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== 概要 == | == 概要 == | ||
漆黒の[[騎士]]を思わせる外観を持つ、[[シャドウミラー]]保有の剣撃戦闘用[[特機]]。 | 漆黒の[[騎士]]を思わせる外観を持つ、[[シャドウミラー]]保有の剣撃戦闘用[[特機]]。 | ||
− | + | 防御力と機動性のバランスを高いレベルで保った機体。背面のマントは盾として使うことができる。機体の追従性では[[ソウルゲイン]]に劣るものの、最大速度においては同機を上回り、[[分身]]能力による超回避が可能。 | |
コクピットは[[アンジュルグ]]と全く同じ構造になっている。 | コクピットは[[アンジュルグ]]と全く同じ構造になっている。 | ||
− | [[ソウルゲイン]] | + | [[ソウルゲイン]]と同様にダイレクト・フィードバック・システムが採用されており、パイロットの思考をそのまま機体の動きにフィードバックする事が出来る。OG2、OGSではソウルゲインにダイレクト・アクション・リンクシステムが搭載されているが、本機には搭載されていない。ソウルゲインはテスラ研から強奪した機体であるが、この機体についてはEG系との関連が推測されている程度で詳細は不明。 |
== 登場作品と操縦者 == | == 登場作品と操縦者 == | ||
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;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A}} | ||
:初登場作品。スーパー系[[主人公]]機では男女どちらでも選べる唯一の機体。主人公が搭乗機に選ばなかった場合、[[ライバル]]あるいは一部のシャドウミラー兵が搭乗する。 | :初登場作品。スーパー系[[主人公]]機では男女どちらでも選べる唯一の機体。主人公が搭乗機に選ばなかった場合、[[ライバル]]あるいは一部のシャドウミラー兵が搭乗する。 | ||
− | : | + | :序盤の使い勝手を簡単に説明するなら『あまり避けない[[オーラバトラー]]』。[[能力]]的にはLサイズのわりに運動性がやや高めで、HPや装甲が低めなスーパー系(悪く言えば中途半端な能力)。代わりにほとんどの武器の[[クリティカル]]率が高く設定されており、また[[切り払い]]・シールド・[[分身]]と言った防御に関する特殊能力が豊富。それゆえに各特殊能力の効果を理解しているスパロボ経験者向けな機体(≒初心者には不向き)となっている。 逆に言えば、使いこなしさえすれば高バランスの機体ではあるのだが。 |
− | + | :シールド装備しているとはいえどちらかといえば回避型の機体だが、[[アシュセイヴァー]]と違って初期状態では戦闘獣程度のザコ相手でも結構被弾してしまう(主人公は「集中」を習得できず「ひらめき」習得にもやや時間がかかるため、なおさら実感しやすい)。地形効果をしっかり利用したうえで、運動性を強化するなりシールドを最大改造するなりのテコ入れは必須。分身発動のためソウルゲイン以上に気力が性能を大きく左右するので「気合」や「激励」の効果は大きい。苦難の最初期さえ乗り越えられれば、主人公の持つNT技能のおかげもあって使い込むほど強力に育っていく機体となる。 | |
+ | :武器改造は無消費で有射程P属性の「水流爪牙」がオススメ(Lv20超で解禁されたら最強武器の「奥義・光刃閃」も)。「奥義・光刃閃」は気力制限が低めな反面燃費が悪いので、反撃の効率を上げたいなら「烈火刃」や「地斬疾空刀」を強化するよりも、高性能レーダー系で「水流爪牙」の射程を伸ばしたほうがいいだろう。 | ||
:敵(特に雑魚)として登場した場合は、[[アンジュルグ]]と同じく[[分身]]の存在が非常に厄介になる。特に第38話「静寂の声」or「サイレント・ヴォイス」ではシャドウミラー全員が気力150の状態で出現するため、「[[必中]]」が無いと撃破に手間取ってしまう。 | :敵(特に雑魚)として登場した場合は、[[アンジュルグ]]と同じく[[分身]]の存在が非常に厄介になる。特に第38話「静寂の声」or「サイレント・ヴォイス」ではシャドウミラー全員が気力150の状態で出現するため、「[[必中]]」が無いと撃破に手間取ってしまう。 | ||
:;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}} | :;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦A PORTABLE}} | ||
