「ミーア・キャンベル」を編集中

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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Meer Campbell]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
| 登場作品 = [[ガンダムシリーズ]]
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED DESTINY}}
 
*{{登場作品 (人物)|機動戦士ガンダムSEED DESTINY}}
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ラクスに憧れてオーディションを受けるが、実はそのオーディションはラクスの代わりを選別するものであった。彼女自身も憧れのラクスになれることから承諾し、整形による容姿修正のほか、[[性格]]・人間関係まで叩き込まれてラクス・クラインとして国民的アイドルを演じていた(が、やはり完璧にラクスを演じきることは出来なかったようで、アニメで「雰囲気が変わった」と評されたほか、小説版では正体が露見した際に「ラクスが安っぽいアイドルになった」と感じる人間もいた事が語られる)。
 
ラクスに憧れてオーディションを受けるが、実はそのオーディションはラクスの代わりを選別するものであった。彼女自身も憧れのラクスになれることから承諾し、整形による容姿修正のほか、[[性格]]・人間関係まで叩き込まれてラクス・クラインとして国民的アイドルを演じていた(が、やはり完璧にラクスを演じきることは出来なかったようで、アニメで「雰囲気が変わった」と評されたほか、小説版では正体が露見した際に「ラクスが安っぽいアイドルになった」と感じる人間もいた事が語られる)。
  
物語前半は順調だったが、本物のラクスが現われて「[[偽者]]」と断言されたため彼女は失墜。その後は[[コペルニクス]]で休養していたが、お目付け役のサラの話術で[[アスラン・ザラ]]をおびき寄せる役割を与えられ、そこで本物のラクスと出会う。彼女は「自分がラクス」と言い張るが、本物から「ラクス」をあげると[[説得]]され和解。最後は[[暗殺]]部隊のサラの銃撃からラクスを庇い、死亡する。ミーアもまた、デュランダルの考案した[[デスティニープラン]]によって人生を大きく狂わされた被害者ともいえる。
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物語前半は順調だったが、本物のラクスが現われて「[[偽者]]」と断言されたため彼女は失墜。その後は[[コペルニクス]]で休養していたが、お目付け役のサラの話術で[[アスラン・ザラ]]をおびき寄せる役割を与えられ、そこで本物のラクスと出会う。彼女は「自分がラクス」と言い張るが、本物から「ラクス」をあげると[[説得]]され和解。最後は[[暗殺]]部隊のサラの銃撃からラクスを庇い、死亡する。ミーアもまた、デュランダルの考案した[[デスティニー・プラン]]によって人生を大きく狂わされた被害者ともいえる。
  
 
なお、彼女のエピソードを丸々1話取り上げた「ミーア」では、彼女の日記によってラクスを演じられることの喜びや不安、本物の[[歌|歌手]]を目指していたことが描かれ、ラクスを涙させた。
 
なお、彼女のエピソードを丸々1話取り上げた「ミーア」では、彼女の日記によってラクスを演じられることの喜びや不安、本物の[[歌|歌手]]を目指していたことが描かれ、ラクスを涙させた。
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=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Z}}
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;[[スーパーロボット大戦Z]]
:初登場作品。ほぼ原作どおり、偽ラクスを演じる。[[コペルニクス]]で[[ラクス・クライン|ラクス]]を暗殺部隊から庇い、その結果、致命傷を負うが、[[ディアナ・ソレル|ディアナ]]とラクスの配慮で、演じていたラクスの、ではなく、自分の想いを世界の人々に伝える機会を与えられ、最後の力で人類の力を結集することを促す演説、そして、[[歌]]を届けた。その時に歌う歌が「君は僕に似ている」という設定である。最後に[[アスラン・ザラ|アスラン]]にもう一度会って、彼のためだけに歌いたかった…と言葉を残す。死亡するのは変わらないとはいえ、原作と比べるとかなり良い扱いである。
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:初登場作。ほぼ原作どおり、偽ラクスを演じる。[[コペルニクス]]で[[ラクス・クライン|ラクス]]を暗殺部隊から庇い、その結果、致命傷を負うが、[[ディアナ・ソレル|ディアナ]]とラクスの配慮で、演じていたラクスの、ではなく、自分の想いを世界の人々に伝える機会を与えられ、最後の力で人類の力を結集することを促す演説、そして、[[歌]]を届けた。その時に歌う歌が「君は僕に似ている」という設定である。最後に[[アスラン・ザラ|アスラン]]にもう一度会って、彼のためだけに歌いたかった…と言葉を残す。死亡するのは変わらないとはいえ、原作と比べるとかなり良い扱いである。
 
