「新世紀エヴァンゲリオン 劇場版」を編集中

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最新版 編集中の文章
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== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
テレビアニメ『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』から派生した劇場用作品。スパロボにおいてエヴァ劇場版といった場合は以下の二作を指す(より厳密に言えば後者のみ)。なお後に公開された『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]]』は一般的にも『新劇場版』『新訳』等の表現が用いられており、本項の劇場版とは区別されている。
 
テレビアニメ『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』から派生した劇場用作品。スパロボにおいてエヴァ劇場版といった場合は以下の二作を指す(より厳密に言えば後者のみ)。なお後に公開された『[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版]]』は一般的にも『新劇場版』『新訳』等の表現が用いられており、本項の劇場版とは区別されている。
 
TV版クライマックスである第弐拾伍話と最終話はそれまでの作劇から一転、突如シンジ達の精神世界の描写となり、ある種の「現実逃避」に等しい結末から、賛否を巻き起こした(その原因・解釈については諸説ある)。映画版は批判的意見も多かったこの二話に対して「もう一つの最終話」として製作されたものとなる。
 
  
 
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| 新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 THE END OF EVANGELION Air/まごころを、君に || 1997年7月19日
 
| 新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 THE END OF EVANGELION Air/まごころを、君に || 1997年7月19日
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| 新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 DEATH (TRUE)<sup>2</sup> / Air / まごころを、君に || 1998年3月7日
 
 
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; シト新生
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TV版クライマックスである第弐拾伍話と最終話はそれまでの作劇から一転、突如シンジ達の精神世界の描写となり、ある種の「現実逃避」に等しい結末から、賛否を巻き起こした(その原因・解釈については諸説ある)。
: TV版の再編集作品である『DEATH』編と、第25・26話のリメイクとなる『REBIRTH』編から構成される。当初は本作1本でストーリーが完結し、さらにテレビシリーズとは別の完全新作(『[[超時空要塞マクロス]]』の[[超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか|劇場版]]のようにテレビシリーズとは切り離した新たな物語)を製作する予定だったが、庵野監督が精神的にも体力的にも限界を迎えていたため、完全新作部分はお蔵入りとなった<ref name="ct20141028">[https://www.cinematoday.jp/news/N0067682 庵野秀明「エヴァ」幻の劇場版企画「進撃の巨人」そっくりだった] 2023年2月21日閲覧。</ref>。
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: 『DEATH』編はWOWOWでのオンエア時には一部修正された『DEATH (TRUE)』となった。
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映画版は批判的意見も多かったこの二話に対して「もう一つの最終話」として製作されたものであったが、製作の遅れから二部に分けての公開となり、前者は第1話~第24話の再編集と第25話(Air)冒頭のみ、後者において新たなる最終話としての第25話・第26話(まごころを、君に)が公開される事となった。
; Air/まごころを、君に
 
: 未完成だった『REBIRTH』編を完成させたもの。既に公開されていた『REBIRTH』編と重複する部分に関しても手が加えられている。第25話「Air」と第26話「まごころを、君に」の2編から成る。
 
; DEATH (TRUE)<sup>2</sup> / Air / まごころを、君に
 
: 公開半年後のリバイバルで『DEATH』編の改善版『DEATH (TRUE)<sup>2</sup>』と、『Air/まごころを、君に』の同時上映。映画としては当初予定されていた形となるが、上映時間は160分に及び、『DEATH (TRUE)<sup>2</sup>』終了時に休憩が入る。
 
:公開時の正確なタイトルは『新世紀エヴァンゲリオン 劇場版 REVIVAL OF EVANGELION DEATH (TRUE)<sup>2</sup> / Air / まごころを、君に』<ref>日本映画製作者連盟データベースの[http://db.eiren.org/contents/03000001917.html 作品情報]より。</ref>。
 
