腕原種
腕原種(Arm Field Kind)
原種の中でも「機界最強7原種」と呼ばれるメンバーの一人で、最も力を発揮する「(右)腕」の能力を持つ。GGGの認定ナンバーは「ZX-07」。7原種の1番目。腕から超指向性重力波を放出し、確実に相手を倒す。
太陽系の地球では悪役プロレスラー・アームストロングの肉体をベースとして、戦艦ニュージャージーと融合。オービットベースに機界最強7原種と共に襲撃し、ゾンダープラント化を目論む。しかし、作戦は失敗。その内肝臓原種を除いて「合体原種」に融合するが敗れる。今度はキザのピラミッドと融合して、勇者ロボやキングジェイダーを封じるが、ザ・パワーの力を得た強龍神の力に屈する。
次なる手として、ザ・パワーの力を得るべく木星へと赴く準備の陽動でGGG会議へ乱入、大河と火麻をゾンダー化させ、J-019を太陽系内へ呼び寄せる。表面上は失敗するも残存原種の回収に成功、自身も木星の衛星エウロパと融合。GGGを迎え撃つが、今度もザ・パワーの前に敗退。一度はキングジェイダーに撃破され原種核を引きずり出されるも、原種核のみで木星へと逃走し、ザ・パワーを吸収して即座に復活。キングジェイダーの持っていた29個のゾンダークリスタルを強奪し、パリアッチョと合流。真の姿であるZマスターの一部となる。
力任せの戦法を得意とするが、知略にも長けている。瞳原種と組み、サイボーグ・ガイとソルダートJを追い詰め、ピラミッドと融合した時は特殊な砂でガオガイガーとキングジェイダーの最強ロボの動きを封じた。また、木星へと赴く際にはTV局のディレクターをゾンダーメタルでTV局もろともゾンダーロボとして、その電波でGGGに動きを察知されずに行動するなど、幾度も勇者ロボ軍団を苦しめている。
Jとは、赤の星との戦闘で対峙しており、決着が付かなかった。一対一の優越は分からないが、少なくとも因縁を持つなど壮絶な戦いだったに違いない。
登場作品と役柄
αシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦α
- ほぼ原作通りの行動で、扱いもそれに準じている。パイロットとしては序盤戦なので厄介な特殊技能を持たないのが救い。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦W
- 今作では単身でオービットベースに乗り込む。しかし、ヴェルターやテッカマンアックスに阻まれ、ブレスを見て勘違いし撤退する。
- スーパーロボット大戦BX
人間関係
- 瞳原種、耳原種、爪原種、肋骨原種、肝臓原種、腸原種
- 彼らは「機界最強7原種」と呼ばれている。
- ソルダートJ
- 赤の星からの因縁であり、決着を付けたがっていた相手。
- 獅子王凱
- 「サイボーグ・ガイ」と呼び、幾度も対戦した。
- アームストロング
- SRW未登場。腕原種が素体とした悪役プロレスラー。
- TV劇中では素体が浄解されずにZマスターに融合した為その生死は不明瞭だったが、米たにヨシトモ監督のTwitterにて「実は生きていてオーストラリアにいた」事が判明(小説版で描写を挿入する予定だったが、没になってしまったとのこと)。
他作品との人間関係
- ブレスフィールド・アーディガン
- テッカマンの乱入にも動じなかったが、彼を一目見ただけで後退する。当人によると過去に会ったことがあるようだが…
- アプリカント
- 腕原種が本当に知っていたのはこちら。姿がブレスフィールドと酷似しているため、間違えられても無理はないか。
スパロボシリーズの名台詞
- 「お前は!?」
「くっ、まさか貴様がいたとは……そうであれば、7人全員で侵入したものを!」 - W第21話「送られてきた刺客」にて、応戦してきたヴェルターの中にブレスを見つけて。腕原種が知っていたのはこの後「過去の未来」で彼が造り上げたコピー・アプリカントの方なのだが、当然この時点でブレスがそれを知るはずもなく首をかしげていた。
- ここからすると、アプリカントの強さは相当なものであることが伺える(最強7原種と一人で戦えるくらいには強いらしい)。