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:初登場作品。主人公のビットを'''差し置いて'''第4章の追加ミッションに登場、クリアするとナオミと共に仲間になる。コネクト・フォースへの参加も、バトルポイントを稼ぎたいが故だろう。
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:初登場作品。主人公のビットを'''差し置いて'''第4章の追加ミッションに登場、クリアするとナオミと共に仲間になる。それ故に『新世紀/ZERO』の事実上の主役ポジションも担当している。コネクト・フォースへの参加も、バトルポイントを稼ぎたいが故だろう。
 
:その破天荒な性格を表現する為か、味方で唯一の[[暴君]]スキル所持者で、高レベル相手に命中する場合でもある程度のダメージが保証される。
 
:その破天荒な性格を表現する為か、味方で唯一の[[暴君]]スキル所持者で、高レベル相手に命中する場合でもある程度のダメージが保証される。
 
:担当声優の川澄綾子氏は過去のスパロボでは[[マリア・マリア|代役]]としてのみの参加であったため、本来の持ち役での出演は本作が初となった。
 
:担当声優の川澄綾子氏は過去のスパロボでは[[マリア・マリア|代役]]としてのみの参加であったため、本来の持ち役での出演は本作が初となった。

2024年1月18日 (木) 18:08時点における最新版

リノン・トロス
登場作品

ゾイドシリーズ

声優 川澄綾子
デザイン 坂崎忠
初登場SRW スーパーロボット大戦Operation Extend
SRWでの分類 パイロット
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プロフィール
種族 惑星Zi人
性別
年齢 16歳
所属 チーム・ブリッツ
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リノン・トロスは『ZOIDS新世紀/ZERO』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

チーム・ブリッツ所属のゾイドウォーリアーでチームオーナーであるスティーブ・トロスの愛娘。

御曹司ハリーに言い寄られたり、ビットに風呂を覗かれたりと黙っていれば可愛いらしく、明るい性格なのだがそれ以上に豪快かつ凶暴。 入浴中に誤って入ってきたビットとジェミーを素手で半殺しにし、ゾイドバトルでバトルポイントを稼ぐために(直前ではあるが撃つ旨は叫んでいる)味方ごと攻撃したり、自分をさらったバックドラフト団のホエールキングにて、内側から攻撃しながら自力で脱出したりと、破天荒なエピソードには事欠かない上に歴代のゾイドヒロインには珍しく、主人公に好意を寄せるような恋愛描写も無い。それゆえにヒロインでありながらもファンからは「ヒロインというよりはヒドイン」[1]「本作のヒロインはライガーゼロだろ?」[2]と言われる始末である。

わがままなトラブルメーカーではあるが良いとこなしではなく、自分のピンチは自分で何とかする逞しさや明るい性格がムードメーカーとして機能している。言うなればガキ大将の女性版といったところ。

バトルでは自信過剰なうえ詰めが甘い事、攻撃編重で防御に回ると弱い事から、真っ先に倒される事も少なくない。最初の攻撃を避けられたり耐えられたりしたらほぼ負けフラグである。 当初の自身の愛機は重量級砲撃ゾイドディバイソンであったがバックドラフト団とのダークバトルの際に破壊されたため売ってしまい、その後はガンスナイパーの重武装タイプであるガンスナイパーLSを愛機とする。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦Operation Extend
初登場作品。主人公のビットを差し置いて第4章の追加ミッションに登場、クリアするとナオミと共に仲間になる。それ故に『新世紀/ZERO』の事実上の主役ポジションも担当している。コネクト・フォースへの参加も、バトルポイントを稼ぎたいが故だろう。
その破天荒な性格を表現する為か、味方で唯一の暴君スキル所持者で、高レベル相手に命中する場合でもある程度のダメージが保証される。
担当声優の川澄綾子氏は過去のスパロボでは代役としてのみの参加であったため、本来の持ち役での出演は本作が初となった。

パイロットステータス[編集 | ソースを編集]

精神コマンド[編集 | ソースを編集]

OE
気合熱血幸運

特殊スキル[編集 | ソースを編集]

OE
底力:攻撃、ゾイドウォーリアー暴君

エースボーナス[編集 | ソースを編集]