  
第25話・第26話の基本プロットはTV版と同じものから起こされ、'''ほぼ同じものを示した内容を描き方を大きく変えたもの'''となっている。しかし、登場キャラクターの殆どが死亡する等の[[トラウマイベント|壮絶極まる展開]]で、殆ど救われない結末ながらも、現在でもなお多くのエヴァファンから高評価されている作品であるのも確かで、ファンの多くからは「劇場版の本作こそがエヴァンゲリオンの真の完結編に相応しい」と支持されている<ref>劇場版の上映当時、放送されたラジオ『オールナイトニッポン』特別版において「この結末に満足しているか?」というアンケート集計を行い、リスナーからは実に一万票以上ものアンケート投票が寄せられている。結果は98%以上が肯定という極めて高いものであった。</ref>。
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第25話・第26話の基本プロットはTV版と同じものから起こされ、ほぼ同じものを示した内容を描き方を大きく変えたものとなっている。しかし、登場キャラクターの殆どが死亡する等の[[トラウマイベント|壮絶極まる展開]]で、殆ど救われない結末ながらも、現在でもなお多くのエヴァファンから高評価されている作品であるのも確かで、ファンの多くからは「劇場版の本作こそがエヴァンゲリオンの真の完結編に相応しい」と支持されている<ref>劇場版の上映当時、放送されたラジオ『オールナイトニッポン』特別版において「この結末に満足しているか?」というアンケート集計を行い、リスナーからは実に一万票以上ものアンケート投票が寄せられている。結果は98%以上が肯定という極めて高いものであった。</ref>。
  
『Air/まごころを、君に』は、興行成績24.7億円(当時は「配給収入」表記で14.5億円)で、SRWに参戦しているロボットアニメ劇場用作品において長らく史上最高記録をマークしていたが、『[[スーパーロボット大戦L]]』において同じく庵野監督自らが手掛けた『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の参戦に伴い、取って代わられる事となった。
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『Air/まごころを、君に』は、興行成績24.7億円(当時は「配給収入」表記で14.5億円)で、SRWに参戦しているロボットアニメ劇場用作品において史上最高記録をマークしていたが、それを大きく上回る『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の参戦に伴い取って代わられる事となった。
  
内容があまりにも生々しく過激である為に(冒頭の病室でのシンジの行為、戦略自衛隊によるNERV職員の虐殺etc.)、地上波では放送されず、WOWOWの衛星放送ぐらいでしかTV放映されていなかった。テレビ東京ローカルで深夜に放送された際には、殆どの過激描写がカットないし黒塗りの編集が成されていた。また、2014年に日本テレビにおいて深夜帯で放送された際<ref>[[碇シンジ]]役を演じた[[声優:緒方恵美|緒方恵美]]氏は自身のTwitterアカウント上にて、旧劇場版が地上波で放送されるという話を聞いてかなり焦ったらしく、最初は[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|新劇場版]]と同様に『金曜ロードSHOW!』の放送枠でやるのかと戦慄していたが、直後に内容が内容だけに深夜帯での放送だと知ってホッとした事を明かしている。</ref>も同様で、その編集に対して「深夜放送にした意味が無い」等の不満がネット上で飛び出していた。2017年にNHKBSプレミアムで放送された際はノーカットで修正もぼかしで3カ所のみと極僅かに編集された程度で放送された。過激な描写がある一方で本作品にはレーティングは設定されておらず、現在の映画作品に規定されるレーティングでいうならば、R-15+相当と推測される。
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内容があまりにも生々しく過激である為に(冒頭の病室でのシンジの行為、戦略自衛隊によるNERV職員の虐殺etc.)、地上波では放送されず、WOWOWの衛星放送ぐらいでしかTV放映されていなかった。テレビ東京ローカルで深夜に放送された際には、殆どの過激描写がカットないし黒塗りの編集が成されていた。また、2014年に日本テレビにおいて深夜帯で放送された際<ref>[[碇シンジ]]役を演じた[[声優:緒方恵美|緒方恵美]]氏は自身のTwitterアカウント上にて、旧劇場版が地上波で放送されるという話を聞いてかなり焦ったらしく、最初は[[ヱヴァンゲリヲン新劇場版|新劇場版]]と同様に『金曜ロードSHOW!』の放送枠でやるのかと戦慄していたが、直後に内容が内容だけに深夜帯での放送だと知ってホッとした事を明かしている。</ref>も同様で、その編集に対して「深夜放送にした意味が無い」等の不満がネット上で飛び出していた。2017年にNHKBSプレミアムで放送された際はノーカットで修正もぼかしで3カ所のみと極僅かに編集された程度で放送された。過激な描写がある一方で本作品にはレーティングは設定されておらず、現在の映画作品に規定されるレーティングでいうならば、R-15+未相当と推測される。
  
