「イサミ・アオ」を編集中
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{{登場人物概要 | {{登場人物概要 | ||
| 漢字表記 = 碧 勇 | | 漢字表記 = 碧 勇 | ||
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| 登場作品 = {{登場作品 (人物)|勇気爆発バーンブレイバーン}} | | 登場作品 = {{登場作品 (人物)|勇気爆発バーンブレイバーン}} | ||
| 声優 = {{声優|鈴木崚汰|SRW=Y}} | | 声優 = {{声優|鈴木崚汰|SRW=Y}} | ||
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==概要== | ==概要== | ||
− | [[自衛隊|陸上自衛隊]]所属のティタノストライド(TS)パイロット。無愛想で感情をあまり表に出さない[[性格]] | + | [[自衛隊|陸上自衛隊]]所属のティタノストライド(TS)パイロット。無愛想で感情をあまり表に出さない[[性格]]だが、頭に血が上ると怒鳴り声を上げる事もある。ヒーロー願望は無いものの、内に秘めた正義感は強く、誰かを守るために危険を冒すことは厭わない。 |
機械生命体デスドライヴズの地球侵攻で命の危機に瀕するが、そこを謎のロボット[[ブレイバーン]]に救われ、彼に誘われるままにその専属パイロットとなる。……が、良くも悪くもマイペースそのものなブレイバーンに振り回されており、ブレイバーンに初めて搭乗した際、彼がイサミを知っている様子を見せたせいで'''同じ人類から拷問を受け、一時的に幼児退行してしまった'''のを皮切りに、様々な受難を背負い続ける事になる。 | 機械生命体デスドライヴズの地球侵攻で命の危機に瀕するが、そこを謎のロボット[[ブレイバーン]]に救われ、彼に誘われるままにその専属パイロットとなる。……が、良くも悪くもマイペースそのものなブレイバーンに振り回されており、ブレイバーンに初めて搭乗した際、彼がイサミを知っている様子を見せたせいで'''同じ人類から拷問を受け、一時的に幼児退行してしまった'''のを皮切りに、様々な受難を背負い続ける事になる。 | ||
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当初はブレイバーンの不審な言動の数々から彼に対する印象は最悪であり、搭乗を拒否する事もあったが、何だかんだで慣れていき、命を預ける相棒として信頼を寄せるようになっていく。 | 当初はブレイバーンの不審な言動の数々から彼に対する印象は最悪であり、搭乗を拒否する事もあったが、何だかんだで慣れていき、命を預ける相棒として信頼を寄せるようになっていく。 | ||
− | + | 独断専行なところもあるがパイロットとしての腕は一流で、自衛隊のみならず、他国の兵士からも一目置かれているが、デスドライヴズの襲来まで実戦経験は一切なく、初の実戦で臆する場面も見られた。 | |
− | == | + | ==登場作品と操縦者== |
===単独作品=== | ===単独作品=== | ||
− | ;{{参戦作品 ( | + | ;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦DD}} |
− | : | + | :初登場作品。2024年4月のイベント「私のように熱く叫び、戦うのだ!」期間限定参戦。担当声優の鈴木崚汰氏は本作でSRW初参加となる。 |
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==人間関係== | ==人間関係== | ||
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:イサミの前に突如現れた謎のロボット。そして'''イサミの受難のだいたいの元凶。'''何故かイサミの事を知っており、当初イサミはブレイバーンに不信感を覚えていた。 | :イサミの前に突如現れた謎のロボット。そして'''イサミの受難のだいたいの元凶。'''何故かイサミの事を知っており、当初イサミはブレイバーンに不信感を覚えていた。 | ||
;[[ルル]] | ;[[ルル]] | ||
− | : | + | :イサミの受難の元凶その2。ボクシングの後、彼女に空母から蹴り落とされる等、彼女の手によって不憫な目に遭わされることも少なくない。 |
===[[自衛隊]]=== | ===[[自衛隊]]=== | ||
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:イサミに惹かれてはいるが、ブレイバーンにブチ切れているイサミを見てときめくなど、何かがおかしい。 | :イサミに惹かれてはいるが、ブレイバーンにブチ切れているイサミを見てときめくなど、何かがおかしい。 | ||
;アキラ・ミシマ | ;アキラ・ミシマ | ||
− | : | + | :日本で生存していた自衛隊のTSパイロット。 |
===アメリカ軍=== | ===アメリカ軍=== | ||
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;トーマス・J・プラムマン | ;トーマス・J・プラムマン | ||
