アセイラム・ヴァース・アリューシア

提供: スーパーロボット大戦Wiki
2024年8月5日 (月) 17:47時点におけるG-7 (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動
アセイラム・ヴァース・アリューシア
外国語表記 Asseylum Vers Allusia[1]
登場作品 アルドノア・ゼロ
声優 雨宮天
デザイン 志村貴子(原案)
松本昌子(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦DD
SRWでの分類 ユニットパーツ
テンプレートを表示
プロフィール
偽名 セラム
種族 火星人
性別
年齢 15歳
所属 ヴァース帝国
称号 第一皇女
テンプレートを表示

アセイラム・ヴァース・アリューシアは『アルドノア・ゼロ』の第三の主人公にしてヒロイン

概要[編集 | ソースを編集]

火星の国家「ヴァース帝国」の第一皇女で、皇帝のレイレガリア・ヴァース・レイヴァースの孫娘。

いかにもお姫様らしいお淑やかで純真な少女。皇帝の直系であるため、古代文明の遺産「アルドノア」の起動因子を持つ。地球出身で火星騎士に仕える少年のスレイン・トロイヤードとは幼少時から仲が良い。また、選民思想が強い火星においても地球への差別意識が一切なく、友好関係を築こうと願っている。一方、男性相手でもあっさり組み伏せられる護身術の心得を持っていたり、雰囲気に反して身体的な行動力も中々のもの。

親善大使として地球を訪問した際に自身の暗殺事件に遭遇。公的には死んだものと扱われているが、実は地球への不慣れからくる体調不良で影武者を立てていたため難を逃れており、侍女のエデルリッゾと共に居たところを逃げ遅れていた界塚伊奈帆と出会い、彼の案内で同級生たちが乗る装甲車に保護され、そのまま彼らと行動を共にすることになる。容姿は光学迷彩を使って北欧風の茶髪の少女に偽装しており、「セラム」という偽名を名乗る。

自身の暗殺が開戦の火種となったことから、然るべき場で自身の無事を声明して停戦を求めることを当面の目的とするが、広範囲への通信妨害が行われているためそれが困難であり、そのために地球連合軍本部まで向かうこととなった。トリルランの前に姿を晒したのを伊奈帆とライエ・アリアーシュに見られたので2人に先んじて事情を明かし、その後デューカリオン起動に際して全体に表沙汰にした。

地球連合本部でのザーツバルムとの決戦では彼の揚陸城へ伊奈帆と乗り込み、アルドノアドライブを停止させる作戦を成功させるものの、ザーツバルムに銃撃されて重傷を負い、スレインによって助けられるが、昏睡状態のままとなる。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦DD
初登場作品。序章ワールド5より参戦。支援ユニットパーツとしてボイスが収録されており、担当声優の雨宮天氏は今作でSRW初出演となる。支援パーツは「セラム」姿で、伊奈帆に対して専用演出がある。

ステータス[編集 | ソースを編集]

支援効果[編集 | ソースを編集]

パーツ メイン効果 サブ効果 精神コマンド 専用演出対応
蒼き空への憧憬 実弾強化III タイプ強化III照準(バランス) 激励 スレイプニール
界塚伊奈帆

人間関係[編集 | ソースを編集]

家族・親族[編集 | ソースを編集]

レイレガリア・ヴァース・レイヴァース
祖父。
ギルゼリア
父親。二代目皇帝。1999年の地球との惑星間戦争で戦死し、帝位はレイレガリアへ復位した。
レムリナ・ヴァース・エンヴァース
異母妹。

地球連合[編集 | ソースを編集]

界塚伊奈帆
偶然の出会いから惹かれ合っていき、そして何度も命を救われる。「セラムさん」に慣れてしまったため、素性が表沙汰になった後もそう呼ばれることに。
網文韻子
彼女にとっては突然現れてしまった恋敵。
カーム・クラフトマン
ヴァースを嫌悪していた彼だが、その可憐さであっさり態度を軟化させる。

ヴァース帝国[編集 | ソースを編集]

スレイン・トロイヤード
幼少期からの友人であり、想いを寄せられている。
クルーテオ
忠誠を誓われているが、死亡を疑っていなかったため仇討ちに燃えていた。
ザーツバルムトリルラン
アセイラムの命を狙う一派。
エデルリッゾ
侍女。セラムとして行動していた際は妹という事にしていた。
護衛隊長
地球訪問時の護衛隊の隊長。地球人に懐疑的だったので、パレードの際に半ば強引に影武者を立てた。結果として、アセイラムの命を救う事になる。
影武者
名前は不明。地球到着後に体調を崩したアセイラムの代わりにパレードに出席し、命を落とした。

民間人[編集 | ソースを編集]

ライエ・アリアーシュ
早々に正体を明かすこととなり、当初は憎き火星人とはいえ親近感も抱かれていたが、アセイラムの言動が憎悪を誘発してしまい、危うく殺されかかることに。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「地球。私達人類の発祥の地。昔からこの目で見るのが夢だったのです」
第1話の冒頭、スレインとの会話で地球訪問を嬉しがる。
「私達とて、遡ればあの青い星から旅立った移民の末裔。なぜそこまで彼らを忌み嫌うのでしょう」
「私は、遠き故郷たるあの星と、友好的な関係を望んでいます」
「過去の経緯はどうあれ、私は友誼と親愛を示すためにこそ、地球を訪問するのです」
同話より。訪問直前のエデルリッゾとの会話。スレインと会った後だったため、エデルリッゾとの会話の中で火星の根深い差別意識を確認しながらの言葉。
「私に、お手伝いさせて下さい!」
「この窮地、この試練、私には引き受ける務めがあると感じます」
第3話。人員が足りないと悩む伊奈帆達に、対ニロケラス戦の協力を申し出る。なお、事情を知る由もないカームにはその仰々しい言動を「中二病?」とツッコまれてしまう。
「控えなさい! 目に余る狼藉、許しません」
「ヴァース第一皇女の名において……」
「下がりなさい! 無礼者!」
同話より。トリルランの目前で変装を解除し、動揺を誘って時間を稼ぐ。やむを得ない行動だったが、その姿を味方の2人だけでなくスレインも目撃しており、以降の行動に良くも悪くも大きな影響を与えることになる。
「ごめんなさい、私があなたを不幸にしてしまったのですね…」
「私が愚かだったのです…平和を願ったつもりでした、正しいことをしたつもりでした…でも、私がわがままを通したに過ぎませんでした」
「むしろ、地球との関係は悪くなってしまった…たくさんの人が死にました。どんなに間違ったことはしていないと思い込んでも…現実には…大勢の人に…不幸が降りかかって…あなたにも…あなたのお父様にも…」
「許して欲しいとは言いません…でも…ごめんなさい」
第10話。ライエに絞殺されかかり、伊奈帆の処置により息を吹き返した後、身の上を明かしたライエに向け、内心抱えていた想いもあって土下座して謝罪する。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. CHARACTER、アルドノア・ゼロ、2022年1月16日閲覧。