:声優は記載されていないが、『[[THE ビッグオー]]』の[[ダン・ダストン|ダストン]]などと同じく、[[没データ]]には[[DVE]]用の音声が残っている(各地への巡礼の際の挨拶、下記の「ラクスがいい!」発言など)。原作通り死亡したのは現時点ではこの作品のみ。
 
:声優は記載されていないが、『[[THE ビッグオー]]』の[[ダン・ダストン|ダストン]]などと同じく、[[没データ]]には[[DVE]]用の音声が残っている(各地への巡礼の際の挨拶、下記の「ラクスがいい!」発言など)。原作通り死亡したのは現時点ではこの作品のみ。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
:『Z』で死亡しているため、名前が挙がるのみ。
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:Zで死亡しているため、名前が挙がるのみ。
  
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦K}}
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;[[スーパーロボット大戦K]]
 
:原作同様に偽ラクスを演じるも、展開が前倒し(オーブ攻防戦と[[メサイア]]攻防戦が同時発生)になったため、死亡イベントそのものがカット。[[メサイア]]内部に幽閉されていた(今回、ラクスは中盤まで音沙汰がなく、ミーアを[[偽者]]と暴き立てないので、アスランの脱走に間接的に手助けしたためと思われる)ところを脱出途中の[[キラ・ヤマト|キラ]]と[[ミスト・レックス|ミスト]]に無事助けられる。さらにラクス本人から、戦場に出ている間の[[ラクス・クライン]]の影武者を依頼されることに。その後は「ラクス・クライン」としてではあるが、[[ダリウス軍]]や[[邪魔大王国]]、[[フェストゥム]]との戦いなど、様々な場面で活躍を見せ、ラクス本人もその活躍を高く評価している。[[司馬遷次郎|司馬博士]]と一緒に行動することが多い。
 
:原作同様に偽ラクスを演じるも、展開が前倒し(オーブ攻防戦と[[メサイア]]攻防戦が同時発生)になったため、死亡イベントそのものがカット。[[メサイア]]内部に幽閉されていた(今回、ラクスは中盤まで音沙汰がなく、ミーアを[[偽者]]と暴き立てないので、アスランの脱走に間接的に手助けしたためと思われる)ところを脱出途中の[[キラ・ヤマト|キラ]]と[[ミスト・レックス|ミスト]]に無事助けられる。さらにラクス本人から、戦場に出ている間の[[ラクス・クライン]]の影武者を依頼されることに。その後は「ラクス・クライン」としてではあるが、[[ダリウス軍]]や[[邪魔大王国]]、[[フェストゥム]]との戦いなど、様々な場面で活躍を見せ、ラクス本人もその活躍を高く評価している。[[司馬遷次郎|司馬博士]]と一緒に行動することが多い。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦L}}
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;[[スーパーロボット大戦L]]
 
:ラクスとデュランダルが原作ほどお互いに敵対視していないため、ラクスがミーアの正体を世間に暴露するのがメサイア攻防戦となり、今回も死亡イベントそのものがカットされた。
 
:ラクスとデュランダルが原作ほどお互いに敵対視していないため、ラクスがミーアの正体を世間に暴露するのがメサイア攻防戦となり、今回も死亡イベントそのものがカットされた。
 