− | :: | + | ::基本性能はGBA版に準拠。ただし水流爪牙に[[バリア貫通]]が付随された。本作は[[バリア]]持ちはほとんどいないが、[[ディストーションフィールド]]が強力なため[[木連]]キラーと化す。 |
=== 単独作品 === | === 単独作品 === | ||
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦X-Ω}} | ||
− | : | + | :ユニットとしてはパイロットはラミアのみ。2018年12月のイベント「暗躍する「影」」にて実装。大器型SSR短射程シューター。今回は『A』のアクセル編がベースのため、ガシャ産ユニットでは珍しく通常ボスも兼任する。2019年8月のイベント「ここが無限の開拓地」にて水着バージョンが同じく大器型SSR短射程シューターで追加。 |
− | : | + | :2020年3月に大器型SSRブラスターが追加。 |
=== [[OGシリーズ]] === | === [[OGシリーズ]] === | ||
『OG外伝』までは[[ラミア・ラヴレス]]専用機だったが、『第2次OG』より[[アクセル・アルマー]]も搭乗可能となっている。『OGMD』では[[ハーケン・ブロウニング]]も搭乗可能。 | 『OG外伝』までは[[ラミア・ラヴレス]]専用機だったが、『第2次OG』より[[アクセル・アルマー]]も搭乗可能となっている。『OGMD』では[[ハーケン・ブロウニング]]も搭乗可能。 | ||
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦ORIGINAL GENERATION2}} | ||
− | :2周目以降入手条件を満たした場合、第28話「楽園からの追放者」のマップ開始前に入手。同マップは『[[スーパーロボット大戦A]]』のシナリオを再現したものになっている。無[[改造]]で強制乗り換えだが、非常に強力な機体。スーパー系の機体にリアル系の回避能力、といったとんでもないスペックで、フル改造でもした日には無双が出来る程強くなる。ただしラミアを乗せれば同じ彼女専用機の[[アンジュルグ]]が余る。また[[格闘 (武器属性)|格闘]]武器ばかりで[[換装武器]]を装備させられず、ラミアの[[エース|エースボーナス]]「[[ | + | :2周目以降入手条件を満たした場合、第28話「楽園からの追放者」のマップ開始前に入手。同マップは『[[スーパーロボット大戦A]]』のシナリオを再現したものになっている。無[[改造]]で強制乗り換えだが、非常に強力な機体。スーパー系の機体にリアル系の回避能力、といったとんでもないスペックで、フル改造でもした日には無双が出来る程強くなる。ただしラミアを乗せれば同じ彼女専用機の[[アンジュルグ]]が余る。また[[格闘 (武器属性)|格闘]]武器ばかりで[[換装武器]]を装備させられず、ラミアの[[エース|エースボーナス]]「[[射撃]]武器のダメージ+10%」が生かせない。これらが気になるのならば、二択となる[[アシュセイヴァー]]を選ぼう。なお、カスタムボーナスは「分身発生率+20%」。獲得すればギリアムをしのぐ最強の切り込み役になる。 |
:元々『OG2』に隠し機体が登場する予定はなく、本機はラミアの後期搭乗機か、[[エキドナ・イーサッキ]]の機体となる予定だった。だが「さる筋」から隠し機体を登場させるよう依頼されたため、新機体を制作するための時間も容量もない中で、苦肉の策として本機が隠し機体となった。<ref name="電撃スパロボ7">『[[電撃スパロボ!]] Vol.7』113頁。</ref> | :元々『OG2』に隠し機体が登場する予定はなく、本機はラミアの後期搭乗機か、[[エキドナ・イーサッキ]]の機体となる予定だった。だが「さる筋」から隠し機体を登場させるよう依頼されたため、新機体を制作するための時間も容量もない中で、苦肉の策として本機が隠し機体となった。<ref name="電撃スパロボ7">『[[電撃スパロボ!]] Vol.7』113頁。</ref> | ||
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}} | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦OG ORIGINAL GENERATIONS}} | ||
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:手に持っている武器。演出やグラフィックから長らく実体剣だと思われていたが、ジ・インスペクターにおいて、[[アンジュルグ]]の弓と同じ「物質化したエネルギー」であることが判明。『[[無限のフロンティア]]』、『[[無限のフロンティアEXCEED]]』に登場する同名の汎用武器(EXCEEDではアシェン専用武器)に関しては不明。 | :手に持っている武器。演出やグラフィックから長らく実体剣だと思われていたが、ジ・インスペクターにおいて、[[アンジュルグ]]の弓と同じ「物質化したエネルギー」であることが判明。『[[無限のフロンティア]]』、『[[無限のフロンティアEXCEED]]』に登場する同名の汎用武器(EXCEEDではアシェン専用武器)に関しては不明。 | ||
