南部康雄
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南部康雄 | |
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読み | なんぶ やすお |
登場作品 | 宇宙戦艦ヤマト2199 |
声優 | 赤羽根健治 |
種族 | 地球人 |
性別 | 男 |
年齢 | 21歳 |
出身 | 日本・東京都 |
所属 | 地球連邦 |
役職 | 宇宙戦艦ヤマト砲雷長 |
軍階級 | 二等宙尉 |
概要
ヤマトの砲雷科所属で主砲副砲、ミサイルといった砲術、魚雷やソーナーなどの水雷、甲板作業、探照灯の取り扱い及びそれらの艦長・戦術長を補佐することを任とする砲雷長。古代進の交代要員でもあり、古代が非番やコスモゼロで出撃した際には戦術長席に座る。
ヤマトの建造に関わった南部重工大公社の御曹司であり、両親の反対を押し切って乗艦した。
性格は基本的に冷静で職務に忠実だがやや軽薄な若者然としている。大鑑巨砲主義でヤマトの武力を過信し、波動砲の初使用時には本来の目的を忘れてガミラスと戦えると喜んだり、メ2号作戦においては冥王星ごとガミラスの基地を波動砲で破壊することを意見具申し、航空隊を不要と言い切るなど浅慮で軽率なところがある。[1]
ヤマト乗艦前は司令部に所属しており、同じく司令部員であった森雪に片思いしている。ヤマトへの乗艦も半ば彼女との仲を進展したいという思いがあった模様。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦V
- 初登場作品。ヤマトの掛け合い要員で原作通り測距などを担当している。
- シナリオ上でも頻繁に波動砲を撃ちたがっては他のクルーに諫められている。
人間関係
- 南部康造、登紀子
- 両親。仲が悪いわけではないが、南部重工を継ぐ気はないと考えている。
- 古代進
- ヤマトの戦術長で上官。戦闘において意見が対立することもある。また、恋敵でもある。
- 森雪
- 片思い相手。
- 森田製薬令嬢
- 見合い相手。劇中では母から渡された見合い写真のみの登場。
名(迷)台詞
- 「すごい武器だよ!これさえあればガミラスと対等に……いや、それ以上に戦える!」
- 第3話より。波動砲のあまりの威力に皆が呆然とする中、本来の任務を忘れ嬉々として喜ぶ。これまでの国連宇宙軍が、ガミラスに対してあまりにも劣勢であることを考えれば、無理の無い部分もあるが。
- 「いいじゃないか、星の一つや二つ!」
- 冥王星基地攻略における名言にして大迷言。波動砲による冥王星直接攻撃を提案、古代に冥王星そのものを破壊するリスクを指摘されて却下された際の反論である。まるで大グレン団の誰かさんである。
- 「いくら何でも、これは・・・」
徳川「無理じゃな」 - バラン星の宙域に集結したガミラスの大艦隊に、さすがに絶句する。誰もがバラン星を迂回すると思ったが・・・
スパロボシリーズの名(迷)台詞
- 南部「そうは言いますけどね...!僕には心に決めた人が...!」
ロッティ「え!それ、初耳!」
ヴェルト「南部ニ尉... 。どなたであるのか、後学のためにもお聞かせ願います。」
南部「え...その...それは...やっぱり...」
ロッティ「あ...もしかして...相手が私だから照れているんですか?」
南部「そんな事あるわけないだろ!」
ロッティ「それだけ失礼な事を言ったんだから、ちゃんと教えてくださいよ。」
南部「う...」
ヴェルト「いつものように景気よくぶっ放してくださいよ、砲雷長殿。」
徳川「そうか、そうか...。南部は嫁さんを探していたのか。」 - 『V』第7話より。両親からの見合い話を一蹴しようとするが、パーティー会場で想い人の事を思わず口走った為に、ロッティやヴェルト、更には徳川に弄られる羽目に。
搭乗機体
余談
- 宇宙戦艦ヤマト2199で南部康雄を演じた赤羽根氏は彼について「自分が好きだと思ったら、相手も自分を好きだと思ってしまうタイプ」「軽率な発言さえなければ、基本的には良い人」と、評している。
- 砲雷長で古代進の交代要員でもある、というポジション上仕方ないことだとは思うが、鋼の超感謝祭2016にて島大介役の鈴村健一氏に「(良いセリフを南部役の)赤羽根君が大体言うんですよ」と嫉妬交じりで言われていた。ちなみに古代進役の小野大輔氏も同じことを言っていたらしい。
- 旧作でも第一作目から存在する最古参のキャラクターであるが、当時は非常に余りにも影が薄く、リメイクにあたって最も大きく設定が変更された一人。外見まで変わっているのは南部と兄弟に分裂したタランぐらいだろう。一応、当時から南部重工の御曹司という設定は存在していたものの、裏設定止まりで作中に出ることはなかった。また森雪に片想いをしていたのは旧作では島大介だったが、リメイクの際に南部に変更されている。
- 名前のあるキャラクターが大量に戦死したヤマト2において爆発に巻き込まれて戦死したように見せて、続編では何の言及もなく復帰しているほど扱いが軽かった。
脚注
- ↑ 史実の戦艦大和は航空機の大部隊の反復攻撃で沈んでいる。