 
== 登場人物 ==
 
== 登場人物 ==
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;[[綾波レイ]] (巨大化)
 
;[[綾波レイ]] (巨大化)
:[[第2使徒リリス]]と融合し、巨大化した綾波。純粋にシンジの願いを叶えるモノへと成り得ていた。
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:[[第2使徒リリス]]と融合し、巨大化した綾波。スパロボ劇中では判り難いが、原作ではゲンドウの手に移植された[[第1使徒アダム]]も取り込んでいるため、既にアダムとリリスの「禁断の融合」は果たされた形となっている。そして純粋にシンジの願いを叶えるモノへと成り得ていた。
  
 
その他は基本的に『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』の登場人物と同様。当然ながら、『新世紀エヴァンゲリオン』第24話までに死亡した人物は登場しない。
 
その他は基本的に『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』の登場人物と同様。当然ながら、『新世紀エヴァンゲリオン』第24話までに死亡した人物は登場しない。
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::『DEATH & REBIRTH シト新生』の主題歌。
 
::『DEATH & REBIRTH シト新生』の主題歌。
 
::『α』『MX』で採用。
 
::『α』『MX』で採用。
::サビをほぼアカペラで丸ごと歌い上げるイントロが特徴的だが、どちらもノーカットで採用されている。さらに『MX』では戦闘BGM用にイントロが短く編曲されたバージョンも併せて収録されているが、サウンドテストで聞けるのはフルバージョンのみとなっている。
 
 
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;挿入歌
 
;挿入歌
 
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:;「Komm,süsser Tod/甘き死よ,来たれ」
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:;「Komm,susser Tod/甘き死よ,来たれ」<ref name="komm">susserの「u」の部分はアルファベットの「u」ではないが、ここでは代用とした。</ref>
 
::作詞:Hideaki ANNO(庵野秀明)・Mike WYZGOWSKI、作曲:Shiro SAGISU(鷺巣詩郎)、歌:ARIANNE
 
::作詞:Hideaki ANNO(庵野秀明)・Mike WYZGOWSKI、作曲:Shiro SAGISU(鷺巣詩郎)、歌:ARIANNE
 
::『THE END OF EVANGELION Air/まごころを、君に』で使用。
 
::『THE END OF EVANGELION Air/まごころを、君に』で使用。
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;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ]]
 
:『まごころを、君に』をほぼ完全な形で再現。初号機が生命の樹に還元され、[[A.T.フィールド]]が消滅する直前の段階にまで至った。今回の量産機はかなりいい扱い。
 
:『まごころを、君に』をほぼ完全な形で再現。初号機が生命の樹に還元され、[[A.T.フィールド]]が消滅する直前の段階にまで至った。今回の量産機はかなりいい扱い。
:なお、補完シーンに使われた楽曲「Komm süsser Tod」が初めてスパロボで採用された。
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:なお、補完シーンに使われた楽曲「Komm susser Tod」<ref name="komm" />が初めてスパロボで採用された。
  
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
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== 余談 ==
 
