「カノン・メンフィス」を編集中

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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
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| 外国語表記 = [[外国語表記::Canon Memphis]]
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| 改名後 = 羽佐間カノン
 
| 登場作品 =  
 
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*{{登場作品 (人物)|蒼穹のファフナー}}
 
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*{{登場作品 (人物)|蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH}}
 
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| 声優 = {{声優|小林沙苗|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|小林沙苗|SRW=Y}}
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|平井久司}}
 
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|スーパーロボット大戦K}}
 
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}}
 
 
{{登場人物概要
 
| タイトル = プロフィール
 
| 改名後 = 羽佐間カノン
 
 
| 種族 = [[種族::地球人]]
 
| 種族 = [[種族::地球人]]
 
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| 血液型 = [[血液型::AB]]型
 
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| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|平井久司}}
 
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}}
 
'''カノン・メンフィス''' / '''羽佐間カノン'''は「[[蒼穹のファフナー]]シリーズ」の登場人物。
 
'''カノン・メンフィス''' / '''羽佐間カノン'''は「[[蒼穹のファフナー]]シリーズ」の登場人物。
 
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
[[人類軍]]所属の[[ファフナー]]、[[ベイバロン・モデル]]のパイロット。
 
[[人類軍]]所属の[[ファフナー]]、[[ベイバロン・モデル]]のパイロット。
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6年前[[フェストゥム]]のアイルランド大襲撃で両親を失い孤児となっていたところを[[日野道生]]に拾われて人類軍に入る。寡黙な性格で任務を黙々と忠実にこなすが、それは両親を失ったことによる自己否定の表れで、「自分はここにいない」として意思を持たず他者の命令にただ従い、フェストゥム討伐に明け暮れていた。
 
6年前[[フェストゥム]]のアイルランド大襲撃で両親を失い孤児となっていたところを[[日野道生]]に拾われて人類軍に入る。寡黙な性格で任務を黙々と忠実にこなすが、それは両親を失ったことによる自己否定の表れで、「自分はここにいない」として意思を持たず他者の命令にただ従い、フェストゥム討伐に明け暮れていた。
  
人類軍の命令で[[フェンリル]]によって[[竜宮島]]とともに[[自爆]]しようとするが、[[真壁一騎]]の必死の[[説得]]により「自分の意思」というものを認識させられ、起動ボタンを押せずに[[アルヴィス]]に投降する。投降後は[[アルヴィス]]のパイロットとして戦う一方、一騎達と同じ学校に通い、また[[羽佐間容子]]の養子となり徐々に人間らしさを取り戻してゆく。[[北極]]の決戦の際には容子を母と呼ぶことを約束し、自らの意思でフェストゥムの因子を体内に注入してノートゥング・モデルである[[マークドライ]]に搭乗する。最終的に激戦を生き抜き帰還。約束を果たした(その後、正式に彼女の養子となり、『[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH]]』では「'''羽佐間カノン'''」に改姓している)。
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人類軍の命令で[[フェンリル]]によって[[竜宮島]]とともに[[自爆]]しようとするが、[[真壁一騎]]の必死の[[説得]]により「自分の意思」というものを認識させられ、起動ボタンを押せずに[[アルヴィス]]に投降する。投降後は[[アルヴィス]]のパイロットとして戦う一方、一騎達と同じ学校に通い、また[[羽佐間容子]]の養子となり徐々に人間らしさを取り戻してゆく。[[北極]]の決戦の際には容子を母と呼ぶことを約束し、自らの意思でフェストゥムの因子を体内に注入してノートゥングモデルである[[マークドライ]]に搭乗する。最終的に激戦を生き抜き帰還。約束を果たした(その後彼女の養子となり、『[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH]]』では「'''羽佐間カノン'''」に改姓している)。
  
その出自・性格ゆえ一般社会とどこかズレており、[[竜宮島]]に来て当初は[[相良宗介|人類軍時代の癖が抜けきらず、しばしば天然ボケのような行動を見せた]]。人前で裸になる習慣がなく銭湯に困惑する場面も(欧米人では別に珍しくはないが)。当初は道生に魅かれていたが、後に一騎に思いを寄せるようになる。しかし、真矢を気遣って自ら身を引いた。
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その出自・性格ゆえ一般社会とどこかズレており、[[竜宮島]]に来てからはしばしば天然ボケのような行動を見せた。人前で裸になる習慣がなく銭湯に困惑する場面も(欧米人では別に珍しくはないが)。当初は道生に魅かれていたが、後に一騎に思いを寄せるようになる。しかし、真矢を気遣って自ら身を引いた。
  