:メサイアに突入したメンバーの脱出の手引きをしたが、罪悪感に苛まれ、失意のうちにあったところをラクスやシェリルに励まされ今度は自分の歌を歌うことを決意した。その後[[バジュラ]]との最終決戦ではラクスと共に[[シェリル・ノーム|シェリル]]と[[ランカ・リー|ランカ]]のサポートに尽力する。『[[マクロスF]]』に登場する二人の歌姫達との交流もあって、ミーアが最も救われた作品であると言えるだろう。
 
:メサイアに突入したメンバーの脱出の手引きをしたが、罪悪感に苛まれ、失意のうちにあったところをラクスやシェリルに励まされ今度は自分の歌を歌うことを決意した。その後[[バジュラ]]との最終決戦ではラクスと共に[[シェリル・ノーム|シェリル]]と[[ランカ・リー|ランカ]]のサポートに尽力する。『[[マクロスF]]』に登場する二人の歌姫達との交流もあって、ミーアが最も救われた作品であると言えるだろう。
 
:EDでは自らの正体を世間に公表し、一部からバッシングを浴びながらも、一歌手「ミーア・キャンベル」として元気に芸能活動に励んでいる。ただ、'''正体が暴露されたのに整形した顔のままで芸能活動している'''とユーザーからツッコミを受けた。整形前の顔も決して不美人ではないので、元に戻しても十分やっていけると思うのだが…('''この場面の為だけに整形前のアイコンは用意できなかった'''というのは置いておいて)。
 
:EDでは自らの正体を世間に公表し、一部からバッシングを浴びながらも、一歌手「ミーア・キャンベル」として元気に芸能活動に励んでいる。ただ、'''正体が暴露されたのに整形した顔のままで芸能活動している'''とユーザーからツッコミを受けた。整形前の顔も決して不美人ではないので、元に戻しても十分やっていけると思うのだが…('''この場面の為だけに整形前のアイコンは用意できなかった'''というのは置いておいて)。
 
=== 単独作品 ===
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦DD}}
 
:3章Part8から登場するNPC。
 
  
 
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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;[[ラクス・クライン]]
 
;[[ラクス・クライン]]
 
:「ラクス」を演じられることで、ファンでもある彼女は喜んでいたが、それはラクスに対しても自分自身に対しても、裏切り行為であることには当初は気付いていなかった。しかし、戦局が進むにつれ次第に迷いが生じていく。
 
:「ラクス」を演じられることで、ファンでもある彼女は喜んでいたが、それはラクスに対しても自分自身に対しても、裏切り行為であることには当初は気付いていなかった。しかし、戦局が進むにつれ次第に迷いが生じていく。
:結局はラクス本人の会見で、彼女の築いたラクス像は崩れ去ってしまう。その後は本人と直接対面して和解したものの、直後に凶弾からラクスを庇い、その腕の中でミーアは息を引き取った。
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:結局はラクス本人の会見で、彼女の築いたラクス像は崩れ去ってしまうが、その後、ラクスと直接対面して和解する。直後にミーアの死が待っていたが……。
:本編中ではディオキアで本物のラクスがシャトルを乗っ取ったと知った際には終始不機嫌そうな態度であったが、小説版では本物のラクスがあそこにいると知るとファンの一人としての憧れの表情を見せている。しかし、その直後に今まで自分が受けていた歓声は本来は彼女に向けられるべきものであること、それを自分が奪った事、ラクスは自分を許さないだろう事に思い当たる。そして、'''今の自分の立場を壊す事が出来る唯一の人物'''である事に気付き、急激にラクスへの恐怖を自覚する一面が書かれている。
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:本編中ではディオキアで本物のラクスがシャトルを乗っ取ったと知った際には終始不機嫌そうな態度であったが、小説版では本物のラクスがあそこいると知るとファンの一人としての憧れの表情を見せている。しかし、その直後に今まで自分が受けていた歓声は本来は彼女に向けられるべきものであること、それを自分が奪った事、ラクスは自分を許さないだろう事に思い当たる。そして、'''今の自分の立場を壊す事が出来る唯一の人物'''である事に気付き、急激にラクスへの恐怖を自覚する一面が書かれている。
:また、同小説版においてはラクスは自身とキラの心の傷を癒すためとは言え、安易に穏やかな生活に逃避し、結果としてミーアがデュランダルに利用される切っ掛けを作り、挙句の果てに彼女を死へ追いやってしまった事を後悔していた。
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:また、同小説版においてはラクスは自身とキラの心の傷を癒すためとは言え、安易に穏やかな生活に逃避し、結果としてミーアがデュランダルに利用される切欠を作り、挙句の果てに彼女を死へ追いやってしまった事を後悔していた。
:なお、整形でラクスに似せたのは顔だけであり、歌声(と'''本物を凌駕するボディライン''')はミーア生来のものである。
 