== 余談 ==
 
*劇場版第一部のサブタイトルの一部「シト」は、「死と」および「[[使徒]]」のダブルミーニングになっている。
 
*劇場版第一部のサブタイトルの一部「シト」は、「死と」および「[[使徒]]」のダブルミーニングになっている。
*この旧劇場版では、シンジがある「最低」な行為によって自己嫌悪に陥るシーンがあるのだが(おおよそ直接の描写ではない)、シンジ役である[[声優:緒方恵美|緒方恵美]]氏はこのシーンを演じるにあたって、男性であるシンジの心情が女性の視点からはイマイチわかりづらく演技が難しかったため、シンジの父・ゲンドウ役の[[声優:立木文彦|立木文彦]]氏からアドバイスを受けて臨んだという逸話が有る。この話はのちに緒方氏本人が否定している。
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*この旧劇場版では、シンジがある「最低」な行為によって自己嫌悪に陥るシーンがあるのだが(おおよそ直接の描写ではない)、シンジ役である[[声優:緒方恵美|緒方恵美]]氏はこのシーンを演じるにあたって、男性であるシンジの心情が女性の視点からはイマイチわかりづらく演技が難しかったため、シンジの父・ゲンドウ役の[[声優:立木文彦|立木文彦]]氏からアドバイスを受けて臨んだという逸話が有る。
 
**なお、このシーンはスパロボでは再現されていない('''むしろできない''')。また、[[漫画|漫画版]]には存在しない。
 
**なお、このシーンはスパロボでは再現されていない('''むしろできない''')。また、[[漫画|漫画版]]には存在しない。
 
*TV版のビデオソフトにはTV版の第弐拾伍話・最終話と劇場版第25話・第26話(本作)を併録しているものがあるが、そのバージョンではラストの「終劇」が「完」になっている等、劇場公開されたものとの差異がある。
 
*TV版のビデオソフトにはTV版の第弐拾伍話・最終話と劇場版第25話・第26話(本作)を併録しているものがあるが、そのバージョンではラストの「終劇」が「完」になっている等、劇場公開されたものとの差異がある。
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*[[NINTENDO64]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『新世紀エヴァンゲリオン』では、難易度を難しくした際にこの劇場版を再現したシナリオが最終シナリオとして出現するが、量産機再起動から劇場版と異なる展開で9体のEVAシリーズをロンギヌスの槍を持った初号機が殲滅していくものとなっている。スタッフロール後のラストも劇場版とシチュエーションは同じだが、シンジとアスカの行動の描写が異なる。いわゆる「気持ち悪い」ではなくラストカットは二人の手がアップになり手を取り合うカットで幕をおろす。
 
*[[NINTENDO64]]用[[コンピュータゲーム|ソフト]]『新世紀エヴァンゲリオン』では、難易度を難しくした際にこの劇場版を再現したシナリオが最終シナリオとして出現するが、量産機再起動から劇場版と異なる展開で9体のEVAシリーズをロンギヌスの槍を持った初号機が殲滅していくものとなっている。スタッフロール後のラストも劇場版とシチュエーションは同じだが、シンジとアスカの行動の描写が異なる。いわゆる「気持ち悪い」ではなくラストカットは二人の手がアップになり手を取り合うカットで幕をおろす。
 
*[[小説|小説作品]]『[[エヴァンゲリオン ANIMA]]』には本作の場面が登場するが、ヨリシロにされたのは[[EVA初号機|初号機]]ではなく[[EVA弐号機|弐号機]]になっており、祭儀に割って入った[[EVA初号機 (F型装備)]]に量産型が軒並み撃退されることで[[人類補完計画]]が防がれた形になっている。
 
*[[小説|小説作品]]『[[エヴァンゲリオン ANIMA]]』には本作の場面が登場するが、ヨリシロにされたのは[[EVA初号機|初号機]]ではなく[[EVA弐号機|弐号機]]になっており、祭儀に割って入った[[EVA初号機 (F型装備)]]に量産型が軒並み撃退されることで[[人類補完計画]]が防がれた形になっている。
*お蔵入りとなったシト新生の完全新作部分はプロットのみ完成していた。それは「人類がほとんど死滅し、人間を捕食する使徒が闊歩する世界」「人類はA.Tフィールドに守られた一部地域にこもり、外の世界とは橋一本で繋がっている」「エヴァに搭乗する際にはエヴァの体内に直接埋め込まれ、降りるためには摘出の手術をする」「一定時間エヴァの体内にいると肉体がエヴァと同化してしまう」というもの。特に人間を捕食する描写にはかなり力を入れる予定だったという。<ref name="ct20141028" />
 
  
 
== 商品情報 ==
 
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