「ユウナ・ロマ・セイラン」を編集中

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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Yuna Roma Seiran]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
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*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED DESTINY}}
 
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| 声優 = {{声優|野島健児}}
 
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|平井久司}}
 
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}}
 
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = プロフィール
 
 
| 種族 = [[種族::地球人]]([[ナチュラル]])
 
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| 性別 = [[性別::男]]
 
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| 年齢 = [[年齢::22]]歳
 
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| 所属 = {{所属 (人物)|オーブ連合首長国}}
 
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}}
 
'''ユウナ・ロマ・セイラン'''は『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の登場人物。
 
'''ユウナ・ロマ・セイラン'''は『[[機動戦士ガンダムSEED DESTINY]]』の登場人物。
 
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
[[オーブ連合首長国]]の五大氏族であるセイラン家の後継者で、オーブ宰相[[ウナト・エマ・セイラン]]の息子。戦略ゲームが得意であり、自身を有能な[[指揮官]]だと思っている<ref>実戦での[[戦術指揮]]も意外と正しかったりする。ただし、軽薄で調子に乗りやすく、部下のことを顧みないので軍人達からの人望はまるでない。小説版では普段から古今東西の戦略ゲームや戦場研究等を行い知識そのものはかなり豊富だとされている。</ref>。
 
[[オーブ連合首長国]]の五大氏族であるセイラン家の後継者で、オーブ宰相[[ウナト・エマ・セイラン]]の息子。戦略ゲームが得意であり、自身を有能な[[指揮官]]だと思っている<ref>実戦での[[戦術指揮]]も意外と正しかったりする。ただし、軽薄で調子に乗りやすく、部下のことを顧みないので軍人達からの人望はまるでない。小説版では普段から古今東西の戦略ゲームや戦場研究等を行い知識そのものはかなり豊富だとされている。</ref>。
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
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;[[スーパーロボット大戦Z]]
 
:ほぼ原作通り。最初から最期までボンボンキャラで、SEEDに限らず、敵味方問わず様々な作品の登場人物から「馬鹿」扱いされるなど半ばネタキャラ。最期は、オーブ戦で[[ウナト・エマ・セイラン|ウナト]]と共に輸送機で逃亡しようとした姿が、[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]の逆鱗に触れてしまい「戦場で敵に背中を見せるとは何事だ!」と[[ターンX]]に撃ち落とされる。現在の所、原作同様に死亡したのは今作のみである。
 
:ほぼ原作通り。最初から最期までボンボンキャラで、SEEDに限らず、敵味方問わず様々な作品の登場人物から「馬鹿」扱いされるなど半ばネタキャラ。最期は、オーブ戦で[[ウナト・エマ・セイラン|ウナト]]と共に輸送機で逃亡しようとした姿が、[[ギム・ギンガナム|ギンガナム]]の逆鱗に触れてしまい「戦場で敵に背中を見せるとは何事だ!」と[[ターンX]]に撃ち落とされる。現在の所、原作同様に死亡したのは今作のみである。
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=== Scramble Commanderシリーズ ===
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;[[スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd]]
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:[[フリーダムガンダム|フリーダム]]に怯えて自分の身の安全を優先してオーブ軍に撤退命令を出したり、敗色が濃厚になった連合を早々に見限って同盟を簡単に破棄する等<ref>尤もそのおかげで[[オーブ]]の被害は原作ほど大きくならずに済んだ。</ref>、原作以上に小物ぶりと自己保身に走る様が強調されている。最後は原作通りオーブに帰還したカガリによって逮捕されるが、そのまま退場となり死亡する事は無い。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦K}}
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;[[スーパーロボット大戦K]]
 
