ラインバレル mode-B
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ラインバレル mode-B(LINE BARREL mode-B)
- 登場作品:鉄のラインバレル
- 分類:マキナ
- 頭頂高:19.1 m
- 全高:21 m
- 重量:51.27 t
- 動力:電力
- 装甲材質:ニューロカーボン・ナノセラミック
- MMI:電脳(原作漫画版では城崎天児の脳)
- 開発者:城崎天児
- 所属:JUDA
- 意匠:左三つ巴
- ファクター:城崎絵美
- メカニックデザイン:清水栄一
ヴァーダントの攻撃で浩一が瀕死に陥った際、ファクターとしての力を発揮した絵美が搭乗したことで発動した形態。カウンターナノマシンの作用で機体色が真っ黒になり、真の力の一端である「オーバーライド」を発現している。
ラインバレルはスペック上、ファクターを乗せたままの連続転送が可能であり、この形態はそのためのもの。オーバーライドとは、この機能によって敵を撹乱し、切り刻むという戦闘方法のことであり、広義にはマキナの行う空間転移を指す。しかしこれは「ファクターの命を危機にさらす」というマキナの存在原理に反するため、カウンターナノマシンによって負荷が軽減される。ただしこれを起動できるのは絵美のみであるため、必然的にこの形態も絵美にしか使えない。だが、後に浩一の闘志に応じてラインバレルが「マキナ殺し」の力に目覚めたことでその制約が外れ、浩一のみで起動可能となった(カウンターナノマシンは使えないが)。
しかし、これはあくまでも「偽りの覚醒」であり、ラインバレル本来の役割である「マキナ殺し」の力を発揮することは出来ない。また、浩一搭乗時のノーマルモードと違い、「マキナ殺し」の力であるエグゼキューターが使用できない。さらに、ラインバレル自体が絵美の搭乗を良しとしないため、長時間の戦闘も不可能という問題だらけの形態。ラインバレルが真の力を発揮するのは、最終局面まで持ち越しとなった。
ちなみに原作漫画版では「ラインバレル・オーバードライブ」という名前。後に浩一が「ラインバレルそのもの」となったため、彼にもカウンターナノマシンの起動が可能となった。この時期からは機体名称が「オーバーライド」に改められている。
登場作品と操縦者
- スーパーロボット大戦L
- アニメ版設定で登場。ルート分岐中にしか登場しない上スポット参戦のため、プレイヤーによってはノーマルの「オーバーライド」の演出でしか見られないことも。改造はそのまま引き継ぐため一応戦えるが、無茶は禁物。
- スーパーロボット大戦UX
- 14話「黒の執行者」のみのスポット参戦。原作漫画版設定で、名義は「ラインバレル・オーバーライド」。絵美が搭乗しているため、浩一に比べるとどうしても攻撃力が下がる。やっぱりエグゼキューターは使えない。
装備・機能
武装・必殺武器
- 太刀
- 両腕に装着された日本刀。
- 太刀二刀流
- 両腕の太刀を抜き放ち、連続切りを加え、最後にX字に切断する。
- オーバーライド
- 実体を残すほどの超高速連続転送によって敵機を翻弄し、切り刻む。原作漫画版においては、絵美が使う場合のみカウンターナノマシンの効果により負荷が軽減される。なお、この流れは原作漫画版の「オーバードライブ」の流れを元にしており、浩一が使う際のノーマルモードではエグゼキューターも併用。
- ちなみにこの「連続転送」は無制限に行えるわけではなく、事前に転送フィールド(通常はマキナとファクターを繋いでいる)を広域展開・固定、その中でのみ転送が実行できる。
特殊能力
移動タイプ
サイズ
- M
機体BGM
- 「鬼帝の剣」
- OPテーマ。
- 「Linebarrel」
- UXではこちら。
対決・名場面など
関連機体
- ラインバレル
- 本機のもう一つの姿。