;烈火刃 | ;烈火刃 | ||
− | : | + | :敵に命中すると燃え上がる苦無。一度に多数を投げつける為か、OGSでは[[全体攻撃]]扱い。『[[無限のフロンティアEXCEED]]』では「烈火青龍鱗・黄泉路」「乱黄龍・来迎会」においてアクセルが使用している。 |
;水流爪牙 | ;水流爪牙 | ||
:両手に装着して敵を切り裂く鉤爪。初代Aの戦闘アニメはスピーディで評価が高い。GBA版OG2のみ[[コンボ|連続攻撃]]対応。A PORTABLEではバリア貫通。『[[無限のフロンティアEXCEED]]』ではアクセルがミズチ・ブレードで使っている。 | :両手に装着して敵を切り裂く鉤爪。初代Aの戦闘アニメはスピーディで評価が高い。GBA版OG2のみ[[コンボ|連続攻撃]]対応。A PORTABLEではバリア貫通。『[[無限のフロンティアEXCEED]]』ではアクセルがミズチ・ブレードで使っている。 | ||
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:『[[無限のフロンティアEXCEED]]』ではアクセルがミズチ・ブレードで使っている。 | :『[[無限のフロンティアEXCEED]]』ではアクセルがミズチ・ブレードで使っている。 | ||
;風刃閃 | ;風刃閃 | ||
− | : | + | :初代Aでは普通の高速斬撃。 |
:OGでは五大剣の一閃で竜巻の如く渦を巻く衝撃波を起こし、敵の動きを封じる。その後、五大剣による刺突を加える技。ちなみに、技のスピードについては、ラミアが『音速を超えて斬りこむ…』と発言している事から、音速を超えている可能性がある。『[[無限のフロンティアEXCEED]]』ではアルフィミィが鬼蓮華で放っている。 | :OGでは五大剣の一閃で竜巻の如く渦を巻く衝撃波を起こし、敵の動きを封じる。その後、五大剣による刺突を加える技。ちなみに、技のスピードについては、ラミアが『音速を超えて斬りこむ…』と発言している事から、音速を超えている可能性がある。『[[無限のフロンティアEXCEED]]』ではアルフィミィが鬼蓮華で放っている。 | ||
;奥義・光刃閃 | ;奥義・光刃閃 | ||
− | : | + | :ヴァイサーガの奥義。Aでは画面がホワイトアウトし、シルエットのヴァイサーガが居合いで一閃する。使用するにはパイロットのLvが20以上必要。 |
− | :OGでは技のコードを入力した後、視認出来ないほどの加速で接近し、敵を幾度も斬りつけた(『ジ・インスペクター』では本当に剣閃しか見えない) | + | :OGでは技のコードを入力した後、視認出来ないほどの加速で接近し、敵を幾度も斬りつけた(『ジ・インスペクター』では本当に剣閃しか見えない)後、居合の要領で敵機を両断する。この斬撃の際には画面がシルエットになり、同時に敵機が爆発する。OGS以降は、止めを刺すとリアル頭身のカットインが入る。ちなみに、技のスピードについては、ラミアが『風を…そして、光を超えろ!』と発言している事から、少なくとも超音速。なお、最初に五大剣を抜いた際に鞘を投げ捨てるため、「どうやって五大剣を収めるつもりなのか」とプレイヤーからのツッコミが多い技でもあったが、『ジ・インスペクター』最終話では鞘を捨てた際に、鞘が消失するという演出が取られており、どうも五大剣はエネルギーを物質化したものであるらしい事が判明した。『[[無限のフロンティアEXCEED]]』ではアクセルの必殺技の一つとして登場。 |
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=== [[特殊能力]] === | === [[特殊能力]] === | ||
99行目: | 99行目: | ||
=== [[サイズ]] === | === [[サイズ]] === | ||
;L | ;L | ||
− | : | + | :大きいが、運動性が高いのと分身のおかげでかなり避ける。 |
=== カスタムボーナス === | === カスタムボーナス === | ||
;分身発生率+10% | ;分身発生率+10% | ||
− | : | + | :[[スーパーロボット大戦A PORTABLE|A PORTABLE]] |
;分身発生率+20% | ;分身発生率+20% | ||
− | : | + | :OG外伝以降 |
== 機体BGM == | == 機体BGM == |