:前半では'''カガリがいない間に連合に協力'''するという原作以上の大ミスをやらかしてしまう<ref>実際、そのせいでザフトに攻められたようなものなので再会直後はカガリに怒られっぱなしであった。</ref>。しかし、中盤以降は[[デスティニープラン]]に反対し、[[アカツキ]]をカガリに託すなど原作とは違って真っ当な成長を見せ始め、[[邪魔大王国|各種]][[擬態獣|敵]][[フェストゥム|勢力]]との戦いにおいては、各研究所を[[オーブ軍]]の全力を挙げてバックアップ、更に終盤には[[地球連合軍|連合]]と[[ザフト]]の仲を取り持って共に地球圏の危機に立ち向かわせるという離れ業を演ずるなど、留守の[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]に代わってオーブ首長の仕事をきちんと代行している。おそらく'''現時点では一番扱いの良い作品'''。
 
:前半では'''カガリがいない間に連合に協力'''するという原作以上の大ミスをやらかしてしまう<ref>実際、そのせいでザフトに攻められたようなものなので再会直後はカガリに怒られっぱなしであった。</ref>。しかし、中盤以降は[[デスティニープラン]]に反対し、[[アカツキ]]をカガリに託すなど原作とは違って真っ当な成長を見せ始め、[[邪魔大王国|各種]][[擬態獣|敵]][[フェストゥム|勢力]]との戦いにおいては、各研究所を[[オーブ軍]]の全力を挙げてバックアップ、更に終盤には[[地球連合軍|連合]]と[[ザフト]]の仲を取り持って共に地球圏の危機に立ち向かわせるという離れ業を演ずるなど、留守の[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]に代わってオーブ首長の仕事をきちんと代行している。おそらく'''現時点では一番扱いの良い作品'''。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦L}}
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;[[スーパーロボット大戦L]]
 
:今作ではほぼ原作通りの展開を辿るものの、オーブでの戦闘終了後にカガリに殴り倒されて叱咤された上で連行されるのみで死亡しない。また、その際に[[アスラン・ザラ|アスラン]]に「彼は彼で国を守りたかったんだ」とフォローされ、カガリからも「過ちを知ったのだから、これから成長してくれればいい」と言われるなど、'''原作と違って幾分救いのある展開'''となっている。
 
:今作ではほぼ原作通りの展開を辿るものの、オーブでの戦闘終了後にカガリに殴り倒されて叱咤された上で連行されるのみで死亡しない。また、その際に[[アスラン・ザラ|アスラン]]に「彼は彼で国を守りたかったんだ」とフォローされ、カガリからも「過ちを知ったのだから、これから成長してくれればいい」と言われるなど、'''原作と違って幾分救いのある展開'''となっている。
 
=== Scramble Commanderシリーズ ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Scramble Commander the 2nd}}
 
:初登場作品。[[フリーダムガンダム|フリーダム]]に怯えて自分の身の安全を優先してオーブ軍に撤退命令を出したり、敗色が濃厚になった連合を早々に見限って同盟を簡単に破棄する等<ref>尤もそのおかげで[[オーブ]]の被害は原作ほど大きくならずに済んだ。</ref>、原作以上に小物ぶりと自己保身に走る様が強調されている。最後は原作通りオーブに帰還したカガリによって逮捕されるが、そのまま退場となり死亡する事は無い。
 
 
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
:3章Part8から登場するNPC。
 
:原作通りカガリを言いくるめて結婚しようとするが、アークエンジェル隊を内包する[[ディバイン・ドゥアーズ]]の介入でより屈辱的な形でカガリを強奪された上に、[[オーブ軍]]の派遣の際には、[[ナデシコC]]の電子攻撃で呆気なく戦闘不能にされ、'''本当にカガリの通告に従って撤退する羽目になる'''等、世間に対して禄に格好を付ける事すらもできず、恥ばかりかかされている。
 
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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;[[ギム・ギンガナム]]
 
;[[ギム・ギンガナム]]
 
:『Z』では'''ギンガナムの逆鱗に触れてしまい、父と共に彼に撃墜されてしまう'''…。
 
:『Z』では'''ギンガナムの逆鱗に触れてしまい、父と共に彼に撃墜されてしまう'''…。
;[[デュオ・マックスウェル]]、[[ヒイロ・ユイ]]
 
:『DD』では結婚式での騒動の際、キラだけで無く彼らも実行役として加わっており、盗賊役をノリノリで演じるこの時のデュオの言動もあって余計に屈辱に塗れてしまう。
 
  
 