 
劇場版では髪を伸ばし、以前と比べ大人びた容姿となっている。高校生徒会の副会長を務めており、多忙な剣司に代わって実務を引き受けているため実質的な会長は彼女。新たな専用機である[[マークドライツェン]]を駆り、歴戦の戦士として確かな技量を示す。
 
劇場版では髪を伸ばし、以前と比べ大人びた容姿となっている。高校生徒会の副会長を務めており、多忙な剣司に代わって実務を引き受けているため実質的な会長は彼女。新たな専用機である[[マークドライツェン]]を駆り、歴戦の戦士として確かな技量を示す。
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== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦K}}
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;[[スーパーロボット大戦K]]
:初登場作品。当初は[[地球連合軍]][[ファントムペイン]]所属となっているので序盤はスウェン達と共に敵として登場するが、ゲーム中盤に道生と一緒に仲間になる。能力的には同じくマークドライに乗る咲良とどっこいどっこいで、攻撃力面ではそれほど劣らないものの命中、回避、防御面で不安の残る数値しかない。
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:初登場作品。ゲーム中盤に道生と一緒に仲間になる。能力的には同じくマークドライに乗る咲良とどっこいどっこいで、攻撃力面ではそれほど劣らないものの命中、回避、防御面で不安の残る数値しかない。
 
:仮にメインとして起用するのであれば、命中と回避にしっかりと補強してあげよう。そこまで手が回らない(回す気が無い)人は素直に援護役として。
 
:仮にメインとして起用するのであれば、命中と回避にしっかりと補強してあげよう。そこまで手が回らない(回す気が無い)人は素直に援護役として。
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦UX}}
+
;[[スーパーロボット大戦UX]]
:音声初収録。序盤、一度だけ人類軍時代の彼女を操作可能。中盤で道生と一緒に仲間になる。第3部では羽佐間カノン名義になる。
+
:序盤、一度だけ人類軍時代の彼女を操作可能。中盤で道生と一緒に仲間になる。第3部では羽佐間カノン名義になる。
 
:今回は機体の取り合いをせずに済む。ベイバロン→ドライ→ドライツェンと2回も乗り換えることになるが、コンセプトはほぼ変わらないので育成方針について悩む必要はない。乗機共々良く言えばバランス型、悪く言えば売りがないので、第3部で追加されるクロッシング・システムによる底上げを生かしたい。
 
:今回は機体の取り合いをせずに済む。ベイバロン→ドライ→ドライツェンと2回も乗り換えることになるが、コンセプトはほぼ変わらないので育成方針について悩む必要はない。乗機共々良く言えばバランス型、悪く言えば売りがないので、第3部で追加されるクロッシング・システムによる底上げを生かしたい。
  
== パイロットステータス ==
+
== パイロットステータス設定の傾向 ==
<!-- === [[能力|能力値]] === -->
+
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
;[[スーパーロボット大戦K|K]]
 
;[[スーパーロボット大戦K|K]]
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:'''[[ひらめき]]、[[必中]]、[[闘志]]、[[直撃]]、[[熱血]]'''
 
:'''[[ひらめき]]、[[必中]]、[[闘志]]、[[直撃]]、[[熱血]]'''
  
=== [[特殊スキル]] ===
+
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
;[[スーパーロボット大戦K|K]]  
 
;[[スーパーロボット大戦K|K]]  
 
:'''[[シナジェティック・コード|C・コード]]、[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[援護攻撃]]、[[援護防御]]、[[コンボ|アタックコンボ]]L2'''
 
:'''[[シナジェティック・コード|C・コード]]、[[切り払い]]、[[撃ち落とし]]、[[援護攻撃]]、[[援護防御]]、[[コンボ|アタックコンボ]]L2'''
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:生真面目な似たもの同士。合宿では妙に息が合っていた。
 
:生真面目な似たもの同士。合宿では妙に息が合っていた。
 
;[[羽佐間翔子]]
 
