ワタナベ・カナコ

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ワタナベ・カナコ(Watanabe Kanako)

タクトのクラスメイト。おとな銀行の代表を務めており、サイバディ「ベトレーダ」のスタードライバー。席順はタクトの後ろ。

高校生にして既に人妻であり、夫は大財閥グラントネール財団の総帥のレオン・ワタナベ。彼女とレオンを引き合わせたのはセクレタリーことシモーヌの母であり、レオンの愛人であったメリザンド。島に停泊している豪華客船「サンダーガール号」で生活している。クラスメート達に自分のことを「ミセスワタナベ」と呼ばせたがる。南十字学園以前、学校へ通ったという経験が無く、授業中に平然と周囲の人物に話しかけたり、教室で髪をカットする等、一般常識に欠ける面があり、シモーヌ曰く「良くも悪くも常識がない」と言われている。 一方で抜群のスタイルと、敏腕投資家としての知識、さらに拳闘にも秀でているなどかなりのハイスペックで、上に立つ者としての器の大きさは本物。だがネズミが苦手らしく、副部長を間近で見てパニックを起こしていた。

世界平和の脅威になりうるサイバディを平和的に管理しなければならないと考える故に、グラントネール財団による資金援助を盾に綺羅星十字団の全サイバディの所有権を主張している。シモーヌの姉であるミレーヌとは親友同士で、自分に尽くしているシモーヌの出自にも気付いているが、ロマンチックなシチュエーションという事であえて気付かないフリをしていた。過去に交通事故で意識不明となったシモーヌをサイバディとアプリボワゼさせることで治療している(個人的な目的でのサイバディ使用は綺羅星十字団では規律に反する行為)事からも、彼女を大切にしており、タクトにも自分の宝物であると評している。その為、シモーヌが誰とストアプリボワゼしてタクトに挑もうとした際には珍しく感情を荒げていた。

タクトがバンカーことタカシを倒したのを切っ掛けに、彼に興味を持つようになり、「ガラス越しのキス」が決め手となり、ワコらと同様にタクトに特別な想いを抱いている1人となった。 銀河美少年であるタクトを殺してしまうかもしれないと戸惑いつつも、サイバディの平和的所有のために彼と戦うが敗北した。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。

人間関係

ツナシ・タクト
彼が隆を倒したのをきっかけに気にかけるようになり、彼に好意を抱く人間の1人となった。
シモーヌ・アラゴン
侍女兼部下。レオンが母を捨てカナコと結婚したためカナコを内心に組んでいたが、真相を知り、関係はまんざらでもないようになった。
ダイ・タカシ
付き人兼部下。シルシを持っていたため一時的にバニシングエージに移籍するも戻ってきた彼を受け入れ、器の大きさを見せつける。
ミヤビ・レイジ
同じ上に立つ者だが、性格や器の大きさは正反対。

名台詞

搭乗機体

ベトレーダ
ライオンのような容姿をしており、強烈なパンチと手甲部分の鋭い鉤爪を武器とする。また、戦闘の際には4つの柱を使ってボクシングのリングを形成する。カナコのボクシング技術により高い戦闘能力を発揮した。