=== スーパー系 ===
 
=== スーパー系 ===
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;[[ヘスター・ギャロップ]]
 
;[[ヘスター・ギャロップ]]
 
:『K』の終盤には過去の事での後ろめたさから素直に協力を要請する事ができない彼女の心中を察し、自ら協力を申し出た。
 
:『K』の終盤には過去の事での後ろめたさから素直に協力を要請する事ができない彼女の心中を察し、自ら協力を申し出た。
;[[ホシノ・ルリ]]
+
 
:『DD』でアークエンジェル隊の介入を受けた際、彼女の[[ナデシコC]]の能力によってミネルバ隊諸共に戦闘不能に追い込まれ、カガリの通告通り本当に戦闘を止めて撤退する羽目になる。
 
:尚、トダカやネオが撤退を決定する中、恥をかかされた事に憤慨するユウナは独りで戦闘継続を喚くも却下される醜態を晒しており、「国よりも自分のプライドを優先する本性」を早々に見せてしまった。
 
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
;ウナト「ザフトの最新鋭艦ミネルバか。姫もまた面倒なもので帰国される」
 
;「仕方ありませんよ、父上。カガリだって、よもやこんなことになるとは思ってもいなかったでしょうし、国家元首を送り届けてくれた艦を冷たくあしらうわけにもいきますまい、今は」
 
;ウナト「ああ、今はな」
 
:8話「ジャンクション」より初登場の場面にて。[[アーモリーワン]]からの事件に巻き込まれてから一連の騒動を乗り切ったミネルバがカガリを連れてオーブ本国に到着した際の台詞。
 
:親子共々、ザフトには好意的ではない人物である事を窺わせるが、その[[サトー|ザフトの仲間だった人間]]によって地球に大きな被害が出たのも事実である以上、いくら[[ユニウスセブン]]の残骸破砕に尽力したとは言え、好意的になれないのも当然ではある。
 
 
;「カガリはああ見えてもそれほど馬鹿な娘ではありませんよ。まだ、子供なだけだ」
 
;「カガリはああ見えてもそれほど馬鹿な娘ではありませんよ。まだ、子供なだけだ」
 
:11話。ザフトの地球降下作戦に関する報告書を読みながら、ウナトに対しての発言。
 
:11話。ザフトの地球降下作戦に関する報告書を読みながら、ウナトに対しての発言。
:カガリの事をフォローしている様な発言だが、口調は嘲っている雰囲気が強く、本気で擁護しているとは思い難い。ただ、為政者でありながら感情論に走ってしまいがちな部分も見れば、「子供」と見なされてもある程度は仕方がないと言える。
+
:カガリの事をフォローしている様な発言だが、口調は嘲っている雰囲気が強く、本気で擁護しているとは思い難い。
;「警告後、威嚇射撃。領海に入れてはならん。それでも止まらないようなら、攻撃も許可する」
+
;「国はあなたのオモチャではない! いいかげん感情でものを言うのはやめなさい!」
;カガリ「ユウナッ!!」
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:原作の第12話にて。[[性格]]や振る舞いに問題があるとはいえ、この当時にユウナが[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]にぶつけた一言は確かな説得力のある正論(ただし、国家元首であるカガリに無断で軍隊を動かし、[[地球連合軍]]に[[ミネルバ]]のことを教えるなどしており、情報の漏洩など権限や法律などの問題がある)で、周囲のオーブ軍人ら(セイラン派ばかりである可能性もあり)もユウナの発言に賛同するかの如くカガリに反意の凝視を見せた。
;「国はあなたのオモチャではない! いい加減、感情で物を言うのはやめなさい!」
+
:さすがにカガリは何も言えなくなってしまい、この瞬間、カガリは指導者としての求心力を殆ど失ってしまう決定的な要因にもなったといえる。しかし、皮肉なことに後にユウナ自身がこの言葉より酷い行動を取る事に…。
:原作の第12話にて。地球連合軍艦隊の攻撃によりミネルバが転身しなければ、残り数分で領海侵犯が確定となった際の[[カガリ・ユラ・アスハ|カガリ]]とのやり取り。オーブの敵性国家となったザフト軍艦が一度領海に出た以上は、法律上は確かにこの通りとなる。
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;「誤解するなよ。僕はコーディネーターを嫌っているわけじゃない。ただ、この国には置いておけないと言っているんだ。彼(アスラン)も、そして、あの弟(キラ)とか言う彼もね」
:ユウナの[[性格]]や振る舞いに問題があるとはいえ、この当時にユウナがカガリにぶつけた一言は確かな説得力のある正論<ref>ただし、国家元首であるカガリに無断で軍隊を動かし、[[地球連合軍]]に[[ミネルバ]]のことを教えるなどしており、情報の漏洩など権限や法律などの問題がある</ref>で、周囲のオーブ軍人ら<ref>セイラン派ばかりである可能性もある</ref>もユウナの発言に賛同するかの如くカガリに反意の凝視を見せた。
+
:カガリとの結婚を強引に決め、連合との同盟を結んだ以上、今後オーブにコーディネーターは住むことができないとカガリに話しているがこの2人を邪魔者と見て、追い出す口実ができたことを喜んでいるようでもある。
:ミネルバは[[ブレイク・ザ・ワールド]]で地球を救うために多大な貢献をしてくれた船だったとはいえ、かの船を庇うのはカガリ本人の個人的な感情から出た行動だった為、カガリは何も言えなくなってしまい、この瞬間、カガリは指導者としての求心力を殆ど失ってしまう決定的な要因にもなったといえる。しかし、皮肉なことに後にユウナ自身がこの言葉より酷い行動を取る事に…。
 
