
:[[テラル]]や[[ローザ・アフロディア|アフロディア]]、[[双翅]]への非道を闘志也達に咎められて、苛立って。
 
:その直後、[[黒のカリスマ]]から、魔の誘惑が…。
 
 
;「フ…フフフ…ハハハ! アーハッハッハッハッハ!!」<br />「素晴らしい…! やはり、科学の力こそが世界を動かす! それが証明されたか!」
 
;「フ…フフフ…ハハハ! アーハッハッハッハッハ!!」<br />「素晴らしい…! やはり、科学の力こそが世界を動かす! それが証明されたか!」
:『Z』ミネルバ一時残留ルート第49話「幻想のメトロポリス」より。
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:『Z』第49話ミネルバ一時残留ルート「幻想のメトロポリス」より。[[パラダイムシティ]]にて[[百鬼帝国]]の滅亡を見届けて一人哄笑して。もう狂いかけている。
:[[パラダイムシティ]]にて[[百鬼帝国]]の滅亡を見届けて一人哄笑して。
 
:もう狂いかけている。
 
 
;「滑稽だな、ディアナ女王! 黒歴史という過去の愚行を明らかにして人類に警告を与えるつもりが、これから起こる未来を見せる事になるとは!」<br />「これが事実だ! 今この瞬間が既に黒歴史! 我々は既に滅亡への道を歩んでいる!」
 
;「滑稽だな、ディアナ女王! 黒歴史という過去の愚行を明らかにして人類に警告を与えるつもりが、これから起こる未来を見せる事になるとは!」<br />「これが事実だ! 今この瞬間が既に黒歴史! 我々は既に滅亡への道を歩んでいる!」
:『Z』ミネルバ一時残留ルート第52話「黒歴史の真実」より。
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:『Z』第52話ミネルバ一時残留ルート「黒歴史の真実」より。[[D.O.M.E.]]にて、[[黒歴史]]の真実に誰もが動揺を隠せない中、黒歴史を明かす当事者となった[[ディアナ・ソレル|ディアナ]]を嘲笑して。
:[[D.O.M.E.]]にて、[[黒歴史]]の真実に誰もが動揺を隠せない中、黒歴史を明かす当事者となった[[ディアナ・ソレル|ディアナ]]を嘲笑して。
+
:このシーンでは風見博士の表情は醜悪な笑みに変貌しており、もはやそこにかつての人格者の姿は感じられない。悲痛な想いで風見博士の態度を咎める理恵の言葉にも耳を貸すことなく、絶望ともとれる発言を叫ぶ。
:このシーンでは風見博士の表情は醜悪な笑みに変貌しており、もはやそこにかつての人格者の姿は感じられない。
 
:悲痛な想いで風見博士の態度を咎める理恵の言葉にも耳を貸すことなく、絶望ともとれる発言を叫んだ。
 
 
;「その意気込みは買おう。だが、現実はどうかな? [[ザイデル・ラッソ|そこの醜く]][[フィクス・ブラッドマン|言い争う連中]]を見れば、黒歴史も必然に思えるがな」
 
;「その意気込みは買おう。だが、現実はどうかな? [[ザイデル・ラッソ|そこの醜く]][[フィクス・ブラッドマン|言い争う連中]]を見れば、黒歴史も必然に思えるがな」
:上記の台詞の直後、「黒歴史を乗り越えてみせる」と言う[[ロラン・セアック|ロラン]]達の言葉を一笑に伏した。
+
:上記の台詞の直後、「黒歴史を乗り越えてみせる」と言う[[ロラン・セアック|ロラン]]達の言葉を一笑に付して。
 
;「そのまさかよ! 黒歴史の真実を知った今、もう地球に未練など無いわ!」<br />「ZEUTH! ワシは地球を見限らせてもらう! お前達は、あの星の黒い未来と運命を共にするがいい!!」
 
;「そのまさかよ! 黒歴史の真実を知った今、もう地球に未練など無いわ!」<br />「ZEUTH! ワシは地球を見限らせてもらう! お前達は、あの星の黒い未来と運命を共にするがいい!!」
:[[黒のカリスマ]]と共に月面を脱出する際に、[[ZEUTH]]に突きつけた裏切り宣言。
+
:[[黒のカリスマ]]と共に月面を脱出する際に、[[ZEUTH]]に突きつけた裏切り宣言。原作と異なり、明確に[[地球]]を見限っての裏切りである。
:原作と異なり、明確に[[地球]]を見限っての裏切りである。
 