:イサミも一目置く上級曹長。スミスとのボクシングの際、彼がレフェリーを務めた。 | :イサミも一目置く上級曹長。スミスとのボクシングの際、彼がレフェリーを務めた。 | ||
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===その他=== | ===その他=== | ||
;ボブ・クレイブ | ;ボブ・クレイブ | ||
:CIAに不審がられてしまったことから、その一員である彼の主導で尋問・拷問を受けてしまう。 | :CIAに不審がられてしまったことから、その一員である彼の主導で尋問・拷問を受けてしまう。 | ||
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==名台詞== | ==名台詞== | ||
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:第1話より。突如現れた[[ブレイバーン]]に誘われるまま乗って戦っている最中、'''自分のテーマソングらしき歌(作品の主題歌)を自分の中から大音量で流し続ける'''という奇行に困惑しての叫び。 | :第1話より。突如現れた[[ブレイバーン]]に誘われるまま乗って戦っている最中、'''自分のテーマソングらしき歌(作品の主題歌)を自分の中から大音量で流し続ける'''という奇行に困惑しての叫び。 | ||
:一見、「主役機の記念すべき初戦闘で挿入歌が流れる」という王道風の演出に見えて、このツッコミによって'''この歌は作中世界で流れているものである'''ことがわかるというギャグになっている。よくよく聞いてみると、ブレイバーンのコクピット内ではちゃんと音がくぐもっており、「外部に流している」ことが演出で表現されている。なお、この台詞は鈴木氏のアドリブで生まれたものとのこと<ref>[https://twitter.com/bangbravern/status/1745469357034266656 当該ポスト]。なお鈴木氏は大張監督に機体の中に歌が流れている劇中描写を事前に確認した上で収録に臨み、このアドリブを繰り出した。</ref>。 | :一見、「主役機の記念すべき初戦闘で挿入歌が流れる」という王道風の演出に見えて、このツッコミによって'''この歌は作中世界で流れているものである'''ことがわかるというギャグになっている。よくよく聞いてみると、ブレイバーンのコクピット内ではちゃんと音がくぐもっており、「外部に流している」ことが演出で表現されている。なお、この台詞は鈴木氏のアドリブで生まれたものとのこと<ref>[https://twitter.com/bangbravern/status/1745469357034266656 当該ポスト]。なお鈴木氏は大張監督に機体の中に歌が流れている劇中描写を事前に確認した上で収録に臨み、このアドリブを繰り出した。</ref>。 | ||
− | :『DD』では参戦PV内の「勇気一刀流奥義 ブレイブ斬」で使用。ゲーム本編では時系列の都合上使用されず、'''PV用に収録した専用のボイスとなっている''' | + | :『DD』では参戦PV内の「勇気一刀流奥義 ブレイブ斬」で使用。ゲーム本編では時系列の都合上使用されず、'''PV用に収録した専用のボイスとなっている'''。本編では「何度か歌を聞いている」セリフとなるのだとか。 |
;「嫌だ! もうあいつに乗りたくない!」<br/>「信じてた! あんたを信じてたんだぞ!」<br/>「だから何だよ! なんで俺があいつに乗らなきゃいけないんだよぉ!」 | ;「嫌だ! もうあいつに乗りたくない!」<br/>「信じてた! あんたを信じてたんだぞ!」<br/>「だから何だよ! なんで俺があいつに乗らなきゃいけないんだよぉ!」 | ||
− | : | + | :第2話より、駆け付けたルイスにより拷問から救出されるも、それがブレイバーンに乗ってもらうためであることを知ると豹変、必死に拒否した挙げ句に怒り始める。内容だけ見れば[[碇シンジ|ロボットアニメでそれなりによく見られるもの]]ではあるが、逞しい青年男性の自衛官がこの状態に陥るのは相当なインパクトである。 |
:しかし、'''そもそも乗りたくない理由がブレイバーンのせいで拷問にあった上に、その得体の知れなさ、気持ち悪さについていけそうになかったから'''であるため、視聴者からは概ね同情されている。 | :しかし、'''そもそも乗りたくない理由がブレイバーンのせいで拷問にあった上に、その得体の知れなさ、気持ち悪さについていけそうになかったから'''であるため、視聴者からは概ね同情されている。 | ||
;イサミ「今だ! 勇気一刀流奥義! ブレイブ、ざぁぁ…」<br/>ブレイバーン「違う。今度は『ブレイブズバッシュ』だ!」<br/>イサミ「何が違ぇんだよおおおお!!」 | ;イサミ「今だ! 勇気一刀流奥義! ブレイブ、ざぁぁ…」<br/>ブレイバーン「違う。今度は『ブレイブズバッシュ』だ!」<br/>イサミ「何が違ぇんだよおおおお!!」 | ||