;「誤解するなよ。僕はコーディネイターを嫌っているわけじゃない。ただ、この国には置いておけないと言っているんだ。彼(アスラン)も、そして、あの弟(キラ)とか言う彼もね」
 
:カガリとの結婚を強引に決め、連合との同盟を結んだ以上、今後オーブにコーディネイターは住むことができないとカガリに話しているがこの2人を邪魔者と見て、追い出す口実ができたことを喜んでいるようでもある。
 
 
;「嬉し泣きだろうね、当然。その涙は」
 
;「嬉し泣きだろうね、当然。その涙は」
 
:第14話より。ユウナとの結婚式会場に向かう際に、国民に笑顔で手を振りながらも涙を流していたカガリへの一言。
 
:第14話より。ユウナとの結婚式会場に向かう際に、国民に笑顔で手を振りながらも涙を流していたカガリへの一言。
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;「一機ずつ取り囲んで落とすんだよ! そうすればいくらあれだって落ちる。これは命令だぞ!」
 
;「一機ずつ取り囲んで落とすんだよ! そうすればいくらあれだって落ちる。これは命令だぞ!」
 
:ダータネルス海峡の戦いより。ミネルバを落とせない味方に業を煮やして、兵力の全力投入を早々に決断する。[[トダカ]]からは反対されるも、[[指揮官]]としては極めてまともな判断である。
 
:ダータネルス海峡の戦いより。ミネルバを落とせない味方に業を煮やして、兵力の全力投入を早々に決断する。[[トダカ]]からは反対されるも、[[指揮官]]としては極めてまともな判断である。
:とはいえ、この時点ではオーブ軍はネオの口車にユウナが乗せられて先陣を切ることになってしまったので、自分たちばかり被害が大きくなってしまうのを憂うトダカにも言い分がある。また、小説版ではトダカは交戦しつつ戦線を後退させ、地球連合軍を戦闘に巻き込んでから全兵力投入という戦略を持っていたため、ユウナのいきなりの全軍投入に反発するのは当然と言える。その上、仮に撃墜できてもそれまでに多くの兵士を死なせるし万が一にでもMS隊が全滅すれば艦隊が壊滅的な被害を受けるのは必至である。
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:とはいえ、この時点ではオーブ軍はネオの口車にユウナが乗せられて先陣を切ることになってしまったので、自分たちばかり被害が大きくなってしまうのを憂うトダカにも言い分がある。また、小説版ではトダカは交戦しつつ戦線を後退させ、地球連合軍を戦闘に巻き込んでから全兵力投入という戦略を持っていたため、ユウナのいきなりの全軍投入に反発するのは当然と言える。
 