 
:以上の3つのセリフは[[ザフト]]ルートでのみ聞くことが出来、もう一方のルートでは立ち会う前に裏切ることとなる。
 
:以上の3つのセリフは[[ザフト]]ルートでのみ聞くことが出来、もう一方のルートでは立ち会う前に裏切ることとなる。
 
;「あの星に未来はない。ならば、ワシはエルダーにつく事を選択するまでよ。そして、この選択によって近い将来に世界が分岐した時、地球とエルダーの戦う未来が誕生するのだろう」  
 
;「あの星に未来はない。ならば、ワシはエルダーにつく事を選択するまでよ。そして、この選択によって近い将来に世界が分岐した時、地球とエルダーの戦う未来が誕生するのだろう」  
 
:『Z』第53話ミネルバ一時残留ルート「月面決戦」より。[[ガガーン]]の協力者となり、テラルの前に姿を現して。
 
:『Z』第53話ミネルバ一時残留ルート「月面決戦」より。[[ガガーン]]の協力者となり、テラルの前に姿を現して。
:'''半ば狂気に支配されて寝返った原作とは異なり、完全に自らの私利私欲を満たすために地球を裏切った裏切り者と化してガガーンに加担する'''。
+
:'''半ば狂気に支配されて寝返った原作とは異なり、完全に自らの私利私欲を満たす為に地球を裏切った裏切り者と化してガガーンに加担する'''。
 
;「あくまで結果論よ! 科学の発展における副産物のようなものだ!」<br />「それも結果論よ! まずはワシの科学あってのものだ!」  
 
;「あくまで結果論よ! 科学の発展における副産物のようなものだ!」<br />「それも結果論よ! まずはワシの科学あってのものだ!」  
:同上。[[ゴッドシグマ]]と直接対峙した際、トリニティチームから「ガガーンに加担すれば宇宙に戦乱が起きる」「今まで科学を極めようとしていたのは人類の幸福と発展ではなかったのか」と言われて。
+
:同上。[[ゴッドシグマ]]と直接対峙した際、トリニティチームから「ガガーンに加担すれば宇宙に戦乱が起きる」「今まで科学を極めようとしていたのは人類の幸福と発展ではなかったのか」と言われて。もはや自分の事しか見えなくなってしまっている。
:もはや自分の事しか見えなくなってしまっている。
 
 
;「どういう事だ! あやつもゴッドシグマだというのか!?」<br />「ぬう! ここにもゴッドシグマがいるのか!」<br />「クライン・サンドマン! 貴様の正体を知っておるぞ!」
 
;「どういう事だ! あやつもゴッドシグマだというのか!?」<br />「ぬう! ここにもゴッドシグマがいるのか!」<br />「クライン・サンドマン! 貴様の正体を知っておるぞ!」
 
:サンドマンが搭乗する[[ゴッドΣグラヴィオン]]との[[特殊戦闘台詞]]。「ゴッドシグマ」の開発者として、同名の機体には驚きが隠せない様子。
 
:サンドマンが搭乗する[[ゴッドΣグラヴィオン]]との[[特殊戦闘台詞]]。「ゴッドシグマ」の開発者として、同名の機体には驚きが隠せない様子。
:3行目の台詞では得意げに「サンドマンの正体を知っている」と言ってはいるものの、風見博士が裏切るよりももっと前にZEUTHは(もちろん風見博士も)サンドマンの正体を知ったのだが…
+
:3行目の台詞では得意げに「サンドマンの正体を知っている」と言ってはいるものの、風見博士が裏切るよりももっと前にZEUTHは(もちろん風見博士も)サンドマンの正体を知ったのだが…
 