 
;[[ギルバート・デュランダル]]
 
;[[ギルバート・デュランダル]]
 
:偽ラクスを演じさせた張本人。彼自身はミーアを道具としてしか見てない。
 
:偽ラクスを演じさせた張本人。彼自身はミーアを道具としてしか見てない。
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:原作では話で聞いた程度の存在だったが、『K』では自分の命を助けてくれた恩人。彼がラクスの現在の恋人であり、アスランとの婚約をとっくに解消していた事をミーアは知る由も無かった。
 
:原作では話で聞いた程度の存在だったが、『K』では自分の命を助けてくれた恩人。彼がラクスの現在の恋人であり、アスランとの婚約をとっくに解消していた事をミーアは知る由も無かった。
 
;[[アンドリュー・バルトフェルド]]
 
;[[アンドリュー・バルトフェルド]]
:実は(ラクスではなく)ミーアのファン。
+
:実はミーアのファン。
;キングT@KED@
 
:SRW未登場。ミーアのマネージャーで[[デビルサターン6|関西弁]][[ロドニー・ジェスハ|を話す]]。'''本物のラクス・クラインではない事を知った上で商業目的で利用している'''。素性は不明で、ミーアがデュランダルに見限られて以降は登場しない。
 
:担当声優及びモデルとなった人物は毎日放送のプロデューサーの竹田靑滋氏。
 
;コニール・アルメタ
 
:SRW未登場。反地球連合レジスタンスの一員。テレビでミーアを見た程度で直接の関わりこそ無いもの、ラクス本人の会見で世間が混乱した際には世間的にラクスとして扱われているミーアの方を「本物のラクス」と思い込む等、デュランダルのプロパガンダに翻弄される大衆の1人という役回りを演じていた。<ref>地球連合の圧政に苦しめられた故郷のガルナハンがザフトの活躍で救われた事によってデュランダルの支持者となっていた。</ref>
 
;サラ
 
:SRW未登場。デュランダルから派遣されたお目付け役兼暗殺者。ミーアを唆して本物のラクスを誘い出し暗殺しようとしたがアスラン達の抵抗に合い失敗。それでもラクスを狙い、庇ったミーアを殺害するが彼女もアスランの銃撃を受け死亡した。
 
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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:『[[Z]]』ではミーアの想いを受け止め、最期の晴れ舞台を与えた。
 
:『[[Z]]』ではミーアの想いを受け止め、最期の晴れ舞台を与えた。
 
;[[シャギア・フロスト]]、[[オルバ・フロスト]]
 
;[[シャギア・フロスト]]、[[オルバ・フロスト]]
:『Z』の終盤、地球圏の人々に団結することを必死に呼びかけ、残り少ない命を振り絞って歌うミーアを討とうとするも、ラクスとディアナに阻止される。ミーアは「ラクスの偽者」であり、彼らは「[[ニュータイプ|ニュータイプ]]の[[カテゴリーF|偽者]]」であるが、「偽者」となった境遇は互いに異なっており、ラクスは彼らを「自分で自分を偽者に貶めた者」と断じている。
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:『Z』の終盤、地球圏の人々に団結することを必死に呼びかけ、残り少ない命を振り絞って歌うミーアを討とうとするも、ラクスとディアナに阻止される。ミーアは「ラクスの偽者」であり、彼らは「ニュータイプの偽者」であるが、「偽者」となった境遇は互いに異なっており、ラクスは彼らを「自分で自分を偽者に貶めた者」と断じている。
 