;「背中から撃たれるぞ!」
 
;「背中から撃たれるぞ!」
 
:同じくダータネルス海峡の戦いより。戦場に乱入してきたカガリを[[偽物]]扱いした事にトダカから非難されるが、この時点でオーブが戦闘を中止した場合、ユウナの言うとおりになったのは確実だろう。
 
:同じくダータネルス海峡の戦いより。戦場に乱入してきたカガリを[[偽物]]扱いした事にトダカから非難されるが、この時点でオーブが戦闘を中止した場合、ユウナの言うとおりになったのは確実だろう。
 
:実際前後して[[ネオ・ロアノーク]]から通電があり、カガリ乱入に対し「(オーブとしてはあのカガリを名乗る存在は)どういうことなのかきっちり説明願いたい」と脅されている。
 
:実際前後して[[ネオ・ロアノーク]]から通電があり、カガリ乱入に対し「(オーブとしてはあのカガリを名乗る存在は)どういうことなのかきっちり説明願いたい」と脅されている。
:最も、実態は正論を盾にして自己保身に走るユウナの方便に過ぎず、小説版ではその卑小さが描かれている。
 
;「なんだかんだ言って、連合の規模と物量には早々敵うものじゃないさ」
 
;「前の大戦ではJOSH-A([[アラスカ基地]])を失った。でも、[[ヘブンズベース]]がある。万一これを失ってもまだ月(アルザッヘル月基地)があるんだよね、連合には」
 
;「デュランダルの演説には正直驚いたけど、でも結局最後は連合の勝ちだ。僕たちが選んだ道はやっぱり正しかったね、父さん」
 
:第38話より。地球連合軍最高司令部ヘブンズベース攻防戦が連合有利になっている場面をテレビで見ながら。ユウナ達としては連合が敗北してしまっては自分たちが失脚してしまうため、連合に勝ってもらわなければ困るためか、連合有利の状況に安堵していたようだ。
 
:連合の規模と物量は強大だが「[[ブレイク・ザ・ワールド]]」やユーラシア西側の反乱の為にその物量が活かせていない状態や対ロゴス同盟軍に多数の連合部隊が参集していること等を理解しているとは言い難い、願望じみた部分も見え隠れしている。
 
:案の定、この後に地球連合軍は戦局を覆されて敗北してしまう。更にジブリールが宇宙に逃れる手段として、[[パナマ基地]]、[[カオシュン基地]]、[[ビクトリア基地]]等の地球連合軍マスドライバー施設ではなく、オーブに助けを求めてきてしまった事からますます追い込まれることに。
 
 
;「嫌だよ、こんなところぉッ! 僕は本島のセイランのシェルターにぃッ!」
 
;「嫌だよ、こんなところぉッ! 僕は本島のセイランのシェルターにぃッ!」
 
;兵士「いいから、お入りください。…うわっ! ユウナ様!」
 
;兵士「いいから、お入りください。…うわっ! ユウナ様!」
 
;「うるさいッ! 僕は……う…ああ…あ…」
 
;「うるさいッ! 僕は……う…ああ…あ…」
 
:最後のシーン。オーブ軍兵士に連行され、一般のシェルターに放り込まれる事に駄々をこねていたが、戦闘中のムラサメとグフ・イグナイデットが接近した隙に兵士を突き飛ばして逃走。
 