攻撃
OE』で採用。気力130以上で攻撃+20%。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ビット・クラウド
チームメイト。第一話で試合を引っ掻き回し兄に怪我を負わせたビットを疫病神と嫌っていたが、次第にチームメイトとして認めていく。ビットからはその性格から「爆弾娘」と呼ばれている。
バラッド・ハンター
同じくチームメイト。雇われウォーリアーである彼に「ちゃんと働け」と小言を言うこともしばしば。お互いに性格嗜好は理解している。
ジェミー・ヘメロス
チームメイト兼トロス博士の助手。トロス親子の破天荒さに頭を悩ませている。リノンは押しの弱い彼を振り回したりわがままを言ったりするが、一緒に行動することも多い。
スティーブ・トロス
実の父親でありチームオーナー。リノンの様な凶暴さは無いが、リノンの大暴れを面白がったり(頭を悩ませる事もある)、ゾイドを衝動買いして借金を増やしたり等、流石はリノンの親と言った性格。親子仲は良好。
レオン・トロス
実の兄でトロス家随一の常識人。ビットと入れ替わる形で修行の旅に出た後、帰還後はナオミを相棒としてチームブリッツのライバルとなる。
帰還した兄との再会を喜んだりチームに再加入するよう誘ったりと、兄妹仲は良好。
ハリー・チャンプ
リノンに首ったけのチャンプ財団の御曹司だがリノンからはあまり相手にはされていない。資金にあかせた装備と機体でチームブリッツ(のビットにリノンを賭けて)に挑んでくるが、ウザい扱いしかされていない(そもそも前述の通り、リノンとビットの間に恋愛感情は無い)。
マリー・チャンプ
ハリーの姉。天然キャラだがリノンのアレっぷりは一目見て見抜いたらしく、「あれはダメ」とハリーを諫めている(が、効果は無かった)。そのためリノンの方も彼女に対して否定的な感情を向けた。
ナオミ・フリューゲル
リノンの搭乗する本来の運用法を完全無視した改造を施したガンスナイパーを邪道と評する。
ラオン
父の学生時代の友人。実はリノンの両親の恋のキューピットと言えるのだが、その理由が「スティーブにラブレターの代筆を頼んだら、スティーブの名前で出されてしまった」からであり、自分の失恋の原因となったスティーブを恨み続けている(なお、実際はスティーブが更にジェミーの父であるオスカーに代筆を頼み、その際のミスでスティーブの名前で出されてしまったからである)。一方でリノンの母の事は今でも好きであり、スティーブとは顔を合わせるたびに喧嘩をしているが、母と瓜二つのリノンに対してだけは一貫して好意的に接している。リノンも真相を知ったことでラオンと接する時は普段とは比べ物にならないほど大人しくなる。
中盤でバックドラフト団(本作における悪の組織)のスカウトに応じる(ただし本作の作風上、スティーブとは喧嘩レベルのままである)。

他作品との人間関係[編集 | ソースを編集]

カール・リヒテン・シュバルツ枢木スザク
『OE』第4章の配信ミッションにてリノンの破天荒さに驚愕する。

名(迷)台詞[編集 | ソースを編集]