;「[[神]]も[[天使・悪魔|悪魔]]も知った事か! ワシこそ[[天才]]にして宇宙一の頭脳! ワシこそ天才にして宇宙一の頭脳だ!!」  
 
;「[[神]]も[[天使・悪魔|悪魔]]も知った事か! ワシこそ[[天才]]にして宇宙一の頭脳! ワシこそ天才にして宇宙一の頭脳だ!!」  
:同上。
+
:同上。追い詰められ、トリニティチームとサンドマンに悪行の数々を咎められるも、完全に開き直ってこの期に及んで自身を誇る。
:追い詰められ、トリニティチームとサンドマンに悪行の数々を咎められるも、完全に開き直ってこの期に及んで自身を誇る。
+
:原作のトリニティエネルギー封鎖装置の解除パスワードをアレンジした台詞だが、どこか哀れさも漂う哀しい原作の台詞とは異なり、完全に[[アードラー・コッホ|アードラー]]や[[ゼツ・ラアス・ブラギオ|ゼツ]]などと同レベルの身勝手な程度の低い私利私欲に満ちたマッドサイエンティスト小悪党の世迷言となってしまっている。
:原作のトリニティエネルギー封鎖装置の解除パスワードをアレンジした台詞だが、どこか哀れさも漂う哀しい原作の台詞とは異なり、完全に[[アードラー・コッホ|アードラー]]や[[ゼツ・ラアス・ブラギオ|ゼツ]]などと同レベルの身勝手な程度の低い私利私欲に満ちたマッドサイエンティストや小悪党の世迷言となってしまっている。
 
 
;「ぬおぉぉぉっ! 宇宙最高の頭脳であるこのワシがああっ!」
 
;「ぬおぉぉぉっ! 宇宙最高の頭脳であるこのワシがああっ!」
:同上。[[テラル]]に一刀のもとに切り捨てられての断末魔。
+
:同上。[[テラル]]に一刀のもとに切り捨てられての断末魔。原作で[[エルダー兵]]に撃たれた際は苦悶の声を上げてそのまま事切れているので、スパロボオリジナルの断末魔である。
:原作で[[エルダー兵]]に撃たれた際は苦悶の声を上げてそのまま事切れているので、スパロボオリジナルの断末魔である。
 
 
;「おお。[[コンピュータゲーム|ゲーム]]をやめるのか。長時間のゲームは眼に負担をかけるからな。いい判断じゃ。地球の平和は君の手にかかっているんじゃ。しっかりと英気を養って次の戦いに臨むのじゃぞ。では、ゆっくり休んでくれたまえ」
 
;「おお。[[コンピュータゲーム|ゲーム]]をやめるのか。長時間のゲームは眼に負担をかけるからな。いい判断じゃ。地球の平和は君の手にかかっているんじゃ。しっかりと英気を養って次の戦いに臨むのじゃぞ。では、ゆっくり休んでくれたまえ」
:ストーリーの進行状況がまだZEUTHを裏切る前の場合での[[中断メッセージ/Z|中断メッセージ]]
+
:ストーリーの進行状況がまだZEUTHを裏切る前の場合での[[中断メッセージ/Z|中断メッセージ]]。この時点では純粋にプレイヤーの体調を気遣う台詞であるが…。
:この時点では純粋にプレイヤーの体調を気遣う台詞であるが…。
+
;「…ふう…。…ヒヒヒヒ…! 邪魔者共はいなくなった。後はワシの天下よ! ヒヒヒヒ! ヒーッヒヒヒヒヒ…!」
;「ヒヒヒヒ…! 邪魔者共はいなくなった。後はワシの天下よ! ヒヒヒヒ! ヒーッヒヒヒヒヒ…!」
+
:ZEUTHを裏切った後は中断メッセージが前述の台詞の後にこれが追加されたものとなる。『Z』で収録された風見博士のボイスは、このような原作以上に小悪党めいた台詞が多い。
:ZEUTHを裏切った後は中断メッセージが前述の台詞の後にこれが追加されたものとなる。
 
:『Z』で収録された風見博士のボイスは、このような原作以上に小悪党めいた台詞が多い。
 
  
== 搭乗機体・関連機体 ==
+
== 搭乗機体 ==
;[[ゴッドシグマ]]
 
:開発者。
 
 
;[[エルダー戦艦]]
 
;[[エルダー戦艦]]
:エルダー軍への寝返り後に搭乗。
+
:エルダー軍への寝返り後に搭乗。『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では、風見博士の[[改造]]した故か耐久力以外にも照準値や武器の命中補正が大幅に強化されている。
:『[[スーパーロボット大戦Z|Z]]』では、風見博士の[[改造]]した故か耐久力以外にも照準値や武器の命中補正が大幅に強化されている。
 
 
 
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
*その風貌と言動からネットでは、『Z』時点で未参戦だった『[[ロックマン (ゲーム)|ロックマン]]』シリーズの悪の科学者「[[アルバート・W・ワイリー|Dr.ワイリー]]のようだ」と揶揄される事も。
+
*その風貌と言動からネットでは、CAPCOMのアクションゲーム『[[ロックマン (ゲーム)|ロックマン]]』シリーズの[[ラストボス|ラスボス]]である悪の科学者「[[アルバート・W・ワイリー|Dr.ワイリー]]のようだ」と揶揄される事も。
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

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