:最後のシーン。オーブ軍兵士に連行され、一般のシェルターに放り込まれる事に駄々をこねていたが、戦闘中のムラサメとグフ・イグナイデットが接近した隙に兵士を突き飛ばして逃走。
:自暴自棄のままに叫びながら逃走したが、直後にグフがムラサメのビームで被弾し、推力を失ったグフの下敷になるという悲惨な最期を迎えた<ref>ちなみに父親のウナトは本島にある行政府地下のシェルターに避難していたが、ジオグーンがシェルターに突入したことで崩壊に巻き込まれ死亡。更にユウナの母親が避難していた本島のセイランのシェルターも崩落する場面が41話で描かれていたため、既にユウナが連れて行くように要求していたセイランのシェルターは存在しなかった可能性が高い。そもそもオーブ国防本部はオノゴロ島にあるため、セイランのシェルターには海を渡る必要があるため、危険すぎると言わざるを得ない。</ref>。
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:自暴自棄のままに叫びながら逃走したが、直後にグフがムラサメのビームで被弾し、推力を失ったグフの下敷になるという悲惨な最期を迎えた。
:小説版では自分は特別な存在であることを強調し続けるという内面が描写されており、それを周囲が理解しない事に激しく憤っている。それはグフに潰される瞬間まで自覚する事は無かった。挙げ句の果てにまだカガリを言いくるめる方便を考えていた。
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:小説版では自分は特別な存在であることを強調し続けるという内面が描写されており、それを周囲が理解しない事に激しく憤っている。それはグフに潰される瞬間まで自覚する事は無かった。
 
;「同じだよ…どのみち今のオーブは彼を匿うしかなかったんだ」<br />「[[ロード・ジブリール|彼]]がどんなに危険な人物か…君は知らないんだよ!」<br />「ザフトへの対応だって父さんのいう通りにやっただけだ…!」
 
;「同じだよ…どのみち今のオーブは彼を匿うしかなかったんだ」<br />「[[ロード・ジブリール|彼]]がどんなに危険な人物か…君は知らないんだよ!」<br />「ザフトへの対応だって父さんのいう通りにやっただけだ…!」
:「THE EDGE」にてオーブ兵に連行される直前に、自らの行動をカガリから責められた際の釈明。自分の落ち度さえ認めずに開き直る始末である。また、「父さんの言う通りにやった」というのも、それ以前のウナトの発言等を思い返せば説得力が無く、むしろソガ一佐に責任転嫁した時のユウナ自身の行動を見れば、今度は父親に全ての責任を擦り付けた可能性の方が高いと言える<ref>ただし小説版ではウナトが他のオーブ政府高官から「ああ言えば攻撃はないと、貴方は言ったではないか!」と激しく詰め寄られており、このセリフは小説版での描写を基にしたものと思われる。</ref>。
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:「THE EDGE」にてオーブ兵に連行される直前に、自らの行動をカガリから責められた際の釈明。
  
 
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
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:ダーダネルスの戦いで[[ミネルバ隊]]だけでなく[[オーブ軍]]と地球連合軍にも威嚇射撃などで行動を妨害する[[フリーダムガンダム|フリーダム]]と[[アークエンジェル]]を見て。確かにユウナにとっては不可解に見える行動だろうが既に自分の命令で先に彼らに攻撃をしておいて今更「どっちの味方」もないだろう。聞かれたトダカは無言で振り返ったのみであった。
 
:ダーダネルスの戦いで[[ミネルバ隊]]だけでなく[[オーブ軍]]と地球連合軍にも威嚇射撃などで行動を妨害する[[フリーダムガンダム|フリーダム]]と[[アークエンジェル]]を見て。確かにユウナにとっては不可解に見える行動だろうが既に自分の命令で先に彼らに攻撃をしておいて今更「どっちの味方」もないだろう。聞かれたトダカは無言で振り返ったのみであった。
 
;「オーブ政府を代表して通告に対し回答する。貴官等が引き渡しを要求するロード・ジブリールなる人物は我が国内には存在しない」<br />「また、このような武力を以ての恫喝は一主権国家としての我が国の尊厳を著しく侵害する行為として大変遺憾に思う。よって直ちに軍を引かれること要求する」
 