;[[フル・フロンタル]]
 
;[[フル・フロンタル]]
 
:『[[第3次Z]]』で、シャアの影武者を演じる為にラクスの影武者であったミーアに関する詳細を調べていた。
 
:『[[第3次Z]]』で、シャアの影武者を演じる為にラクスの影武者であったミーアに関する詳細を調べていた。
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=== リアル系 ===
 
=== リアル系 ===
 
;[[ミイヤ・ラウジン]]
 
;[[ミイヤ・ラウジン]]
:『Z』では[[ジブラルタル基地]]にて彼女とジョイントする。
+
:『Z』では[[ジブラルタル基地]]にて彼女とジョイントするが…。
 
;[[ヘスター・ギャロップ]]
 
;[[ヘスター・ギャロップ]]
 
:『[[K]]』の終盤には過去の事での後ろめたさから[[プラント]]と[[オーブ]]に素直に協力を要請する事ができない彼女の協力要請を快く引き受けた。
 
:『[[K]]』の終盤には過去の事での後ろめたさから[[プラント]]と[[オーブ]]に素直に協力を要請する事ができない彼女の協力要請を快く引き受けた。
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=== TV版 ===
 
=== TV版 ===
 
;「あたしはラクス! ラクスなの…! ラクスがいいッ!! 役割だっていいじゃない…ちゃんと、ちゃんとやれば! そうやって生きたっていいじゃないッ!!」
 
;「あたしはラクス! ラクスなの…! ラクスがいいッ!! 役割だっていいじゃない…ちゃんと、ちゃんとやれば! そうやって生きたっていいじゃないッ!!」
:第36話「アスラン脱走」にて。この時、ミーアは自分の役割で得られる果実の味に取り憑かれていた。本来の自分の冴えない容姿とラクスに似ている声という理由で適わなかった歌手への夢が「デュランダルのラクス」という形で適ってしまった故の執着。
+
:第36話「アスラン脱走」にて。この時、ミーアは自分の役割で得られる果実の味に取り憑かれていた。恐らく、自分の冴えない容姿と適わなかった歌手への夢が「デュランダルのラクス」という形で適ってしまった故の執着。
:この台詞の後、[[アスラン・ザラ|アスラン]]は逃走先で居合わせた[[メイリン・ホーク|メイリン]]の車に乗りその場を去る。そして、ミーアは雨に打たれてひとり号泣するのだった。小説版では、美しい婚約者にザフトのエースという栄光と何でも持っているのにそれを放棄するアスランを贅沢だと蔑んでいたが、いずれ来る限界を指摘された恐怖が彼女をむしばみ続け、その限界が他でもない[[ラクス・クライン|本物]]によって訪れたのは皮肉でしかない。
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:この台詞の後、[[アスラン・ザラ|アスラン]][[メイリン・ホーク|メイリン]]の車に乗りその場を去る。そして、ミーアは雨に打たれてひとり号泣するのだった。
;「あれはあたしよ! あたしだわ!」<br/>「あたしがラクスだわ! だって、そうでしょう!? 声も、顔も同じなんだもの!」<br/>「あたしがラクスで、何が悪いの!?」
 
:第46話より。死んだと思っていたアスランが生きていた事に驚愕したミーア。だが、それ以上に本物のラクスが現れたことでミーアは恐慌状態に陥った。オーブの声明でこれまでミーアが築き上げてきたかつてアスランが言った『デュランダルに都合の良いラクス』のイメージが根本から覆され、コペルニクスで事実上飼い殺し状態だった。かつて憧れていた歌姫はミーアにとっては果実を奪った憎い存在でしかなかった。
 
:加えて、監視役のサラが'''『(デュランダルを支持して)平和を歌い、人々を導くのが本当のラクスでそうでないラクスは嘘(デュランダルを支持しないラクスは偽者)』'''という脅迫にジブラルタルでアスランから言われた用済みへの恐怖と入り交じり、ラクスに銃を向けるがアスランに阻止される。
 