;[[羽佐間翔子]]
:共に容子の養子なので義理の姉にあたるが、カノンが竜宮島に来る前に死亡しているため当然面識はない。竜宮島に来てからは彼女の服を着ている。
+
:本編中では出会う事はなかったが、竜宮島に来てからは彼女の服を着ている。
:『[[スーパーロボット大戦K|K]]』ではフラグ次第で翔子が生還するため対面したことになるが、カノン側の援護台詞以外に特にイベントはない。
+
:『[[スーパーロボット大戦K|K]]』ではフラグ次第で翔子が生還するので、義理の姉妹になると思われるが、カノン側の援護台詞以外に特にイベントはない。
:『UX』では翔子生存時はカノンが仲間入りして間もなく翔子が復帰するのもあり、交流が幾度も描かれ家族へ至る過程が丁寧に描かれていく。蒼穹作戦後は正式に姉妹になり、EDでは妹として中々一騎にアプローチが出来ないでいる彼女の背中を押す一幕も。
+
:『UX』では彼女との交流が幾度も描かれ家族へ至る過程が丁寧に描かれていく。蒼穹作戦後は姉妹になり、EDでは妹として中々一騎にアプローチが出来ないでいる彼女の背中を押す一幕も。
 
;ショコラ
 
;ショコラ
 
:羽佐間家で飼われている犬。テレビ版~劇場版の間に躾をされ、彼女の忠犬としてすっかり懐いている。劇場版では彼女と行動を共にしている。
 
:羽佐間家で飼われている犬。テレビ版~劇場版の間に躾をされ、彼女の忠犬としてすっかり懐いている。劇場版では彼女と行動を共にしている。
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:『UX』において彼の「大切なのは自分が『どうしたいか』」という言葉に少なからず影響を受け、[[マークドライ]]を動かすため、自身にフェストゥム・ゲネを投与する選択を選んだ。
 
:『UX』において彼の「大切なのは自分が『どうしたいか』」という言葉に少なからず影響を受け、[[マークドライ]]を動かすため、自身にフェストゥム・ゲネを投与する選択を選んだ。
  
== 名(迷)台詞 ==
+
== 名台詞 ==
=== [[蒼穹のファフナー|TV版]] ===
 
;「前はいたが、今はもういない者。十の角を持つ獣は、その女を憎み、衣を剥いで裸にし、その肉を喰らい、そして、焼き尽くす…!」
 
:第10話の初登場時、スフィンクス型に止めを刺す際に。ヨハネ黙示録第17章からの引用であり、この時点でカノンを象徴する数字「'''17'''」が用いられている。
 
 
;「…これでやっと、本当にいなくなれる」
 
;「…これでやっと、本当にいなくなれる」
:第17話、フェンリルを作動させて自分諸共島を吹き飛ばす命令を何の抵抗もなく返答した後に。終わりを望んでいたカノンだったが、ここから彼女の本当の物語が始まる事となる――。
+
:第17話、フェンリルを作動させて自分諸共島を吹き飛ばす命令を何の抵抗もなく返答した後に。
 
;「アイルランドだ。馬鹿にしてるのか貴様!」
 
;「アイルランドだ。馬鹿にしてるのか貴様!」
 
:カノンを止めに来た一騎から「どこから来たんだ?」と聞かれて故郷のことを答えたが、その「ダブリン」の場所をドイツと間違えられて。カノンは一方的に話を打ち切ろうとしたが…。
 
:カノンを止めに来た一騎から「どこから来たんだ?」と聞かれて故郷のことを答えたが、その「ダブリン」の場所をドイツと間違えられて。カノンは一方的に話を打ち切ろうとしたが…。
;一騎「お前…何でこんなことするんだ?」<br />「理由などない。命令だ」<br />一騎「命令…?自分で決めたんじゃないのか?命令されたら、なんでもやるのか?」<br />「そうだ」<br />一騎「そうだ、って…。お前はどこにいるんだ!?」<br />「前はいた、今はもういない」
+
;「前はいた、今はもういない」
:一騎に爆破の動機を聞かれて。過去の出来事――両親や友人を失ったことが切欠で、かつての一騎以上に自己を徹底して否定している。
+
:一騎に「お前はどこにいるんだ?」と聞かれて。過去の出来事――両親や友人を失ったことが切欠で、かつての一騎以上に自己を徹底して否定している。
:それは自らのみならず島を犠牲にしようとする人類軍の非道な作戦に対しても何の疑いもなく、何の感情もなく淡々と遂行する「人形」になってしまっていた。そんなカノンにかつての自分を重ね合わせた一騎は彼女を変えようと必死の説得を始める。
+
:それは自らのみならず島を犠牲にしようとする人類軍の非道な作戦に対しても何の疑いもなく、何の感情もなく淡々と遂行する「人形」になってしまっていた。
 