;「オーブ政府を代表して通告に対し回答する。貴官等が引き渡しを要求するロード・ジブリールなる人物は我が国内には存在しない」<br />「また、このような武力を以ての恫喝は一主権国家としての我が国の尊厳を著しく侵害する行為として大変遺憾に思う。よって直ちに軍を引かれること要求する」
:第40話で[[ロード・ジブリール|ジブリール]]の引き渡し要求に対する回答。……なのだが'''ジブリールがオーブにいる事はとうに知られており'''、その状況でのこの発言は、ザフトの攻撃をかけさせる大義名分を与えてしまうものでしかなかった<ref>百歩譲って本当にいないとしても、確たる証拠さえ提示されていないのでザフトが実力行使に出るのも当然の帰結である。</ref>。当然この回答は[[ギルバート・デュランダル|敵]][[カガリ・ユラ・アスハ|味方]]双方から'''「茶番」「馬鹿げた回答」'''等と散々に言われてしまう。
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:第40話で[[ロード・ジブリール|ジブリール]]の引き渡し要求に対する回答。……なのだが'''ジブリールがオーブにいる事はとうに知られており'''、その状況でのこの発言は、ザフトの攻撃をかけさせる大義名分を与えてしまうものでしかなかった。当然この回答は[[ギルバート・デュランダル|敵]][[カガリ・ユラ・アスハ|味方]]双方から'''「茶番」「馬鹿げた回答」'''等と散々に言われてしまう<ref>ちなみに回答事体はユウナ本人が考えたものではなかった様で、小説版ではウナトが他のオーブ政府高官から'''「ああ言えば攻撃はないと、貴方は言ったではないか!」'''と激しく詰め寄られている。</ref>。
:リマスター版では余裕綽々といった口調で、これで相手が引くと疑っていない様子であったがSRWでは歯切れが悪く、往生際の悪さがより強調されている。
+
:SRWでは歯切れが悪く、往生際の悪さがより強調されている。
 
;「んあぁ~、もう! どうしてこうなるんだ!! 彼は居ないと回答したのに、何で奴らは撃ってくるの!?」<br />「だって昔、アークエンジェルの時には…」
 
;「んあぁ~、もう! どうしてこうなるんだ!! 彼は居ないと回答したのに、何で奴らは撃ってくるの!?」<br />「だって昔、アークエンジェルの時には…」
 
:後にソガにその事を問われた際の言い訳。どうやらユウナは'''前大戦のアークエンジェルを匿った際のマネをすれば上手くいく'''と思ってこの台詞を言ったようだが、ソガに'''「嘘だと知ってる」「あの時とは政府も状況も違う」'''とぶった切られ、軍人たちにも白目を向けられる始末。
 
:後にソガにその事を問われた際の言い訳。どうやらユウナは'''前大戦のアークエンジェルを匿った際のマネをすれば上手くいく'''と思ってこの台詞を言ったようだが、ソガに'''「嘘だと知ってる」「あの時とは政府も状況も違う」'''とぶった切られ、軍人たちにも白目を向けられる始末。
:状況の違いに関しても当時のアークエンジェルは連合軍の一部隊であり、追撃していたザラ隊も同様にザフトの一部隊である。更にオーブは当時プラントの敵性国家ではなかった。今回はオーブは事実上のロゴス陣営と見做される状況で、そのロゴス残党を匿い、しかも証拠まで押さえられている状態だったため、ザフトが引き下がる理由など何も無いのである。
+
:状況の違いに関しても当時のアークエンジェルは連合軍の一部隊であり、追撃していたザラ隊も同様である。更にオーブは当時プラントの敵性国家ではなかった。今回はオーブは事実上のロゴス陣営と見做される状況で、そのロゴス残党を匿い、しかも証拠まで押さえられている状態だったため、ザフトが引き下がる理由など何も無いのである。
 