 
;「あたしの歌…いのち…どうか…わすれないで…」
 
;「あたしの歌…いのち…どうか…わすれないで…」
 
:第46話「真実の歌」にて。[[ラクス・クライン|ラクス]]を庇い凶弾に倒れるミーア。彼女はラクスに自身の素顔の写った写真を渡して、息を引き取った。
 
:第46話「真実の歌」にて。[[ラクス・クライン|ラクス]]を庇い凶弾に倒れるミーア。彼女はラクスに自身の素顔の写った写真を渡して、息を引き取った。
 
;「ラクス・クラインってホントはなんだったんだろう?」
 
;「ラクス・クラインってホントはなんだったんだろう?」
:第47話。日記の最後に綴られた彼女の疑問。それは恐らく、ラクス自身が一番知りたいこと。
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:第47話。日記の最後に綴られた彼女の疑問。それは恐らく、ラクス自身が一番知りたいことだ。
 
:美しく、平和を愛し、時として戦場に立つ歌姫。誰もがそういう。本人の意思を意に介さないで………デュランダルの世界は正にそれである。その通りにならないラクスは不要であり、実際に彼女が求める平和がどのような形か誰も考えず、只デュランダル主導で平和になるからという理由でそれを支持しないラクスを偽者と断じたのがその確たる証拠。
 
:美しく、平和を愛し、時として戦場に立つ歌姫。誰もがそういう。本人の意思を意に介さないで………デュランダルの世界は正にそれである。その通りにならないラクスは不要であり、実際に彼女が求める平和がどのような形か誰も考えず、只デュランダル主導で平和になるからという理由でそれを支持しないラクスを偽者と断じたのがその確たる証拠。
:いくら優れた指導者の資質があってもラクスとて前大戦では16歳の少女。同志達の前で父の死に堪えながらも最愛の人の前では泣き崩れもするし、子供達と戯れもする。デュランダルの世界では誰もそんなラクスを認めないだろう。そんな世界は正に連合のエクステンデットそのものである。キラとアスランはミーアの死をもって改めてデュランダルの世界を否定するのだった。
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:いくら優れた指導者の資質があってもラクスとて前大戦では16歳の少女。同志達の前で父の死に堪えながらも最愛の人の前では泣き崩れもするし、子供達と戯れもする。デュランダルの世界では誰もそんなラクスを認めないだろう。そんな世界は正に連合のエクステンデットそのものである。キラもアスランはミーアの死をもって改めてデュランダルの世界を否定する。
  
 
=== 他媒体 ===
 
=== 他媒体 ===
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:ガンダムエース版『THE EDGE』第18話「真実」にて。
 
:ガンダムエース版『THE EDGE』第18話「真実」にて。
 
;「この手のように、私はもっと輝きたいのよ!」
 
;「この手のように、私はもっと輝きたいのよ!」
:ゲーム『Gジェネレーション』シリーズで、シャイニングフィンガー(ソード)を使った時の特殊セリフ。フィンガー系の特殊セリフはカオスなものが多い中、どこか物悲しさの漂う発言だが…(後述)
+
:ゲーム「Gジェネ」シリーズで、シャイニングフィンガー(ソード)を使った時の特殊セリフ。フィンガー系の特殊セリフはカオスなものが多い中、どこか物悲しさの漂う発言だが…(後述)
 
 
== 迷台詞 ==
 
;キングt@ked@「あかんであれ''ホンマもん''やがな!」<br/>ミーア「あ?」<br/>キングt@ked@「あ…ちゃうちゃう! ''パチモン''や! 名を騙る偽者やがな!」
 
:第26話「約束」より。既に本物のラクス・クラインがシャトルに搭乗した後に姿を現したため周囲がざわついた後、シャトルを見て。'''正体をバラす大失言'''をしたマネージャーを'''威圧するかの様に'''睨みつける。
 