;「お…音楽の一種だ…」<br />「メロディーが、少しずつ生まれ変わる…そういう音楽だと母さんが…」<br />「お前一体…私に何をさせたいんだ!!」
 
;「お…音楽の一種だ…」<br />「メロディーが、少しずつ生まれ変わる…そういう音楽だと母さんが…」<br />「お前一体…私に何をさせたいんだ!!」
 
:それでもなおカノンを信じ、爆発から3分まで説得させることを決めた一騎から「カノン」の名前の由来を問われて。一騎の意図が分からない彼女は感情を剥き出しにして怒鳴り返す。しかしその両目には涙が浮かんでいた…。
 
:それでもなおカノンを信じ、爆発から3分まで説得させることを決めた一騎から「カノン」の名前の由来を問われて。一騎の意図が分からない彼女は感情を剥き出しにして怒鳴り返す。しかしその両目には涙が浮かんでいた…。
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;「待て…話を聞け…。 私の…話を…う…うう…」
 
;「待て…話を聞け…。 私の…話を…う…うう…」
 
:一騎が立ち去った後も、カノンは自分の中の感情に戸惑いながら、暫く泣き続けるしかなかった。
 
:一騎が立ち去った後も、カノンは自分の中の感情に戸惑いながら、暫く泣き続けるしかなかった。
;「カノン・メンフィス!機体コード、J-017!ファフナー・ベイバロン・モデル専門だ!」<br/>「あのスイッチを切ったのは、あくまで作戦上の判断だ。 決してお前に説得されたわけではない」
+
;「あのスイッチを切ったのは、あくまで作戦上の判断だ。 決してお前に説得されたわけではない」
:第18話、竜宮中学校に新しく編入され、壇上で軍隊式な自己紹介をした後、席の隣にいる一騎に向けて。クラスメイトはもちろん、一騎が呆気にとられた表情をしたのは言うまでもない。
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:第18話、竜宮中学校に新しく編入され、席の隣にいる一騎に向けて。もちろん一騎は呆気にとられた表情をしたのは言うまでもない。
;「…それは命令か?」
+
;「ゴウバイン…。 これが盆踊りか?」
:同話、真矢から一緒に帰ろうと誘われた際に。容子との会話の際にもよく発言しており、竜宮島で暮らすようになってからしばらくはこうした天然ボケめいた場面が多く見られていた。
+
:第19話、衛から盆踊り…ではなく、ゴウバインのポーズを教わって。その後、咲良と剣司に止められてしまうが…。
;「命令が無いと…どうしていいか困る…」<br/>容子「なら沢山困りなさい。それがあたしからのたった1つの命令」<br/>「―――高度なミッションだな…」
+
;「前は居たが、今はもういない!」
:第19話、食器洗いを終えた後の容子との会話にて。それまで常に命令が与えられる環境にいた事から、提案や要望といった反応を前に困惑するカノン。これを機に他人とのかわり合いから自分なりの考えを持とうと苦心していく。
+
:こちらは甲洋の呼び掛けに対して。これは自己否定ではなく、翔子の事を指していると思われる。彼女のこの一言が切っ掛けとなり甲洋はスレイヴ型フェストゥムとして覚醒する…。
;「そんな事はない!て、敵に、取り付かれた者は始末しろと命令されてきた…。でも…お前を討たなくて…本当に良かったと…思っている」<br/>「私は…お前が羨ましい」<br/>「剣司も衛も、お前を守るために必死だった…!」
 
:第20話、前回の戦闘で危うくコアギュラ型に同化されかけ自信を無くした咲良が「死んでればよかったのかな」と弱音を吐いた際に。島の外の人間故に自ら憎まれ役を請け負おうとしたカノンだったが仲間の奮闘により事なきを得、その胸中を明らかにする。堂々とした発言に咲良は照れ隠しから「(2人とも仲間を失う事をすごく嫌がるから)アンタが敵に取り付かれてもきっと同じ事をするに決まってる」と返し、そこからカノンは「仲間」について意識するようになっていく。
 
;「この島では、死んだ者の事を誰も忘れないんだな…。お前も…主人の事覚えてるのか?」<br/>ショコラ「ワン!」
 
:同話、盆踊りが始まるのを待つ間、ショコラに話しかけながら。既に翔子と甲洋の事を聞いているため、初めての盆踊りに対する印象も一際強い。なお、この回からショコラのCVが白石涼子氏から犬の鳴き声に変更されている。
 