上記の通り、本当にこんなのがヒロインなのかと言わざるを得ない言動ばかりである。

「お~っほっほっほっほ!」
「リノンちゃんの勝っちぃ!」
リノンといったらコレ。一人勝ちなどを始めとする多くの場面で高らかに笑っている。
「いや〜ん、リノン困っちゃう〜!」
「美しさって罪よねぇ〜」
第3話。ハリーとビットが自分を賭けてのバトルに挑む事での反応。自意識過剰な所がここにも表れている。
「あら〜そんなところにいたのバラッド〜気づかなくてごめんなさ〜い」
同話。ベンジャミン目掛けて交戦していたバラッド諸共ミサイルを撃った後での台詞。
…攻撃前のニヤけた顔といい、この時の声色といい行動は完全にヒロインのそれでは無い。
結局このバトルはリノンが一人勝ちをするというオチがついた。
「どこへ逃げようと、この落とし前はきっちり付けてもらうわよ!」
第4話。入浴中に知らずに入ってしまったビットと喧嘩になり、追いかけ回すもバギーで逃げられる。
辛抱収まらなかったリノンはあろうことかジェミーのプテラスに乗り込みビットが乗るバギー目掛けて大量のミサイルを発射した。
そして帰り道に偶然バックドラフト団と接触したことで彼らに攫われてしまうが…
「ざまぁみろ! ふっふっふ…あーはっはっは! あたしを人質にしようなんて百年早いのよ! パパー聞こえる? パパー?」
同話ラスト。自力で脱出した上に置き土産と言わんばかりにプテラスで大暴れ。バックドラフト団の被害の方が甚大となり、もはやどっちが悪役なのか分かったものでは無い…
「「勝ったぁ勝ったぁまた勝った~! ベロベロバァ~! ごば~いごば~い! アハハハハハ…」」
第6話。バックドラフト団との闇バトルに勝利し、5倍もの賞金をゲットした事で父スティーブと共に小踊りし子供のような挑発もした。本当に仲の良い似たもの親子である…
「昼間の仕返しに来たのね…なんてケツの穴の小さい奴らなのかしら!」
第7話。冒頭で襲い掛かった盗賊が報復に来たことでの反応。直後にジェミーが言う通り、ヒロインとしては下品な言い回しである。
「リノンちゃんのガンスナイパー、初勝利~!」
同話。盗賊団をフルバーストで一掃して高らかに勝利宣言。
「一週間後の金曜日、恐怖のあいつがやってくる。そして、全てを切り刻むチェーンソーが迫る…キャ~! リノンちゃんこわ~い!…な~んて事に、このあたしがなるわけないでしょ! 全く冗談じゃないわよ! えっ? ウソ? 何あの音…次回、ゾイド新世紀/ZERO。『リノン絶叫 -13日のノコギリ魔-』。レディー…キャ~!」
第13話次回予告。珍しく気弱な部分が垣間見える。
「素敵~!」
「親友を裏切って恋に走る…パパにそんな情熱的な所があったなんて、素敵よ…」
第15話。ラオンからスティーブが自身が恋をしていた女性(リノンの母)を寝取ったと聞かされて。最も程なくして更なるオチがあった事をオスカーから聞かされるのだが。
「兄さん、次は負けないわよ」
第16話。チーム・フリューゲルの一員となって戦うことになった兄レオン。バックドラフト団の妨害もあり決着は有耶無耶になってしまったものの、互いに再戦を誓った。珍しくヒロインらしい場面でもある。
「よくも私を一晩中待たせたわね!ウィーゼルユニット、フルバーストッ!!」
第21話。ラオン率いるチームフーマとのバトルの中でハリーを人質にする戦法を取る。
ラオンとしてはリノンを傷つけることなく負けさせたかったのだが、当のリノンは渋々出かけたデートにハリーが来なかった事に怒り心頭であり、迷う事無く全弾ぶっ放した。
そもそもハリーが来なかったのもラオンに捕まったためであり純然たる被害者なのだが、何とも酷い扱いである…しかしハリーはめげずにリノンへの愛を燃やし続けるのであった。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

ディバイソン
当初の愛機で、相性も良かったのだが、劇中で破壊され乗り変えることになる。
ガンスナイパーLS
本来は万能型の小型軽量機だが、リノンの戦法に合わせた結果、異常なレベルの重火器を装備させた超攻撃型に改造されている。
プテラスボマー
第4話にて搭乗。ジェミーの愛機なのだが、ビットを追いかけ回すためだけに搭乗した挙句、乱暴な扱いをした事で機体をボロボロにしてしまいジェミーを開口させた。

商品情報[編集 | ソースを編集]

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 大抵は「ヒロインとは思えないほどに扱いが不遇」を示す俗語なのだが「ヒロインとは思えないほどに性格に難がある」事を示す使い方もある。言うまでもなくリノンは後者。
  2. サイボーグ兵器であるゾイドには感情があり、ライガーゼロはファンからツンデレ扱いを受けている。なお、次作『フューザーズ』のヒロインは性格に難は無かったものの影が薄かった為、同じく「ヒロインはライガーゼロ(もしくはフェニックス)」と言われている。