望月葵

望月葵は『スパロボ学園』の登場人物。

概要

眼鏡をかけた外見から分かるとおり、知的で冷静沈着な性格。学園のありとあらゆる情報を網羅しており、尚且つ成績も優秀で周囲からの信頼は厚い。

だが、それはあくまでも表の顔であり、実際は世界征服の野望を持つ腹黒い性格で、組織の頂点にいたいという支配願望が強く、他人を見下している。

魅門の捜査の際に、それまで友人として付き合っていた東雲京香を平然と魅門の実験台にし、その後素知らぬ顔で佐伯遼駕に事後処理を任せたり、魅門の力を使って生徒達や京香を洗脳して自分の駒にしようとしたり、学園のコンピュータへとハッキングをしていたりとその行為は度を超えている。

劇中でもその腹黒い本性を中盤から後半に見せ始め捻くれた言動も多くなるが、時には必要以上に咲弥を責め立てる遼駕を諭すなど正論を述べる事も。また、事件の解決には彼女の知識も大いに役立ったこともまた事実である。

プレイ中、彼女との初戦ぐらいから敵がコストを無視して小隊を組んでくるようになり、難度が上がる。

初戦の彼女も種割れ能力所持メカを3機も揃えた凶悪小隊であり、えげつないことこの上ない。キラやアスランに対しては、回避不可・ひらめき無効の自爆を直撃させられれば素早く決着がつくが、そうでなければ必中を温存して対抗する必要があるだろう。

東雲京香: 同級生で友人…なのだが、平然と実験台にしようとした辺り葵自身はそう思っていないらしい。企みを知られた際は全身アザだらけになるまで殴られるが、釘をさしつつもその後の付き合いのスタンスを変えなかった京香は度量が深いというかなんというか…。ただ、内心では葵も自分の本性を知ってなお、それまでと変わらず付き合ってくれている京香に感謝しているとも受け取れる場面がある。
佐伯遼駕: 彼の行動力には一目置いており、EDでは生徒会に勧誘している。ただ、彼女の場合は他の面々と違って恋愛感情などは無いと思われるが…？
魅門: 魅門に取りつかれたことで、学園征服という野望を実行に移すが、そのノリはまさしく悪の秘密結社。政治力、情報操作力等による現実的な征服手段より、そういった分かり易いアプローチの方が好みなのだろうか？また、終盤ではある台詞から「頭のいい小娘」と褒められる（名台詞の項参照）。

「それは聞き手の理解力にもよるんじゃないかしら？」 「だってそうでしょう？あなたがどれだけ長い時間を生きているかしらないけど封印されていた間の世界情勢や、その間に生まれた科学や文化の知識がどこまであると言うのかしら？」 「それらに関わる願い事をあなたが100%完全に理解してかなえられるとは思えないわ」: 終盤、「人間は身勝手」と語る魅門に返して。