;衛「ゴォォォォォ…バイン!」<br/>「ゴ、ゴウバイン…」<br/>衛「そう、そんな感じ」<br/>「これが…盆踊りか?」
 
:同話、衛から盆踊り…ではなく、ゴウバインのポーズを教わって。その後、咲良と剣司に止められてしまうが、その2人が話し合っている傍らで…。
 
;「前は居たが…今はもういない!」
 
:同話。同化を図ってきた甲洋の呼び掛けに対して、外出時に拳銃を置いてきてしまったカノンは意を決して叫ぶ。自己否定かはたまた翔子の事かどちらとも取れるが、結果として翔子の服を着ながら放ったこの一言が切っ掛けとなり甲洋はスレイヴ型フェストゥムとして覚醒する…。
 
 
;「なっ、何をする!?」<br />「えぇぇぇ! やめろぉぉっ!」
 
;「なっ、何をする!?」<br />「えぇぇぇ! やめろぉぉっ!」
 
:第21話にて。人前で裸になる習慣が無かったため、銭湯では真矢や咲良、弓子と離れた場所で一人シャワーを浴びていたが、逆にそれが3人のいたずら心を刺激してしまいセクハラの餌食となってしまった。合掌……
 
:第21話にて。人前で裸になる習慣が無かったため、銭湯では真矢や咲良、弓子と離れた場所で一人シャワーを浴びていたが、逆にそれが3人のいたずら心を刺激してしまいセクハラの餌食となってしまった。合掌……
;「私は…皆と同じになりたい」
+
;「たくさん、困った…たくさん、考えた…答えは、一つしかなかった。私はここにいることを、この島にいることを、選びたい!」
:第22話、同化現象による咲良の脱落という困窮した状況の中、容子から島の子供達にフェストゥム因子がある事を聞いたカノンは、自分にはそれが無いためにジークフリート・システムに適合できない事、未だにノートゥング・モデルに乗れない事から、その苦しい胸中を打ち明ける。そして因子の移植を決心したカノンは…
+
: 命令に従うことでしか自己を確かめることができなかったカノンが、初めて自分の意思での選択をしたときの台詞。
;「たくさん、困った…たくさん、考えた…答えは、一つしかなかった…!私はここにいることを…この島にいることを…選びたい!」
+
;「前はどこにもいなかった。だが今は、ここにいる!」
:同話、因子の移植に周りが反対する中で、強引に器具を奪い首筋へ向けてフェストゥム因子を移植する。それまで命令に従うことでしか自己を確かめることができなかったカノンが、一騎が初めて説得してきた時の言葉や容子から与えられたたった1つの命令を経て、初めて自分の意思での選択をした時であった。
+
:最終決戦にて、[[フェストゥム]]の問いに対して。仲間や義母との触れ合いでカノンは「自己の存在」を確かめることができた。上述の台詞と対になっている。
;「生きて、帰ってきたら…母さんと、呼んでいいか…?」
 
:第24話。蒼穹作戦に挑む前に容子に向けて。
 
;「前は…どこにもいなかった……。だが今は……ここにいるっ!!」
 
:最終決戦にて、孤立し多数の[[フェストゥム]]に囲まれる絶体絶命の状況で相手の問いに対して。上述の台詞と対になっており、仲間や義母との触れ合いで「自己の存在」を確かめることができたカノンは、仲間との誓いを果たすべく決死の抵抗を続ける。
 
 
 
=== [[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|HEAVEN AND EARTH]] ===
 
;「まだだ…! まだ私は…ここにいるぞ…!!」
 
:フェストゥムの猛攻により、同化されかける中でフェンリルの起動を迫られるが拒否する。
 
  
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
;「UXの一員として配属された以上、彼らと共に戦うことが自分の役目」<br />「だが、先ほどの皆と共にいた時間を名残惜しく感じる自分がいる…。何故なんだ…?」
 
;「UXの一員として配属された以上、彼らと共に戦うことが自分の役目」<br />「だが、先ほどの皆と共にいた時間を名残惜しく感じる自分がいる…。何故なんだ…?」
:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第26話「THE SHADOW OVER INNSMOUTH」に於ける初戦闘時の戦闘前会話。[[アルティメット・クロス]]の一員になったことで、彼女に少なからず変化を齎したことが窺える。まあ、この直前までみんなで[[ギャグイベント|海水浴]]をしていたからとも言える。
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:『[[スーパーロボット大戦UX|UX]]』第2部第26話「THE SHADOW OVER INNSMOUTH」に於ける初戦闘時の戦闘前会話。[[アルティメット・クロス]]の一員になったことで、彼女に少なからず変化を齎したことが窺える。まあ、この直前までみんなで[[ギャグイベント|海水浴]]をしていたからとも言える。
 