:…立場が危うくなるからとはいえ、ミーアにもこういう'''黒い一面'''があるらしい。アスランが見たらどう思うだろうか。
 
:人間関係のラクス・クラインの項目の通り、小説版ではミーアの台詞はカット。それどころかシャトルを見て「'''あそこに本物のラクス様が乗っている'''」と目を輝かせるなど、本来のラクスのファンとしての姿を見せている。同時に現在の自分とラクスの状況を再認識してしまい、すぐに怯える羽目になるのであった。
 
 
;「要はダンスのターンでしょ!」
 
;「要はダンスのターンでしょ!」
:『Gジェネレーション』シリーズで、ゴッドスラッシュ・タイフーンを使った時の特殊台詞。絶対に違う気がする。
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:同ゲームで、ゴッドスラッシュ・タイフーンを使った時の特殊台詞。絶対に違う気がする。
;「みなさ~ん、ラクス・クラインで~す!」<br />「今日はライブやりま~す!」<br />「でも~、お客さんの中に~、困った人達もいるみたいで~……」<br />「ライブの邪魔されないように~、守ってくださいね~!」
 
:ゲーム『機動戦士ガンダムSEED BATTLE DESTINY』のミッション「プラントの歌姫」の説明だが、内容からしてミーアが発言していると思われる。<br />内容はライブ仕様のザクウォーリアの防衛。その困った人達というのは'''[[ブーステッドマン]]や[[ファントムペイン]]といった[[地球連合軍]]の名だたるエースパイロット達'''。果ては'''[[デストロイガンダム]]を持ち出してまで'''邪魔してくる(ちなみにデストロイに乗り換えて再登場する為に途中で[[ステラ・ルーシェ|ステラ]]が撤退する)。そんな中でもライブを続けるミーアのプロ根性(?)は流石である。
 
:説明の雰囲気とは裏腹にミッションの難易度が高く、プレイヤー達は'''流れ続ける「Quiet Night C.E.73」を聞きながら地獄を見る羽目になった'''。
 
:余談だが、同様の防衛ミッションは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY 連合vsZAFT II plus』にも存在しており、こちらでは'''[[核ミサイル]]が飛んでくる'''。
 
  
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
;「…私、もう一度やり直してみます。そして、[[歌]]を歌い続けます…。励ましたいって気持ちは嘘じゃないから…」
 
;「…私、もう一度やり直してみます。そして、[[歌]]を歌い続けます…。励ましたいって気持ちは嘘じゃないから…」
 
:『[[スーパーロボット大戦L|L]]』第33話「選ばれた未来」より。メサイア攻防戦の後、罪悪感に苛まれ、後ろめたさを感じていたところを[[ラクス・クライン|ラクス]]や[[シェリル・ノーム|シェリル]]に励まされ…。
 
:『[[スーパーロボット大戦L|L]]』第33話「選ばれた未来」より。メサイア攻防戦の後、罪悪感に苛まれ、後ろめたさを感じていたところを[[ラクス・クライン|ラクス]]や[[シェリル・ノーム|シェリル]]に励まされ…。
;「私は偽者だったけど…それでも歌いたかった。届けたい想いだけは本物だったから…自分だけの心だったから…!」<br />「ランカさん、あなたもそうなんでしょ? だったら諦めちゃダメよ!」
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;「私は偽者だったけど…それでも歌いたかった。届けたい想いだけは本物だったから…自分だけの心だったから…!」<br />「ランカさん、あなたもそうなんでしょ? だったら諦めちゃダメよ!」
 
:『L』第39話「ジャーニーズ・エンド」より。[[グレイス・オコナー|グレイス]]との決戦にて失意に沈みそうになった[[ランカ・リー|ランカ]]とシェリルに対し、ラクスと共に激励のメッセージを送った。
 
:『L』第39話「ジャーニーズ・エンド」より。[[グレイス・オコナー|グレイス]]との決戦にて失意に沈みそうになった[[ランカ・リー|ランカ]]とシェリルに対し、ラクスと共に激励のメッセージを送った。
 