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:第4話より、上記の場面の続き。この時、ブレイバーンから液体ごと外に出されたおかげで'''全裸かつ粘液まみれの姿'''とかなりシュール。言い回しもどことなく[[シン・アスカ|ブレイバーンによく似た声の彼]]のようである。 | :第4話より、上記の場面の続き。この時、ブレイバーンから液体ごと外に出されたおかげで'''全裸かつ粘液まみれの姿'''とかなりシュール。言い回しもどことなく[[シン・アスカ|ブレイバーンによく似た声の彼]]のようである。 | ||
;「お前、さっきから当たってるんだよ…」 | ;「お前、さっきから当たってるんだよ…」 | ||
− | : | + | :第5話より。紆余曲折でスミスとボクシングをすることになったのだが、ボクシングにもかかわらずスミスに組み伏せられた中でぽろっとこぼした一言。ナニが当たっているのかは察してください。 |
;「何が大丈夫なんだよ。大体毎回長いんだよ副題がよ、ったく…いっつもいっつもいっつもいっつも!!」 | ;「何が大丈夫なんだよ。大体毎回長いんだよ副題がよ、ったく…いっつもいっつもいっつもいっつも!!」 | ||
:第6話の[[次回予告]]映像より。サブタイトル'''「絶対に大丈夫だ。なぜなら……私がブレイバーンだからだ!」'''に対してのぼやき。サブタイトルはほぼブレイバーンの台詞から取っているため毎回長く、相当フラストレーションが溜まっている。 | :第6話の[[次回予告]]映像より。サブタイトル'''「絶対に大丈夫だ。なぜなら……私がブレイバーンだからだ!」'''に対してのぼやき。サブタイトルはほぼブレイバーンの台詞から取っているため毎回長く、相当フラストレーションが溜まっている。 | ||
;「もってくれ、俺のメンタル…!」 | ;「もってくれ、俺のメンタル…!」 | ||
:第6話より。デスドライヴズに襲撃を受けていた[[日本]]への上陸に成功したと思いきや、以前倒した[[スペルビア]]が唐突に急襲を仕掛け、迎撃のためブレイバーンがイサミを迎えに来た際の台詞。戦闘以外の要因でゴリゴリとメンタルが削れていくイサミらしい心配事である。 | :第6話より。デスドライヴズに襲撃を受けていた[[日本]]への上陸に成功したと思いきや、以前倒した[[スペルビア]]が唐突に急襲を仕掛け、迎撃のためブレイバーンがイサミを迎えに来た際の台詞。戦闘以外の要因でゴリゴリとメンタルが削れていくイサミらしい心配事である。 | ||
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==搭乗機体== | ==搭乗機体== | ||
− | ;24式機動歩行戦闘車 烈華 | + | ;24式機動歩行戦闘車 烈華 汎用型 |
− | : | + | :元々の乗機。 |
;[[ブレイバーン]] | ;[[ブレイバーン]] | ||
− | : | + | :否応なしに専属パイロットにさせられてしまう。 |
==余談== | ==余談== | ||
*作中登場するティタノストライドのパイロットはコールサインがいずれも巨人を意味するものであることから、イサミ達のコールサイン「ダイダラ」は[[日本神話|日本の巨人伝承]]「ダイダラボッチ」が元ネタと思われる。 | *作中登場するティタノストライドのパイロットはコールサインがいずれも巨人を意味するものであることから、イサミ達のコールサイン「ダイダラ」は[[日本神話|日本の巨人伝承]]「ダイダラボッチ」が元ネタと思われる。 | ||
− | * | + | *主人公でありながら数々のトラブルに見舞われるかわいそうな役割を与えられており、アニメ放送時に彼の身に災難が降りかかる度にSNS上で「イサミかわいそう」がトレンドに上るのがお約束であった。 |
**もっと縮めて「イサ虐」<ref>「イサミ虐待」の略語。これに限らず、特定のキャラが酷い目に遭い続ける様子を「○〇(そのキャラの名前を略して入れる)虐」と称する風潮は本作以前からある。</ref>とも。この場合、'''虐待の最大手が公式'''なのが何とも不憫である。 | **もっと縮めて「イサ虐」<ref>「イサミ虐待」の略語。これに限らず、特定のキャラが酷い目に遭い続ける様子を「○〇(そのキャラの名前を略して入れる)虐」と称する風潮は本作以前からある。</ref>とも。この場合、'''虐待の最大手が公式'''なのが何とも不憫である。 | ||
− | ** | + | **OPに「この星の嘆く声を聞け」「安らぎを守る盾となれ」というフレーズがあり、その歌唱に引っ掛けて「'''イサミの嘆く声も聞け'''」「'''イサミの安らぎも守れ'''」と動画コメント等でツッコミがされるのもお約束と化しており、「イサミ=不憫」はもはや視聴者の共通認識である。 |
**ちなみにこれとブレイバーンのキャラクター性でバズったのは制作サイドからするとすると想定外の出来事だったのこと。 | **ちなみにこれとブレイバーンのキャラクター性でバズったのは制作サイドからするとすると想定外の出来事だったのこと。 | ||
*制作スタッフの話によると初期案の頃は青年風主人公で今のような厳ついデザインではなかったとのこと。 | *制作スタッフの話によると初期案の頃は青年風主人公で今のような厳ついデザインではなかったとのこと。 | ||
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==脚注== | ==脚注== |