;「だったらやってよ! いいからもう早く!」<br/>ソガ「ですからそのご命令は!?」<br />「そんなこと言って、また負けたら貴様のせいだからな!」
 
;「だったらやってよ! いいからもう早く!」<br/>ソガ「ですからそのご命令は!?」<br />「そんなこと言って、また負けたら貴様のせいだからな!」
:オーブ軍が総崩れに追い込まれ、勢力を立て直さなければ全滅という状況にユウナは今すぐそれを実行に移せと通達するという冷静さに欠けた指揮をソガは咎めたが、ユウナはソガが責任回避を図ろうとしていると感じたのか、その手には乗らないと言わんばかりに責任をソガに押し付けようとする。当然ソガは絶句してしまった。
+
:オーブ軍が総崩れに追い込まれ、勢力を立て直さなければ全滅という状況にユウナは今すぐそれを実行に移せと通達するという冷静さに欠けた指揮をソガは咎めたが、ユウナは全滅したらその責任をソガに押し付けようとする。当然ソガは絶句してしまった。
:この台詞からユウナがどんな人物なのかがわかる一幕である。小説版ではさらに軍人たちはユウナに'''憎悪の眼差しを向けるわ、中には露骨に舌打ちをする'''者まで出てしまうという体たらく。おそらく、この時少なからずこの場にもいたであろうセイラン派の軍人達からも愛想を尽かされている。
+
:この台詞からユウナがどんな人物なのかがわかる一幕である。言われたソガは絶句し、小説版ではさらに軍人たちはユウナに'''憎悪の眼差しを向けるわ、中には露骨に舌打ちをする'''者まで出てしまうという体たらく。
 
;「カガリ! カガリ、カガリィ! 来てくれたんだね、マイハニー! 会いたかったよ! 僕の女神~!」
 
;「カガリ! カガリ、カガリィ! 来てくれたんだね、マイハニー! 会いたかったよ! 僕の女神~!」
 
:オーブをピンチから救った[[アカツキ (オオワシ装備)|黄金のMS]]を駆ったのがカガリと知ったユウナはオペレーターから無線をひったくった。その姿を見たソガ達オーブの軍人は言葉を失い、とうとう[[脱力]]しかけてしまう。
 
:オーブをピンチから救った[[アカツキ (オオワシ装備)|黄金のMS]]を駆ったのがカガリと知ったユウナはオペレーターから無線をひったくった。その姿を見たソガ達オーブの軍人は言葉を失い、とうとう[[脱力]]しかけてしまう。
;「……えっ?」
 
;ソガ「命令により拘束させていただきます」
 
;「へ? どわァッ! カ、カガリ~~ッ!」
 
:上記の後にカガリを本物だと断じたが、直後にカガリから「ユウナを国家反逆罪で逮捕・拘禁せよ」との命が下り、ソガには左ストレートを顔面に食らい、兵士たちに取り押さえられてしまう。
 
:小説版ではソガは「喜んで命令に従った」と書かれており、余程ユウナの態度が腹に据えかえていたと思われる。次の下記の場面で再登場した際にはユウナは顔もボロボロだったが、縛られてパイプ椅子に座らされており、乱暴に取り押さえられたというよりも拷問じみた尋問を受けていた可能性がある。
 
 
;「ひどいよ、カガリ! あんまりだ! カガリ、僕は君の留守を一生懸命…のわァッ!!」
 
;「ひどいよ、カガリ! あんまりだ! カガリ、僕は君の留守を一生懸命…のわァッ!!」
:立場が逆転した際の台詞。これまでの威勢はどこへやらヘタレ全開となっている。この台詞で軍人たちから乱暴に拘束された事を訴えるが、これが無責任な態度を余計に際立たせており、激怒したカガリに更に殴られた挙句に連行される形で追い出される事となった。しかも、この時'''カガリに殴られた理由さえ理解できずに見苦しい言い訳をしようとしていたが、かろうじてあった信頼さえ裏切られて怒り心頭のカガリに通じるはずもなかった'''。
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:立場が逆転した際の台詞。先ほどの威勢はどこへやらヘタレ全開となっている。この台詞で軍人たちから乱暴に拘束された事を訴えるが、これが無責任な態度を余計に際立たせており、激怒したカガリに更に殴られた挙句に連行される形で追い出される事となった。
 
:そして、今までの報いを受けるかの様な悲惨な最期が彼を待っていた…。
 
:そして、今までの報いを受けるかの様な悲惨な最期が彼を待っていた…。
 
;「えっ、そんなカガリ! 待ってよ僕もここに~ッ!」
 
;「えっ、そんなカガリ! 待ってよ僕もここに~ッ!」

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