== 関連機体 ==
 
;[[GUNDAM:ザクウォーリア (ライブ仕様)|ザクウォーリア (ライブ仕様)]](SRW未登場)
 
:全身がピンク色に塗られたライブコンサート用[[ザクウォーリア]]。ミーア本人が操縦していたわけではないが、この機体の掌の上でライブを行っている。
 
:デュランダルの計画に翻弄され続けた彼女がMSの'''掌で踊らされる'''というのは見ようによっては皮肉的である。
 
  
 
== 余談 ==
 
== 余談 ==
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**また、まだ10代とは思えぬほど毅然かつ静穏としており、悪く言えば若者らしからぬ言動の多いラクスに比べ、ミーアの「地」は天真爛漫で快活なごく普通の少女そのものであり、「ミーアのほうが親しみがもてる」という声も少なくない。
 
**また、まだ10代とは思えぬほど毅然かつ静穏としており、悪く言えば若者らしからぬ言動の多いラクスに比べ、ミーアの「地」は天真爛漫で快活なごく普通の少女そのものであり、「ミーアのほうが親しみがもてる」という声も少なくない。
 
*アニメ本編では彼女の整形前の写真などが見られるシーンがある。整形前の彼女は黒髪と雀斑(初登場シーンではなかったのに何故か二度目から追加されている)が特徴的な顔をしており、不美人ではないものの、ラクスとは似ても似つかない顔をしている。但し「声は似ていると前から言われていた」と本人が発言しているため、声帯の形状、ひいては骨格形状は似ていたと思われる。
 
*アニメ本編では彼女の整形前の写真などが見られるシーンがある。整形前の彼女は黒髪と雀斑(初登場シーンではなかったのに何故か二度目から追加されている)が特徴的な顔をしており、不美人ではないものの、ラクスとは似ても似つかない顔をしている。但し「声は似ていると前から言われていた」と本人が発言しているため、声帯の形状、ひいては骨格形状は似ていたと思われる。
*ラクスの代役をデュランダルの望むままに努め、事実上の偽物と暴露されてしまい、不要になったため抹殺されたという構図はデュランラルが進めていた「[[デスティニープラン]]」の一種の縮図を連想させるものとなっており、「視聴者にもデスティニープランに適合できないものは、生存を許されない」という事を暗に示すようなストーリー構成となっている。
 
*玩具企画『ピクチャースタジオ SEED club』での[[童話]]をパロディした企画ではラクスやシンを差し置いて主役になっているものの、その配役は'''人魚姫'''(もちろん'''王子役はアスラン''')という極めて皮肉な題材であった。
 
**ただし、掲載されている漫画は一般的な絵本のそれではなく、アンデルセン童話の[[天使・悪魔#天使|本来の終わり]]をエンディングとしているので、完全なバッドエンドではなくビターエンドで終わっている。
 
*初登場は本編7話であるが、シルエットのみ。9話から本格登場した。実は登場以前に1期エンディングテーマ「Reason」の一枚絵で「'''ラクス・クラインが二人いる'''」と目ざとい視聴者に気付かれてしまい、早々に「ラクスの偽物が出てくる」とインターネット上では話題になった。ちなみにイラストではラクスはキラと共にいる方であり、ミーアは遠目ながらインパルスの胸部にある排熱口の上に腰を下ろした姿が[[ヨウラン・ケント]]や[[ヴィーノ・デュプレ]]の手前に確認できる。
 
*名前の由来は『[[超電磁ロボ コン・バトラーV]]』に登場する[[キャンベル星人|キャンベル星]]のハーフロイド、[[ミーア]]。現時点では彼女との共演作品はまだ存在しない。「ラクスのコピー」という点から[[ガルーダ]]の方を意識していたともとれる。
 
  
 
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== 脚注 ==
 
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== 資料リンク ==
 
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*[[GUNDAM:ミーア・キャンベル]]
 
*[[GUNDAM:ミーア・キャンベル]]
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