;「羽佐間翔子が戻ってきて皆、喜んでいる」<br />「おそらく私はあの場にいない方が良い…」
 
;「羽佐間翔子が戻ってきて皆、喜んでいる」<br />「おそらく私はあの場にいない方が良い…」
 
:『UX』第27話シナリオエンドデモにて。一騎達が翔子の生還に喜んでいる中、カノンは独りその場を立ち去る。カノンが翔子に遠慮しているのは事実だが、「翔子が帰ってきた事で、ようやく得た自分の居場所がまたなくなってしまった」「翔子がいるのなら、自分はいなくなってしまった方が良い」という悲しみも垣間見える。
 
:『UX』第27話シナリオエンドデモにて。一騎達が翔子の生還に喜んでいる中、カノンは独りその場を立ち去る。カノンが翔子に遠慮しているのは事実だが、「翔子が帰ってきた事で、ようやく得た自分の居場所がまたなくなってしまった」「翔子がいるのなら、自分はいなくなってしまった方が良い」という悲しみも垣間見える。
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:『UX』第28話シナリオデモにて。翔子から自分が容子の世話になっていることを聞いて。しかしカノンの孤独な境遇を察してか、翔子は「お母さんの事をどう思っているのか」と問い質し、カノンが容子を慕っている事を見極めた。そして、翔子もまた、カノンを新たな家族として温かく受け入れる事となる。以後、原作をなぞるシーンは必ず翔子が話に加わり、原作以上にドラマチックなシーンが続く。
 
:『UX』第28話シナリオデモにて。翔子から自分が容子の世話になっていることを聞いて。しかしカノンの孤独な境遇を察してか、翔子は「お母さんの事をどう思っているのか」と問い質し、カノンが容子を慕っている事を見極めた。そして、翔子もまた、カノンを新たな家族として温かく受け入れる事となる。以後、原作をなぞるシーンは必ず翔子が話に加わり、原作以上にドラマチックなシーンが続く。
 
;「羽佐間翔子、ひとついいか?」<br />「今回は結果的に問題なかったが、あの場に現れたのは軽率すぎる」<br />「もし、お前がまたいなくなったら、その…」<br />「容子が、悲しむ…」
 
;「羽佐間翔子、ひとついいか?」<br />「今回は結果的に問題なかったが、あの場に現れたのは軽率すぎる」<br />「もし、お前がまたいなくなったら、その…」<br />「容子が、悲しむ…」
:『UX』第29話「燈火-ともしび-」シナリオエンドデモにて翔子生存時の追加台詞。同化が進行した甲洋を止める為に危険を顧みずに甲洋の前に出た翔子をこの言葉で注意するが直後に容子から「あなたがいなくなっても、私は悲しいわ…」と返されている。そう、容子にとっては翔子もカノンも大切な家族なのだから……。
+
:『UX』第2部第29話「燈火-ともしび-」シナリオエンドデモにて翔子生存時の追加台詞。同化が進行した甲洋を止める為に危険を顧みずに甲洋の前に出た翔子をこの言葉で注意するが直後に容子から「あなたがいなくなっても、私は悲しいわ…」と返されている。そう、容子にとっては翔子もカノンも大切な家族なのだから……。
 
;「絆の深さなら、私と翔子も負けはしない」<br />「私たちも、その…お前たちと同じように…」<br />「姉妹、なんだからな…」
 
;「絆の深さなら、私と翔子も負けはしない」<br />「私たちも、その…お前たちと同じように…」<br />「姉妹、なんだからな…」
 
:『UX』第35話シナリオエンドデモにて。カノンがマークドライを動かすためにフェストゥム・ゲネを投与しようとした出来事がきっかけで翔子とカノンの絆が一層深まったことに対し「ウチら姉弟に比べたらまだまだ」と張り合ったシズナに対して。
 
:『UX』第35話シナリオエンドデモにて。カノンがマークドライを動かすためにフェストゥム・ゲネを投与しようとした出来事がきっかけで翔子とカノンの絆が一層深まったことに対し「ウチら姉弟に比べたらまだまだ」と張り合ったシズナに対して。

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